北殿駅
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北殿駅 | |
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駅舎(2009年9月) | |
きたとの[* 1] Kitatono | |
◄田畑 (2.2 km) (2.4 km) 木ノ下► | |
所在地 | 長野県上伊那郡南箕輪村北殿3718[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 183.2 km(豊橋起点) |
電報略号 | トノ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
280人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)11月3日[1][2] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:661 m[1] |
北殿駅(きたとのえき)は、長野県上伊那郡南箕輪村北殿にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1911年(明治44年)11月3日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)御園(現存せず) - 木ノ下間延伸時に北殿駅(きたとのえき)として開設[1]。一般駅[2]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[2]。同時に「きたどのえき」に呼称変更[1]。
- 1956年(昭和31年)12月15日:「きたとのえき」に呼称再変更[1]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:荷物・専用線発着を除く貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)1月21日:専用線発着車扱貨物取扱廃止(旅客駅化)[2]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海に移管[4]。
- 1989年(平成元年)4月13日:列車衝突事故発生[1]。
- 1999年(平成11年)2月:駅舎改築[1][5]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。伊那市駅管理の無人駅で待合所は下り線側(西側)にあり、上り線とは田畑駅側にある構内踏切で連絡している。
1999年(平成11年)まで開業当初の木造駅舎が残っていたが、同年の改築でコンクリート製現駅舎に建替えられた[1][5]。屋根中央部には吹き抜けがあり、改築当初はここに村の木であるアカマツが植えられていたが、その後伐採された[5]。
かつては駅北西にある大明化学工業本社工場へ至る専用線が駅から分岐していたが、1984年(昭和59年)に廃止された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 飯田線 | 下り | 辰野方面[6] |
2 | 上り | 飯田・天竜峡方面[6] |
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待合室(2023年3月)
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ホーム(2023年4月)
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構内踏切(2023年4月)
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 296人[1]
- 2009年度 - 276人[1]
- 2010年度 - 269人
- 2011年度 - 271人
- 2012年度 - 263人
- 2013年度 - 281人
- 2014年度 - 285人
- 2015年度 - 294人
- 2016年度 - 287人[7]
- 2017年度 - 272人[8]
- 2018年度 - 280人[9]
駅周辺
[編集]南箕輪村の中心駅であり、役場最寄り駅である。東側には天竜川が流れる。駅南側の道路 (長野県道489号伊那北殿線)を西へ向かうと、国道153号に出る。
- 国道153号伊那バイパス
バス路線
[編集]- まっくんバス(南箕輪村巡回バス)北コース:北原公民館・大芝高原・伊那中央病院・役場方面、東コース:北殿公民館・大芝高原・役場方面
- 伊那本線(伊那市街地 - 南箕輪村 - 箕輪町)<伊那市、南箕輪村、箕輪町による試験運行>
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、186頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、111頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」身延線甲斐常葉駅ほか36駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 3. (1985年3月27日)
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、17頁。
- ^ a b c 西崎さいき『珍駅巡礼』イカロス出版、2010年、104頁。ISBN 978-4863202702。
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。