2020年
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(平成32年から転送)
千年紀: | 3千年紀 |
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世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
十年紀: | 2000年代 2010年代 2020年代 2030年代 2040年代 |
年: | 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 |
2020年の話題 |
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2020年(2020ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、水曜日から始まる閏年。令和2年。
この項目では、国際的な視点に基づいた2020年について記載する。
他の紀年法
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- 干支:庚子(かのえ ね)
- 日本(月日は一致)
- 大韓民国(月日は一致)
- 檀紀4353年
- 中華民国(月日は一致)
- 中華民国109年
- 朝鮮民主主義人民共和国(月日は一致)
- 主体109年
- 仏滅紀元:2562年10月7日 - 2563年閏10月2日
- イスラム暦:1441年5月5日 - 1442年5月16日
- ユダヤ暦:5780年4月4日 - 5781年4月16日
- Unix Time:1577836800 - 1609459199
- 修正ユリウス日(MJD):58849 - 59214
- リリウス日(LD):159690 - 160055
カレンダー
[編集]できごと
[編集]1月
[編集]- 1月1日
- 1月2日 - 中華民国 台北市近くの山中で中華民国空軍ヘリコプターが墜落し、沈一鳴国軍参謀総長らが死亡した[3]。→「2020年新北市ヘリコプター墜落事故」も参照
- 1月3日 - アメリカ合衆国 国防総省がトランプ大統領の指示で、イラン革命防衛隊司令官のソレイマニをイラクのバグダード国際空港付近で殺害したと声明を出した[4]。→「バグダード国際空港攻撃事件 (2020年)」も参照
- 1月7日 - 中国 武漢市で発生している原因不明の肺炎について、新型コロナウイルスによるものと特定された。→詳細は「新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)」および「中国本土における2019年コロナウイルス感染症の流行状況」を参照
- 1月8日
- イラク イラク国内の米関連施設(アサド空軍基地/エルビル基地)に対してイラン革命防衛隊が15発のミサイルを発射する軍事攻撃を行った[5]。→「2020年1月のイランによる在イラク米軍基地攻撃」も参照
- イラン テヘラン近郊のエマーム・ホメイニー国際空港を離陸したウクライナ国際航空752便が革命防衛隊の発射した地対空ミサイルにより撃墜され、乗客乗員176名全員が死亡した[6][7]。→「ウクライナ国際航空752便撃墜事件」も参照
- イラク イラク国内の米関連施設(アサド空軍基地/エルビル基地)に対してイラン革命防衛隊が15発のミサイルを発射する軍事攻撃を行った[5]。
- 1月10日 - オマーン 国王にして首相でもあったカーブース・ビン・サイードが崩御した。(79歳没)[8]。
- 1月11日
- 1月14日 - Microsoft Windows 7の延長サポートが終了した[11]。
- 1月15日 - 日本で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を初確認[12]。
- 1月31日
2月
[編集]- 2月9日 - 日本 フィギュアスケート四大陸選手権で、羽生結弦が初優勝。この優勝で羽生は、ジュニアの世界タイトル、シニアの世界選手権、五輪金メダル、グランプリファイナル、大陸選手権をすべて制する「スーパースラム」を、男子選手で初めて達成した[15]。
- 2月13日 - 中国 習近平党総書記指導部は新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻な湖北省と武漢市のそれぞれのトップを交代させた。交代させられたのは湖北省のトップ、蔣超良書記と武漢市のトップ、馬国強書記の2人。蔣超良同省党委員会書記の後任に応勇上海市長、武漢市トップの市党委員会書記には山東省済南市トップの王忠林市党委員会書記を充てた[16][17]。
- 2月20日 - 日本 新型コロナウイルスの集団感染が発生しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、80代の日本人の男女2人が死亡した。同船での死者は初めて[18]。
3月
[編集]- 3月1日 - マレーシア ムヒディン・ヤシン前内相がマハティール・ビン・モハマドの後任のマレーシア首相に就任した[20]。
- 3月7日 - オーストラリア 前年9月から多発・継続していたオーストラリア森林火災で、ニューサウスウェールズ州の消防当局が鎮火を宣言。
- 3月11日 - WHOが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、パンデミック(世界的流行)相当との認識を示した[21][22][23]。
- 3月24日 - 日本 新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴い、本年夏に東京都で開催を予定していた東京オリンピック・パラリンピックについて1年程度の延期が決まった[24]。
- 3月27日 - 北マケドニア 北大西洋条約機構(NATO)に加盟した[25]。
- 3月28日 - サウジアラビア イエメンの方向からサウジアラビアの首都リヤドに向けて弾道ミサイル2発が発射され、サウジアラビア軍がミサイルを撃墜した。サウジアラビア側の市民2人が怪我をした[26]。
4月
[編集]- 4月8日
- 中国 2月から封鎖していた武漢市の封鎖を解除し、2ヶ月半ぶりに高速鉄道、航空路線が再開された[27]。
- アメリカ合衆国 2020年アメリカ合衆国大統領選挙で民主党の候補者指名を目指していたバーニー・サンダース上院議員が撤退を表明、ジョー・バイデン前副大統領の大統領候補指名を確実にした[28]。
- 4月15日 - 韓国 第21代韓国国会総選挙において与党共に民主党が圧勝。
5月
[編集]→「パキスタン国際航空8303便墜落事故」も参照
6月
[編集]- 6月8日 - イギリス ボリス・ジョンソン首相は中国政府が香港領土に新しい安全法を課した場合、英国は移民法を変更し、BN(O)ステータスの対象となるすべての香港市民に英国市民権への道を提供すると述べた[30]。
- 6月11日 - アメリカ合衆国 ジョージ・フロイド抗議運動参加者らがシアトル市警察署周辺を占領し、キャピトルヒル自治区設立を宣言[31]。
- 6月15日 - 中国と インドの国境地帯に位置するカシミール地方東部のガルワン渓谷で15日夜に起きた中国軍・インド軍との衝突により、インド軍の兵士ら少なくとも20人が死亡し76人以上が負傷した。中国側は死傷者の詳細を明らかにしていない(2020年中印国境紛争)[32]。
- 6月16日 - 北朝鮮 韓国の脱北者団体による体制批判ビラ散布への報復として、午後2時49分ごろ、開城工業地区にある南北共同連絡事務所を爆破した[33]。
- 6月29日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が1000万人を超え、死者数も累計で50万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約251万人で世界最多。次いで ブラジル約131万人、 ロシア約63万人と続く[34][35][36]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
7月
[編集]- 7月1日 - 香港 中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法が施行され、香港警察は国家安全法の下で同日中に暴徒を180人余りを逮捕し、7人が国家安全維持法違反によるものだと発表した[37]。
- 7月1日 - ロシア 憲法が改正された。今回の改正によってこれまでの任期は「リセット」され、2024年以降の最長12年間、即ち2036年までプーチン政権の継続が可能になった[38]。
- 7月1日 - 台湾 呉釗燮外交部長(外相)は1日、記者会見で、台湾はアフリカ北東部ソマリランドと相互に公式代表機関を設置すると発表した[39]
- 7月4日 - 日本 気象庁は熊本県と鹿児島県で数十年に一度のこれまで経験したことのないような大雨になっているとして、大雨特別警報を発令した。そして熊本県の球磨川では氾濫が発生し、熊本県人吉市などを中心に大きな被害が出た。→詳細は「令和2年7月豪雨」を参照
- 7月14日 - アメリカ合衆国 香港自治法が成立[40]。
- 7月27日 - 中国 中華人民共和国の火星探査機天問一号が打ち上げられた[41]。
- 7月28日 - マレーシア クアラルンプールの高等裁判所は、政府系投資会社「1MDB」を巡る裁判で、ナジブ・ラザク元首相に対し、7つの罪状に関して禁錮12年・罰金2.1億リンギット(約52億円)の判決を下した[42]。
- 7月30日 - アメリカ合衆国 NASAの火星探査機パーサヴィアランスが打ち上げに成功した[43]。
- 7月31日 - 北西太平洋 7月1日から31日までの台風発生件数が0件であることが確定。1951年の日本における統計開始以来、7月に台風が1件も発生しなかったのは初めて[44][45]。
8月
[編集]- 8月4日 - レバノン ベイルート港爆発事故発生[46]。
- 8月7日 - インド南部ケーララ州コーリコード(Kozhikode)の空港で、乗客乗員190人を乗せたエア・インディア・エクスプレス1344便が激しい雨と風に見舞われて着陸に失敗し、機長と副操縦士を含む21人が死亡した[47]。
- 8月8日 - レバノン ベイルート港爆発事故に対する政府の無策に怒った数千人規模の反政府デモが発生した[48]。
- 8月10日
- 8月11日
- (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が2000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約509万人で世界最多。次いで ブラジル約306万人、 インド約227万人、 ロシア約89万人、 南アフリカ共和国約56万人と続く[52]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- ロシアのプーチン大統領が、世界で初めて新型コロナウイルスの国産ワクチン(Gam-COVID-Vac〈スプートニクV〉)を承認したと明らかにした[53]。→「COVID-19ワクチン § ロシア」も参照
- (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が2000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約509万人で世界最多。次いで ブラジル約306万人、 インド約227万人、 ロシア約89万人、 南アフリカ共和国約56万人と続く[52]。
- 8月13日 -アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領は、中東の イスラエルと アラブ首長国連邦が国交正常化で合意すると発表した[54]。
- 8月16日 - タイ バンコク中心部にある民主記念塔前で参加者が1万人に達する大規模な反政府集会が開かれる。プラユット政権の退陣や憲法改正を求め、さらに絶対的な権威を持つ王室の在り方を議論するよう求める声も上がった[55](2020年タイ抗議デモ)。
- 8月28日 - 日本 体調不安説があった内閣総理大臣の安倍晋三が辞任の意向を固めた[56]。
9月
[編集]- 9月10日
- 9月16日 - 日本 第4次安倍内閣 (第2次改造) が午前中に行われた臨時閣議により内閣総辞職した。その後、衆議院本会議と参議院本会議で行われた内閣総理大臣指名選挙において自民党の菅義偉総裁が指名された。
- 9月17日〜21日 - 第120回全米オープン(ウイングドフット・ゴルフクラブ西コース)。
- 9月18日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が3000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約667万人で世界最多。次いで インド約512万人、 ブラジル約442万人と続く[59]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- 9月22日 - アメリカ合衆国 新型コロナウイルス感染による死者数が20万人を超える[60]。
- 9月27日 - アゼルバイジャンと アルメニアによる大規模戦闘がナゴルノ・カラバフ地方で勃発。民間人および両軍兵士会わせて数百~数千人の死傷者が発生した。アルメニア・アゼルバイジャン両政府は両国全土で戒厳令を導入。一般総動員態勢を宣言。
- 9月28日
10月
[編集]- 10月13日 - Microsoft Windows 10 (2015 LTSB) のメインストリームサポート終了(延長サポート終了は2025年10月14日の予定)。
- 10月18日 - デアリングタクトが史上6頭目の中央競馬クラシック牝馬三冠(無敗では史上初)を達成。
- 10月19日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が4000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約815万人で世界最多。次いで インド約755万人、 ブラジル約523万人と続く[63]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- 10月25日 - コントレイルが史上8頭目の中央競馬クラシック三冠(無敗では史上3頭目)を達成。
11月
[編集]- 11月1日 - 日本大阪都構想の是非を問う住民投票を実施[64]。2015年の前回の投票に引き続き、反対票が賛成票を僅差で上回り否決された。→詳細は「大阪市を廃止し特別区を設置することについての投票」を参照
- 11月3日 - アメリカ合衆国 2020年アメリカ合衆国大統領選挙の一般投票。ドナルド・トランプ現大統領(共和党)とジョー・バイデン(民主党)が大接戦。
- 11月9日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が5000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約990万人で世界最多。次いで インド約851万人、 ブラジル約565万人と続く[65][66]。また、欧州の感染者数も約1200万人にまで拡大しており、中南米を再び上回っている[67]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- 11月11日 - 日本日経平均株価の終値がリーマン・ショック後、最高値を記録(2万5349円60銭)[68][69]。
- 11月12日 - 日本大島理森衆議院議長の在職日数が2030日となり、河野洋平元衆議院議長の在職日数(2029日)を抜いて歴代単独1位となった[70]。
- 11月26日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が6000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約1264万人で世界最多。次いで インド約922万人、 ブラジル約612万人、 フランスがロシアを上回り約221万人と続く。17日間で約1000万人増加(過去最短)し、感染拡大のペースが加速している[71][72]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- 11月28日 - 日本この日朝、茨城県の鹿島港港口付近で同県内の遊漁船と広島県の貨物船が衝突する事故が発生。遊漁船が転覆して乗客1人が死亡、11人がけがをした[73]。鹿島海上保安署は翌29日、双方の船長を「航行上の注意義務を怠った」として逮捕した[74]。
- 11月29日 - 日本東京メトロ東西線東陽町駅で視覚障害者の男性がホームから転落し、入線してきた電車にはねられ死亡[75]。
- 11月30日 - 日本秋篠宮文仁親王は、55歳の誕生日での記者会見で第1女子である眞子内親王と婚約者の男性Kの結婚について、憲法の「両性の合意」に触れつつ「結婚することを認める」と発言した[76]。
12月
[編集]- 12月6日 - 日本のJAXAで開発された小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へ帰還。回収カプセルをオーストラリアのウーメラ試験場に投下し、本体は地球をフライバイして次の探査目標(小惑星「1998 KY26」、2031年7月到着予定)へ向かった[77]。
- 12月12日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が7000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約1580万人で世界最多。次いで インド約980万人、 ブラジル約680万人と続く。16日間で約1000万人増加(過去最短)し、感染拡大ペースの加速が続いている[78]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- 12月14日 - アメリカ合衆国 2020年アメリカ合衆国大統領選挙の選挙人投票。ジョー・バイデン(民主党)が過半数を獲得し、勝利を確定させた[79]。
- 12月17日
- 12月21日〜22日 - 見かけ上の木星と土星が約20年ぶりに接近するグレート・コンジャンクションが発生(観測可能な離角0.1度以下の最接近は1226年以来約800年ぶり[注 1])[83][84][85]。また、占星術のホロスコープ上においては水瓶座 (十二支では丑寅、詳細は「サイン」を参照)の領域で発生するため、サインのエレメントが「地」から「風」へ約240年ぶりに変わる(日本時間21日19時2分頃は冬至の至点でもあり[86]、11月〜12月中旬頃には冥王星を含んだトリプル・グレート・コンジャンクションも発生)[87][88][89]。
- 12月27日 - (日本時間)新型コロナウイルスの全世界の感染者数が8000万人を超える。国別には、 アメリカ合衆国が約1879万人で世界最多。次いで インド約1017万人、 ブラジル約745万人と続く。これまでより感染力が強いとされる変異株も イギリスをはじめ各地で確認されており、感染拡大ペースの加速が依然として続いている[90][91]。→詳細は「国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況」を参照
- 12月31日 - Adobe Flashの開発および提供終了。
時期が未定または不明な出来事・計画など
[編集]- 「2020ビジョン」:2020年までに核兵器の廃絶をしようというビジョン[92]。
- ヴェルサイユ条約に基づく、ドイツのアメリカ合衆国(2010年に完済)を除く戦勝国への賠償金支払い期間が終了。
- 2006年にNASAが打ち上げた冥王星探査機ニュー・ホライズンズがカイパー・ベルトに到達。
周年
[編集]- トミカ初代の6台発売から50年
- 1月17日 - 阪神・淡路大震災発生から25年[93]。
- 1月19日 - 日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(日米同盟)締結から60周年[94]。
- 2月11日 - 日本神話に基づく日本の建国から2680周年。
- 2月23日 - 今上天皇の生誕から60周年。
- 3月4日 - SCE「PlayStation 2」(PS2) 発売から20周年[95]。
- 3月〜9月 - 日本万国博覧会(大阪万博)開催50周年[96]。
- 5月8日 - 世界保健機関による天然痘の根絶宣言から40年[97][98]。
- 5月30日 - トヨタ・エスティマ初代発売から30周年。
- 7月22日 - ヨーゼフ・シュトラウス没後150周年。
- 8月2日 - クウェート侵攻から30年。
- 8月6日 - 広島への原爆投下から75年(人類史上初の核兵器の実戦使用)[99]。
- 8月9日 - 長崎への原爆投下から75年[100]。
- 8月15日 - 第二次世界大戦終結から75周年。
- 9月1日 - 独立国家の大レバノン国布告から100周年。
- 9月13日 - 任天堂「スーパーマリオブラザーズ」発売から35周年。
- 9月18日 - パラリンピック開催60周年[注 2]。
- 10月3日 - ドイツ再統一から30周年。
- 10月〜11月 - マゼランがマゼラン海峡を通過(10月21日に発見)し、太平洋に到達してから500周年(11月28日に到達し後に命名したとされる)。
- 10月6日 - Instagramリリースから10周年。
- 10月24日 - 国際連合(国連)創設75周年。
- 11月20日 - Microsoft Windows初リリースから35周年。
- 11月21日 - 任天堂「スーパーファミコン」発売から30周年[101]。
- 12月1日 - 日本のBSデジタル放送開始20周年。
- 12月2日 - 日本人初の宇宙飛行士誕生から30周年(秋山豊寛がソユーズTM-11で宇宙に飛び立ってから30年)。
- 12月10日 - マイクロソフト「Xbox 360」発売から15周年。
政治
[編集]→「2020年の政治」を参照
- 当年実施見込みの各国元首等の選挙(【】内は任期満了日)→「2020年の選挙」を参照
経済・技術
[編集]→「2020年の経済」を参照
→「2020年の科学」を参照
芸術・文化・ファッション
[編集]世相
[編集]- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により、感染拡大を抑えるため世界各国でロックダウンや入国制限などの措置が実施され、オリンピックも近代以降史上初めて延期となるなど、人類が過去に経験したことのない事態に陥った。また、国際通貨基金 (IMF) は2020年の世界GDP成長率が -3.0% になると予測しており[102]、これは2008年のリーマン・ショック時の -0.1% を遥かに超える値で、1929年の世界恐慌(推定 -15.0%)以来最悪の景気後退[103]となる恐れがある(コロナ・ショック)。
音楽
[編集]→詳細は「2020年の音楽」を参照
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により、音楽ライブ、フェス、コンサートの中止および開催延期が相次いだ。多くのアーティストはオンライン上に活動の場を移した。
映画
[編集]→「2020年の映画」も参照
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により映画の撮影や映画館などにも様々な影響が出ており、公開延期が相次いでいる。
- 実写映画
- 1月17日
- 「バッドボーイズ2バッド」の続編『バッドボーイズ フォー・ライフ』がアメリカで先行公開。
- ヒュー・ロフティングの児童文学「ドリトル先生」シリーズを原作とした『ドクター・ドリトル』がアメリカで先行公開。
- 2月7日 - ハーレイ・クインのスピンオフ映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』がアメリカで先行公開[104]。DCエクステンデッド・ユニバースの第8作品目に当たる。
- 2月14日 - セガのコンピュータゲーム「ソニックシリーズ」の実写映画となる『ソニック・ザ・ムービー』がアメリカで先行公開[105]。
- 3月8日 - 「クワイエット・プレイス」の続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』がアメリカのニューヨークでプレミア上映[106]。全米公開は2021年を予定[107]。
- 8月26日 - 『TENET テネット』がイギリスなどで先行公開(アメリカでは9月3日公開)[108]。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、アメリカでは7月17日の先行公開予定[109]から延期された。
- 12月3日 - 実写版『モンスターハンター』がオランダなどで先行公開[110](アメリカでは同月18日に公開[111]、また日本公開は翌年3月の予定[112])。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、9月4日の日米同時公開予定[113][114]から延期された[115]。
- 12月16日 - アメリカのスーパーヒーロー映画『ワンダーウーマン 1984』(監督:パティ・ジェンキンス)が公開(HBO Maxのサービスを展開していない世界各国・地域での公開日、日本では同月18日、北米では劇場およびHBO Maxで同月25日に公開・配信[116])。2017年に公開された『ワンダーウーマン』の続編で、DCエクステンデッド・ユニバースの第9作品目に当たる。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、アメリカでは6月5日の先行公開予定[117](日本は6月12日の公開予定[118])から延期された。
- アニメ映画
- 9月18日 - 京都アニメーション作品『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の完全新作の劇場アニメ(監督:石立太一)が日本で公開[119]。当初は1月10日の世界同時公開を予定していた[120][121]が、京都アニメーション放火殺人事件の影響で4月24日に延期となり[122]、さらに新型コロナウイルス感染症流行の影響で再延期された。
- 10月16日 - 鬼滅の刃の劇場アニメ『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(監督:外崎春雄)が日本で公開され、新型コロナウイルス感染症流行の影響下においても記録的大ヒット。12月27日時点で観客動員数2404万人および興行収入324億円を突破し、『アナと雪の女王』や『タイタニック』、『千と千尋の神隠し』を超えて日本歴代興行収入ランキングで歴代1位となった[123][124][125]。さらに興行収入のデータベースサイト「ザ・ナンバーズ」によると、翌年5月10日時点で世界全体での興行収入は4億7460万ドル(約515億円)に達しており、2020年公開映画の全世界興行収入ランキングでも1位となっている[126][127]。
アニメ
[編集]- 配信アニメ
- 攻殻機動隊の新作アニメ『攻殻機動隊 SAC 2045』(シリーズ初のフル3DCGアニメーション)がNetflixで4月に全世界独占配信。監督は「攻殻機動隊 S.A.C.シリーズ」の神山健治と映画「APPLESEED」の荒牧伸志、キャラクターデザインはイラストレーターのイリヤ・クブシノブ(ロシア出身)[128][129]。
ゲーム
[編集]- バンダイナムコのアイドルマスターシリーズが誕生から15年目を迎える[130][131]。
- 2月4日 - クラウドゲームのGeForce Nowがサービス開始。
- 4月10日 - スクウェア・エニックスが『ファイナルファンタジーVII リメイク』(PS4)を発売(分作となることが発表されており、本作はその1作目に当たる)[132][133][134]。
- 9月16日 - 任天堂が携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」シリーズの生産を終了したことを発表[135]。
- 11月10日 - マイクロソフトが家庭用ゲーム機「Xbox Series X/S」(本体の正式名称はXbox[136]、Series Xと姉妹モデルのSeries Sの2機種)を発売[137][138]。
- 11月12日 - ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) が家庭用ゲーム機「PlayStation 5」(PS5) を発売[139][140]。
-
PlayStation 5
誕生
[編集]死去
[編集]→「訃報 2020年」を参照
ノーベル賞
[編集]→「ノーベル賞受賞者の一覧」も参照
- 物理学賞:ロジャー・ペンローズ、ラインハルト・ゲンツェル、アンドレア・ゲズ
- 化学賞:エマニュエル・シャルパンティエ、ジェニファー・ダウドナ
- 生理学・医学賞:ハーベイ・オルター、マイケル・ホートン、チャールズ・ライス
- 文学賞:ルイーズ・グリュック
- 平和賞:国際連合世界食糧計画
- 経済学賞:ポール・ミルグロム、ロバート・バトラー・ウィルソン
フィクションのできごと
[編集]この節の内容に関する文献や情報源が必要です。ご存じの方はご提示ください。 「Wikipedia:スタイルマニュアル (フィクション関連)」も参照してください。 ガイドラインに沿っていない記述は除去されますのでご注意ください。(2020年5月) |
- 5月 - カリフォルニア工科大学CCCP-NASA-ESA宇宙空間研究センターのジャクリーヌ・カルノーらが、CCCP-ESA黄道面外探査機からのデータによって、地球から2,300天文単位の宙域に存在するパルサー(中性子星)「竜の卵」を発見する。(小説『竜の卵』)[141]
- 6月 - NASAの有人火星探査船「マーズ1号」が火星へと発進する。(映画『ミッション・トゥ・マーズ』)[142]
- 7月 - 7日、第二期大気改造システム始動式出席のため、サワイTPC前総監が二度目の火星来訪。スーパーGUTSのアスカ・シン隊員が護衛任務のため火星へ向かい、ネオダランビアⅡと交戦。その際、警務局特殊部隊ブラックバスターに自身がウルトラマンダイナの正体である事を突き止められてしまう。(テレビドラマ『ウルトラマンダイナ』)
- 10月 - 着陸船「コンスタンチン・ツィオルコフスキー」に乗るヴォイジャー・ピクチャーズの撮影隊が、マリネリス峡谷系西端で人類初の火星着陸を行う。その後、隊の一員であるS・G・ジェフリーズ博士が、チャンダー谷の外れで異星人が建設した銀色のピラミッドを発見する。(小説『赤い惑星への航海』)[143]
- 初めて実験室内で人工的に特異点が造り出される。(小説『ガイア —母なる地球—』)[144]
- 国連のアベンチュール級亜光速探査船UNSS「ルイス・アンド・クラーク」が、地球・土星間探査の際に土星の衛星で地球外知的生命体の存在を示唆する痕跡を発見する。(『スタートレック』シリーズ)[145]
- 北米宇宙開発機構(NASDO)と中国・日本共同による、人間の遺伝情報などを搭載した恒星間自動探査船「クワン・イン」が、太陽系近傍での居住可能惑星探索へと発進する。(小説『断絶への航海』)[146]
- アンドロイド「ゼルダ」率いる宇宙船団がNASAの火星基地を破壊し火星を占拠。続いて地球侵略を目論むゼルダらに対し、地球防衛軍テラホークスが立ち向かう。(特撮テレビ番組『地球防衛軍テラホークス』)[147]
- イギリスのウェールズ州で先住民サイルリアンが覚醒する。(テレビドラマ『ドクター・フー』)
- 北大西洋宇宙機構(NASO)主導の「オリオン使節団」が宇宙船「オリオン号」でタイタンに赴き、タイタンに棲息する機械知性体「タロイド」とタイタンの砂漠「メラカサインの荒野」で接触する。(小説『造物主の掟』)[148][149]
- 大アメリカ合衆国航空宇宙局の無人恒星間探測機がバーナード星系を通過し、気体の巨大惑星「ガルガンチュア」と二重惑星「ロシュワールド」を発見。ロシュワールドに大気と液体が存在することを確認する。(小説『ロシュワールド』)[150]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
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