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2023年11月2日 (木) 21:48時点における版
ゴジラ-1.0 | |
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GODZILLA MINUS ONE | |
ファイル:Godzilla 2023 logo.svg | |
監督 | 山崎貴 |
脚本 | 山崎貴 |
製作 |
|
製作総指揮 | |
出演者 | |
音楽 | 佐藤直紀 |
撮影 | 柴崎幸三 |
編集 | 宮島竜治 |
制作会社 | |
製作会社 | 東宝 |
配給 | 東宝 |
公開 | |
上映時間 | 125分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 |
|
『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン、英題: GODZILLA MINUS ONE[1])は、2023年11月3日公開のTOHOスタジオ・ROBOT制作による日本の映画。戦後間もない日本を舞台に描かれる、山崎貴脚本・VFX・監督による[2]怪獣映画である[1]。
『ゴジラ』シリーズでは37作目であり、国産の実写作品としては30作目[2]。『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなり、ゴジラ生誕70周年記念作品と位置付けられている[3][4][注釈 1]。2023年11月1日には第36回東京国際映画祭のクロージング作品として上映される予定である[5]。
あらすじ
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登場怪獣
- ゴジラ
- →詳細は「ゴジラ (架空の怪獣) § ゴジラ-1.0」を参照
登場人物
- 敷島 浩一
- 日本に戻ってきた帰還兵で、戦禍によって両親を失い、家も焼かれた状況の中で典子と出会う[4][6]。
- 大石 典子
- 両親を戦争で失い、敷島とひょんなことから出会い、ともに暮らすようになる女性[4][6]。
- 水島 四郎
- 戦後処理の特殊任務を請け負う船「新生丸」に敷島とともに乗り込む見習い[6]。
- 橘 宗作
- 元・海軍航空隊の整備部。並ぶ者がいないほどの高い整備の技術を持つ[6]。
- 野田 健治
- 新生丸の乗組員。戦時中は、兵器の開発に海軍工廠で携わっていた[6]。
- 太田 澄子
- 敷島が住む家の隣人。子供を戦争で失う[6]。
- 秋津 淸治
- 新生丸の艇長。戦後処理の特殊任務を国から依頼され、敷島たちとともに行う[6]。
キャスト
- 敷島浩一 - 神木隆之介[7][4]
- 大石典子 - 浜辺美波[7][4]
- 水島四郎 - 山田裕貴[7][4]
- 橘宗作 - 青木崇高[7][4]
- 野田健治 - 吉岡秀隆[7][4]
- 太田澄子 - 安藤サクラ[7][4]
- 秋津淸治 - 佐々木蔵之介[7][4]
スタッフ
出典:ポスター
- 監督・脚本・VFX - 山崎貴[4]
- 音楽 - 佐藤直紀[4]
- 製作 - 市川南
- エグゼクティブ・プロデューサー - 臼井央、阿部秀司
- 企画・プロデュース - 山田兼司、岸田一晃
- プロデューサー - 阿部豪、守屋圭一郎
- ラインプロデューサー - 櫻井紘史
- 撮影 - 柴崎幸三
- 照明 - 上田なりゆき
- 美術 - 上條安里
- 装飾 - 龍田哲児
- 録音 - 竹内久史
- 特機 - 奥田悟
- VFXディレクター - 渋谷紀世子
- 編集 - 宮島竜治
- カラリスト - 石山将弘
- 音響効果 - 井上奈津子
- 選曲 - 藤村義孝
- 衣裳 - 水島愛子
- ヘアメイク - 宮内三千代
- キャスティング - 杉野剛
- スクリプター - 阿保知香子
- 助監督 - 安達耕平
- 制作担当 - 横井義人
- プロダクション統括 - 會田望
- 制作プロダクション - TOHOスタジオ、ROBOT
- 制作協力 - 阿部秀司事務所
- 製作・配給 - 東宝
製作
企画
2016年の『シン・ゴジラ』公開後、監督の樋口真嗣は2017年に開催されたGフェスの場で、東宝は2020年以降まで新たなゴジラ映画を製作できないことを明かしたが、これはレジェンダリー・ピクチャーズとの間で「レジェンダリー製作のゴジラ映画と同じ年に東宝製作のゴジラ映画を公開しない」という契約を結んでいることが背景にある[8][9]。2018年に東宝の取締役である大田圭二は、『シン・ゴジラ』の続編製作の可能性がないことを明言すると同時に、「マーベル・シネマティック・ユニバース」形式の「ゴジラ・ユニバース」製作の可能性について言及した[10]。
2019年の『アルキメデスの大戦』公開後、監督の山崎貴は東宝から新作ゴジラ映画の製作を打診され、3年かけて脚本を完成させた[11]。山崎は後年、脚本の執筆に際して金子修介が製作した『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』から影響を受けたことを明かしている[注釈 2][13]。これについて、山崎は「山崎貴セレクション ゴジラ上映会」の金子との対談の中で「『GMK』の内容はだいぶ忘れていたのですが、まるで自分で考えたかのように『-1.0』のシナリオを書いたら、結構な影響下にあることが知らず知らずのうちに…」と発言している[13]。また、山崎は『ゴジラ-1.0』製作以前にも、監督を務めた『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のアバンタイトルにゴジラを登場させたことがあるほか、西武園ゆうえんちのアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」でも監督・VFXを手掛けている[14][15][16]。
2022年2月18日、ROBOTが「超大作怪獣映画」のエキストラ募集を開始し、山崎が監督、東宝が製作を手掛けることも同時に明かされた[17][18]。『ハフポスト』は「超大作怪獣映画」について第1作目の『ゴジラ』のリメイクであり、昭和時代を舞台にしている可能性を指摘した[18]。その後、11月3日に開催された「ゴジラの日」のイベントで、東宝は「超大作怪獣映画」が新作ゴジラ映画であることを発表した。また、この時点で撮影が終了してポストプロダクション作業に入っていること、公開日は2023年11月3日を予定していること、山崎が監督のほか脚本・視覚効果スーパーバイザーを務めることも明かされた[19][20]。『-1.0』というタイトルの意図について、山崎は「戦後でゼロの状態になった日本がゴジラによって悲惨な状況に陥る中で人々がどう立ち上がるのか」「初代ゴジラよりも以前の時代設定」「助走」「ここからどう生きていくかと一度身を引く」「何かを失う」といった例を挙げ、「いろんな意味を感じていただければ」と説明している[21]。12月13日には東宝映画企画部長の臼井央が、新作ゴジラ映画が第1作目との関連性があることを示唆している[22]。
山崎は『シン・ゴジラ』で大掛かりな水域表現などを深くやらなかったことに活路を見出し、『アルキメデスの大戦』で戦艦大和の沈没を演出した際に、CGで海の表現を作れることを実践できたという。また、今までゴジラ映画になかった、過去を主舞台とするストーリーというのは、山崎が本作品の監督の依頼を受ける前から考えていたものであり、ゴジラが日本が何も自衛できる兵器がない時代に登場したらどうなるのか?というアイデアを提案したという[16]。
キャスティング
2023年9月4日、完成報告会見が行われ、キャスト情報が公表された[7][4]。主演・神木隆之介、ヒロイン・浜辺美波という組み合わせは、公表当時に放送中だった連続テレビ小説『らんまん』と同一であるが、オファーも撮影も本作品のほうが先だったという[23]。山崎は、記者発表でマスコミからされた『らんまん』にあやかったキャスティングという指摘はまったく見当違いというわけではなく、佐々木蔵之介は『ひよっこ』に出演していた際にいいなと思ったからなど、朝ドラの影響が大きいという[16]。
山崎は、「昭和にいて説得力がある人」「怪獣が本物に見える芝居ができる人」という2点のポイントでキャスティングを固めていったといい、後者に関してはゴジラをいくら自分たちがリアルに創造しても、現実感というのはそれに対する役者のリアクションでしか出せないため、最初から上手な人でやりたいというのを言っていたという[16]。
撮影
撮影は2022年3月17日から6月11日までの日程で[17][18][24]、静岡県浜松市(遠州灘・浜名湖)[25]・長野県岡谷市(旧岡谷市役所庁舎)[26]・茨城県筑西市[27]などで行われた。
視覚効果
視覚効果は白組が手掛け、山崎がスーパーバイザー[19]、渋谷紀世子がディレクターを務めている。VFX作業は2022年4月から始まり、白組は8月から視覚効果デザイナーと視覚効果コンポジターの募集を開始し、同月から2023年1月まで作業が行われる予定だったが[28]、後に2022年11月から2023年2月までに作業期間が変更された[29]。デザイン作業にはHoudiniとMayaが、合成作業にはNukeがそれぞれ使用された[29]。視覚効果作業の終了後、2023年5月にポストプロダクションが終了した[30]。
戦後間もない当時の銀座は、にわか造りで作った建物と、空襲で焼け残ったビルなどが渾然一体となり、その手前に露天がずっと並んでいる風景であり、ゴジラが銀座に出現し、群衆が逃げるシーンはカメラが手ぶれになるため、合成ではなくオープンセットでの撮りきりが理想的であるが、その建造物群を建造しなくてはいけなくなることから、ブルーバック合成とオープンセットとの併用となった[16]。
音楽
映画音楽の作曲は佐藤直紀が手掛けた。サウンドトラックは11月4日、限定版は12月15日にランブリング・レコーズから発売される[31][32]。
マーケティング
2023年6月12日からTwitter公式アカウントは歴代の実写ゴジラ映画を1作品ずつ紹介する形式のカウントダウンを開始し[33]、7月11日に新作映画のタイトルが『ゴジラ-1.0』であることが発表され、同時に予告編とポスターが公開された[34][35][注釈 3]。翌12日にはゴジラの全身ショットも公開されている[39]。9月2日に新たな予告編が公開され[40]、同月4日には主要キャスト・スタッフが発表され、同時に劇場ポスターとオフィシャルトレーラーが公開された[41][42]。同月14日には映画の場面写真15枚とゴジラの全身ビジュアルが公開され、翌日からはムビチケの予約が開始された[43][44][45]。また、『SciFi Japan』は日米のSNSで『ゴジラ-1.0』がトレンド第1位となり、YouTubeで予告編の再生回数が900万回を超えたことを報じている[46]。
7月13日に山崎監修の下で、映画の3Dデータを基に酒井ゆうじが手掛けた「S.H.MonsterArts ゴジラ(2023)」が発売された[47]。同月15日から10月29日にかけて長野県松本市で「映画監督 山崎貴の世界」が開催され、『ゴジラ-1.0』のプロモーション展示や先行商品の販売が行われた[39][48]。また、7月30日に開催されたワンダーフェスティバルでは全高約2.3メートルのゴジラ像が展示され[49]、8月4日から8日にかけて開催された青森ねぶたでは、東宝の依頼で製作された「ゴジラねぷた」が登場した[50]。9月22日、山崎によるノベライズ版が11月8日に発売されることが発表された[51]。10月1日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツと東京ヤクルトスワローズの試合とコラボした特別映像や、全長約2.6メートルの『ゴジラ-1.0』立像が展示された[52]。
8月24日には「『ゴジラ-1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」の開催が発表され、9月に『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』『三大怪獣 地球最大の決戦』が上映された[53]。また、上映前にはトークショーも行われ、山崎のほかに樋口真嗣(『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の監督)、村瀬継蔵(怪獣造形物製作者)が登壇した[54]。10月には『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』『シン・ゴジラ:オルソ』(『シン・ゴジラ』のモノクロ版)が上映され、トークショーには金子修介(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の監督)、庵野秀明(『シン・ゴジラ』の総監督)が登壇する[12]。
10月から12月にかけて静岡県内のロケ地各所にてゴジラの立像などの展示をはじめとした各種イベントが開催され[25]、同月27日には神奈川県箱根町の箱根小涌園ユネッサンで2023年10月から2024年1月まで映画とのコラボレーション企画を開催することが発表された[55]。10月7日にはテレビ信州で『ゴジラ-1.0』製作の舞台裏を紹介する「映画監督 山崎貴の世界」が放送され、映画に出演した吉岡秀隆がナレーションを務めた[56]。同月18日には歌舞伎町のゴジラロードにてワールドプレミアレッドカーペットイベントが開催され、山崎貴、神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介が出席し、本作品に登場するゴジラの大きさと同じく全長50.1メートルのレッドカーペットにて一堂に会した[57]。また、同月23日に開催された第36回東京国際映画祭では山崎、神木、浜辺がオープニングセレモニーに出席している[58]。
公開
2023年10月18日にワールドプレミア上映が開催され、観客から好評を博した[59][60]。また、11月1日には第36回東京国際映画祭のクロージング作品として英語字幕付きで上映され[61][62]、同月3日からゴジラ生誕70周年記念作品として公開される[注釈 1][62]。6月27日に映画倫理機構は日本公開時のレイティングを「G」に決定した[63]。東宝は全国500館以上での上映を決め、2D上映のほかにIMAX、ドルビーシネマ、4DX、MX4D、ScreenXでも上映され[64]、これは東宝史上最大規模の上映数となる[42][65]。
アメリカ合衆国では国際東宝が配給を手掛け[66][67]、2023年12月1日から北米1,000館以上で英語字幕付きで公開される[65][67]。これに先立つ11月29日には一部の劇場でファンイベント上映が行われる[68]。また、『WIRED』によると、12月には北米以外のヨーロッパ諸国でも上映が開始するという[69]。
コラボレーション
- 関西学院大学
- 2023年10月から11月にかけて開催される大学祭「新月祭 2023」にて、コラボビジュアルを使用したパネルの展示や限定ノベルティの配布などを実施するほか、一部キャンパスではシリーズ第1作『ゴジラ』の上映会や本作品のプロデューサーらが登壇するトークショーも実施する[70]。
- KDDI
- 2023年10月25日から11月5日まで開催される展示会「ジャパンモビリティショー2023」の「エマージェンシー&モビリティ」エリアにて、ゴジラに襲われた街の復興や人命救助に向けてさまざまなモビリティが活躍するシーンを演出して出展する[71]。
- 銭湯
- 2023年10月26日から全国の一部公衆浴場施設にて限定の暖簾やポスターを掲載するほか、オリジナル商品の手ぬぐいや下足札キーホルダーを販売する[72]。
脚注
注釈
- ^ a b ゴジラ生誕70周年は2024年11月3日だが、2024年4月12日にレジェンダリー・ピクチャーズ製作の『ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア』の公開が決まっており、レジェンダリーとの契約の関係で東宝は同じ年に自社製作のゴジラ映画を公開することができないため、前倒しで2023年に公開することになった[41]。
- ^ 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は、山崎が最も好きなゴジラ映画に挙げている作品である[12]。
- ^ この際、『フォーブス』は国際東宝社長の植田浩史が「『ゴジラ-1.0』は『シン・ゴジラ』の時系列に連なる作品と発言した」と報じたが、後に「『シン・ゴジラ』の作風を踏襲する作品」と発言内容を訂正した[35]。この誤報の影響を受け、複数のメディアが「『シン・ゴジラ』の続編」と報道している[36][37][38]。
出典
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参考文献
- 『宇宙船』vol.182(AUTUMN 2023.秋)、ホビージャパン、2023年10月2日、ISBN 978-4-7986-3290-2。
- 『フィギュア王』No.309、ワールドフォトプレス、2023年11月30日、ISBN 978-4-8465-3307-6。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ゴジラ-1.0 (@godzilla231103) - X(旧Twitter)
- ゴジラ-1.0 - allcinema
- Godzilla Minus One - IMDb