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京都府道402号王子並河線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京都府道402号から転送)
一般府道
京都府道402号標識
京都府道402号王子並河線
路線延長 8.4833 km
制定年 1959年京都府認定
起点 京都府亀岡市篠町王子
終点 京都府亀岡市大井町並河
接続する
主な道路
記法
国道9号
京都府道25号亀岡園部線
京都府道6号枚方亀岡線
京都府道43号豊中亀岡線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

京都府道402号王子並河線(きょうとふどう402ごう おうじなみかわせん)は、京都府亀岡市篠町王子から同市大井町並河に至る一般府道である。

概要

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亀岡市馬堀字南垣内で撮影
亀岡市三宅町で撮影

山陰道にあたり、1959年まで国道9号に指定されていた。亀岡市の中心部を国道9号と並行する。道幅は所々で狭く、一部区間では時間帯一方通行規制が実施される(詳細は「路線状況」セクションを参照のこと)。1885年明治28年)頃[1][2]から始まった保津川下りは、当時京都から人力車にのって老の坂を越え、篠町王子を経て保津川亀岡盆地から保津峡の入り口にあたる山本浜(現在のトロッコ亀岡駅辺り)から乗船した。ルーマニア皇太子イギリス皇太子などの賓客も興じたことから、山本浜までの道のりは異人道と呼ばれた[1][3][4]

路線データ

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京都府資料[5]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

  • 起点:亀岡市篠町王子(王子交差点=国道9号交点)
  • 終点:亀岡市大井町並河(土田南交差点=国道9号交点)
  • 路線延長:8.4833 km(実延長)

歴史

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本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として1959年昭和34年)に京都府が初回認定した路線の1つである。その後は起終点や経路の大幅な変更もなく現在に至る。

年表

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  • 1959年昭和34年)12月18日
    京都府が一般地方道113号王子並河線として府道認定[6]
  • 1994年平成6年)4月1日
    京都府が路線番号を再編(路線認定の一部改正)し、府道402号に変更される[7]

路線状況

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起点附近はかつて時速40キロの制限速度であったが、2012年(平成24年)4月23日に発生した亀岡暴走事故を受け、同年6月18日より時速30キロ制限を開始した[8]ほか、ハンプの設置などの対策が施された[9]。起点の王子交差点から篠町馬堀の約2kmで事故以前から実施されてきた午前7時から9時までの亀岡駅方面への一方通行規制は、引き続き実施されている[8]

地理

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通過する自治体

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交差する道路

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京都府亀岡市

沿線

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脚注

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出典

  1. ^ a b 歴史”. 保津川下り(保津川遊船企業組合). 2012年10月21日閲覧。
  2. ^ 鹿島の軌跡 第31回 今に生きる明治期の鉄道工事 -京都鉄道が嵯峨野観光鉄道となるまで-”. 鹿島建設株式会社. 2012年10月21日閲覧。
  3. ^ 出口晶子. “桂川の流域文化の研究-保津・山本浜の筏流しと観光船下り (PDF) . 平成15年度桂川治水利水対策協議会 委託研究報告. 2012年10月21日閲覧。
  4. ^ 特定非営利活動法人プロジェクト保津川. “保津川かわまちづくり計画への提案 (PDF) ”. 京都府南丹広域振興局南丹土木事務所. 2012年10月21日閲覧。
  5. ^ 京都府管理道路一覧”. 京都府道路管理課. 2012年10月21日閲覧。
  6. ^ 昭和34年京都府告示858号:『京都府公報』号外(1959年12月18日発行)pp.13-21
  7. ^ 平成6年京都府告示第280号2:『京都府公報』号外第31号、平成6年4月1日発行、pp.2-9
  8. ^ a b 亀岡事故の府道 30キロ規制に変更”. 京都新聞(2012年6月11日). 2012年10月21日閲覧。
  9. ^ 平成24年6月定例会(第3号)2012年6月26日:京都府議会. 2012年10月21日閲覧。

関連項目

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