神代文字の一覧
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神代文字の一覧(かみよもじのいちらん)は、神代から日本に伝わるという神代文字の一覧。
吾郷(1975)および原田(2007)における表記を右側に示した。左側と同じ場合は省略。竹内文書のみに伝わる文字は「竹内」と書く。なお、成立時期が不明なため五十音順としている。「神代文字」の定義など、詳しくは神代文字を参照のこと。
一覧
[編集]- 阿祖山文字 - アソヤマモジ(吾郷)『富士宮下文書』の「古代文字」(原田)
- 天名地鎮 - アナイチモジ(吾郷)アナイチ文字(原田)
- 阿比留草文字 - アヒルクサモジ(吾郷)日文草書(原田)
- 阿比留文字 - アヒルモジ(吾郷)日文真字(原田)
- 天越根数文字(あめこしねかずもじ) - 竹内。
- 阿波文字 - アワモジ(吾郷)
- 出雲文字 - イヅモモジ(吾郷)
- 斎部文字 - イムベモジ(吾郷)忌部文字(原田)
- 春日文字 - カスガモジ(吾郷)『九鬼文書』の神代文字(原田)
- カタカムナ文字 - カミツモジ(吾郷)カタカムナの文字(原田)
- 吉備文字 - キビモジ(吾郷)
- クイボク文字 - 竹内。
- 杵楔文字(きねくさびもじ) - 竹内。
- 楔文字 - いわゆる楔形文字に似た形の文字。
- 肥人之字 - 「釈日本紀」で言及された文字。
- 惟足文字 - コレタリモジ(吾郷)コレタリ文字(原田)
- サカリヒミ文字 - 竹内。
- 竜文字(たつもじ) - 竜体文字ともいう。竹内。
- 種子文字(たねこもじ) - タネマキ文字、イスキリス文字とも言う。
- 種子草文字 - 「神字日文伝」に登場する文字。中臣氏の祖である天種子命の作と伝わる。
- 筑紫文字 - ツクシモジ(吾郷) 古墳の壁画という意見もある。
- 対馬文字 - ツシマモジ(吾郷)対馬卜兆文字(原田)
- 豊国文字 - トヨクニモジ(吾郷)
- 上記(うえつふみ) - 豊国文字で記された文書
- 中臣文字 - ナカトミモジ(吾郷)
- 南朝文字 - 南朝古字(吾郷)南朝伝神代文字(原田)
- ヒスミエ文字 - 竹内。
- ヒタラ文字 - 竹内。
- ヒフ文字 - 竹内。
- 北海道異体文字 - アイノモジ(吾郷)アイヌ文字(原田)
- 物部文字 - モノノベモジ(吾郷)
- 守恒文字 - モリツネモジ(吾郷)モリツネ文字(原田)
- ヲシテ - ホツマモジ(吾郷)ヲシデ(原田)
- 琉球古字 - 琉球で占いに使う。神谷由道が「琉球の古代文字」と発表。
- わらび文字 - 竹内。
- 龍体文字
参考文献
[編集]- 吾郷清彦『日本神代文字-古代和字総観』大陸書房、1975年。
- 原田実『図説神代文字入門-読める書ける使える』ビイング・ネット・プレス、2007年。ISBN 978-4-434-10165-6
関連項目
[編集]- 竹内文書 - 多くの神代文字が見られる
- 和田家文書 (和田喜八郎) - 独自の文字が見られる
- 東日流外三郡誌 - 「和田家文書」のひとつ
- 神字日文伝
- カイダ文字 - 中世に徴税や帳簿のために作られたとされる絵文字だが起源を有史以前に求める説があり、その場合は神代文字と同一視される。