鳥居駅
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鳥居駅 | |
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ホーム(2007年2月) | |
とりい Torii | |
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所在地 | 愛知県新城市有海字島17 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 29.3 km(豊橋起点) |
電報略号 | リイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
35人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)2月1日 |
備考 | 無人駅 |
鳥居駅(とりいえき)は、愛知県新城市有海字島にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
概要
[編集]鳥居駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅(長野県)を結ぶJR飯田線の途中駅(中間駅)の一つである。新城市新城地区の北部地区(旧・南設楽郡東郷村域)に位置する。駅名は、駅周囲が「長篠の戦い」の際の逸話で知られる鳥居強右衛門(とりい すねえもん)の最期の地であることから、彼にちなんで命名された。
開設は1923年(大正12年)で、鳳来寺鉄道と言う私鉄によって開設された。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)からJR東海に移管されている。
歴史
[編集]当駅を開設した鳳来寺鉄道は、現在のJR飯田線中南部に当たる大海 - 三河川合間を運営していた私鉄である。当駅は1923年2月に、この区間開通に伴って新設された。1943年(昭和18年)8月、鳳来寺鉄道は買収・国有化されて国鉄飯田線が成立、それに伴って当駅も国鉄の駅となった。1971年(昭和46年)に開設時から行っていた貨物取扱を終了し、旅客駅となって1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に移管された。
年表
[編集]- 1923年(大正12年)2月1日:鳳来寺鉄道の駅として開設[1]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:国有化、国鉄飯田線の駅となる[1]。
- 1961年(昭和36年)9月1日:車扱貨物取扱廃止[1]。
- 1963年(昭和38年)5月16日:駅業務の外部委託を開始[2]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:小口扱貨物取扱を廃止し貨物取扱を全面的に終了[1]。荷物扱いも廃止[1]。同時に無人化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海が継承[1]。
- 1996年(平成8年)12月21日:駅舎改築[4]。
- 2025年(令和7年)春:ICカード「TOICA」の利用が可能となる(予定)[5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅である[6]。上下列車双方共このホームを使用する。
ホームに待合室が設置されている[7]。1997年までは木造駅舎が使用されていた[7]。1971年以降無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅(駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[8]。
停車列車
[編集]→「飯田線 § 運行形態」も参照
当駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方共1時間当たり概ね1本(ラッシュ時は最大2本)の普通列車が停車する。特急「伊那路」と上りに設定されている快速列車は通過する。
駅周辺
[編集]- 国道151号
- 牛淵橋
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、99頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 桜ヶ丘ミュージアム 編『飯田線展』桜ヶ丘ミュージアム、2003年、100頁。
- ^ 『飯田線展』、101頁
- ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、144頁。
- ^ 『【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブ 。2023年12月21日閲覧。
- ^ 川島令三『中部ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社、2010年、34(配線図),75頁。ISBN 978-4-06-270064-1。方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
- ^ a b 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、96頁。ISBN 978-4-8117-0657-3。
- ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732,733頁。