伊那福岡駅
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伊那福岡駅 | |
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待合所(2022年7月) | |
いなふくおか Ina-fukuoka | |
◄田切 (2.8 km) (1.5 km) 小町屋► | |
所在地 | 長野県駒ヶ根市赤穂福岡[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 162.9 km(豊橋起点) |
電報略号 | イフ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
324人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)12月26日[1] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:663 m[1] |
伊那福岡駅(いなふくおかえき)は、長野県駒ヶ根市赤穂福岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。当駅を終点とする列車も設定されている[1](2020年3月現在のダイヤでは朝に上諏訪駅発1本)。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)12月26日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)赤穂駅(現・駒ケ根駅) - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1][2]。一般駅[3]。
- 1915年(大正4年)7月24日[4]:伊那電車軌道が伊那福岡終点仮停留場まで延伸、途中駅となる。
- 1918年(大正7年)2月11日:伊那電車軌道伊那福岡終点仮停留場 - 飯島駅間延伸[2]。これに伴い伊那福岡終点仮停留場は廃止[2]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[5]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:荷物・専用線発着を除く貨物取扱廃止[3]。
- 1982年(昭和57年)11月1日:車扱貨物取扱全廃(旅客駅化)[3][6]。
- 1983年(昭和58年)2月24日:CTC化に伴い、無人駅化[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[8]。
- 2004年(平成16年)2月:駅舎解体、現待合所完成[1]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。伊那市駅管理の無人駅で、駅舎は無いがコンクリート造りの待合所がある[1]。待合所入口のデザインは隣の田切駅との間にある飯田線名物の「Ωカーブ」をモチーフとしている[1]。
かつて駅南西にあった住友セメントのサービスステーションへ至る専用線があり、当駅にはセメントが到着していたが1982年(昭和57年)に廃止された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 飯田線 | 下り | 辰野方面[9] |
2 | 上り | 飯田・天竜峡方面[9] |
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ホーム(2023年3月)
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構内踏切(2023年3月)
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1997 | 398 |
1998 | 391 |
1999 | 372 |
2000 | 384 |
2001 | 361 |
2002 | 352 |
2003 | 359 |
2004 | 344 |
2005 | |
2006 | |
2007 | 292[1] |
2008 | |
2009 | 289[1] |
2010 | 293 |
2011 | 300 |
2012 | 292 |
2013 | 301 |
2014 | 281 |
2015 | 294 |
2016 | 315 |
2017 | 326 |
2018 | 324 |
駅周辺
[編集]- 長野県駒ヶ根工業高等学校 - 最寄駅で学生も多い[1]。
- 国道153号 伊南バイパス
- 琴伝流本社
隣の駅
[編集]※1915年 - 1918年までは暫定的な終着駅として、現在の田切駅から当駅寄りに伊那福岡終点仮停留場が存在した。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、197頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、14頁
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、108頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 鉄道院『大正四年度 鉄道院年報』p.145(国立国会図書館近代デジタルライブラリーより)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
- ^ “日本国有鉄道公示第143号”. 官報. (1982年10月30日)
- ^ “「通報」●飯田山吹駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1983年2月24日)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。