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|画像説明 = 南口駅舎(2019年10月22日撮影) |
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|よみがな = おのみち |
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|ローマ字 = Onomichi |
|ローマ字 = Onomichi |
2020年2月14日 (金) 22:43時点における版
尾道駅 | |
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南口駅舎(2019年10月22日撮影) | |
おのみち Onomichi | |
◄東尾道 (6.5 km) (9.1 km) 糸崎► | |
所在地 | 広島県尾道市東御所町1-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 221.8 km(神戸起点) |
電報略号 | ミチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,732人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)11月3日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
尾道駅(おのみちえき)は、広島県尾道市東御所町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
尾道市の玄関口となる駅であり、山陽新幹線の新尾道駅より市街地と海が近く、当駅前後では瀬戸内海の景色が広がる。しまなみ海道サイクリングロードの尾道側出発点に位置付けられている。
歴史
以前は駅西側(1番のりばの南側で現在の福屋)の立体駐車場付近に有蓋車用車扱貨物ホームがあり、国道2号を横断して海沿いの倉庫まで専用線が伸びていた。駅前再開発による跡地利用や道路付け替え等も行われ、往時の面影は薄れたが、駅西方から南に弧を描き伸びる駐輪場および当駅から西へ1つ目の踏切西側にある駅方面東側に向かって多少広くなっている部分は(現在ビジネスホテルα-1がある場所)、家畜専用のホームがあった場所である。山陽新幹線博多延伸以前は旅客、貨物ともに盛んでとても賑わっていた。当駅には以前、駅舎の東側にもう一つ出口専用改札口があり、現在の改札口は入口専用であった。駅北側の駐輪場は1960年代まで存在していた、尾道鉄道の駅があった場所である。
かつては「あさかぜ」「富士」「はやぶさ」「なは」「あかつき」「彗星」等の寝台特急列車や「つばめ」等の特急、「阿蘇」「つくし」等の急行の停車駅であった。現在は、当駅前後の区間を特急や急行として運転される定期列車はないが、2017年6月17日より団体専用列車である「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(山陽コース(上り)1泊2日)が不定期に停車するようになった。このため「瑞風」専用入り口の設置や観光周遊の新拠点として、安全性・利便性に加え、初代尾道駅舎(1891年(明治24年)当時)の雰囲気を復刻させる改修も行われる[1][2]。改装開業は2019年3月10日に実施され、宿泊施設やレンタサイクル店などを併設する[3]。
当駅東側の踏切(土堂踏切)は、1999年頃までは踏切小屋があり、踏切番がハンドル操作で通過列車の折合いを見ながら遮断機の上げ下げを行っていた。現在は警報機のついた自動踏切に更新されている。
- 1891年(明治24年)11月3日 - 山陽鉄道が福山駅から延伸し、その暫定的な終着として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1892年(明治25年)7月20日 - 山陽鉄道が三原駅(初代、現在の糸崎駅)まで延伸し、途中駅となる。
- 1896年(明治29年)12月 - 当駅等、山陽鉄道主要7駅にポーターが配置された。
- 1902年(明治35年) - 尾道駅が公衆電報の取り扱いを開始。
- 1903年(明治36年) - 山陽鉄道が尾道 - 多度津間に航路開設。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1910年(明治43年)6月12日 - 宇高連絡船(宇野駅 - 高松駅間)の開設により、尾道駅 - 多度津駅間航路を瀬戸内海汽船に譲渡。
- 1911年(明治44年) - 尾道‐高浜(松山市)間に航路を開設。
- 1922年(大正11年) - 尾道‐今治直行便が就航。
- 1928年(昭和3年)7月 - 駅舎を改築し、現在の地下道を新設。
- 1933年(昭和8年)3月23日 - 尾道鉄道が乗り入れ。
- 1947年(昭和22年)7月15日 - 北口を開設。
- 1950年(昭和25年)12月2日 - 臨港線開通。
- 1952年(昭和27年) - 家畜積み下ろし専用線とホームを新設。
- 1964年(昭和39年)8月1日 - 尾道鉄道線が廃止となる。
- 1965年(昭和40年)9月24日 - みどりの窓口営業開始。
- 1983年(昭和58年)12月24日 - 貨物の取扱(臨港線も含む)を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月3日 - ハート・イン(JR西日本系のコンビニエンスストア)がオープン。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 北口が50m東寄りの現在地に移転。
- 2003年(平成14年)1月 - 駅の改修工事に伴い駅舎外のトイレを撤去。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2015年(平成27年)3月14日 - みどりの窓口の営業時間が23時から22時に1時間短縮。
- 2016年(平成28年)4月20日 - CTC(列車集中制御装置)化に伴い南北改札口とホームに設置されたLED式発車標の使用を開始。
- 2017年(平成29年)5月16日 - 現駅舎の使用を終え、仮設駅舎での営業開始[4]。
- 2019年(平成31年)3月10日 - 建て替えられる南口新駅舎の使用を開始[1][5][6][2][3]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。南口駅舎に面した1番のりばが単式ホーム、2・3番のりばが島式ホーム、さらにその反対側には北口駅舎があり、相互に地下道で連絡している。南口の駅舎はコンクリート造りで尾道市の玄関口となっている。発車標は、1990年代後半頃に改札上に設置されていた字幕式のものが撤去されてからは、2016年にLED式の物が設置されるまでは未設置であった。
2007年(平成19年)7月には、尾道市が移動円滑法制定を基に駅構内にエレベーターを設置し、上りホームでかさ上げ工事が行われた。なお、自動改札機が導入された際に北口には集札機能のない簡易式が設置された。よって北口から出場する場合、降車客の乗車券は駅係員が集札する(窓口営業時間外は、改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する)。また、北口には近距離きっぷ対応自動券売機が1台設置されている。
当駅は管理駅長が配置された直営駅であり、管理駅として在来線4駅(備後赤坂駅、松永駅、東尾道駅、糸崎駅)と、山陽新幹線の新尾道駅を管理している。みどりの窓口の設置駅。ICOCA利用可能駅(相互利用対象ICカードは当該項参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 | 入線メロディ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 下り | 三原・広島方面 | 広島方面は糸崎で乗り換え | 故郷+JR西日本標準メロディ |
2 | 上り | 福山・岡山方面 | われは海の子+JR西日本標準メロディ | ||
3 | (臨時用) |
- 2012年3月14日からいったんJR西日本標準の入線メロディのみになるが、4月末には再度変更され従来のメロディ+JR西日本標準メロディになった。メロディーにはアナウンスが被り、アナウンスが終わった後はメロディーも途中で終わり、その後はJR西日本標準メロディが列車が停車するまで流れ続ける。
- 「われは海の子」が入線メロディとして採用されているのは、岡山支社管内では当駅のみである。
- 3番のりばは待避線(上り副本線)である。2017年12月時点では、クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」や観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」が使用している。また構造上、三原方面から3番のりばに入線した列車は配線上ではそのまま折り返しが可能であるが、信号設備が設置されていないため不可である。また、福山方面からの列車は2・3番線に直接入線できず、現在は当駅での折り返しはしていない。
- 3番のりばの外側には保線車両留置用の側線が2線ある。1990年代半ばまでは1番のりばと2番のりばの間に中線があったが、現在は撤去されている。
駅構内の施設
- 南口
- みどりの窓口(営業時間 6時~22時)
- みどりの券売機(4時30分~23時20分)
- 待合室
- 尾道駅観光案内所
- オストメイト・車椅子対応トイレ(改札内)
- セブンイレブンハート・インJR尾道駅店
- ハート・イン→デイリーイン→おみやげ街道を経てのリニューアル
- BETTER BICYCLES CAFÉ
- 食堂ミチ
- ONOMICHI STAND
- ㎥ HOSTEL
- 喫茶レストランNEO
- サワーバー
- 北口
-
旧南口駅舎
-
南口
-
北口駅舎
-
1番線に停車する三原行き普通列車
-
ホーム
-
2017年5月15日まで使用された尾道駅2代目駅舎の改札口
駅弁
三原駅の駅弁業者である浜吉の商品が、おみやげ街道内で販売されていた。
かつて販売されていた主な駅弁は下記の通り[8]。
- 元祖珍辨たこめし
- 尾道
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 8,593 |
1988年(昭和63年) | 8,056 |
1989年(平成元年) | 8,157 |
1990年(平成 2年) | 8,303 |
1991年(平成 3年) | 8,222 |
1992年(平成 4年) | 8,242 |
1993年(平成 5年) | 8,043 |
1994年(平成 6年) | 7,548 |
1995年(平成 7年) | 7,279 |
1996年(平成 8年) | 7,218 |
1997年(平成 9年) | 6,771 |
1998年(平成10年) | 6,327 |
1999年(平成11年) | 6,029 |
2000年(平成12年) | 5,657 |
2001年(平成13年) | 5,455 |
2002年(平成14年) | 5,180 |
2003年(平成15年) | 5,306 |
2004年(平成16年) | 5,394 |
2005年(平成17年) | 5,619 |
2006年(平成18年) | 5,506 |
2007年(平成19年) | 5,454 |
2008年(平成20年) | 5,583 |
2009年(平成21年) | 5,502 |
2010年(平成22年) | 5,521 |
2011年(平成23年) | 5,518 |
2012年(平成24年) | 5,498 |
2013年(平成25年) | 5,641 |
2014年(平成26年) | 5,438 |
2015年(平成27年) | 5,693 |
2016年(平成28年) | 5,771 |
2017年(平成29年) | 5,732 |
駅周辺
1999年(平成11年)に駅前再開発が行われ、古い町並みの広がる景観から様相が一変し、近代的な商業施設やホール(しまなみ交流館)が建てられた。個性を失い旅情が薄れたとの声もあるが、当駅を降りすぐに見える尾道水道(瀬戸内海)は以前よりも広くなった。駅前から望む対岸では日立造船向島西工場跡のクレーンのライトアップが行われ、2004年(平成16年)度のグッドデザイン賞を受賞している。ただし、このライトアップは工場跡の再利用に伴い2006年(平成18年)8月末をもって終了し、2007年(平成19年)7月より場所を西方の向島ドックのクレーンにおいて、観光シーズンや週末を中心に行われている。
南口
- 交通・運輸
- 国道2号
- 尾道港・ポートターミナル(旅客船乗り場)
- 駅前渡船
- 福本渡船(映画などのロケシーンで有名)
- しまなみ海道レンタサイクル受付
- 本州四国連絡高速道路尾道ビル
- 尾道市営ベルポール駐車場
- 尾道駅前港湾駐車場
- 公共施設
- 金融機関など
- 郵便局
- 尾道しまなみ郵便局
- 尾道西御所郵便局
- 三井住友銀行尾道支店
- 愛媛銀行尾道支店
- 伊予銀行尾道支店
- 山口銀行尾道支店
- 広島銀行尾道駅前支店
- 中国銀行尾道駅前支店
- もみじ銀行尾道支店
- 東京海上日動火災保険尾道支店
- 三井住友海上火災保険広島支店尾道支社
- ひろぎん証券尾道支店
- 宿泊施設
- ホテルアルファーワン尾道
- 尾道第一ホテル
- グリーンヒルホテル尾道
- ホテル港屋
- ホテルサイクル(ONOMICHI U2)
- その他
北口
- 公共施設
- 尾道市立土堂小学校
- 尾道市土堂公民館
- 商業施設
- 金融機関
- もみじ銀行尾道中央支店
- 宿泊施設
- 旅館千光寺山荘
- ビュウホテルセイザン
- その他
バス
都市間高速バス
のりば | 路線名 | 会社名 | 行先・方面など | 備考 |
---|---|---|---|---|
8 | びんごライナー | 中国バス・近鉄バス | 尾道・福山 - 大阪 | |
10 | エトワールセト号 | 中国バス・小田急シティバス | 三原・尾道・福山 - 新宿 | 夜行便 |
神戸ライナー | 中国バス | 尾道・福山 - 神戸 | ||
フラワーライナー | 中国バス・本四バス開発・因の島運輸・広島交通 | 因島・尾道 - 広島 | ||
しまなみサイクルエクスプレス | おのみちバス | 尾道 - 今治 | 土日祝のみ運行 | |
でべライナー[9] | 大平交通 | 尾道 - 広島空港 | 乗合タクシー |
一般路線バス
のりば | 路線番号[10][11] | 路線名 | 行先・方面など |
---|---|---|---|
1 | 10 | ■市民病院線 | 尾道駅~長江口~防地口~尾崎~市民病院~ふくしむら |
11 | ■向東線 | 尾道駅~歌~潮見ケ浜 | |
13 | ■市内本線東行 | 尾道駅~長江口~防地口~尾崎~山波~大田橋~高須車庫・東尾道駅 | |
14 | 尾道駅~長江口~防地口~尾崎~山波~フジグラン~東尾道駅 | ||
15 | 尾道駅~長江口~防地口~尾崎~山波~JA産直~高須車庫・東尾道駅 | ||
19 | 尾道駅~市役所前~尾崎~山波~JA産直~高須車庫 | ||
2 | 20 | ■JA尾道総合病院線 | 尾道駅~吉和~JA尾道総合病院 |
21 | ■市内本線西行 | 尾道駅~合同庁舎入口~福地登山口(三原駅方面に連絡) | |
22 | 尾道駅~尾道商業高校~合同庁舎入口 | ||
3 | 30 | ■尾道市立大学線 | 尾道駅~イオン前~栗小北~尾道市立大学・陽光台 |
31 | 尾道駅~イオン前~栗小北~JA尾道総合病院~尾道市立大学・陽光台 | ||
32 | 尾道駅~(直行便)~尾道市立大学 | ||
4 | 40 | ■■尾道工業団地線 | 尾道駅~(桜土手経由)~竹屋口~松岡団地口~三成~尾道工業団地 |
41 | 尾道駅~(桜土手経由)~新尾道駅~竹屋口~松岡団地口~三成~尾道工業団地~びんご運動公園北門 | ||
43 | ■如水館線 | 尾道駅~(桜土手経由)~新尾道駅~竹屋口~松岡団地口~三成~中野~如水館 | |
44 | ■びんご運動公園北門線 | 尾道駅~(桜土手経由)~新尾道駅~竹屋口~運動公園北門~石畦 | |
45 | ■三成線 | 尾道駅~(桜土手経由)~新尾道駅~竹屋口~松岡団地口~三成 | |
46 | ■市線 | 尾道駅~(桜土手経由)~新尾道駅~竹屋口~松岡団地口~三成~石畦~市~クロスロードみつぎ~御調高校 | |
47 | ■甲山線 | 尾道駅~(桜土手経由)~新尾道駅~竹屋口~松岡団地口~三成~石畦~市~クロスロードみつぎ~御調高校~甲山 | |
5 | 50 | ■三美園線 | 尾道駅~市役所前~東高前~北久保~三美園 |
51 | 尾道駅~北高入口~新尾道駅~北久保~三美園 | ||
52 | ■新駅線 | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅 | |
53 | ■如水館線 | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅~亀川局前~松岡団地口~三成~中野~如水館 | |
54 | ■びんご運動公園線(土日祝のみ) | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅~亀川局前~松岡団地口~三成~びんご運動公園 | |
55 | ■三成線 | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅~亀川局前~松岡団地口~三成 | |
56 | ■市線 | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅~亀川局前~松岡団地口~三成~石畦~市~クロスロードみつぎ~御調高校 | |
57 | ■甲山線 | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅~亀川局前~松岡団地口~三成~石畦~市~クロスロードみつぎ~御調高校~甲山 | |
58 | ■原田線(平日のみ) | 尾道駅~(長江経由)~新尾道駅~亀川局前~松岡団地口~三成~瓦焼~原田(枝上) | |
59 | ■千光寺公園線 | 尾道駅~北高入口~千光寺グランド | |
6 | 6 | ■尾道線 | 尾道駅~長江口~大田橋~松永~神村町三区~赤坂駅前~運転免許センター前~近大附属高校中学校前~福山駅 |
7 | 70 | ■■■因島線 | 尾道駅~長江口~防地口~二番潟~因島大橋~因島総合支所前~土生港前 |
12 | ■瀬戸田線 | 尾道駅~市民病院~向島~耕三寺~瀬戸田港 |
その他
のりば | 路線名 | 行先・方面など |
---|---|---|
9 | ■尾道ふれあいの里行き無料シャトルバス | 尾道駅~ふれあいの里 |
■好きっぷツアー |
過去に運行していたバス路線
- しまなみライナー(尾道 - 今治線)(現在は因島行き路線バスに乗車の上因島大橋バス停乗換で対応。乗り継ぎ制度あり)
- おのみちうずしおロマン号(尾道 - 広島線)
- 鞆鉄道 - しまなみ海道定期観光バス 1999年 - 2009年までの春季 - 秋季のみ運行。予約制。
- みやこライナー 2008年12月13日 - 2016年3月31日。
- 好きっぷライン 2017年7月30日をもって運行終了[12]。
- エアポートバス(尾道 - 広島空港線) - 2019年1月6日をもって運行終了。
隣の駅
かつて存在した路線
- 尾道鉄道
- 尾道鉄道線
- 尾道駅 - 西尾道駅
- 一時期、尾道鉄道を使った貨物輸送が、現在のイオン尾道店がある場所に建っていた繊維工場との間で行われていた。
- 跡地は北口駅舎やJR関連施設、駐輪場になっている。
- 2面2線の対向式ホームであった。
その他
- 青春期を尾道で過ごした小説家である林芙美子の記した『放浪記』の一説に、「海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい。汽車が尾道の海へさしかかると、煤けた小さい町の屋根が提灯のように拡がって来る・・・」とあり、東尾道側から当駅に向かう時に線路から見える景観が謳われている。また、当駅の駅スタンプには千光寺公園から見た尾道市街の他に、この放浪記の初めの2文を書いた碑が描かれている。
- 大和田建樹が1900年(明治33年)に作詞した『鉄道唱歌』では、「浄土西国千光寺 寺の名たかき尾道の 港を窓の下に見て 汽車の眠もさめにけり」と歌っており、山陽本線では舞子駅付近で海を眺めた後、笠岡駅付近に置いて一瞬だけ出会う以外は山の中を走るため、次第に山の風景が退屈になりかけた所で、目が覚めるほどの景観を持った尾道の港を見る情景が描かれている。
- 毎年夏に開催されるおのみち住吉花火まつりでは、駅構内が大変混雑するために従来の1番のりばの改札を福山方面行き限定にした上で駅舎西側に三原方面行き専用臨時改札がもうけられ、構内への入場制限が行われる。
- 過去には駅前再開発に合わせ、駅を橋上化しペデストリアンデッキを設ける計画があった。
- 1972年尾道駅周辺高架化計画が検討されたものの、技術的問題等が多かったことと、主要幹線道路はすべてアンダーパスであることから保留となった。[13]
脚注
- ^ a b "せとうちエリア周遊の「新」拠点へ。尾道駅が生まれ変わります!" (Press release). 西日本旅客鉄道. 20 July 2016. 2016年7月24日閲覧。
- ^ a b “尾道駅新駅舎が開業 宿泊施設、飲食店新設 瀬戸内旅の起点に 広島”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年3月11日). オリジナルの2019年3月11日時点におけるアーカイブ。 2019年3月12日閲覧。
- ^ a b 板倉秀典 (2019年3月10日). “尾道駅の新駅舎公開。自転車旅の拠点になるホステルやレンタサイクルも入居”. トラベルWatch. インプレス. 2019年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月12日閲覧。
- ^ 尾道駅の建て替え工事に伴い、駅舎が仮駅舎に移転します 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2017年3月28日
- ^ 尾道駅新駅舎の商業施設および観光対応施設の概要などについて 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2017年12月21日
- ^ 尾道駅の新たな幕開け!尾道駅新駅舎 2019年3月10日開業! 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2018年12月19日
- ^ (当初はジェイアール西日本岡山メンテック(現:JR西日本岡山メンテック)による委託だったが、自動改札機設置後に直営化。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、257頁。
- ^ でべライナー出発します!~尾道広島空港線 8月1日(明日)より運行開始~(大平交通)
- ^ “路線番号導入のおしらせ(尾道地区)” (pdf). 鞆鉄道株式会社 (2017年4月5日). 2018年9月9日閲覧。
- ^ “おのみちバス時刻表(平成30年4月1日改正)” (pdf). おのみちバス株式会社 (2018年3月22日). 2018年9月9日閲覧。
- ^ 【重要なお知らせ】8月より好きっぷライン運行中止について2017年6月30日のお知らせ
- ^ 尾道・三原都市圏交通計画策定調査報告書