コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

神置町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 岐阜県 > 各務原市 > 神置町
神置町
日本の旗 日本
都道府県 岐阜県
市町村 各務原市
地区 稲羽地区
人口
2024年(令和6年)10月1日現在)[1]
 • 合計 457人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
504-0933[2]
市外局番 058 (岐阜MA)[3]
ナンバープレート 岐阜

神置町(かみおきちょう)は、岐阜県各務原市の地名。現行行政町名は神置町及び神置町一丁目から四丁目。

地理

[編集]

各務原市の稲羽地区の西部(旧・中屋村)に属する。

町域の東部は下中屋町成清町、西部は川島笠田町及び羽島郡岐南町平島、羽島郡笠松町米野、南部は川島笠田町、下中屋町(弥平島集落)、北部は成清町である。

町域には県道178号下中屋笠松線が通過し、木曽川北派川新境川)が流れる。

道路

歴史

[編集]

江戸時代、この地域は羽栗郡間嶋村であったが、東は熊野神社を鎮守とし、西は八幡神社を鎮守としていたため、事実上は東と西とは異なる村であった。1874年(明治7年)に住民の対立が激化したため、羽栗郡は村の分轄を認め、東間島村と西間島村に分立する。翌年に 権令小崎利準の仲裁などもあり、東間島村と西間島村が合併。神置村となる。1889年(明治22年)に町村制施行に伴い村制施行し、神置村が発足。

1897年(明治30年)に羽島郡神置村、松本村上中屋村下中屋村大佐野村成清村合併し、羽島郡中屋村が発足。中屋村大字神置となる。

1955年(昭和30年)に稲葉郡更木村前宮村、羽島郡中屋村が合併、稲羽町が発足すると稲羽町神置に改称。1963年(昭和38年)、蘇原町鵜沼町鵜沼町、稲羽町が合併し各務原市が発足すると、各務原市神置町となる[4]

1979年(昭和54年)、成清町、神置町の一部、下中屋町の一部で成清町が成立[5]。神置町の大部分をもって神置町一丁目から四丁目が成立[4]

世帯数と人口

[編集]

2024年(令和6年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[6]。尚、丁番の無い神置町は殆どが木曽川(三派川・新境川)河川敷であり、住民は0人である。

丁目 世帯数 人口
神置町 0世帯 0人
神置町一丁目 13世帯 30人
神置町二丁目 26世帯 56人
神置町三丁目 108世帯 252人
神置町四丁目 45世帯 119人
192世帯 457人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]

番・番地等 小学校 中学校
全域 各務原市立稲羽西小学校 各務原市立稲羽中学校

主な施設

[編集]
1982年(昭和57年)熊野神社と八幡神社を合祀し、新たな神社とし創立[9]

交通

[編集]

※各務原市ふれあいバス稲羽線にも「神置」停留所があるが、所在地は成清町である。

脚注

[編集]
  1. ^ 町名別人口・世帯数” (PDF). 各務原市 (2024年10月1日). 2024年12月4日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年12月4日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年12月4日閲覧。
  4. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1980, p. 864.
  5. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1980, p. 872.
  6. ^ 町丁目別人口・世帯数” (PDF). 各務原市 (2024年10月1日). 2024年12月4日閲覧。
  7. ^ 小学校就学区域”. 各務原市. 2024年12月4日閲覧。
  8. ^ 中学校就学区域”. 各務原市. 2024年12月4日閲覧。
  9. ^ 熊野八幡神社”. 岐阜県神社庁. 2024年12月4日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 21 岐阜県』角川書店、1980年。ISBN 4-04-001210-0