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「勿来駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:11時点における版

勿来駅
駅舎(2013年7月)
なこそ
Nakoso
大津港 (4.5 km)
(4.6 km) 植田

地図

勿来駅の位置(福島県内)
勿来駅
勿来駅
勿来駅位置図(福島県)
所在地 福島県いわき市勿来町関田寺下49-2
北緯36度53分3.12秒 東経140度47分12.72秒 / 北緯36.8842000度 東経140.7868667度 / 36.8842000; 140.7868667座標: 北緯36度53分3.12秒 東経140度47分12.72秒 / 北緯36.8842000度 東経140.7868667度 / 36.8842000; 140.7868667
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 183.2 km(日暮里起点)
電報略号 コソ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
833人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1897年明治30年)2月25日
備考 業務委託駅
テンプレートを表示
駅舎リニューアル前(2007年9月)

勿来駅(なこそえき)は、福島県いわき市勿来町関田寺下(せきたてらした)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である。事務管コードは▲421129[1]

概要

いわき市内の(旧)勿来市の中心駅である。旧勿来市には、勿来の中心市街地に近い植田駅も存在するが、特急列車の停車は当駅の勿来駅のみであり、事実上の中心駅として存在している。 当駅は、いわき市の最南端の駅であり、東北の玄関口としての役割も果たしている。当駅から末続駅までいわき市に属し、当駅から新地駅までが福島県に属する。 乗り入れ路線は、常磐線のみであり、特急列車ひたちは、2時間に1本(1時間1本の運行のため、2本に1本)の割合で停車する。なお、いわき駅終始発のときわは停車しない。また、難読駅として有名である。

当駅における運行形態

日中は概ね1時間に1本の普通列車(水戸行)と前述同様2時間に1本の特急列車が停車する[2]

日中は上り同様、概ね1時間に1本の普通列車(いわき方面行)と2時間に1本の特急列車が停車する[2]

歴史

駅構造

単式ホーム2面2線のホームを持つ地上駅になっている。 2つのホームの間に中線が1本あったが2016年9月より使用停止となり撤去されている。 また、かつて貨物の取り扱いに使用されていた留置線が残存する。 互いのホームは跨線橋で連絡している。

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅で、自動改札機指定席券売機設置駅。

駅舎は2013年(平成25年)3月18日にリニューアル工事が竣工した。勿来の駅をイメージした入口に木目調のシートを貼ったアルミ柵を設置し、待合室を木目調のものとした[3]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 常磐線 上り 日立水戸上野東京品川方面
上野東京ライン
2 下り いわき竜田方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は833人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 1,195 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,154 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 1,116 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 1,093 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,062 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,022 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 968 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 936 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 868 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 816 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 767 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 806 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 774 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 770 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 773 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 895 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 862 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 857 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 833 [利用客数 1]

駅周辺

ファイル:Minamoto-no-Yoshiie statue.jpg
駅前の源義家像と歌碑

茨城県との県境に近い。隣の大津港駅は茨城県に位置する。駅前には勿来関にちなんで源義家像と歌碑がある。

バス路線

新常磐交通「勿来駅前」停留所。全便土休日運休。

  • 【1番乗り場】
    • (植田駅前経由)早稲田
    • 川部循環内回り(呉羽病院→植田駅)
  • 【2番乗り場】
    • 勿来高校
    • 川部循環外回り(白米→川部方面)

その他

  • 勿来関を思わせる白壁造りの駅舎を有するとして、2002年(平成14年)、東北の駅百選に選定された。
  • 駅開業時の所在地は石城郡窪田村大字関田であったが、承応年間に磐城平藩二代目藩主である内藤忠興が定めて以来の勿来関跡を地域の顔にすべく、関田地区住民により駅名に勿来を付与することを関係者に要望したため当駅名が定められた[4]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
大津港駅 - 勿来駅 - 植田駅

脚注

記事本文

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ a b 勿来駅時刻表”. 駅探. 2019年9月15日閲覧。
  3. ^ a b 交通新聞2013年3月29日
  4. ^ いわきの今むがし「勿来の関」 - いわき市役所

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。

関連項目

外部リンク