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「2004年の映画」の版間の差分

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2021年8月17日 (火) 23:12時点における版

2004年の映画では、2004年(平成16年)の映画分野の動向についてまとめる。

出来事

日本の映画興行

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[1] - 一般入場料金は13年間据え置かれている[2]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[3] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[4]
  • 入場者数 1億7009万人[5]
  • 興行収入 2109億1400万円[5]
配給会社別年間興行収入
配給会社 番組数 年間興行収入 前年対比 備考
松竹 25 205億0406万円 221.6% 松竹歴代1位の年間興行収入。共同配給の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を計上しているため。
東宝 26 542億5622万円 128.6% 東宝歴代2位の年間興行収入
東映 13 095億7816万円 095.5%
出典:「2004年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2005年平成17年)2月下旬号、キネマ旬報社、2005年、152 - 153頁。 

各国ランキング

日本興行収入ランキング

2004年日本興行収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 ラスト サムライ アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース 137.0億円
2 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 アメリカ合衆国の旗イギリスの旗 ワーナー・ブラザース 135.0億円
3 ファインディング・ニモ アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ 110.0億円
4 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 ニュージーランドの旗アメリカ合衆国の旗 ヘラルド/松竹 103.2億円
5 世界の中心で、愛をさけぶ 日本の旗 東宝 085.0億円
6 スパイダーマン2 アメリカ合衆国の旗 ソニー 067.0億円
7 デイ・アフター・トゥモロー アメリカ合衆国の旗 20世紀フォックス 052.0億円
8 いま、会いにゆきます 日本の旗 東宝 048.0億円
9 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス 日本の旗 東宝 043.8億円
10 トロイ アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース 043.0億円
出典:2004年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

2004年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 シュレック2 ドリームワークス $919,838,758
2 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ワーナー・ブラザース $795,634,069
3 スパイダーマン2 コロムビア $783,766,341
4 Mr.インクレディブル ディズニー / ピクサー $631,442,092
5 パッション ニューマーケット $611,899,420
6 デイ・アフター・トゥモロー 20世紀FOX $544,272,402
7 ミート・ザ・ペアレンツ2 ユニバーサル $516,642,939
8 トロイ ワーナー・ブラザース $497,409,852
9 シャーク・テイル ドリームワークス $367,275,019
10 オーシャンズ12 ワーナー・ブラザース $362,744,280
出典:2004 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

北米興行収入ランキング

2004年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 シュレック2 ドリームワークス $441,226,247
2 スパイダーマン2 コロンビア ピクチャーズ $373,585,825
3 パッション ニューマーケット・フィルムズ $370,274,604
4 ミート・ザ・ペアレンツ2 ユニバーサル・スタジオ $279,261,160
5 Mr.インクレディブル ブエナ・ビスタ $261,441,092
6 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ワーナー・ブラザース $249,541,069
7 デイ・アフター・トゥモロー 20世紀FOX $186,740,799
8 ボーン・スプレマシー ユニバーサル・スタジオ $176,241,941
9 ナショナル・トレジャー ブエナ・ビスタ $173,008,894
10 ポーラー・エクスプレス ワーナー・ブラザース $162,775,358
※『ポーラー・エクスプレス』のIMAXなどでのリバイバル公開分を含む最終興行収入は、$183,373,735。
出典:2004 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月9日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

  1. シュレック2
  2. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
  3. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
  4. Mr.インクレディブル
  5. スパイダーマン2
  6. デイ・アフター・トゥモロー
  7. シャーク・テイル
  8. アイ,ロボット
  9. トロイ
  10. スクービー・ドゥー2 モンスターパニック
出典:2004 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月10日閲覧。

オーストラリア興行収入ランキング

  1. シュレック2
  2. ミート・ザ・ペアレンツ2
  3. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
  4. Mr.インクレディブル
  5. スパイダーマン2
  6. トロイ
  7. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
  8. デイ・アフター・トゥモロー
  9. オーシャンズ12
  10. 恋愛適齢期
出典:2004 Australia Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月11日閲覧。

フランス興行収入ランキング

2004年フランス興行収入トップ5
順位 題名 配給 興行収入
1. シュレック2 UIP $50,966,511
2. コーラス Pathé $48,765,590
3. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ワーナー・ブラザース $46,969,203
4. Mr.インクレディブル BVI $40,313,982
5. ロング・エンゲージメント ゴーモン $31,380,114
出典:2004 France Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

ドイツ興行収入ランキング

2004年ドイツ興行収入トップ5
順位 題名 配給 興行収入
1. (T)Raumschiff Surprise – Periode 1 (de:(T)Raumschiff Surprise – Periode 1) Constantin $62,059,389
2. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 ワーナー・ブラザース $48,684,339
3. 7 Zwerge – Männer allein im Wald (de:7 Zwerge – Männer allein im Wald) UIP $48,064,132
4. ヒトラー 〜最期の12日間〜 Constantin $39,061,389
5. トロイ ワーナー・ブラザース $35,184,418
出典:2004 Germany Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

日本公開映画

2004年の日本公開映画を参照。

受賞

死去

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 1日 玉川伊佐男 日本の旗 81 俳優[6]
4日 ブライアン・ギブソン イギリスの旗 59 映画監督[7]
7日 イングリッド・チューリン スウェーデンの旗 77 女優[8]
17日 ノーブル・ウィリンガム アメリカ合衆国の旗 72 俳優[8]
レイ・スターク アメリカ合衆国の旗 88 映画プロデューサー[8]
22日 アン・ミラー アメリカ合衆国の旗 80 女優・ダンサー[8]
24日 青木富夫 日本の旗 80 俳優[9]
29日 O・W・フィッシャー オーストリアの旗 88 俳優[10]
2月 4日 手塚しげお 日本の旗 62 俳優・歌手[8]
6日 ジョン・ヘンチ アメリカ合衆国の旗 95 美術監督[11]
10日 小原宏裕 日本の旗 68 映画監督[8]
11日 高木均 日本の旗 78 俳優[8]
18日 ジャン・ルーシュ フランスの旗 86 ドキュメンタリー映画監督・人類学者[12]
24日 ジョン・ランドルフ アメリカ合衆国の旗 88 俳優[8]
3月 2日 マーセデス・マッケンブリッジ アメリカ合衆国の旗 87 女優[8]
6日 フランシス・ディー英語版 アメリカ合衆国の旗 94 女優[8]
7日 ポール・ウィンフィールド アメリカ合衆国の旗 64 俳優[8]
8日 ロバート・パストレリ アメリカ合衆国の旗 49 俳優[13]
14日 ルネ・ラルー フランスの旗 74 アニメーション作家・映画監督[14][15]
15日 神山卓三 日本の旗 72 声優[8]
20日 いかりや長介 日本の旗 72 コメディアン・俳優[8]
24日 三ツ矢歌子 日本の旗 67 女優[8]
25日 下川辰平 日本の旗 75 俳優[8]
26日 ジャン・スターリング アメリカ合衆国の旗 82 女優[8]
28日 ピーター・ユスティノフ イギリスの旗 82 俳優・脚本家[8]
うしおそうじ 日本の旗 82 漫画家・アニメプロデューサー・特撮プロデューサー[8]
4月 1日 中谷一郎 日本の旗 73 俳優[8]
キャリー・スノッドグレス アメリカ合衆国の旗 58 女優[8]
7日 芦屋雁之助 日本の旗 72 俳優[8]
11日 斎藤高順 日本の旗 79 作曲家・元警視庁音楽隊長[8]
14日 牧港篤三 日本の旗 91 沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会代表[8]
5月 15日 三橋達也 日本の旗 80 俳優[8]
16日 南とめ 日本の旗 93 映画編集者[8]
6月 4日 ニーノ・マンフレディ イタリアの旗 83 俳優[8]
5日 ロナルド・レーガン アメリカ合衆国の旗 93 俳優・第40代米大統領[8]
9日 滝口康彦 日本の旗 90 作家[8]
14日 湯浅憲明 日本の旗 70 映画監督[8]
22日 篠田昇 日本の旗 52 撮影監督[8]
28日 野沢尚 日本の旗 44 脚本家・小説家[8]
7月 1日 マーロン・ブランド アメリカ合衆国の旗 80 俳優[8]
8日 ジャン・ルフェーブル英語版 フランスの旗 84 俳優[8]
9日 カルロ・ディ・パルマ イタリアの旗 79 撮影監督[8]
17日 パット・ローチ イギリスの旗 67 プロレスラー・俳優[16]
21日 ジェリー・ゴールドスミス アメリカ合衆国の旗 75 作曲家[16]
22日 セルジュ・レジアニ フランスの旗 82 俳優[17][注 1]
23日 ピエロ・ピッチオーニ イタリアの旗 82 作曲家[16]
25日 下條正巳 日本の旗 88 俳優[16]
28日 ジャクソン・ベック アメリカ合衆国の旗 92 声優[16]
31日 ラウラ・ベッティ英語版 イタリアの旗 70 女優[16]
ヴァージニア・グレイ アメリカ合衆国の旗 87 女優[16]
8月 4日 渡辺文雄 日本の旗 74 俳優[18][注 2]
6日 ジョゼフ=マリー・ロ・デュカ イタリアの旗 74 著述家、『カイエ・デュ・シネマ』の設立者のひとり[要出典]
8日 フェイ・レイ カナダの旗アメリカ合衆国の旗 96 女優[16]
9日 デイヴィッド・ラクシン アメリカ合衆国の旗 92 作曲家[19]
13日 池野成 日本の旗 73 作曲家
18日 エルマー・バーンスタイン アメリカ合衆国の旗 82 作曲家[16]
22日 ダニエル・ペトリ英語版 カナダの旗アメリカ合衆国の旗 83 映画監督[16]
江角英明 日本の旗 68 俳優[16]
9月 8日 フランク・トーマス アメリカ合衆国の旗 91 アニメーター[16]
水上勉 日本の旗 85 作家[16]
18日 ラス・メイヤー アメリカ合衆国の旗 82 映画監督[16]
10月 3日 ジャネット・リー アメリカ合衆国の旗 77 女優[16]
10日 クリストファー・リーヴ アメリカ合衆国の旗 52 俳優[16]
30日 南條範夫 日本の旗 95 作家・経済学者[16]
11月 2日 テオ・ファン・ゴッホ オランダの旗 47 映画監督[16]
11日 荻島眞一 日本の旗 58 俳優[16]
13日 カルロ・ルスティケッリ イタリアの旗 87 作曲家[16]
18日 市川春代 日本の旗 91 女優[16]
26日 島田正吾 日本の旗 98 俳優[16]
フィリップ・ド・ブロカ フランスの旗 71 映画監督[16]
29日 ジョン・ドリュー・バリモア アメリカ合衆国の旗 72 俳優[16]
12月 6日 山路ふみ子 日本の旗 92 女優[16]
14日 フェルナンド・ポー・ジュニア フィリピンの旗 65 俳優[16]
28日 ジェリー・オーバック アメリカ合衆国の旗 69 俳優[16]
主な出典:「2004年 映画界物故人」『キネマ旬報2005年平成17年)2月下旬号、キネマ旬報社、2005年、190 - 191頁。 

脚注

注釈

  1. ^ キネマ旬報では死亡日は7月22日 - 23日となっている[16]
  2. ^ キネマ旬報では死亡日は8月2日となっている[16]

出典

  1. ^ 斉藤 2009, p. 135.
  2. ^ 「2004年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2005年平成17年)2月下旬号、キネマ旬報社、2005年、154頁。 
  3. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  4. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  5. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  6. ^ Isao Tamagawa Biography”. iMDB. 2017年4月19日閲覧。(英語)
  7. ^ Bardach, Ann Louise (7 January 2004). “Brian Gibson”. The Guardian. 2017年5月24日閲覧。(英語)
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah 映画界物故人 2004, p. 190.
  9. ^ 青木富夫 のプロフィール”. allcinema. 2017年4月20日閲覧。
  10. ^ O.W. Fischer Biography”. iMDB. 2017年4月19日閲覧。(英語)
  11. ^ ジョン・ヘンチ - 略歴・フィルモグラフィー”. KINENOTE(キネノート). 2017年4月20日閲覧。
  12. ^ Jean Rouch - BiFi (フランス語)
  13. ^ Robert Pastorelli Biography”. iMDB. 2017年4月20日閲覧。(英語)
  14. ^ ルネ・ラルー(Rene Laloux) のプロフィール”. allcinema. 2017年4月20日閲覧。
  15. ^ René Laloux Biography”. iMDB. 2017年4月20日閲覧。(英語)
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 映画界物故人 2004, p. 191.
  17. ^ セルジュ・レジアニ(Serge Reggiani) のプロフィール”. allcinema. 2017年4月22日閲覧。
  18. ^ 渡辺文雄 のプロフィール”. allcinema. 2017年5月23日閲覧。
  19. ^ David Raksin - Biography”. IMDb. 2017年5月23日閲覧。(英語)

参考文献

  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8