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「多寄駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:43時点における版

多寄駅
駅舎(2017年10月)
たよろ
Tayoro
W43 下士別 (3.4 km)
(2.8 km) 瑞穂 W45
地図
所在地 北海道士別市多寄町36線東3番地
北緯44度14分26秒 東経142度23分46秒 / 北緯44.24056度 東経142.39611度 / 44.24056; 142.39611
駅番号 W44
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 61.7 km(旭川起点)
電報略号 タヨ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1903年(明治36年)9月3日
備考 無人駅
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多寄駅(たよろえき)は、北海道士別市多寄町36線東3番地にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W44電報略号タヨ

歴史

1977年の多寄駅と周囲約500m範囲の状況。上が名寄方面。相対ホームと副本線、駅舎横の名寄側に貨物積卸場と引込み線がある。駅裏は上の貨物が停車している辺りに若干のストックヤードがあった。写真では白い冷蔵車の姿が見えるが、近隣の酪農組合からの出荷を扱っていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名より。現在のタヨロマ川を指すアイヌ語の「タイオロオマペッ(tay-oro-oma-pet)」(林・中に・ある・川)に由来する[4]

駅構造

無人駅。かつては相対式ホーム2面2線、副本線および貨物ホームを持ち、列車同士の行き違いができたが、のちに単式ホーム1面1線のみを持つ構造となった。また60メートルの栗石造ホームを持っていたが二両分の長さとなった。

かつては大きな木造駅舎があったが1988年(昭和63年)11月28日に簡易駅舎に建て替えられた。

1999年(平成11年)に駅前通を線路反対側に延長するため駅の設備を取り壊し旭川側に20メートルほど移転した。ホームは新しく作られ、駅舎も曳屋がなされた。

利用状況

  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は10.4人[5]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[6]

駅周辺

駅の周辺はかつては多寄村であったが1954年(昭和29年)に士別町などと合併して士別市の一部となった。駅周辺には小中学校や郵便局、役場の出張所や商店などがあり、町の機能がほぼ整っている。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線
快速「なよろ」(4号のみ停車)
士別駅 (W42) ← 多寄駅 (W44)風連駅 (W46)
普通
士別駅 (W42) - *下士別駅 (W43) - 多寄駅 (W44) - *瑞穂駅 (W45) - 風連駅 (W46)
*:一部列車は下士別駅・瑞穂駅を通過する。

脚注

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  2. ^ “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03). 
  3. ^ “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03). 
  4. ^ アイヌ語地名リスト セッ~ツキガ P71”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員(【別添資料】(2)宗谷本線(旭川・稚内間)の状況)” (PDF). 宗谷線(旭川~稚内間)事業計画(アクションプラン). 北海道旅客鉄道. pp. 11-12 (2019年4月). 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク