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'''京都鉄道博物館'''(きょうとてつどうはくぶつかん、{{Lang-en|Kyoto Railway Museum}})は、[[京都府]][[京都市]][[下京区]]観喜寺町に[[2016年]][[4月29日]]に開館した[[鉄道博物館]]である。[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)および[[公益財団法人]][[交通文化振興財団]]が運営する。



2021年5月13日 (木) 22:03時点における版

京都鉄道博物館
Kyoto Railway Museum
京都鉄道博物館エントランスホール(入口) 地図
地図
施設情報
前身 交通科学博物館
梅小路蒸気機関車館
専門分野 鉄道
管理運営 西日本旅客鉄道
公益財団法人交通文化振興財団
開館 2016年平成28年)4月29日[1]
所在地 600-8835
京都府京都市下京区観喜寺町
位置 北緯34度59分10秒 東経135度44分30秒 / 北緯34.98611度 東経135.74167度 / 34.98611; 135.74167座標: 北緯34度59分10秒 東経135度44分30秒 / 北緯34.98611度 東経135.74167度 / 34.98611; 135.74167
外部リンク 京都鉄道博物館
プロジェクト:GLAM
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京都鉄道博物館の位置(日本内)
京都鉄道博物館
京都鉄道博物館

京都鉄道博物館(きょうとてつどうはくぶつかん、英語: Kyoto Railway Museum)は、京都府京都市下京区観喜寺町に2016年4月29日に開館した鉄道博物館である。西日本旅客鉄道(JR西日本)および公益財団法人交通文化振興財団が運営する。

施設概要

2014年(平成26年)4月6日に閉館した交通科学博物館の収蔵物の一部と、2015年(平成27年)8月30日に閉館した梅小路蒸気機関車館の収蔵物を展示し、梅小路蒸気機関車館を拡張・リニューアルを行い、2016年(平成28年)4月29日にグランドオープンした[1]

京都鉄道博物館の開館工事にあたり、蒸気機関車の解体検査や修理に特化した専用検修庫(第2検修庫)を新設した[2]。第2検修庫では、蒸気機関車を吊り上げることができるクレーンを設置し、作業風景を外から見学できるよう、施設の一部はガラス張りになっている。

全体で展示面積は約31,000m2で、開館時点においては、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道博物館埼玉県さいたま市大宮区)や東海旅客鉄道(JR東海)のリニア・鉄道館愛知県名古屋市港区)を面積・展示車両数で上回り、日本最大の鉄道博物館である(2018年7月の鉄道博物館の増床により、面積では日本最大の座を明け渡している)。

当館の収蔵車両にはいわゆる「トップナンバー」と呼ばれる、製造第1号車が多く収蔵されているのも当館の特徴である。

また、梅小路蒸気機関車館時代から引き続き、構内施設の一部は車両基地梅小路運転区)としての機能も保持している。また、営業線扱いの展示引き込み線には標識類も設置されている。

なお、「京都鉄道博物館」の名称は、JR東日本グループである東日本鉄道文化財団登録商標となっている(第5696237号、第5696430号)。これは2007年に開業したさいたま市の「鉄道博物館」の名称を、同財団が先に商標登録していた(第4816677号、第4828417号)ためである。

2016年4月28日、イギリス国立鉄道博物館との姉妹提携継続調印式が行われた [3]

2017年1月23日、関西元気文化圏賞大賞を受賞した[4]

収蔵車両

以下、収蔵されている施設別に記載。

本館

京都鉄道博物館本館内1階メインスペースの様子
京都鉄道博物館本館内1階メインスペースを2階から見た様子
1984年準鉄道記念物に指定され、2004年鉄道記念物に昇格した。2016年3月11日には国の重要文化財に指定された[5][6]。初めて日本国内で量産された蒸気機関車である。
交通科学館で屋外展示されていたが、屋内展示に変更された際に1800形になる以前の番号である40番に復元されている。
1965年に準鉄道記念物に指定され、2004年に鉄道記念物に昇格した。
500系新幹線電車W1編成の博多方先頭車。
廃車後、博多総合車両所で保管されていた車両で、後述の100系とともに博多総合車両所からこの博物館に収蔵された。
2018年2月24日から5月7日までは「500 TYPE EVA」仕様のラッピングが施された。
2020年2月22日からは「ハローキティ新幹線」仕様のラッピングが施されている。
583系特急形寝台電車の先頭車。
JR西日本吹田総合車両所京都支所に所属していたが、2015年2月17日付で車籍抹消となり収蔵された。
収蔵直後は「雷鳥」(イラスト入り)のヘッドマークを表示していたが、4月1日の報道関係者内覧会以降は「月光」(文字のみ)のヘッドマークとなっている[7]。側面方向幕は「月光 博多 - 新大阪」と表示されている。
2017年12月7日から2018年1月29日までは「シャレー軽井沢」のヘッドマークが表示された。
489系特急形電車の先頭車。
JR西日本金沢総合車両所に所属していたが、2015年2月13日付で車籍抹消となり収蔵された。
ヘッドマークは「雷鳥」(文字のみ)を表示[8]。側面方向幕は「雷鳥 金沢」と表示されている。
2019年10月14日からは、投票企画で選定された白山色のラッピングが施されており2020年1月31日まで展示予定。
1973年に廃車後、奈良運転所の扇形庫で保管された後、当時の交通科学館にて静態保存された。1978年に準鉄道記念物に指定され、2004年に鉄道記念物に昇格した。
当初はJR西日本社員研修センターに保管されていた。
京都鉄道博物館ではヨ5000形ヨ5008号車と連結した状態で展示されている。
また、展示されている線路はカーリターダーとなっている。
当初は宇都宮貨物ターミナルにて保存されていたが、2015年3月1日に京都に移された。
移転に際して塗装はコンテナ特急「たから」号時代に戻され、電照式の「たから」号のテールマークが設置されている[9]
さいたま市の鉄道博物館に保存展示されている11号機と同じく、JR貨物で活躍したのちに展示用として後述のDD51とともにJR西日本に譲渡された機関車で、その後の譲渡回送後の整備で冷房装置を撤去し、国鉄塗装に変更されている。
京都鉄道博物館では床下を見られるようにした嵩上げ展示となる。
2015年1月4・5日限定でDD51とともに扇形庫で展示された[10]
2016年10月8日から「富士」のヘッドマークが取り付けられている。
2017年12月7日から2018年1月29日までは前後に「さくら」と「富士(赤富士)」のヘッドマークが取り付けられていた。
2018年1月30日以降は「さくら」のヘッドマークが取り付けられている。
JR貨物から譲渡された車両で、前述のEF66とともに京都鉄道博物館では床下を見られるようにした嵩上げ展示となる。
2016年10月8日から「出雲」のヘッドマークが取り付けられている。
キハ80系特急形気動車のボンネット型先頭車。
交通科学博物館からの移転車両で、今回の移転整備で先頭のボンネット部分が開くようになった[11]
ヘッドマークの電照部分に国鉄時代とは異なる字体の平仮名およびローマ字で「くろしお(KUROSHIO)」と表示されている点は交通科学博物館時代から変わらず。
100系新幹線電車の東京方先頭車。元はJR西日本のV編成「グランドひかり」に使用されていた100系3000番台の122形3003号車だったが、短編成化改造された際に元番号に2000が加算され5003号車となり、K54編成として100系完全退役まで使用された。
廃車後に博多総合車両所で保管されていた車両で、前述の500系とともに博多総合車両所からこの博物館に収蔵された。

プロムナード

プロムナードの様子(エントランス側)
プロムナードの様子(本館側)
交通科学博物館から移転してきた機関車。
1966年に廃車後は、当時の交通科学館に搬入され交通科学博物館に至るまで静態保存されており、移転後も同様に静態保存されている。
元はマイロネフ38形一等・二等寝台緩急車1号車で1955年7月の級制改正によりマロネフ59形となった。
1938年にマイロネフ37290形として製造されたのちの14号御料車と同形式車(マイロネフ37292)で、皇族専用車両として製造されたが複数の形式変更を経てマイロネフ38形1号車となる。
現役時代はスハシ38形三等食堂合造車102号車であったが、廃車後すぐに当時の交通科学館で食堂として使用するために三等客室部分も食堂スペースとして改造されており、その際に形式もスシ28形に変更され車番は架空の301号車とされた。交通科学館の開館時から後述のナシ20形が交通科学館に搬入保存されるまで食堂として利用されていた。
103系通勤形電車の先頭車で、103系のトップナンバーのひとつである。
配置当初は池袋電車区に配置され、山手線で活躍した車両で、最後は阪和線で相方であるクハ103-2とともに活躍した。2011年3月30日に廃車となり、廃車後は吹田総合車両所に保管されていた。京都鉄道博物館へ回送される際に阪和線のスカイブルーから大阪環状線のオレンジバーミリオンに塗装が変更された。前面と側面の方向幕は黒地に白文字で「大阪環状線」と表示されている。
しかし、JRマークや前面窓下の車番表記がないほか、前面方向幕が黒地化が遅かった森ノ宮電車区所属車両に取付けられていた大文字タイプではなく、日根野電車区および奈良電車区所属車両に取付けられていた初期に黒地化されたものに見られる小文字タイプであるなど(いずれも後年の内容変更時にに大文字タイプに再交換)、現役時代の姿とは若干異なる。
交通科学博物館から移転してきた80系長距離用電車の制御車および電動車で、京都鉄道博物館では2両を連結した状態でC62や0系と並んで展示される。
交通科学博物館から移転してきた20系寝台客車の食堂車。側面に乗降用のドアがないため車内への乗り降りは車端部の貫通路から行うようになっている。
移転前の博物館で行っていた食堂車営業は軽食や弁当の提供に特化する形で、京都鉄道博物館でも同様に車内での営業が実施されている。
現在、側面方向幕には「はやぶさ」と号車番号の「5」が表示されている。
交通科学博物館から移転してきた機関車で、移転前は交通科学博物館第2展示場で保存されていた。
交通科学博物館から移転してきた0系新幹線電車の車両で、この内21-1・22-1・16-1は1964年3月に落成した1次車の先行製造車(C編成6両のうちの3両)で、同年8月に落成の2次車の35形トップナンバー車35-1とともに、2007年8月に機械遺産(11番)として認定されたものである。
また、2008年10月にはJR西日本より鉄道記念物に、2009年10月には重要科学技術史資料(未来技術遺産)に指定された。
4両編成として展示されており、移転後車内に入れるのは22-1のみで座席を撤去した車内に新幹線関連の展示が行われている。

 21-1の前では撮影業者による記念撮影コーナーが営業されているほか、22-1の運転台でも記念撮影サービスが営業されている。

22-1のスカート部には、2019年5月16日から7月15日の期間限定で、お召列車仕様の装飾が施された(同期間に開催された企画展「鉄路を翔けた鳳凰〜お召列車と貴賓室〜」に関連した企画)。

トワイライトプラザ

トワイライトプラザに展示されるEF58形とEF81形
1985年に運用を離脱、廃車になったが翌1986年に車籍が復活し、そのままJR西日本へ承継され、様々なイベント列車を牽引してきたが、2009年を最後に本線での自力走行実績がないまま2011年10月31日付で車籍抹消となった。
その後当館への保存が決まり、後述のオロネ24とEF65とともに2015年3月20日の深夜に京都鉄道博物館へ回送された。
当館での展示に際し、ぶどう色から一般色に塗装が戻されている。
2016年10月8日から2017年1月31日まで「あさかぜ」のヘッドマークが取り付けられていた。
かつて「日本海」で使用されていた24系寝台客車のA寝台車で、JR東日本青森車両センター配置)から譲渡された。側面方向幕は「日本海 大阪」と表示されている。
長らく宮原総合運転所(現・網干総合車両所宮原支所)で保存されていた機関車で、2015年3月20日の深夜に京都鉄道博物館へ回送された。
トワイライトエクスプレス牽引車専用塗装。2015年4月30日付で廃車[12]
2016年10月8日から2017年1月31日と2018年5月12日から2018年5月13日まで「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークが取り付けられていた。
2017年2月2日から2017年3月31日までは「京の冬の旅50回記念号」のヘッドマークが取り付けられていた。
2017年12月7日から2018年1月29日までは「シュプールトワイライト信越」のヘッドマークが取り付けられていた。
トワイライトエクスプレス第1編成の食堂車。2015年4月30日付で廃車[12]
黄色帯やロゴマークが一切ない状態で博物館に搬入されたが、のちに現役時代と同じ帯とロゴが貼られた。
トワイライトエクスプレス第1編成のA個室寝台車。2015年4月30日付で廃車[12]
黄色帯やロゴマークが一切ない状態で博物館に搬入されたが、のちに現役時代と同じ帯とロゴが貼られた。

扇形車庫

扇形車庫と転車台
別角度から
扇形車庫側から見た転車台。向かいに見える建屋は第2検修庫。
7100形蒸気機関車 義経号

扇形車庫は1914年(大正3年)に建設された鉄筋コンクリート造の車庫であり、2004年(平成16年)に国の重要文化財指定ならびに土木学会選奨土木遺産に選奨されている。また、2006年(平成18年)にはJR西日本が指定する準鉄道記念物となり、2019年(令和元年)には日本機械学会により機械遺産に認定された。

車庫上部に設置されている「梅小路蒸気機関車庫」の看板の「庫」の文字は、京都鉄道博物館としてリニューアルするにあたり、2015年12月頃に「館」の字から改められたものである。

扇形車庫1番から7番までは動態保存車、8番から20番までは静態保存車の収蔵となっているが、動態保存車エリアは梅小路運転区の現役で使用される車両整備施設で、中でも本線運転機については当施設に不在の時があり、静態保存車エリアについても展示の都合上、車両配置図の通りになっていない。大半の車両が、1972年に前所属機関区から現役車両として、梅小路機関区への転属手続きが行われた[13]

収蔵車両は、2006年10月14日、施設・車歴簿・保守用工具等とともに群として準鉄道記念物に指定された(ただし、広島鉄道学園展示当時の1976年に準鉄道記念物指定されたC62形1号機、交通科学博物館当時の2004年鉄道記念物に指定され、その後京都鉄道博物館に移設した7105号機(義経号)、梅小路蒸気機関車館の車両が準鉄道記念物に指定された後の2009年に収蔵された日鉄鉱業から譲渡された1080号機を除く)。

1926年大宮工場にて改造された。1979年日鉄鉱業羽鶴専用線で廃車。2009年9月14日に日鉄鉱業からJR西日本へ譲渡され、梅小路蒸気機関車館にて静態保存。
「義経」号の通称で知られる。1923年、車籍抹消。1963年10月、準鉄道記念物に指定、その後2004年に鉄道記念物に昇格。2014年4月に閉館した交通科学博物館から梅小路蒸気機関車館へ移設。2014年10月10日、梅小路運転区100周年を記念して17年ぶりに動態復元され、梅小路蒸気機関車館時代は「SLスチーム号」を牽引した実績があるが、京都鉄道博物館となって以降はその実績がなく、時折機能保全のために単機で構内を走行する姿が見られる。
2019年3月頃にヘッドマークステーが設置され、ヘッドマークの掲出が可能になった。同年4月末頃から5月にかけて、改元を記念し「平成」や「令和」のヘッドマークが掲出された。
8620形の11号機。1972年9月、弘前運転区より転入。1979年に車籍抹消(有火保存)となった。以後、車籍はないものの動態保存されており、「SLスチーム号」の牽引機を担当している。
9600形の34号機。1972年9月、小樽築港機関区より転入。1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたものの動態保存されていたが、1987年以降は静態保存されている。
1972年9月、鹿児島機関区より転入。1979年に車籍抹消後は静態保存されていたが、2002年10月に梅小路蒸気機関車館開館30周年を記念して動態復元された。ただし「SLスチーム号」牽引機ではなく、時折機能保全のために単機で構内を走行する姿が見られる。
1972年、会津若松機関区より転入。1976年3月16日山陰本線京都 - 丹波口間にて、高架化工事完成記念列車(京都 - 二条間)を牽引。1987年3月に車籍抹消され、静態保存。
1962年新潟機関区で廃車。1972年、新潟鉄道学園に教材として切開状態で保管されていた当機を長野工場で外観のみ復元した後、梅小路蒸気機関車館にて静態保存。2019年3月からは、お召列車牽引仕様へのお色直しが施され、前面への菊の紋章取付けや、デフレクターへの鳳凰の装飾が施された状態で展示されている。
1950年梅小路機関区にて廃車後、国鉄吹田教習所保管を経て1961年から交通科学館(のちの交通科学博物館)に保存され、以後静態保存。交通科学館入館に際し鷹取工場にて自走可能な状態に復元工事をされた。1972年10月10日、梅小路蒸気機関車館開館に際し、交通科学博物館より移設され静態保存。
1971年、旭川機関区より転入した。1979年3月に車籍抹消。
1972年9月に上諏訪機関区より転入。2018年8月から「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。かつては本線運転機として主に「SL北びわこ号」「SLやまぐち号」に使用されたほか、過去には全国各地への出張運転の実績が多数。D51 200に本線運転機の座を譲り、2018年5月27日の「SL北びわこ号」を最後に本線運転を終了した。
1972年10月、新津機関区から佐倉機関区を経て梅小路機関区に転入。転入直後は1976年の「京阪100年号」の運転を除いて本線運転を行っておらず、構内運転に留まっていたが、本線上での動態保存が本格化した1979年8月から「SLやまぐち号」を牽引し、時折「SL北びわこ号」も牽引する本線運転機。「SLやまぐち号」運転期間中は下関総合車両所新山口支所に常駐するため、収蔵車両でありながら当施設で見られる機会は「SL北びわこ号」運転期間中と、中間検査・全般検査を受ける時期のみと限られている。
1975年、北見機関区より転入。C57 1とともに山口線で本線運転も行っていたが、1984年1月に本線運転を終了し、1987年3月に車籍抹消後以後は静態保存。
2019年2月頃まではお召仕様での展示であったが、前述のC51形239号機のお召仕様化の際に菊の紋章およびデフレクターの鳳凰装飾が取外された。なお、当機がお召列車を牽引した実績は一度もない。
糸崎機関区を経て、1972年9月、奈良運転所より転入し、1979年3月に車籍抹消。以後、静態保存。
1972年9月、宮崎機関区より転入。SL白鷺号の牽引など本線運転も担当した。1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたが、1987年3月に車籍復活した。以後、梅小路運転区に車籍を有し、「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。
  • C62形蒸気機関車1号機 - 1948年、日立製作所製。
1967年広島第二機関区で廃車。1976年3月、準鉄道記念物に指定。広島鉄道学園に保管されていたが、1994年に梅小路蒸気機関車に移設され静態保存。
1972年9月、小樽築港機関区より転入。SL白鷺号の牽引など本線運転も担当した。1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたものの、1987年3月に車籍復活した。以後、梅小路運転区に車籍を有し、「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。
1971年、直方機関区より転入。1979年3月に車籍抹消。静態保存。
1972年、浜田機関区より転入。1972年11月から1973年11月までの間に東海道本線・関西本線・奈良線・草津線でSL運行を目的とした団体臨時列車を何度か牽引している。動態保存されていたが、1986年5月車籍抹消後は静態保存。
1972年10月、中津川機関区より転入。1979年に車籍抹消(有火保存)されたが、1987年に車籍復活し、梅小路運転区に所属。構内での展示運転に用いられてきたが、2014年から本線運転に向けた大規模修繕を受け、2017年から本線運転機となった。「SLやまぐち号」、「SL北びわこ号」の牽引機となっており、「SLやまぐち号」運転期間中は下関総合車両所新山口支所に常駐するため、収蔵車両でありながら当施設で見られる機会は「SL北びわこ号」運転期間中と、中間検査・全般検査を受ける時期のみと限られている。
D52形の最終号機。1973年五稜郭機関区より転入し、休車状態のまま1979年3月に車籍抹消し、静態保存。

引込線

本館1階の引込線で展示されているカニ24 12(手前)とオハ25 551(奥)

営業線と繋がっている施設で、法令上は営業線扱いであり線路終端標識など営業線としての標識類も整備されている。このため引込線を介して展示車両を入れ替えることも可能で、現役で運行している車両なども臨時で展示できるようになっている。また、本館1階とは車両工場の展示として一体化され展示車両の屋根上も見学できるようになっている。

開館時以降、通常は以下の3両(ただし、配置は変更される場合がある)が展示されている。

トワイライトエクスプレス第1編成のサロンカー。4月7日に網干総合車両所を出場して網干総合車両所宮原支所まで輸送され、4月13日深夜に京都鉄道博物館に向けて回送された。
トワイライトエクスプレス用の電源車。前述のオハ25とともに網干で整備を受けた後に、京都鉄道博物館に向けて回送された。
2011年10月31日、宮原総合運転所にて除籍、廃車の後、梅小路蒸気機関車館にて静態保存。

以下は上記の3両と入れ替えて展示された車両[14]

2016年8月10・11日
京都トヨペットとコラボし、トレインマークをラッピングした試乗車。
2016年8月12・13日
電気・軌道総合検測車。
2016年8月14日 - 27日
  • 7100形蒸気機関車7105号機(義経号)
扇形機関車庫から移動して展示。
2016年8月28日 - 9月6日
  • 保線用車両
2017年3月7日
  • レール探傷車
オハ46形客車と入れ替えて展示。
2017年4月21日 - 24日
  • クモハ105-504
  • クハ104-504
2017年7月20日 - 25日
2017年8月6日 - 19日
2017年8月29日 - 9月5日
  • マルチプルタイタンパー(在来線用08-475)
2017年9月7日 - 10日
2017年11月3日 - 6日
  • クハ103-843(オレンジ色)
  • クハ103-802(オレンジ色)
大阪環状線開業30周年(802号車)および50周年(843号車)のヘッドマークを取り付けて展示。
2017年12月21日 - 26日
  • クモル145-1015
  • クル144-15
2018年1月20日 - 28日
2018年3月30日 - 4月2日
扇形機関車庫から移動し、特急「はと」のヘッドマークを取り付けて展示。
特急「はと」のテールマークを取り付けて展示。
2018年6月16・17日
オハ25 551と連結し、「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークを取り付けて展示。
  • キイテ87-1(10号車)
  • キサイネ86-1(9号車)
キイテ87-2(1号車)とキサイネ86-101(2号車)およびEF65形 1124(特別な「トワイライトエクスプレス」牽引機)は屋外に展示された。
2018年8月22日 - 26日
  • キヤ143-2
2018年11月13日 - 12月2日
11月23日 - 25日の3日間はホキ1848を使用し、バラストの積み込みおよび散布作業を砂利の代わりにボールを使って実演している。
2018年12月22日 - 26日
12月22日 - 25日の4日間は車内も特別に公開。
2019年1月19日 - 27日
  • EF64 1024
  • コキ104-1329(UR19A形コンテナ・20D形コンテナ×2・ISOタンクコンテナ積載)
  • コキ107-580(20D形コンテナ・19D形コンテナ・19G形コンテナ・20G形コンテナ積載)
EF64形は西日本豪雨による迂回列車仕様のラッピングおよび「がんばろう岡山・がんばろう広島」のヘッドマークを取り付けて展示[15]
2019年2月2日 - 3月3日
JR貨物を除くJR他社の現役車両が展示されるのはこの2両が初めて。
2019年2月9日 - 11日
  • クモロ213-7004
  • クロ212-7004
アンパンマントロッコ列車と並べて展示された。
2019年3月27日 - 31日
  • クモハ227-1018
  • クモハ226-1018
2019年4月27日 - 5月6日
  • C62 1
プラレール60周年のヘッドマークを取り付けて展示された。
2019年5月16日 - 5月20日
  • オロ14 706
  • スロフ14 703
企画展「鉄路を翔けた鳳凰〜お召列車と貴賓室〜」との連動企画で、スロフ14形のテールマークは2011年のお召し列車走行時に使用されたJR西日本のロゴマークが装着された。
2019年9月7日 - 9月12日
2019年11月16日 - 11月24日
シキ800は日本通運所有の私有貨車であり、岡山県で最後となる大型変圧器輸送終了後に展示された。
2019年11月30日
引き込み線で鉄道モードからバスモードとなり、扇形車庫へ移動。その後、12月22日まで扇形車庫で展示。
2020年1月24日 - 26日
  • 145系配給電車
  • クモル145-1015
  • クル144-15
2020年1月30日 - 2月28日[17]
  • 志国高知 幕末維新号

保存車両以外の展示内容

SLスチーム号&展示運転線

SLスチーム号

梅小路蒸気機関車館として営業していた頃から運転されている片道500mの展示運転線を用いたSL列車で、蒸気機関車が今回の京都鉄道博物館開業に合わせて導入された専用客車2両(オハテ321-1・オハテフ310-1。詳しくは梅小路蒸気機関車館を参照)を牽引し、15 - 60分間隔で運転する。最終列車到着後に機関車と客車を切り離し、転車台回転や火床整理(灰落とし)・給炭・給水などの整備作業を行う光景が見られる。

牽引する機関車は日によって異なり、基本的に「SLスチーム号」指定牽引機(8630・C56 160・C61 2・C62 2)が「SLスチーム号」のヘッドマークを掲出して専用客車を牽引するが、「SLやまぐち号」・「SL北びわこ号」を牽引する本線運転機(C57 1・D51 200)が牽引することもある。

乗車には入館料とは別に、300円(一般・大学生・高校生)・100円(中学生・小学生・3歳以上の幼児)を必要とする。

SL第二検修庫

SLの解体検査に特化した専用検修庫で、京都鉄道博物館開館に際して新たに建設された。従来の機関車庫内にあった整備施設はその性質上(重要文化財の建物であるため)施設の拡張や設備の更新が困難で、ボイラーの運びだしには大型クレーン車二台を機関庫構内に持ち込む必要があった。このため重要部検査以上の検査をこの検修庫で実施し、交番検査などは従来通り扇形庫内の整備施設で実施する。

博物館来館者用のペデストリアンデッキが2階部分の窓に面しており、SL検修の作業風景を外から見学することが可能である[18]

本館2階

ATS・ATC体験
本館2階には ATSやATCを体験できるレイアウトが設置されている。この周囲にはモニター付きの運転台が6台設置されており、先着順で運転体験をすることができる。
車両は車載カメラが搭載された、Oゲージサイズだが外観が多少ディフォルメされた新幹線(3両編成)が2編成(500系、N700系)と在来線(2両編成)が4編成(225系、321系、683系、キハ120形)ある。
225系が走行する線路の運転台脇には、信号制御盤が設置されており、駅部分の分岐器や信号機と連動している。
また、子供のみだが下をくぐってレイアウトを内側から見学することもできる。
運転シミュレーター
京都鉄道博物館には在来線用が6台・新幹線用が2台設置されている。
体験には抽選に参加する必要がある。抽選整理券は運転シミュレーターコーナーにある抽選整理券発行所にて入館券を提示することで発行され、当選発表は同じフロアの「列車に乗ろう」コーナーで行われている。抽選参加にあたり、在来線・新幹線を選ぶことは出来ない。
在来線用のシミュレーターは223系の運転台がモデルであり、架空の路線が運転できる。新幹線用のシミュレーターはN700系7000番台がモデルであり、こちらはCGで再現された山陽新幹線(姫路 - 新尾道間)の一部区間が運転できる。なお、在来線用・新幹線用いずれも運転する区間はランダムである。また、新幹線のみであるが、駅から出発するか、途中区間から出発するかをスタート時に選択できるようになっている。
CTC表示板
京都鉄道博物館には山陽新幹線(新神戸 - 小倉間[19])のCTC表示板が設置されており、実物同様に動作している(実際のダイヤとは連動していない)。
表示板の前にはモニターが数台設置されており、二択のクイズに答えながら司令員の仕事を体感できる。
また、同じコーナーには交通科学博物館に展示されていた奈良線(木津 - 京都間)のCTC表示板も移設されており、時刻表やダイヤグラムに関する展示も行われている。
ジオラマコーナー
約300平方メートルの広さを持つ日本最大級を誇るHOゲージの鉄道ジオラマ。JR西日本の自社車両にとどまらず、JR東日本・JR貨物・近畿日本鉄道[20]阪急電鉄京阪電気鉄道南海電気鉄道名古屋鉄道智頭急行など他社の車両や国鉄時代の車両も配置・運転されている[21][22][23]。ただし、一部の列車は実物の編成とは異なっている場合[24]がある。
キッズパーク
株式会社タカラトミーの協力により設置されている、子供向けのプレイコーナー。カーペット敷のエリアでプラレールで自由に遊ぶことが出来る。コーナー中央には、巨大なW7系プラレールの先頭部分が設置されている。
列車に乗ろう
内部の仕組みが見えるようにスケルトン化された自動改札機にきっぷを通す体験や、みどりの窓口に設置されている係員用きっぷ発券端末「マルス」の模擬操作体験、列車の発車時刻や行先を案内する「発車標」の操作体験が出来るコーナーや、駅係員や乗務員の仮眠室に設置されている「自動起床装置」の実物の展示などがある。
また、列車の座席設備などの発展の歴史を展示するコーナーでは、700系7000番台ひかりレールスター」のコンパートメントや、W7系グランクラス座席が展示されている。
企画展示室
時期により様々な企画展が開催される。
レストラン
鉄道にちなんだメニューを始め様々なメニューが提供されている。また、窓からは東海道新幹線やJR京都線、嵯峨野線を行き交う様々な列車を眺めながら食事を楽しむことが出来る。
なお、当館のレストランは飲食物の持ち込みが可能である。

この他にも、近畿圏各私鉄の説明や切符発券体験、鉄道に関連した文学やレコードなどを紹介する展示があり、鉄道紀行作家として有名だった内田百閒宮脇俊三を紹介する展示もある。

本館3階

スカイテラス
南側の屋上に設置された展望スペースで、京都らしい風景(東寺、伏見桃山城、京都タワー、清水寺、比叡山、愛宕山など)やJRの在来線および東海道新幹線が一望できる。ここには業務で実際に使われている運行情報表示装置 (TID) が設置されており、モニターに表示される京都 - 西大路間および京都 - 丹波口間の在来線全列車の位置情報と実車とを見比べて、リアルタイムの運行状況を観察できるようになっている[25]
図書資料室
鉄道関連の書籍や、最新号の鉄道ファン鉄道ジャーナル鉄道ダイヤ情報など鉄道雑誌が閲覧可能。また、閉架書庫には過去の市販の大型時刻表なども保管されており、係員に申し出ることでそれらも閲覧可能である。
平日は利用予約が必要。土日祝日は予約無しで利用可能。なお、資料室内には荷物の持ち込みが禁止されているため、室内入ってすぐにあるコインロッカー(コイン返却式)に荷物を預ける必要がある。
ホール
多目的スペース。主に小学校の社会見学などによる団体客が休憩や昼食を摂る際に使用する。週末など来館者が多い日には、一般客にも休憩スペースとして開放されることがある。

その他の展示内容(保存車両以外)

221系モックアップとEF66形カットモデル
休憩室として利用されている50系客車の緩急車。塗装や座席は原形のままであるが、車内に家庭用エアコンが設置され、裏側に配管と室外機が設置されている。トイレは使用不可。
交通科学博物館から移設された実物大カットモデルのモックアップ
ヘッドマークは「こだま」(文字のみ)を表示。
交通科学博物館から移設された、車体構造がわかるように一部の骨組みが露出した構造の実物大モックアップで、前述の151系モックアップと背中合わせになる形で配置されている。前面の方向幕は白地に黒文字で「大阪環状線」と表示されている。
東海道新幹線工事用車両の牽引と、開業後の補修車両牽引用にDD13形629号機を標準軌化改造した車両で自動連結器の他に先頭部のU字型フレームに新幹線電車と同じ密着連結器を装備している。
京都鉄道博物館では先頭ボンネット部分のカットモデルとしてEF66の隣に設置されている。
交通科学博物館では鉄道運転シミュレータとして使用されていた(当時は乗務員室扉までのモデル)。京都鉄道博物館への移設に際し、運転シミュレータとしての機能はすべて撤去され、マイクによる車内アナウンス体験や、車内非常ボタンの体験コーナーとして活用されている。
このため、運転席がない側の乗務員扉が外され、そちら側に乗降扉・戸袋窓・座席が設置されている。方向幕は前面が「臨時」、側面が「京都」と表示されている[26]
  • EF66形電気機関車10号機 (先頭ボンネット部分のみのカットモデル)
京都鉄道博物館開館時に追加された機材であり、車体は運転席部分のみで前面窓や屋根が一切ない構造となっている。
他にもDD51形ディーゼル機関車・DE10形ディーゼル機関車・0系新幹線の運転席部分が展示されている。
本館2階に扉を全開にして積み荷が見える状態で展示されている。このコンテナは実際に鉄道貨物輸送で使用されていたものではなく、開館に当たって総合車両製作所で展示用として特別に製作されたものである[27]
鉄道記念物。メインスペース1階に展示されている。鐘の前に人が立つと鐘の音色が流れる仕掛けとなっている[28][29]
  • C11形蒸気機関車324号機 (運転台部分のみのカットモデル)
旧二条駅舎とC57形蒸気機関車の動輪
旧二条駅舎内に保存。梅小路蒸気機関車館時代より展示。元は京都府田辺町で保存されていた車両だが、運転台や動輪(京田辺駅前に保存)を残して解体された。

キャラクター

ツバメをモチーフとした公式キャラクター「ウメテツ」と蒸気機関車230形233号機をモチーフとした公式サブキャラクター「えすまる」が設定されており、ウメテツは着ぐるみも用意されている。

利用案内

入館料金

いずれも、個人、団体、障害者の順

一般
1,200円/960円/600円
大学生・高校生
1,000円 /800円/500円
中学生・小学生
500円 /400円/250円
幼児(3歳以上)
200円/100円/100円
  • 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者手帳・戦傷病者手帳)所持者は一般の半額
  • 団体割引は20名以上から適用。
  • 以下のものを提示した場合は入館料が1割引となる
  • 京都水族館京都タワー京阪京都交通それぞれとの割引セット券が発売されている。ただし京阪京都交通とのセット券は、京都駅前バスチケットセンター、桂駅東口バス案内所、桂川駅前バス案内所でのみの発売(京都水族館とのセット券は、後述のセブンイレブンや電子チケットでも購入できる。)
  • 前売り券は、JR西日本のみどりの窓口セブン-イレブン(マルチコピー機設置店舗のみ)、Passme!るるぶレジャーチケット(電子チケット)で購入が可能。

開館時間·休館日

  • 開館時間
    • 10時 - 17時30分(入館時間は17時まで)
    • GWやお盆前後は早期開館および延長営業を実施する場合がある。
  • 休館日
    • 毎週水曜日および年末年始 (12/30 - 1/1)
      • ただし水曜日でも祝日(元日を除く)および春休み (3/25 - 4/7) ・夏休み (7/21 - 8/31) 期間中は開館。
    • 荒天時などの場合には臨時休館することがある。

アクセス

脚注

  1. ^ a b 京都鉄道博物館がグランドオープン”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2016年4月30日). 2016年7月3日閲覧。
  2. ^ "持続的なSL動態保存の体制の整備 SLの解体検査に特化した専用検修庫を新設します! D51の本線運転を復活させます!" (Press release). 西日本旅客鉄道. 17 October 2014. 2016年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月13日閲覧
  3. ^ “京都鉄道博物館 . 開業式典でJR西社長「楽しめる施設に」”. 毎日新聞. (2016年4月28日). http://mainichi.jp/articles/20160428/k00/00e/040/231000c 
  4. ^ "京都鉄道博物館が関西元気文化圏賞大賞を受賞!" (Press release). 西日本旅客鉄道. 23 January 2017. 2017年1月28日閲覧
  5. ^ "京都鉄道博物館に収蔵の233号機関車が国の重要文化財に 〜JR西日本では梅小路機関車庫に次いで二件目〜" (Press release). 西日本旅客鉄道. 11 March 2016. 2016年4月13日閲覧
  6. ^ 2016年10月14日(鉄道の日)に記念式典が開催された。
  7. ^ “京都鉄道博物館で内覧会「見る、さわる、体験する」重視の展示 - 写真158枚”. マイナビニュース (マイナビ). (2016年4月1日). http://news.mynavi.jp/photo/news/2016/04/01/488/images/007l.jpg 2016年4月13日閲覧。 
  8. ^ “京都鉄道博物館で内覧会「見る、さわる、体験する」重視の展示 - 写真158枚”. マイナビニュース (マイナビ). (2016年4月1日). http://news.mynavi.jp/photo/news/2016/04/01/488/images/011l.jpg 2016年4月13日閲覧。 
  9. ^ “京都鉄道博物館で内覧会「見る、さわる、体験する」重視の展示 - 写真158枚”. マイナビニュース (マイナビ). (2016年4月1日). http://news.mynavi.jp/photo/news/2016/04/01/488/images/031l.jpg 2016年4月13日閲覧。 
  10. ^ 鉄道ファン (雑誌) (2015年1月7日). “梅小路蒸気機関車館で特別展示『蒸気機関車の頭出し』開催”. railf.jp(鉄道ニュース) (交友社). http://railf.jp/news/2015/01/07/140000.html 2016年4月13日閲覧。 
  11. ^ 名取紀之 (2016年4月4日). “ひと足お先に 京都鉄道博物館へ。(中)”. 鉄道ホビダス. http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2016/04/4_13.html 2016年5月5日閲覧。 
  12. ^ a b c 「JR車両のうごき(JR東日本・JR西日本)2015(平成27)年4月1日〜6月30日」『鉄道ダイヤ情報』第44巻377号、交通新聞社、2015年9月、81頁。 
  13. ^ 1971年11月に国鉄は記録映画撮影のため全国から蒸気機関車を梅小路区に集めたが、C55 1は撮影終了後も所属機関区に戻ることなくそのまま梅小路区に残存した
  14. ^ 下記の車両が展示されている間は、上記の車両は屋外に留置されている場合がある。
  15. ^ 実際に西日本豪雨による迂回列車で使用されたのは1028号機だったが、運用の都合上期間中に展示できないため1024号機で代用。
  16. ^ 鉄道モード」→「バスモード」へチェンジ! 線路&道路両対応のマイクロバス「DMV」、京都鉄道博物館で特別公開”. トラベル Watch. インプレス (2019年12月2日). 2021年4月4日閲覧。
  17. ^ 当初は3月1日まで展示の予定だったが、2月28日に新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月29日から3月15日までの臨時休館が発表されたため、展示終了が前倒しされた。
  18. ^ 恵 知仁 (2016年4月1日). “オープン間近の京都鉄道博物館、特徴は? 乗務員愛用の「秘密兵器」も”. 乗りものニュース (Yahoo! JAPAN). オリジナルの2016年4月6日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20160406204107/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00010003-norimono-bus_all.view-001 2016年4月13日閲覧。 
  19. ^ 正確には、新大阪の手前から博多の手前まで。
  20. ^ 4月29日グランドオープンの「京都鉄道博物館」を一足先に見てきた トラベルWatch(インプレス) 2016年4月21日、同5月2日閲覧。
  21. ^ “1キロ線路の巨大ジオラマ 29日オープン”. 毎日新聞. (2016年4月2日). http://mainichi.jp/articles/20160402/ddm/041/040/050000c 2016年5月2日閲覧。 
  22. ^ “線路は続くよ、1キロも ジオラマ、日本最大級 29日オープン”. 毎日新聞. (2016年4月2日). http://mainichi.jp/articles/20160402/ddq/041/040/011000c 2016年5月2日閲覧。 
  23. ^ 4月29日グランドオープンの「京都鉄道博物館」を一足先に見てきた トラベルWatch 2016年4月21日、2017年4月1日閲覧。
  24. ^ 新幹線でもN700系や500系などは14または15両編成(実物は16両編成)となっている。
  25. ^ “京都鉄道博物館で内覧会「見る、さわる、体験する」重視の展示 - 写真158枚”. マイナビニュース (マイナビ). (2016年4月1日). http://news.mynavi.jp/photo/news/2016/04/01/488/images/110l.jpg 2016年4月13日閲覧。 
  26. ^ 側面表示は実車と異なる字幕式となっている。
  27. ^ 京都鉄道博物館にコンテナを納入 (PDF) - 総合車両製作所、2016年4月22日
  28. ^ 『京都鉄道博物館公式ガイドブック』 18ページ
  29. ^ 『京都鉄道博物館のすべて』 13ページ

参考文献

関連項目

外部リンク