田野畑駅

田野畑駅
駅舎（2010年5月）
たのはた TANOHATA
◄島越 (2.0 km) (9.3 km) 普代►
田野畑駅 田野畑駅位置図（岩手県）
岩手県下閉伊郡田野畑村和野第2地割46-16 北緯39度56分2.44秒 東経141度56分2.53秒
所属事業者	三陸鉄道
所属路線	■リアス線
キロ程	127.6 km（盛起点）
電報略号	タハ
駅構造	地上駅
ホーム	1面2線
乗降人員 -統計年度-	103人/日 -2018年-
開業年月日	1984年（昭和59年）4月1日

田野畑駅（たのはたえき）は、岩手県下閉伊郡田野畑村和野にある三陸鉄道リアス線の駅である。

駅の愛称は「カンパネルラ」。宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』に登場する人物に由来する（作中ではンの文字がムとなっているが発音は変わらない）。

開業前、1982年当時の仮の駅名は平井賀であった。

歴史

• 1984年（昭和59年）4月1日：三陸鉄道北リアス線の駅として開業。
• 2002年（平成14年）：東北の駅百選に選定される。
• 2011年（平成23年）
  • 3月11日：東北地方太平洋沖地震により北リアス線が全線不通。駅施設への大きな被害は免れた。
  • 6月1日：田野畑村の2人が駅舎を店舗として営業を開始。
• 2012年（平成24年）4月1日：陸中野田駅 - 当駅間復旧により営業再開。その際にネスレ日本協賛で「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」として駅舎の壁面に桜の花が描かれた。
• 2014年（平成26年）4月6日：小本駅（現・岩泉小本駅） - 当駅間が復旧し、北リアス線の全線が運転再開。
• 2019年（平成31年・令和元年）
  • 3月23日：東日本旅客鉄道山田線釜石駅 - 宮古駅間の三陸鉄道への経営移管に伴い、リアス線所属となる。
  • 12月28日：当駅 - 田老駅間運転再開予定。

• 
  列車の運行再開まで店舗として使用されていた駅舎（2011年6月）
• 
  「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」（2013年5月）

駅構造

ホーム（2010年5月）

島式ホーム1面2線の地上駅である。田野畑村が受託する簡易委託駅。駅舎には出札窓口のほか、売店・喫茶もある。

のりば

番線	路線	方向	行先
1	■リアス線	上り	宮古・釜石・盛方面
2		下り	久慈方面

1番線は普代寄りにも出発信号機があり、折返し運転が可能である。

利用状況

1日乗降人員推移
年度	1日平均人数
2012年	133
2013年	215
2014年	189
2015年	146
2016年
2017年
2018年	103

駅周辺

当駅近くにある三陸鉄道の車両と同じ塗装の平井賀川の水門

• 平井賀海水浴場
• 平井賀郵便局
• ホテル羅賀荘
• 羅賀漁港
• ハイペ沢橋梁
• 田野畑村営バス「田野畑駅」停留所

その他

• 「のどかな環境に佇む、心休まる和風の駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
• NHKの2013年度（平成25年度）上半期連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地となり、作中で北三陸鉄道リアス線の「畑野駅」として登場した。

隣の駅

三陸鉄道

■リアス線

島越駅 - 田野畑駅 - 普代駅

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

• 駅・周辺情報【田野畑駅】：三陸鉄道