2025年のFIA 世界耐久選手権
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2025年のFIA 世界耐久選手権 | |||
前年: | 2024 | 翌年: | 2026 |
2025年のFIA 世界耐久選手権は、国際自動車連盟(FIA)とフランス西部自動車クラブ(ACO)が共同で開催するFIA 世界耐久選手権(WEC)の第13回大会である。シリーズはプロトタイプレーシングカーおよびGTカーの参加車両を2つのクラスに分けて争われる。本シーズンは、2025年2月のカタール1812kmレースで開幕し、同年11月のバーレーン8時間レースで閉幕する予定である。世界選手権タイトルはプロトタイプ/GTカーの各カテゴリーで総合首位となったドライバー/マニュファクチャラーに与えられる。
今年度より、ハイパーカークラスは各メーカーともに2台での参戦が義務付けられる。これによりハイパーカーのエントリーが必然的に増加となるため、年間エントリー台数はLMGT3と合わせて40台となる。
シーズン日程
[編集]2024年6月14日に、レースカレンダーが発表された。
ラウンド | レース | サーキット | 開催地 | 開催日 |
---|---|---|---|---|
1 | カタール1812kmレース | ルサイル・インターナショナル・サーキット | ルサイル(カタール) | 2月28日 |
2 | イモラ6時間レース | イモラ・サーキット | イーモラ(イタリア) | 4月20日 |
3 | スパ・フランコルシャン6時間レース | スパ・フランコルシャン | スパ(ベルギー) | 5月10日 |
4 | ル・マン24時間レース | サルト・サーキット | ル・マン(フランス) | 6月14-15日 |
5 | サンパウロ6時間レース | インテルラゴス・サーキット | サンパウロ(ブラジル) | 7月13日 |
6 | ローン・スター・ル・マン | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | テキサス州トラヴィス郡(アメリカ) | 9月7日 |
7 | 富士6時間レース | 富士スピードウェイ | 静岡県小山町(日本) | 9月28日 |
8 | バーレーン8時間レース | バーレーン・インターナショナル・サーキット | サヒール(バーレーン) | 11月8日 |
エントリー
[編集]- ハイパーカークラスは、前述の理由によりマニュファクチャラー及び台数が増加する。これに加えて、LMHからアストンマーティンがワークス体制で参戦する。一方で前年途中で参戦を中止したイソッタ・フラスキーニ(ティーポ6 LMH-C)に加え、ランボルギーニ(SC63)が撤退した。また、前年エントリーが認められなかったヴァンウォール(ヴァンダーヴェル 680)が復帰の意向を示していたが、本年もエントリーは認められなかった。
- LMGT3クラスは、昨年エントリーの優先権が与えられなかったメルセデスAMGが新たに参戦する。
ハイパーカー
[編集]LMGT3
[編集]結果とランキング
[編集]レース結果
[編集](WECにフル参戦するエントラントのみを掲載し、ポイント獲得の対象とならない招待エントラントは除外している)
ラウンド | サーキット | ハイパーカー 優勝者 | LMGT3 優勝者 |
---|---|---|---|
1 | ルサイル | ||
2 | イモラ | ||
3 | スパ・フランコルシャン | ||
4 | ル・マン | ||
5 | インテルラゴス | ||
6 | COTA | ||
7 | 富士 | ||
8 | バーレーン | ||
ドライバーズ選手権
[編集]レース距離 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | PP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6時間 | 25 | 18 | 15 | 12 | 10 | 8 | 6 | 4 | 2 | 1 | 1 |
8時間 / 1812km | 38 | 27 | 23 | 18 | 15 | 12 | 9 | 6 | 3 | 2 | 1 |
24時間 | 50 | 36 | 30 | 24 | 20 | 16 | 12 | 8 | 4 | 2 | 1 |
FIA 世界耐久ハイパーカードライバーズ選手権
[編集]FIA 耐久トロフィー(LMGT3ドライバー)
[編集]マニュファクチャラーズ選手権 / チームズ選手権
[編集]FIA ハイパーカー世界耐久マニュファクチャラーズ選手権
[編集]FIA ワールドカップ(ハイパーカーチーム)
[編集]FIA 耐久トロフィー(LMGT3チーム)
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 3台目のため、マニュファクチャラーズ選手権の対象外となる。