戸邉直人
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選手情報 | |||||||||||||||||||||
フルネーム | 戸邉 直人 | ||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Naoto Tobe | ||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||
競技 | 陸上 | ||||||||||||||||||||
種目 | 走高跳 | ||||||||||||||||||||
所属 | 日本航空 | ||||||||||||||||||||
大学 | 筑波大学(2010年 - 2013年)、筑波大学大学院修了(2019年) | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1992年3月31日(32歳) | ||||||||||||||||||||
出身地 | 千葉県野田市 | ||||||||||||||||||||
身長 | 194 cm | ||||||||||||||||||||
体重 | 74 kg | ||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||
走高跳 | 2m35(2019年) | ||||||||||||||||||||
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戸邉 直人(とべ なおと、1992年3月31日 - )は、日本の陸上競技選手。男子走高跳日本記録保持者(2m35)。千葉県野田市出身。学位は「博士(コーチング学)(筑波大学)」。身長194センチメートル。
略歴
[編集]野田市立第二中学校出身。第33回全日本中学校陸上競技選手権大会に中学3年で出場。1m94で優勝した。中学卒業後、専修大学松戸高等学校に進学。高校3年次にインターハイ出場、2m18で優勝。インターハイから約2ヶ月後に行われたトキめき新潟国体では高校新記録となる2m23で優勝し、高校2冠となった[1]。大学は筑波大学に進学。大学2年次に第94回日本陸上競技選手権大会で5位入賞、第19回アジア陸上代表となる。3年次は第95回日本陸上競技選手権大会において2m22で初優勝する[2]。アジア大会では、初出場ながら2m21で5位入賞を果たす[3]。大学卒業後、千葉陸協を経てつくばツインピークスに所属。2015年の第99回日本陸上競技選手権大会で自身2度目の優勝を果たし、2015年世界陸上競技選手権大会代表に選ばれた。近年日本代表から遠ざかっていたが、第102回日本陸上競技選手権大会において2位に入賞し、第18回アジア大会出場を決めた。2018年7月11日、欧州遠征中に出場したイタリアの試合で日本歴代2位タイとなる2m32を記録した[4]。 2018年8月27日、インドネシア・ジャカルタで行われた第18回アジア大会において自身初の銅メダルを獲得した[5]。 2019年2月2日、ドイツ・カールスルーエで行われたIAAFインドアミーティングにおいて2m35を記録して優勝[6]、13年ぶりに日本記録を更新した。また室内日本記録も13年ぶりの更新となった[7]。
2019年、日本航空に入社[8]。6月に行われた第103回日本陸上競技選手権大会では2m27で優勝し[9]、2019年世界陸上競技選手権大会代表に選ばれた。
2019年3月25日 筑波大学から博士(コーチング学)博甲第 9157号を取得。
日本選手権はこれまでに2011年、2015年、2019年、2021年の4度優勝を飾っている。
2020年東京オリンピック陸上男子走り高跳びでは日本勢として49年ぶりに決勝に進出したが、決勝では2m24で13位に終わった[10][11]。
2022年1月11日、新宮美歩と結婚[12]。2023年7月、2025年世界陸上競技選手権大会理事就任[13]。
年次ベスト
[編集]記録は日本陸上競技連盟公式サイト[14]に基づく。
- 2006年 1m97cm 中学3年
- 2007年 2m08cm 高校1年
- 2008年 2m16cm 高校2年
- 2009年 2m23cm 高校3年 = 高校記録
- 2010年 2m24cm 大学1年
- 2011年 2m22cm 大学2年
- 2012年 2m22cm 大学3年
- 2013年 2m28cm 大学4年
- 2014年 2m31cm
- 2015年 2m29cm
- 2016年 2m25cm
- 2017年 2m26cm
- 2018年 2m32cm 日本歴代2位タイ
- 2019年 2m35cm 日本記録、室内
- 2020年 2m31cm 室内
- 2021年 2m30cm
- 2022年 2m24cm
主な戦績
[編集]日本陸上競技連盟公式サイト[14]に基づく。
国内での成績
[編集]- 2006年 第33回全日本中学校陸上競技選手権大会 優勝 1m94
- 2009年 平成21年度全国高等学校総合体育大会 優勝 2m18
- 2009年 第64回国民体育大会 優勝 2m23
- 2010年 日本ジュニア・ユース陸上競技選手権大会 優勝 2m24
- 2011年 第95回日本陸上競技選手権大会 優勝 2m22
- 2013年 第97回日本陸上競技選手権大会 2位 2m20
- 2014年 第98回日本陸上競技選手権大会 3位 2m20
- 2015年 第99回日本陸上競技選手権大会 優勝 2m26
- 2017年 第101回日本陸上競技選手権大会 3位 2m20
- 2017年 第72回国民体育大会 2位 2m19
- 2018年 第102回日本陸上競技選手権大会 2位 2m20
- 2019年 第103回日本陸上競技選手権大会 優勝 2m27
- 2021年 第105回日本陸上競技選手権大会 優勝 2m30
国際大会での主な成績
[編集]- 2009年 第5回東アジア競技大会 4位 2m14
- 2010年 第13回世界ジュニア陸上競技選手権大会 3位 2m21
- 2011年 第19回アジア陸上競技選手権大会 5位 2m21
- 2011年 第26回夏季ユニバーシアード 予選B組12位 2m00
- 2013年 第27回夏季ユニバーシアード 9位 2m20
- 2014年 セイコーゴールデングランプリ2014東京 3位 2m31
- 2014年 第17回アジア競技大会 5位 2m25
- 2015年 セイコーゴールデングランプリ2015川崎 5位 2m20
- 2015年 第15回世界陸上競技選手権大会 予選A組15位 2m26
- 2017年 セイコーゴールデングランプリ2017川崎 4位 2m25
- 2018年 セイコーゴールデングランプリ2018大阪 優勝 2m30
- 2018年 第18回アジア競技大会 3位 2m24
- 2019年 IAAFインドアミーティング/カールスルーエ 優勝 2m35
- 2020年 セイコーゴールデングランプリ2020東京 3位 2m24
- 2021年 READY STEADY TOKYO―陸上競技 優勝 2m30
- 2021年 東京2020オリンピック 13位 2m24
- 2022年 第18回世界室内陸上競技選手権大会 12位
脚注
[編集]- ^ “トキめき新潟国体・走り高跳び 高校新で優勝-戸邉直人選手(専大松戸高校3年)|東葛まいにち”. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “第95回日本陸上競技選手権大会 競技結果” (PDF). 日本陸上競技連盟. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “第19回アジア陸上競技選手権 兵庫・神戸大会 男子走高跳決勝 競技結果” (PDF). 日本陸上競技連盟. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “男子走高跳日本歴代2位の2m32!戸邉直人選手からメッセージが届きました!:日本陸上競技連盟公式サイト”. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “Athletics - Men's High Jump|Asian Games 2018 Jakarta Palembang” [陸上 - 男子走高跳結果|2018 ジャカルタ/パレンパン アジア大会] (英語). 2018年9月13日閲覧。
- ^ “High Jump Result|Indoor Meeting - Karlsruhe|iaaf.org” [男子走高跳結果 - 2019カールスルーエ室内陸上競技会] (英語). 2019年2月11日閲覧。
- ^ “走り高跳びで13年ぶり日本新記録。実業団を断り海外で育った戸邉直人。(Number Web) - Yahoo!ニュース”. 2019年2月11日閲覧。
- ^ 『JALにトップアスリートが入社|プレスリリース|JAL企業サイト』(プレスリリース)日本航空株式会社、2019年2月23日 。2019年7月22日閲覧。
- ^ “第103回日本選手権 TOP8リザルト” (PDF). 日本陸上競技連盟. 2019年7月22日閲覧。
- ^ “戸辺直人「悔しい。悔しさを糧にパリに向けて精進」日本人49年ぶり決勝”. 日刊スポーツ 2021年8月1日閲覧。
- ^ “戸辺、男子走り高跳び13位 男子100はヤコブスが9秒80で金〔五輪・陸上〕”. jiji.com(時事通信社) 2021年8月1日閲覧。
- ^ “陸上走り高跳び戸辺直人が結婚「一層精進」お相手は元陸上選手新宮美歩さん”. 日刊スポーツ (2022年1月11日). 2022年7月28日閲覧。
- ^ “東京2025世界陸上に向けて大きな一歩――大会運営組織「東京2025世界陸上財団」を設立”. 日本陸上競技連盟 (2023年7月6日). 2023年8月23日閲覧。
- ^ a b “戸邉直人:日本陸上競技連盟公式サイト”. 2023年8月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “戸邉直人:日本陸上競技連盟公式サイト”. 2023年8月23日閲覧。
- “Naoto TOBE|Profile|WorldAthletics”. 2023年8月23日閲覧。
先代 醍醐直幸 |
男子走高跳日本記録保持者 2019/2/2 - |
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