城山正太郎
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Shotaro SHIROYAMA | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 走幅跳 | |||
所属 | ゼンリン | |||
大学 | 東海大学 | |||
生年月日 | 1995年3月6日(29歳) | |||
出身地 | 北海道函館市 | |||
身長 | 178cm | |||
体重 | 65Kg | |||
成績 | ||||
世界選手権 | 走幅跳:11位(2019年) | |||
地域大会決勝 |
アジア競技大会 走幅跳:5位(2018年) | |||
国内大会決勝 |
日本選手権 走幅跳:1位(2023年) | |||
自己ベスト | ||||
100m | 11秒63 | |||
走幅跳 | 8m40 | |||
編集 |
城山 正太郎(しろやま しょうたろう、1995年3月6日[1] - )は、北海道函館市出身の陸上競技選手。専門は走幅跳。
人物
[編集]北海道函館市にて生まれる。函館市立南本通小学校3年生の時に兄の影響を受けて地元のスポーツ少年団に入り陸上競技を始める[2]。陸上競技を始めた当初は短距離競走を走っており、小学校5年生の時に第21回全国小学生陸上競技交流大会(男子100m)に出場した記録が残っている[3]。
その後、函館市立本通中学校を経て、函館大学付属有斗高等学校へ進学してインターハイとインカレの100mで日本一を達成した実績がある西川康秀の指導を受けた。高校1年で短距離走から走幅跳に転向[2]。高校時代は2年生の時に全国高等学校総合体育大会に出場しているが、予選落ちしている[4]。
2013年に東海大学に進学。大学2年(2014年)の時に第16回アジアジュニア陸上競技選手権大会(台湾・台北市)に日本代表選手として出場し、7m70(+0.7m/s)を跳んで銅メダルを獲得[5]。続いてアメリカ合衆国・ユージーンで開催された第15回世界ジュニア陸上競技選手権大会では7m83(+2.4m/s)を跳んで銅メダルを獲得した[6]。大学4年(2016年)の時には日本学生陸上競技個人選手権大会(平塚競技場)で7m96(+2.5m/s)を跳んで優勝した[7]。
2017年、大学卒業と共にゼンリンへ入社[2]。社会人となっても北海道に練習拠点を保持する[2]。社会人2年目の2018年にはジャカルタ・パレンバアジア競技大会日本代表に選出され[1]、本番の競技では7m98(+0.4m/s)を跳んで5位に入賞した[8]。
2019年8月17日、『Athlete Night Games in FUKUI – FUKUI 9.98 CUP –』(福井運動公園陸上競技場)の走幅跳競技にて、橋岡優輝(日本大学)が8m32(+1.6m/s)の日本新記録を出した直後に、城山がそれまでの自己記録(8m01)を大幅に超える8m40(+1.5m/s)を跳んで日本記録を更新、この結果、森長正樹(日本大学)が1992年に記録した8m25を更新することとなった[9]。この業績をもって、同年のアスレティックス・アワード新人賞(記者クラブ(男子))を受賞した。
2020年東京オリンピックの陸上競技男子走り幅跳び予選では、記録7m70で23位となり予選で敗退した[10]。
脚注
[編集]- ^ a b ジャカルタ・パレンバアジア競技大会2018 日本代表選手団 陸上競技 城山正太郎 日本オリンピック委員会
- ^ a b c d びっくり日本新の城山正太郎、北海道で自分貫き成長 日刊スポーツ 2019年8月18日付
- ^ 男子100m (PDF) 第21回全国小学生陸上競技交流大会
- ^ 男子走幅跳 (PDF) 平成23年度全国高等学校総合体育大会 秩父宮賜杯第64回全国高等学校陸上競技対校選手権大会 記録集
- ^ 第16回アジアジュニア陸上競技選手権大会リザルト (PDF) 日本陸上競技連盟
- ^ IAAF世界ジュニア陸上競技選手権大会リザルト (PDF) 日本陸上競技連盟
- ^ 男子走幅跳 日本学生陸上競技連盟
- ^ アジア競技大会リザルト (PDF) 日本陸上競技連盟
- ^ 男子走り幅跳び 城山、8メートル40“リオ五輪金相当”激闘制した! スポーツニッポン 2019年8月18日付
- ^ “男子走り幅跳びの橋岡優輝、8メートル17で決勝進出…城山正太郎と津波響樹は敗退”. 読売新聞 2021年7月31日閲覧。