「勿来駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2013年7月) |
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|よみがな = なこそ |
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2020年2月15日 (土) 03:11時点における版
勿来駅 | |
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駅舎(2013年7月) | |
なこそ Nakoso | |
◄大津港 (4.5 km) (4.6 km) 植田► | |
所在地 | 福島県いわき市勿来町関田寺下49-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 183.2 km(日暮里起点) |
電報略号 | コソ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
833人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)2月25日 |
備考 | 業務委託駅 |
勿来駅(なこそえき)は、福島県いわき市勿来町関田寺下(せきたてらした)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。事務管コードは▲421129[1]。
概要
いわき市内の(旧)勿来市の中心駅である。旧勿来市には、勿来の中心市街地に近い植田駅も存在するが、特急列車の停車は当駅の勿来駅のみであり、事実上の中心駅として存在している。 当駅は、いわき市の最南端の駅であり、東北の玄関口としての役割も果たしている。当駅から末続駅までいわき市に属し、当駅から新地駅までが福島県に属する。 乗り入れ路線は、常磐線のみであり、特急列車ひたちは、2時間に1本(1時間1本の運行のため、2本に1本)の割合で停車する。なお、いわき駅終始発のときわは停車しない。また、難読駅として有名である。
当駅における運行形態
日中は概ね1時間に1本の普通列車(水戸行)と前述同様2時間に1本の特急列車が停車する[2]。
日中は上り同様、概ね1時間に1本の普通列車(いわき方面行)と2時間に1本の特急列車が停車する[2]。
歴史
- 1897年(明治30年)2月25日:日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)10月1日:貨物列車の設定廃止。同時に専用線発着の車扱貨物の取扱を廃止。
- 2006年(平成18年)
- 3月20日:「もしもし券売機Kaeruくん」・自動改札機設置。
- 4月1日:日本貨物鉄道の駅が廃止され、貨物扱いが正式に終了。
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間拡大に伴い、ICカード「Suica」サービス開始。
- 2012年(平成24年)1月26日:「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了。
- 2012年(平成24年)4月1日:JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。
- 2013年(平成25年)3月18日:駅舎リニューアル工事竣工[3]
- 2015年(平成27年)
- 3月14日:ダイヤ改正により、以下のように変更。
- 7月1日:駅業務受託がJR東日本ステーションサービスへ移管。
- 2016年(平成28年)9月:中線使用停止により棒線化。独立した閉塞区間を持たない非連動駅となる。
駅構造
単式ホーム2面2線のホームを持つ地上駅になっている。 2つのホームの間に中線が1本あったが2016年9月より使用停止となり撤去されている。 また、かつて貨物の取り扱いに使用されていた留置線が残存する。 互いのホームは跨線橋で連絡している。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅で、自動改札機・指定席券売機設置駅。
駅舎は2013年(平成25年)3月18日にリニューアル工事が竣工した。勿来の駅をイメージした入口に木目調のシートを貼ったアルミ柵を設置し、待合室を木目調のものとした[3]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 上り | 日立・水戸・上野・東京・品川方面 (上野東京ライン) |
2 | 下り | いわき・竜田方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は833人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,195 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,154 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,116 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,093 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,062 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,022 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 968 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 936 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 868 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 816 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 767 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 806 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 774 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 770 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 773 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 895 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 862 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 857 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 833 | [利用客数 1] |
駅周辺
茨城県との県境に近い。隣の大津港駅は茨城県に位置する。駅前には勿来関にちなんで源義家像と歌碑がある。
- ミニストップ勿来駅前店
- 勿来駅前郵便局
- 勿来関跡
- 勿来海水浴場
- いわき市立勿来第二中学校
- いわき市立勿来第二小学校
- 福島県立勿来高等学校
- 国道6号・常磐バイパス
- 国道289号
- 福島県道56号常磐勿来線
- 日本製紙勿来工場
- クレハいわき工場(旧・呉羽化学工業錦工場)
- 常磐自動車道いわき勿来ICまで約4.7km(地図上の概算値)
バス路線
新常磐交通「勿来駅前」停留所。全便土休日運休。
- 【1番乗り場】
- (植田駅前経由)早稲田
- 川部循環内回り(呉羽病院→植田駅)
- 【2番乗り場】
- 勿来高校
- 川部循環外回り(白米→川部方面)
その他
- 勿来関を思わせる白壁造りの駅舎を有するとして、2002年(平成14年)、東北の駅百選に選定された。
- 駅開業時の所在地は石城郡窪田村大字関田であったが、承応年間に磐城平藩二代目藩主である内藤忠興が定めて以来の勿来関跡を地域の顔にすべく、関田地区住民により駅名に勿来を付与することを関係者に要望したため当駅名が定められた[4]。
隣の駅
脚注
記事本文
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。