「東三条駅」の版間の差分
編集の要約なし |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = |
|pxl = |
||
|画像説明 = 北口(2016年7月) |
|画像説明 = 北口(2016年7月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point|marker=rail}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point|marker=rail}} |
||
{{location map|width=240|Japan Niigata|label=東三条駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=東三条駅位置図(新潟県)|float=center}} |
{{location map|width=240|Japan Niigata|label=東三条駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=東三条駅位置図(新潟県)|float=center}} |
||
|よみがな = ひがしさんじょう |
|よみがな = ひがしさんじょう |
2020年2月15日 (土) 04:08時点における版
東三条駅* | |
---|---|
北口(2016年7月) | |
ひがしさんじょう Higashi-Sanjō | |
所在地 | 新潟県三条市東三条一丁目[1] |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物)** |
電報略号 | ヒシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
2,704人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)11月20日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■信越本線 |
キロ程 | 96.2 km(直江津起点) |
◄三条 (1.6 km) (3.8 km) 保内► | |
所属路線 | ■弥彦線 |
キロ程 | 17.4 km(弥彦起点) |
◄北三条 | |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有[1] |
東三条駅 | |
---|---|
ひがしさんじょう Higashi-Sanjō | |
(2.0km) 越後大崎► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 弥彦線 |
開業年月日 |
1927年(昭和2年)7月31日 (当駅 - 越後長沢間延伸により) |
廃止年月日 |
1985年(昭和60年)4月1日 (当駅 - 越後長沢間廃線により) |
東三条駅(ひがしさんじょうえき)は、新潟県三条市東三条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である[1]。
概要
三条市の中心駅[1]。旧市街地へは信越本線南隣の三条駅、現在の中心市街地へは弥彦線西隣の北三条駅が近いが、弥彦線開通以後は、三条市は当駅を中心に発展したため、駅の規模としてもこちらが大きくなっており、路線バスも当駅を中心に発着している。
また、上越新幹線の燕三条駅の営業キロは当駅が基準となっている。
乗り入れ路線
信越本線と弥彦線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている[1]。当駅の所属線[2]は信越本線である。ただし、JR貨物の第二種鉄道事業の路線は信越本線のみである。また、JR東日本が運行する旅客列車の発着はあるが、JR貨物が運行する貨物列車の発着は1998年(平成10年)以降なくなっている。弥彦線はかつては途中駅であったが、1985年に当駅から越後長沢駅の間が部分廃止されてからは、当駅が終点となっている。
歴史
- 1897年(明治30年)11月20日:北越鉄道の一ノ木戸駅(いちのきどえき)として、沼垂 - 当駅間の開通時に開業[1]。
- 1898年(明治31年)6月16日:北越鉄道線が長岡駅まで開通。
- 1907年(明治40年)8月1日:北越鉄道が国有化。帝国鉄道庁の駅となる。
- 1925年(大正14年)4月10日:越後鉄道線(現・弥彦線)燕 - 当駅間が開通、当駅に乗り入れ[1]。
- 1926年(大正15年)8月15日:東三条駅に改称[1]。
- 1927年(昭和2年)
- 1944年(昭和19年)10月16日:弥彦線 当駅 - 越後長沢間が不要不急線として休止。
- 1946年(昭和21年)10月1日:弥彦線 当駅 - 越後長沢間が営業再開。
- 1959年(昭和34年)1月:現駅舎に改築。
- 1962年(昭和37年)5月20日:構内電化。
- 1985年(昭和60年)4月1日:弥彦線 当駅 - 越後長沢間が廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物が継承。
- 1997年(平成8年)9月15日:弥彦線 燕三条 - 当駅間高架化により、東三条駅付近のルートを変更[1]。
- 信越本線をアンダーパスして駅東側4・5番線に入る形態を廃止、直接駅西側のホームに入る形式に変更し、急カーブを解消した[1]。
- 1998年(平成10年)4月1日:貨物列車の発着が廃止され、自動車代行輸送を開始。
- 2000年(平成12年)12月12日:駅構内の信号制御盤をてこ式から電子連動装置に交換し、使用開始[3]。
- 2003年(平成15年)3月:黒姫 - 越後石山間CTC・PRC化[4]。当駅での運転取扱業務がなくなる。
- 2005年(平成17年)1月27日:自動改札機の供用を開始。
- 2006年(平成18年)
- 1月21日:新潟都市圏でICカード「Suica」のサービスを開始。
- 4月1日:東三条オフレールステーション発足。
- 2012年(平成24年)3月17日:トラック便廃止により東三条オフレールステーション営業終了。JR貨物の駅は定期便設定なしの貨物駅となる[注釈 1]。
- 2016年(平成28年)
- 3月6日:北口外観改装工事完了。
- 4月15日:北口にてリニューアルセレモニーを開催し本格営業開始。[5]。
駅構造
単式ホーム(一部切欠きホーム)1面2線、島式ホーム1面2線を持つ地上駅。両ホームと南口駅舎との間は跨線橋で連絡している。
直営駅(駅長・助役配置)である。1番線に面する正面口駅舎(北側)内には有人改札口を兼ねるみどりの窓口(営業時間 6:00 - 22:00)が設けられている。正面口駅舎にはこのほか自動券売機(タッチパネル式1台)、待合室、コンビニエンスストア(Suica電子マネー利用可)、トイレなどがある。南口駅舎は終日無人[1]で、自動券売機(タッチパネル式1台)と利用客対応用のインターホン、自動販売機などが設置されている。なお自動改札機は正面口に3通路、南口に2通路設置されており、全通路でSuicaおよび相互利用を実施しているICカードが利用できる。また改札内には自動精算機が正面口・南口に各1台設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
0 | ■弥彦線 | 上り | 燕三条・吉田・弥彦方面[6] | 当駅始発 |
1 | ■信越本線 | 下り | 加茂・新津・新潟方面[6] | |
2 | (待避列車) | |||
■弥彦線 | 上り | 燕三条・吉田・弥彦方面[6] | ||
3 | ■信越本線 | 長岡方面[6] |
0番線は、1番線の長岡寄りに設けられた切欠きホームで、弥彦線専用のホームとなっている[1]。
2番線から発車する定期旅客列車は、2019年8月現在、弥彦線の朝の1本のみである。その他、長岡大花火大会などに伴う当駅始発の臨時列車や、ダイヤ乱れ時の列車の待避に用いられることがある。
弥彦線の三条市街地区間の連続立体交差事業の着手前は、駅東側にあった島式の4・5番線から弥彦線が発着しており[1]、跨線橋下の構内踏切を渡った南側に南口駅舎が設置され、1990年代はじめまで出改札係員が配置されていた(のちに終日無人化された)。しかし高架化後にホームは撤去され、跨線橋部分をそのまま活用する形で南口が移設された。自動改札機設置前は駅の入口の機能のみで、跨線橋の階段を上り切ったところに券売機と改札ラッチが設置されているだけだったが、改札機設置に伴い、階段下に駅舎が建設された。
正面口駅舎のコンビニが設けられているスペースには、過去に食堂やレストラン、喫茶店等が入居していた。
ギャラリー
-
駅舎
-
停車中のE129系
-
駅構内
-
リニューアル前の北口
東三条オフレールステーション
東三条オフレールステーション(略称、東三条ORS)は、かつてJR貨物東三条駅に属していたコンテナ集配基地である。旅客駅の東側(住所は三条市三竹三丁目1-60)に設置されていた。12フィートのコンテナ貨物を取扱っており、貨物列車代替のトラック便が南長岡駅との間で1日3往復・新潟貨物ターミナル駅との間で1日6往復の運行されていた。
かつてJR貨物東三条駅は貨物列車が発着していたが、1998年(平成10年)にトラック代行輸送に転換され自動車代行駅となった。2006年(平成18年)には、駅の一部がオフレールステーションとなった。
しかし、2012年のダイヤ改正でそのトラック便も廃止され、東三条オフレールステーションの営業は終了した。同時に、JR貨物東三条駅は、貨物列車・トラック便ともに定期便の設定がない車扱臨時取扱駅となった。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は2,704人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 3,380 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 3,313 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 3,138 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 3,048 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 2,917 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 2,993 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 2,942 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 2,877 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 2,886 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 2,762 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 2,771 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 2,847 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 2,902 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,947 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2,803 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 2,870 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2,781 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 2,733 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 2,704 | [利用客数 1] |
駅周辺
北口側は駅前は三条市の中心街、南口側は住宅地となっている。北口にはかつて長崎屋もあったが、既に閉店しており、周囲に駐車場の跡地が点在している。また、燕三条駅周辺の国道8号、国道289号沿いに大型店などの出店が相次ぎ、そのあおりを受けている。
- 北口
- 東三条郵便局
- 新潟地方裁判所三条支部
- 越後交通三条観光センター
- 新潟地方検察庁三条支部
- 新潟県道121号東三条停車場線
- ダイレックス東三条店
- 魚べい東三条店
- 南口
- 新潟県立三条商業高等学校
- ドラッグトップス大崎店
- ※三条市役所へは北三条駅が最寄り駅。
バス路線
北口駅前に設置された東三条駅前バス停からは越後交通、新潟交通観光バスの路線バスが発着している。
越後交通は改札を出て左手のバス停、新潟交通観光バスは改札を出て右手のバス停にそれぞれ発着している。
- 越後交通
- 新潟交通観光バス
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■信越本線
- 特急「しらゆき」・快速「らくらくトレイン信越」「おはよう信越」停車駅
- ■弥彦線
- 北三条駅 - 東三条駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 弥彦線(廃止区間)
- 東三条駅 - 越後大崎駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 鉄道貨物協会『貨物時刻表』において、2012年度版より車扱臨時取扱駅として記載されている。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、24頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ JR柏崎駅のポイントなどパソコン切り替えに - 柏崎日報.2000年12月9日付。
- ^ 運行管理システムの変革 (PDF) - 東日本旅客鉄道
- ^ 県央地域の玄関口「東三条駅」がリニューアルします! (PDF) - JR東日本新潟支社.2016年2月23日付。
- ^ a b c d “駅構内図(東三条駅)”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月1日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月4日閲覧。