「宇和島駅」の版間の差分
オープンストリートマップ タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl =250 |
|pxl =250 |
||
|画像説明 = 駅舎 |
|画像説明 = 駅舎 |
||
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=250|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=250|type=point}} |
||
|よみがな = うわじま |
|よみがな = うわじま |
||
|ローマ字 = Uwajima |
|ローマ字 = Uwajima |
2020年2月15日 (土) 02:52時点における版
宇和島駅 | |
---|---|
駅舎 | |
うわじま Uwajima | |
◄U27・G46 北宇和島 (1.5km) | |
所在地 | 愛媛県宇和島市錦町10-1 |
駅番号 |
○U28 ○G47 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 |
■予讃線 (■予土線直通含む) |
キロ程 | 297.6 km(高松起点) |
電報略号 | ウワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,290人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)10月18日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
宇和島駅(うわじまえき)は、愛媛県宇和島市錦町にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である。
概要
予讃線の終着駅であり、線路名称上は同線の単独駅である。ただし、隣の北宇和島駅を線路名称上の終着駅としている予土線の列車も乗り入れているため、事実上2方向の列車が利用できる。そのため、予讃線と予土線の双方の駅番号が割り当てられており、予讃線はU28、予土線はG47である。
歴史
- 1914年(大正3年)10月18日:宇和島鉄道の駅として開業。現在の宇和島市立城北中学校の位置にあった[1]。
- 1916年(大正5年)12月1日[2]:現在地に移転。
- 1933年(昭和8年)8月1日:宇和島鉄道の国有化により、国有鉄道の駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 1998年(平成10年)4月2日:新駅舎使用開始[3]。
- 2004年(平成16年)4月1日:JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止。定期貨物列車の設定には至らないまま廃止された。
- 2016年(平成28年)3月26日:しおかぜ及びいしづちへの8600系投入により松山以西は系統分離され、当駅からの特急は宇和海のみとなった。[4]
駅構造
頭端式ホーム2面3線を持つ地上駅。駅改良の前は線路は駅より先に集まり、車止めは1つのみであった。松山方面の特急列車は全て改札口前の1番線から発着する。1番線、2番線の線路の先端部分は、若干右にカーブしている。 2番線・3番線は1番線よりホームが短く、原則普通列車のみが使用する(一部1番線に発着する普通列車もある)。
直営駅で、みどりの窓口や自動券売機が設置されている。また窓口横に「ワープ宇和島支店」がある。キオスクは待合室横と駅舎外の2か所にあったが統合され、駅ビル内のウィリーウィンキー宇和島店(ベーカリー)脇にビッグキヨスク宇和島店としてリニューアルオープンしている。その後セブン-イレブンに転換され、セブン-イレブンKiosk宇和島店となった。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2・3 | ■予讃線 | 八幡浜・伊予大洲・松山方面 | 特急はすべて1番のりばから発車 |
■予土線 | 江川崎・窪川方面 |
駅弁
主な駅弁は下記の通り[5]。
- じゃこ天むす弁当
- 宇和島のにぎやか弁当
かつては「ときわ食堂」で調整されていた「斗牛弁当」が名物で鉄道ファンや旅行者に親しまれていたが、BSE問題などが原因で2002年頃に発売終了となった(「ときわ食堂」はその後も店舗で「斗牛定食」などを出していたが廃業した)その後、「おむすび屋片山」が幕の内弁当「えきべん」を発売開始したが2006年で駅弁販売から撤退したため終了した。撤退後は近隣の鮮魚店「森田屋」が「斗牛弁当」を復刻する形で「牛鬼弁当」をキオスクのみで発売開始したが、これも2012年頃に調整元がキオスク販売から撤退したため発売を終了した。
利用状況
2017年(平成29年)度の1日平均の乗車人員は1,290人であり、これはJR四国で17番目に多い[6]。
各年度の1日平均乗車人員は以下のとおり[7]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 1,754 |
2001年 | 1,669 |
2002年 | 1,571 |
2003年 | 1,579 |
2004年 | 1,516 |
2005年 | 1,483 |
2006年 | 1,421 |
2007年 | 1,360 |
2008年 | 1,384 |
2009年 | 1,297 |
2010年 | 1,251 |
2011年 | 1,267 |
2012年 | 1,258 |
2013年 | 1,279 |
2014年 | 1,369 |
2015年 | 1,362 |
2016年 | 1,319 |
2017年 | 1,290 |
駅周辺
宇和島市の代表駅で、辺りは宇和島市の中心街である。
- JRホテルクレメント宇和島(駅ビルに入居)
- 宇和島市学習交流センター「パフィオうわじま」
- 施設内に生涯学習センター、市立中央図書館、子育て世代支援センター
- フジ宇和島店(徒歩5分程度)
- うわじま銀天街
- 和霊神社
- 龍光院(四国別格二十霊場第6番)
- 宇和島城(徒歩15分程度)
- 宇和島市立伊達博物館(徒歩25分程度)
- 天赦園
- 宇和島市役所(徒歩10分程度)
- 宇和島市総合体育館
- 宇和島市立南予文化会館
- 愛媛県庁南予地方局
- 宇和島地方合同庁舎
- 宇和島年金事務所
- ハローワーク宇和島
- 松山地方裁判所宇和島支部
- 松山地方検察庁宇和島支部
- 宇和島税務署
- 国道320号
- 国道56号
- 国道56号宇和島道路宇和島朝日インターチェンジ
バス
宇和島駅前には宇和島自動車のバスが乗り入れている。多くの路線バスは駅から約800m離れた宇和島バスセンターが起終点となっており、高速バスなども同センター発着となっている。
その他
- 駅前広場に展示されている蒸気機関車は軽便鉄道である宇和島鉄道の時代に走っていたコッペル社(ドイツ)製1号機関車のレプリカ。作詞家大和田建樹の出身地ということで、鉄道唱歌のメロディが流れる装置が手前に設けられている。
- 駅前に大和田建樹の鉄道唱歌歌碑がある。
- 小説家司馬遼太郎は、紀行文集『街道をゆく・南伊予・西土佐の道』において当駅で線路が途切れていることに感動し、宇和島が鉄道文明の面からも際涯であると感じた、と紹介した。
- 歌手松山恵子の出身地であることを記念して改札横に「お恵ちゃん電話ボックス」が存在する。
- 代表曲である「お別れ公衆電話」にちなんだものだが、この電話ボックス自体は携帯電話専用で公衆電話はボックス外にある。
- 駅構内にはJR四国管轄駅で唯一、蒸気機関車の扇形機関庫・転車台・給水塔が現存する。
- 当駅から宿毛線が延びるはずだった。
隣の駅
※予讃線の特急「宇和海」の隣の停車駅は、各列車記事を参照のこと。
- 四国旅客鉄道
- ■予讃線・■予土線(予土線は北宇和島駅まで予讃線)
- 北宇和島駅 (U27, G46) - 宇和島駅 (U28, G47)
脚注
- ^ 愛媛県総合科学博物館研究報告「宇和島鉄道及び愛媛鉄道に関わる鉄道遺産」(1998年 3,61 - 71)
- ^ 「軽便鉄道停車場位置変更、停留場設置及哩程異動」『官報』1916年12月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道ジャーナル』第32巻第7号、鉄道ジャーナル社、1998年7月、98頁。
- ^ 平成28年3月ダイヤ改正について - JR四国プレスリリース、2015年12月18日付、2015年12月18日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2015年7月号、交通新聞社、2015年、489頁。
- ^ 会社案内 - JR四国
- ^ 愛媛県統計年鑑
関連項目
外部リンク
- 四国の駅情報 | 宇和島駅 - 四国旅客鉄道