1911年の日本
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1911年の日本(1911ねんのにほん)では、1911年(明治44年)の日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。
他の紀年法
[編集]日本では、西暦の他にも以下の紀年法を使用している。なお、以下の紀年法は西暦と月日が一致している。
在職者
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
できごと
[編集]1月
[編集]- 1月12日 - テオドール・エードラー・フォン・レルヒが、新潟県高田(現在の上越市高田)陸軍歩兵連隊の青年将校に、日本で初めてスキーの指導を行なったとされる。
- 1月18日 - 大逆事件の裁判で幸徳秋水ら被告全24人に、大審院が死刑判決を下す(1月19日に12人が無期懲役に減刑)。
- 1月19日
- 1月24日 - 大逆事件で幸徳秋水ら11人の死刑執行(1月25日に管野スガも死刑執行)。
- 1月30日 - 西田幾多郎『善の研究』
2月
[編集]3月
[編集]4月
[編集]- 4月1日 - 大分県大分町が市制を施行し大分市となる。
- 4月9日 - 東京市浅草区の吉原遊廓から出火し大規模火災となる。→詳細は「吉原大火」を参照
- 4月10日 - 第1回帝国菓子飴大品評会(後の全国菓子大博覧会)開催(東京赤坂)
5月
[編集]6月
[編集]7月
[編集]8月
[編集]- 8月8日 - 稗田山崩れが発生。長野県小谷村の稗田山が大崩壊。日本における20世紀最大級の土砂災害となる。
- 8月20日 - 王子電気軌道(現在の都電荒川線の前身)が開業。
- 8月29日 - 東京朝日新聞が「野球と其害毒」連載を開始、9月22日まで22回に渡って野球に対するネガティブ・キャンペーンを展開する。
- 8月30日 - 第2次西園寺内閣成立。
9月
[編集]10月
[編集]11月
[編集]- 11月1日 - 鉄道院豊州本線(現・九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線)別府駅 - 大分駅間開業。
- 11月18日・19日 - 日本初のオリンピック代表選考会「国際オリムピック大会選手予選会」が開催される[1]。
- 11月某日 - フランス映画『ジゴマ』日本公開、大ヒット。
12月
[編集]日付不詳
[編集]事件・事故・災害
[編集]- 1月18日から25日:幸徳事件の死刑執行
- 4月9日:吉原大火
- 6月15日:喜界島地震
- 8月8日:稗田山崩れ
- 11月1日:東洋捕鯨鮫事業所焼討事件
社会
[編集]交通
[編集]→詳細は「1911年の交通」を参照
道路
[編集]→詳細は「1911年の道路」を参照
鉄道
[編集]→詳細は「1911年の鉄道」を参照
航空
[編集]→詳細は「1911年の航空」を参照
話題
[編集]- 1911年の日本のスポーツ[カテゴリ 1]
- 11月18、19日:国際オリムピック大会選手予選会
- 1911年の相撲
- 1911年の日本の野球
誕生
[編集]→「Category:1911年生」も参照
1月
[編集]- 1月1日 - 小川年安、プロ野球選手(+ 1944年)
- 1月3日 - 吉田義夫、俳優(+ 1986年)
- 1月11日 - 鈴木善幸、第70代内閣総理大臣(+ 2004年)
- 1月13日 - 森雅之、俳優(+ 1973年)
- 1月15日 - 森一生、映画監督(+ 1989年)
- 1月16日 - 田中勝、陸軍軍人・二・二六事件の参加将校の一人(+ 1936年)
- 1月18日 - 坂田昌一、物理学者(+ 1970年)
- 1月25日 - メイ牛山、美容家(+ 2007年)
- 1月26日 - 柴田勝治、アマチュアボクシング選手 (+ 1994年)
- 1月29日 - 中一弥、画家(+ 2015年)
2月
[編集]- 2月4日 - 金原まさ子、俳人(+ 2017年)
- 2月5日 - 中村光夫、文芸評論家(+ 1988年)
- 2月7日 - 入江たか子、女優(+ 1995年)
- 2月10日 - 宗道臣、武道家・少林寺拳法の開祖(+ 1980年)
- 2月15日 - 淀井敏夫、彫刻家(+ 2005年)
- 2月18日 - 加東大介、俳優(+ 1975年)
- 2月24日 - 伊藤清永、洋画家(+ 2001年)
- 2月25日 - 伊達正男、野球選手(+ 1992年)
- 2月26日 - 岡本太郎、芸術家(+ 1996年)
3月
[編集]- 3月1日 - 西山夘三、建築学者・建築家(+ 1994年)
- 3月6日 - 守山四郎、スーパーセンテナリアン・北海道内の明治生まれ男性最後の生き残り(+ 2022年)
- 3月22日 - 田畑茂二郎、国際法学者(+ 2001年)
- 3月25日 - 村上アヤメ、日本初の女性バスガイド(+ 2009年)
- 3月26日 - 内出好吉、映画監督(+ 1994年)
- 3月30日 - 佐田豊、俳優 (+ 2017年)
4月
[編集]- 4月8日 - 藤山一郎、歌手(+ 1993年)
- 4月9日 - 野間省一、元講談社社長(+ 1984年)
- 4月25日 - 川村徳久、プロ野球選手(+ 1944年)
- 4月28日 - 瑛九、画家・版画家・写真家(+ 1960年)
5月
[編集]- 5月4日 - 古谷倉之助、プロ野球選手(+ 1961年)
- 5月5日 - 市古貞次、国文学者(+ 2004年)
- 5月7日 - 本多猪四郎、映画監督(+ 1993年)
- 5月7日 - 柄沢とし子、政治家(+ 2013年)
- 5月15日 - 丹羽兵助、政治家(+ 1990年)
- 5月18日 - 深作清次郎、政治活動家(+ 1987年)
- 5月21日 - 北林谷栄、女優、声優(+ 2010年)
- 5月27日 - 三井理峯、政治運動家(+ 2002年)
6月
[編集]- 6月4日 - 島岡吉郎、アマチュア野球指導者(+ 1989年)
- 6月7日 - 村川幸信、プロ野球選手(+ 没年不明)
- 6月14日 - 木暮安太郎、郷土史家(+ 2008年)
- 6月16日 - 煤孫伝、プロ野球選手(+ 没年不明)
- 6月24日 - 中垣國男、政治家、元法務大臣(+ 1987年)
- 6月25日 - 杉浦幸雄、漫画家(+ 2004年)
- 6月26日 - 柴田トヨ、詩人(+ 2013年)
7月
[編集]8月
[編集]- 8月5日 - 田宮虎彦、小説家(+ 1988年)
- 8月17日 - 本田親喜、プロ野球選手(+ 1989年)
- 8月20日 - 灰田勝彦、歌手・ウクレレ奏者(+ 1982年)
- 8月28日 - 角谷静夫、数学者(+ 2004年)
9月
[編集]- 9月9日 - 吉村公三郎、映画監督(+ 2000年)
- 9月13日 - 尾留川正平、地理学者[3](+ 1978年[4])
- 9月18日 - 坂井時忠、元兵庫県知事(+ 1990年)
- 9月20日 - 関孝二、映画監督(+ 没年不明)
- 9月24日 - 巖金四郎、俳優、声優、朗読家(+ 1994年)
- 9月26日 - 尾高尚忠、作曲家(+ 1951年)
10月
[編集]- 10月1日 - 阿部なを、料理研究家(+ 1996年)
- 10月1日 - 椎名麟三、小説家(+ 1973年)
- 10月4日 - 日野原重明、医師、聖路加国際病院名誉院長(+ 2017年)
- 10月9日 - 永野治、元海軍技術少佐、航空技術者(+ 1998年)
- 10月10日 - 本名武、政治家(+ 1994年)
- 10月18日 - 花沢徳衛、俳優(+ 2001年)
- 10月20日 - 石津謙介、ファッションデザイナー(+ 2005年)
- 10月25日 - 花森安治、編集者・ジャーナリスト(+ 1978年)
11月
[編集]- 11月1日 - 富田仲次郎、俳優(+ 1990年)
- 11月5日 - 琴糸路、女優(+ 1956年)
- 11月6日 - 薗部儀三郎、スーパーセンテナリアン・日本国の男性最高齢者だった人物(+ 2024年)
- 11月7日 - 高田浩吉、俳優・歌手(+ 1998年)
- 11月17日 - 鹿内信隆、実業家(+ 1990年)
- 11月21日 - 三原脩、プロ野球選手(+ 1984年)
- 11月21日 - 斎藤英四郎、実業家、経済団体連合会第6代会長(+ 2002年)
- 11月21日 - 塩見力、野球選手(+ 没年不明)
- 11月30日 - 森有正、哲学者・フランス文学者(+ 1976年)
- 11月30日 - 田村泰次郎、小説家(+ 1983年)
12月
[編集]- 12月9日 - 瀬島龍三、元陸軍軍人、経営者(+ 2007年[5])
- 12月10日 - ジミー原田、ジャズドラマー(+ 1995年)
- 12月23日 - 村上冬樹、俳優(+ 2007年)
- 12月26日 - 宣仁親王妃喜久子、日本の皇族 高松宮宣仁親王妃、徳川慶喜の孫(+ 2004年)
日付不詳
[編集]死去
[編集]→「Category:1911年没」も参照
1月
[編集]- 1月8日 - 名倉太郎馬、農事指導家(* 1840年)
- 1月11日 - 堀田正倫、佐倉藩主・華族(* 1851年)
- 1月19日 - 御船千鶴子、千里眼の能力があるとされた超能力者(* 1886年)
- 1月20日 - 雨宮敬次郎、実業家・投資家(* 1846年)
- 1月24日 - 奥宮健之、社会運動家(* 1857年)
- 1月24日 - 幸徳秋水、ジャーナリスト・思想家・社会主義者・アナキスト(* 1871年)
2月
[編集]3月
[編集]4月
[編集]5月
[編集]- 5月7日 - 有村直吉、元力士(*1871年)
- 5月9日 - 堀田正養、近江宮川藩主・逓信大臣・華族(* 1848年)
- 5月13日 - 谷干城、武士・軍人・陸軍士官学校長・学習院院長・農商務大臣・貴族院議員・華族(* 1837年)
6月
[編集]- 6月11日 - 大野右仲、武士・新選組隊士(* 1837年)
- 6月13日 - 篠原泰之進、新選組隊士・御陵衛士(* 1828年)
- 6月15日 - 大鳥圭介、幕臣・官僚・華族・学習院院長(* 1833年)
- 6月29日 - 内藤魯一、自由民権運動家・衆議院議員(* 1846年)
7月
[編集]8月
[編集]9月
[編集]- 9月6日 - 下瀬雅允、発明家・工学博士(* 1860年)
- 9月11日 - 市川團蔵、歌舞伎役者(* 1836年)
- 9月16日 - 菱田春草、日本画家(* 1874年)
- 9月28日 - 香川松石、書道家・教諭(* 1844年)
10月
[編集]11月
[編集]12月
[編集]フィクションのできごと
[編集]- 8月30日 - 9月15日- 13年前にイギリスを襲った火星人類の円筒が大森海岸に落下し、円筒内から出現した戦闘機械が東京市を蹂躙。日本軍の攻撃も戦果を挙げられない中、押川春浪率いる天狗倶楽部の面々が火星人類に立ち向かう。(小説『火星人類の逆襲』)[6]
脚注
[編集]注釈
- カテゴリ
出典
- ^ 川本信正「本会の創立」『日本体育協会五十年史』日本体育協会、1963年10月1日、13-24頁。全国書誌番号:65002514
- ^ 若林 2018, p. 120, 121「陸軍、トラックの国産に挑戦する」
- ^ 地理学研究会 編(1975)"尾留川正平先生略歴・著作目録"東京教育大学地理学研究報告.XIX:1-10.(1ページより)
- ^ 岸本実(1978)"尾留川正平教授の逝去を悼む"立正大学文学部論叢.61:3-6.(3ページより)
- ^ “瀬島龍三氏死去/元伊藤忠商事会長、元大本営参謀”. 四国新聞社 (2007年9月4日). 2020年11月26日閲覧。
- ^ 横田順彌『火星人類の逆襲』新潮社、1988年、41-132,317頁。ISBN 978-4-10-142103-2。
参考文献
[編集]- 若林 宣、2018、『日本を動かした50の乗り物 幕末から昭和まで』、原書房 ISBN 978-4-562-05608-8