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1968年の西鉄ライオンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1968年の西鉄ライオンズ
成績
パシフィック・リーグ5位
56勝74敗3分 勝率.431[1]
本拠地
都市 福岡県福岡市
球場 平和台野球場
球団組織
経営母体 西日本鉄道
監督 中西太(選手兼任)
« 1967
1969 »

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1968年の西鉄ライオンズでは、1968年の西鉄ライオンズの動向をまとめる。

この年の西鉄ライオンズは、中西太選手兼任監督の7年目のシーズンである。

概要

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1966年1967年と2年連続で2位に滑り込み、この年こそ優勝が期待されたものの中西監督の義父である三原脩新監督率いる近鉄との開幕3連戦で3タテを食らう最悪のスタート。これが尾を引いたのか開幕ダッシュに失敗して7月まで最下位に転落。その後は東映の不調もあって夏場以降最下位を脱出し、三原監督率いる近鉄と終盤まで4位争いを展開。しかし、この年優勝の阪急と2位南海、さらに3位の東京に大きく引き離され最後は1964年以来の5位でシーズンを終えた。投手陣はBクラスに沈んだチームの中で池永正明が奮闘し、東映から移籍の永易将之与田順欣などがそれなりの成績を残したがベテランの稲尾和久が衰え始めるなど、打撃陣同様に世代交代の兆しが見え始めた。

チーム成績

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レギュラーシーズン

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開幕オーダー
1 船田和英
2 和田博実
3 高木喬
4 広野功
5 吉田勝豊
6 基満男
7 宮寺勝利
8 池永正明
9 浜村健史
1968年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 近鉄 -- 近鉄 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 --
2位 阪急 4.0 阪急 1.5 南海 3.0 南海 1.5 南海 2.0 南海 4.0 南海 1.0
3位 東映 5.5 南海 近鉄 3.5 東京 3.5 東京 6.5 東京 10.0 東京 13.0
4位 南海 6.0 東京 4.0 東京 5.0 近鉄 7.0 近鉄 14.5 西鉄 21.0 近鉄 23.0
5位 西鉄 7.0 東映 5.0 東映 7.5 東映 13.0 西鉄 17.0 近鉄 22.0 西鉄 24.0
6位 東京 7.5 西鉄 6.0 西鉄 11.0 西鉄 14.0 東映 23.0 東映 27.0 東映 29.0


1968年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 阪急ブレーブス 80 50 4 .615 優勝
2位 南海ホークス 79 51 6 .608 1.0
3位 東京オリオンズ 67 63 9 .515 13.0
4位 近鉄バファローズ 57 73 5 .438 23.0
5位 西鉄ライオンズ 56 74 3 .431 24.0
6位 東映フライヤーズ 51 79 5 .392 29.0

[1]

オールスターゲーム1968

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ファン投票 監督推薦
選出なし 池永正明
宮寺勝利

できごと

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選手・スタッフ

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[2][3]

表彰選手

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リーグ・リーダー
受賞者なし
ベストナイン
選出なし

ドラフト

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順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 東尾修 投手 箕島高 入団
2位 乗替寿好 投手 若狭高 入団
3位 宇佐美和雄 投手 木更津中央高 入団
4位 阿部良男 外野手 オール常磐 入団
5位 春日一平 捕手 中津工業高 入団
6位 稲津憲司 内野手 鎮西高 入団
7位 水本信雄 投手 宇部鴻城高 拒否・クラレ岡山入社
8位 川野雄一 捕手 臼杵高 入団
9位 大田卓司 外野手 津久見高 入団
10位 石井吉左衛門 投手 津久見高 拒否
11位 秋葉敬三 投手 鹿児島鉄道管理局 翌年シーズン中に入団
12位 西村俊二 内野手 河合楽器 拒否
13位 瀬戸和則 投手 大槌高 拒否・盛岡鉄道管理局入社
14位 高橋明 外野手 柳川商業高 入団
15位 片岡旭 捕手 クラレ岡山 拒否
16位 西村昌幸 捕手 三菱化成 拒否

出典

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  1. ^ a b 年度別成績 1968年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2017年4月24日閲覧。
  2. ^ 西武ライオンズ公式HP 背番号の歴史”. 埼玉西武ライオンズ. 2017年4月24日閲覧。
  3. ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7