「石狩沼田駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2017年8月) |
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2020年2月15日 (土) 06:03時点における版
石狩沼田駅 | |
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駅舎(2017年8月) | |
いしかりぬまた Ishikari-Numata | |
◄北秩父別 (3.2 km) (3.4 km) 真布► | |
所在地 | 北海道雨竜郡沼田町北1条3丁目 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 留萌本線 |
キロ程 | 14.4 km(深川起点) |
電報略号 | マタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1910年(明治43年)11月23日 |
備考 | 簡易委託駅 |
石狩沼田駅 | |
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いしかりぬまた Ishikari-Numata | |
◄五ヶ山 (2.8km) | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 札沼線 |
キロ程 | 111.4 km(桑園起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)10月10日[1] |
廃止年月日 | 1972年(昭和47年)6月19日[1] |
石狩沼田駅(いしかりぬまたえき)は、北海道雨竜郡沼田町北1条3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅。電報略号はマタ。かつては札沼線の終点駅でもあった。全ての普通列車が停車する。
歴史
- 1910年(明治43年)11月23日:鉄道院留萠線深川駅 - 留萠駅間開通に伴い沼田駅(ぬまたえき)として開業[2]。一般駅。
- 1924年(大正13年)4月25日:石狩沼田駅に駅名改称[3](1924年3月31日に上越南線(→上越線)沼田駅が開業したため)。
- 1931年(昭和6年)10月10日:札沼北線中徳富駅(初代。のちの新十津川駅)と当駅間が開業[1]。
- 1935年(昭和10年)10月3日:札沼北線が札沼線に改称[1]。
- 1944年(昭和19年)7月21日:太平洋戦争のため不要不急線として札沼線休止[1]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1956年(昭和31年)11月16日:札沼線営業再開[1]。
- 1972年(昭和47年)
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱いおよび出改札業務廃止(運転要員はそのまま配置)、窓口業務を簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[3]。
- 1988年(昭和63年)6月:窓口業務を再び直営化。
- 1994年(平成6年)12月:交換設備撤去。
- 1998年(平成10年)5月:再び簡易委託化。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。 1994年11月までは単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線を有する列車交換可能な交換駅であった。互いのホームは、東側に跨線橋が設置されていた期間を除いて西側を結んだ構内踏切で連絡していた。
札沼線が接続する前の昭和初期までは、島式ホームの駅裏側3番線は側線扱い(実態は相対式ホーム2面2線)、その他に駅舎横留萌側の貨物ホームへ2本の引込線、駅裏側には1本の留置線とそれから深川側に分岐する側線を有していた[4]。 札沼線が接続し、不要不急線として一旦廃止されるまでは、駅舎前の単式ホーム1番線が札沼線発着、島式ホーム2番線及び3番線が留萠線に設定されていた。その他に駅舎横留萌側の貨物ホームへ3本の引込線、駅裏側には3本の留置線または機回し用の側線とそれから深川側に分岐する側線を有し、また転車台を備えていた[5]。
交換設備運用廃止後は1番線以外の線路は全て撤去されたが、島式ホームは駅名標及び案内版と共に残存しており、花壇として利用されている。
深川駅管理の簡易委託駅(営業時間7時20分~13時40分、土日祝休業)。窓口では常備乗車券のほか、Sきっぷ常備券(深川~札幌、深川~旭川)を発売している。出札補充券・料金補充券もあるが、北海道内完結のものに限られる。
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ホーム(2017年8月)
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駅名標(2017年8月)
利用状況
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は77.2人[6]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は76.4人[7]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は74.0人[8]。
駅周辺
沼田町の中心駅。街の機能がそろう。
- 国道275号
- 深川留萌自動車道沼田インターチェンジ
- 沼田町役場
- 沼田警察署
- 沼田郵便局
- 北空知信用金庫沼田支店
- 北いぶき農業協同組合(JA北いぶき)沼田支所
- 旧・北海道沼田高等学校(2010年閉校)
- 町立沼田自動車学校
バス路線
「沼田駅前」停留所より空知中央バスと沼田町営バスが運行[9][10]。
札沼線1972年(昭和47年)廃止区間の代替で、ジェイ・アール北海道バス石狩線および北海道中央バス路線であった沼田町営バス北竜線(沼田駅前 - 碧水市街・和)はデマンドバス化を経て2018年(平成30年)6月1日路線廃止[11]。
路線詳細は、空知中央バスは事業者記事を、沼田町営バスは沼田町#バスを参照。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 留萌本線
- *一部の列車は北秩父別駅を通過する。さらにそのうち一部は真布駅も通過する。
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 札沼線
- 五ヶ山駅 - 石狩沼田駅
脚注
- ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、24-25頁。
- ^ 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、311頁頁。ISBN 978-4-89453-220-5。ISBN 4-89453-220-4。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、20-23頁。
- ^ 昭和3年 線路一覧略図 札幌鉄道局発行。
- ^ 昭和7年 線路一覧略図 札幌鉄道局発行。転車台の位置は不明。
- ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧。
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- ^ "留萌線(深川・留萌間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
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- ^ “留萌線(深川・留萌間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “沼田駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月9日閲覧。
- ^ “沼田町営バス時刻表” (PDF). 沼田町. 2019年6月9日閲覧。
- ^ “沼田町が乗り合いタクシー1日運行開始 高齢者ら対象 町民100円で”. 北海道新聞 (2018年6月1日). 2019年6月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 石狩沼田|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
- 国立国会図書館近代デジタルライブラリー 「北海道留萠線全通記念」より、沼田停車場構内 明治末 札沼線開業前は普通の中間駅であった。駅裏側側線は大正-昭和初期に1本増設された。