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東上駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東上駅
駅舎(2018年4月)
とうじょう
Tōjō
江島 (1.6 km)
(2.7 km) 野田城
地図
所在地 愛知県豊川市東上町東京寺46
北緯34度52分34.34秒 東経137度27分18.28秒 / 北緯34.8762056度 東経137.4550778度 / 34.8762056; 137.4550778座標: 北緯34度52分34.34秒 東経137度27分18.28秒 / 北緯34.8762056度 東経137.4550778度 / 34.8762056; 137.4550778
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 17.0 km(豊橋起点)
電報略号 トセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
[* 1]119人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1898年明治31年)4月25日
備考 駅員無配置駅
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東上駅(とうじょうえき)は、愛知県豊川市東上町東京寺(とうきょうじ)にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要

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東上駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の1つである。豊川市の北東部にあたる一宮地区(旧・宝飯郡一宮町域)に位置し、駅の辰野寄りすぐ先に豊川市と新城市の境界が通る。

1898年明治31年)に豊川鉄道によって開設した。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に伴い、JR東海経営に移っている。

歴史

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当駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部に当たる豊橋 - 大海間を運営していた私鉄である。同鉄道線が三河一宮から新城まで延伸した1898年4月に、合わせて開業した。

1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され、国有鉄道飯田線が成立する。これによって当駅も国鉄の駅となった。1971年(昭和46年)には開業時からの貨物営業が廃止されて旅客駅となり、そのまま1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅単線上にある交換駅であり、列車交換(行違い)が可能。2017年現在のダイヤでは主に夕方以降で列車交換が行われる。

駅舎は1番線(上り線)ホーム側にあり、2つあるホームは構内踏切で繋がっている。駅員が配置されない無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅駅長配置駅)である豊川駅管理下に置かれている[4]

ホームの使用状況
番線 路線 方向 行先
1 CD 飯田線 上り 豊橋方面[5]
2 下り 中部天竜飯田方面[5]

利用状況

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2020年度の乗車人員は1日当たり119人であった[* 1]

近年では、1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 人数
2002年(平成14年) [* 2]189
2003年(平成15年) [* 2]192
2004年(平成16年) [* 2]176
2005年(平成17年) [* 2]172
2006年(平成18年) [* 2]159
2007年(平成19年) [* 2]160
2008年(平成20年) [* 3]160
2009年(平成21年) [* 3]158
2010年(平成22年) [* 3]149
2011年(平成23年) [* 4]147
2012年(平成24年) [* 4]147
2013年(平成25年) [* 5]147
2014年(平成26年) [* 5]149
2015年(平成27年) [* 5]163
2016年(平成28年) [* 6]161
2017年(平成29年) [* 6]167
2018年(平成30年) [* 1]174
2019年(令和元年) [* 1]159
2020年(令和02年) [* 1]119

停車列車

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当駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方共1時間当たり概ね1・2本(ラッシュ時は最大3本)の列車が停車する。停車種別は普通列車と、上りのみに設定されている快速列車の2種類。また、特急伊那路」も通過する。

駅周辺

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駅自体は豊川市に位置するが、駅のすぐ東側を流れる境川を超えると新城市川田である。

  • 東上郵便局
  • 豊川市立東上保育園
  • 国道151号
  • 牛の滝
  • わくぐり神社(安産祈願で有名な神社)

バス路線

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東上駅バス停
川田バス停(駅から約300m)
川田公民館前バス停(駅から約500m)

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
江島駅 - 東上駅 - 野田城駅

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、98-99頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、92頁頁。 
  3. ^ 【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231221130449/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043119.pdf2023年12月21日閲覧 
  4. ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁頁。 
  5. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
豊川市の統計
  1. ^ a b c d e 豊川市の統計 令和3年版” (pdf). 豊川市. p. 46 (2022年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 豊川市の統計 平成20年版” (pdf). 豊川市. p. 50 (2009年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  3. ^ a b c 豊川市の統計 平成23年版” (pdf). 豊川市. p. 52 (2011年12月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  4. ^ a b 豊川市の統計 平成25年版” (pdf). 豊川市. p. 44 (2014年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  5. ^ a b c 豊川市の統計 平成28年版” (pdf). 豊川市. p. 36 (2017年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
  6. ^ a b 豊川市の統計 平成30年版” (pdf). 豊川市. p. 42 (2019年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。

関連項目

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