菊花賞
菊花賞 Kikuka-shō(Japanese St. Leger) | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 京都競馬場 |
創設 | 1938年12月11日 |
2024年の情報 | |
距離 | 芝3000m |
格付け | GI |
賞金 |
1着賞金2億円 |
出走条件 | サラ系3歳牡・牝(国際)(指定) |
負担重量 | 馬齢(牡57kg、牝55kg) |
出典 | [1][2] |
菊花賞 (きくかしょう、きっかしょう[注 1])は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)である。
競走名の「菊花」は菊の花の意味[6]。正賞は内閣総理大臣賞、朝日新聞社賞、日本馬主協会連合会会長賞[1][2]。
概要
[編集]イギリスの「セントレジャー」を範にとり、1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」の名称で創設された4歳 (現3歳)馬による重賞競走[7]で、1948年より現名称となった[7]。前後して創設された横濱農林省賞典四歳呼馬 (現:皐月賞)や東京優駿 (日本ダービー)とともに、日本のクラシック三冠競走を確立した[8]。旧八大競走にも含まれている。
クラシック三冠競走の最終戦として行われ、皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、東京優駿 (日本ダービー)は「最も運のある馬が勝つ」と呼ばれるのに対し、本競走はスピードとスタミナを兼ね備え、2度の坂越えと3000mの長丁場を克服することが求められることから「最も強い馬が勝つ」と称されている[注 2][7]。最もスタミナのある優秀な繁殖馬を選定する観点から出走資格は「3歳牡馬・牝馬」とされ、せん馬 (去勢馬)は出走できない[7]。
施行場は阪神競馬場で行われた1979年・2021 - 2022年を除き、すべて京都競馬場で行われている[7]。距離の3000mも第1回から変更されていない[7]。
地方競馬所属馬は1995年より、外国産馬は2001年よりそれぞれ出走可能になったほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[7]。
競走条件
[編集]出走資格:サラ系3歳牡馬・牝馬 (出走可能頭数:最大18頭)
- JRA所属馬 (外国産馬含む、未勝利馬・未出走馬は除く)
- 地方競馬所属馬 (後述)
- 外国調教馬 (優先出走)
負担重量:馬齢 (牡57kg、牝55kg)
- 第1回・第2回は牡馬55kg、牝馬53kg。第3回 - 第6回は牡馬57kg、牝馬55.5kg[9]。
出馬投票を行った馬のうち優先出走権 (後述)のある馬から優先して割り当て、その他の馬は収得賞金の総計が多い順に出走できる (残る1枠が複数の同収得金額馬だった場合は抽選で出走馬が決まる)。
優先出走権
[編集]出馬投票を行った外国調教馬は、優先出走できる[10]。
JRA所属馬は、下表のトライアル競走で3着以内に入った馬に優先出走権が与えられる[10]。
競走名 | 格 | 競馬場 | 距離 |
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セントライト記念 | GII | 中山競馬場 | 芝2200m |
神戸新聞杯 | GII | 阪神競馬場 | 芝2400m |
地方競馬所属馬は上記のトライアル競走で3着以内に入った馬のほか、桜花賞・皐月賞・優駿牝馬 (オークス)・東京優駿 (日本ダービー)で1着となった馬に優先出走が認められている[10][11]。また、桜花賞・皐月賞・優駿牝馬 (オークス)・東京優駿 (日本ダービー)で2着となった地方競馬所属馬、およびNHKマイルカップで2着以内に入着した地方競馬所属馬にも出走資格が与えられる[7][10]。
賞金
[編集]2024年の1着賞金は2億円で、以下2着8000万円、3着5000万円、4着3000万円、5着2000万円[1][2]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1938年 - 4歳牡馬・牝馬による競走「京都農林省賞典四歳呼馬」として創設[7]。京都競馬場・芝3000mで施行。
- 1943年 - 名称を「京都農商省賞典四歳呼馬」に変更[7]。
- 1944年 - 能力検定競走「長距離特殊競走」として施行したが、全馬がコースを間違えたためレース不成立[7][12]。
- 1945年 - 施行せず[7]。
- 1946年 - 名称を「農林省賞典四歳馬」に変更[7]。
- 1948年 - 名称を「菊花賞」に変更[7]。
- 1984年 - グレード制導入に伴いGI[注 3]に格付け。
- 1995年 - 指定交流競走となり、地方競馬所属馬が出走可能になる[9]。
- 2001年
- 2003年 ‐ 負担重量を馬齢表記に変更。
- 2004年 - 「日本中央競馬会創立50周年記念」の副称をつけて施行[13]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIに変更[14]。
- 2010年
- 2013年 - 外国馬の出走枠を外国産馬と分離し、外国調教馬が最大9頭まで出走可能になる[16]。
- 2014年 - 「JRA60周年記念」の副称をつけて施行[17]。
- 2021年 - 京都競馬場の整備工事に伴い、阪神競馬場で施行[18](2022年も同様[19])。阪神競馬場芝内回り3000mの出走可能頭数は18頭に変更した[20][10]。
歴代優勝馬
[編集]コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。
距離は全て3000mで施行。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記にそろえている。
競走名は第5回まで「京都農林省賞典四歳呼馬」、第6回は「京都農商省賞典四歳呼馬」、第7回・第8回は「農林省賞典四歳馬」、第9回以降は「菊花賞」[7]。
回数 | 施行日 | 競馬場 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 | 単勝オッズ | 単勝人気 | 1着本賞金 |
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第1回 | 1938年12月11日 | 京都 | テツモン | 牡3 | 3:16 0/5 | 伊藤正四郎 | 尾形景造 | 松山陸郎 | 2[21] | ||
第2回 | 1939年10月29日 | 京都 | マルタケ | 牡3 | 3:22 0/5 | 清水茂次 | 榎壽逸 | 1 | |||
第3回 | 1940年11月3日 | 京都 | テツザクラ | 牡3 | 3:17 3/5 | 伊藤勝吉 | 三宅孝之介 | 1 | |||
第4回 | 1941年10月26日 | 京都 | セントライト | 牡3 | 3:22 3/5 | 小西喜蔵 | 田中和一郎 | 加藤雄策 | 1 | ||
第5回 | 1942年11月8日 | 京都 | ハヤタケ | 牡3 | 3:16 3/5 | 佐藤勇 | 岩井健吉 | 伊藤祐之 | 2 | ||
第6回 | 1943年11月14日 | 京都 | クリフジ | 牝3 | 3:19 3/5 | 前田長吉 | 尾形景造 | 栗林友二 | [注 4] | 1 | |
第7回 | 1946年12月1日 | 京都 | アヅマライ | 牡3 | 3:26 4/5 | 武田文吾 | 高橋直三 | 熊谷新太郎 | 5 | ||
第8回 | 1947年10月19日 | 京都 | ブラウニー | 牝3 | 3:16 0/5 | 土門健司 | 武輔彦 | 仙石襄 | 1 | ||
第9回 | 1948年11月23日 | 京都 | ニユーフオード | 牡3 | 3:13 3/5 | 武田文吾 | 小川佐助 | 吉木三郎 | 1 | ||
第10回 | 1949年11月3日 | 京都 | トサミドリ | 牡3 | 3:14 3/5 | 浅野武志 | 望月与一郎 | 斎藤健二郎 | 1 | ||
第11回 | 1950年10月29日 | 京都 | ハイレコード | 牡3 | 3:09 1/5 | 浅見国一 | 武田文吾 | 山田常太郎 | 5 | ||
第12回 | 1951年11月3日 | 京都 | トラツクオー | 牡3 | 3:11 1/5 | 小林稔 | 久保田金造 | 岩本政一 | 5 | ||
第13回 | 1952年11月23日 | 京都 | セントオー | 牡3 | 3:10 1/5 | 梅内慶蔵 | 新堂捨蔵 | 三木福一 | 1 | ||
第14回 | 1953年11月23日 | 京都 | ハクリヨウ | 牡3 | 3:09 1/5 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 | 西博 | 2 | ||
第15回 | 1954年11月23日 | 京都 | ダイナナホウシユウ | 牡3 | 3:09 1/5 | 上田三千夫 | 上田武司 | 上田清次郎 | 2 | ||
第16回 | 1955年11月23日 | 京都 | メイヂヒカリ | 牡3 | 3:09 1/5 | 蛯名武五郎 | 藤本冨良 | 新田新作 | 2.2[22] | 2 | |
第17回 | 1956年11月18日 | 京都 | キタノオー | 牡3 | 3:09 3/5 | 勝尾竹男 | 久保田金造 | 田中留治 | 2.7 | 1 | 150万円 |
第18回 | 1957年11月17日 | 京都 | ラプソデー | 牡3 | 3:16 0/5 | 矢倉義勇 | 小西喜蔵 | 椎野浅五郎 | 11.9 | 3 | |
第19回 | 1958年11月16日 | 京都 | コマヒカリ | 牡3 | 3:10 0/5 | 浅見国一 | 橋本輝雄 | 鈴木一平 | 30.7 | 4 | |
第20回 | 1959年11月15日 | 京都 | ハククラマ | 牡3 | 3:07.7 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 | 西博 | 2.8 | 1 | 200万円 |
第21回 | 1960年11月13日 | 京都 | キタノオーザ | 牡3 | 3:15.1 | 伊藤竹男 | 久保田金造 | 田中清司 | 17.5 | 5 | 300万円 |
第22回 | 1961年11月19日 | 京都 | アズマテンラン | 牡3 | 3:15.4 | 野平好男 | 二本柳俊夫 | 堀平四郎 | 6.5 | 3 | 500万円 |
第23回 | 1962年11月25日 | 京都 | ヒロキミ | 牡3 | 3:10.7 | 高松三太 | 二本柳俊夫 | 相馬恵胤 | 35.8 | 13 | 600万円 |
第24回 | 1963年11月17日 | 京都 | グレートヨルカ | 牡3 | 3:09.5 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 | 小野晃 | 26.9 | 3 | |
第25回 | 1964年11月15日 | 京都 | シンザン | 牡3 | 3:13.8 | 栗田勝 | 武田文吾 | 橋元幸吉 | 3.2 | 2 | 700万円 |
第26回 | 1965年11月14日 | 京都 | ダイコーター | 牡3 | 3:13.4 | 栗田勝 | 上田武司 | 上田清次郎 | 2.5 | 1 | 800万円 |
第27回 | 1966年11月13日 | 京都 | ナスノコトブキ | 牡3 | 3:08.5 | 森安弘明 | 稲葉秀男 | 那須野牧場 | 4.4 | 1 | 900万円 |
第28回 | 1967年11月12日 | 京都 | ニツトエイト | 牡3 | 3:14.5 | 伊藤竹男 | 矢倉玉男 | 太田和芳郎 | 32.5 | 9 | 1200万円 |
第29回 | 1968年11月17日 | 京都 | アサカオー | 牡3 | 3:09.0 | 加賀武見 | 中村広 | 浅香源二 | 6.0 | 2 | 1500万円 |
第30回 | 1969年11月16日 | 京都 | アカネテンリュウ | 牡3 | 3:15.3 | 丸目敏栄 | 橋本輝雄 | 関野栄一 | 5.7 | 1 | 1700万円 |
第31回 | 1970年11月15日 | 京都 | ダテテンリュウ | 牡3 | 3:10.4 | 宇田明彦 | 星川泉士 | 浅野千恵子 | 6.2 | 2 | 2000万円 |
第32回 | 1971年11月14日 | 京都 | ニホンピロムーテー | 牡3 | 3:13.6 | 福永洋一 | 服部正利 | 小林保 | 5.3 | 1 | 2400万円 |
第33回 | 1972年11月12日 | 京都 | イシノヒカル | 牡3 | 3:11.6 | 増沢末夫 | 浅野武志 | 石嶋清仁 | 12.7 | 4 | 3000万円 |
第34回 | 1973年11月11日 | 京都 | タケホープ | 牡3 | 3:14.2 | 武邦彦 | 稲葉幸夫 | 近藤たけ | 12.1 | 6 | 3300万円 |
第35回 | 1974年11月10日 | 京都 | キタノカチドキ | 牡3 | 3:11.9 | 武邦彦 | 服部正利 | 初田豊 | 1.6 | 1 | 3800万円 |
第36回 | 1975年11月9日 | 京都 | コクサイプリンス | 牡3 | 3:11.1 | 中島啓之 | 稗田敏男 | 芦部煕仁 | 13.1 | 4 | 4100万円 |
第37回 | 1976年11月14日 | 京都 | グリーングラス | 牡3 | 3:09.9 | 安田富男 | 中野隆良 | 半沢吉四郎 | 71.1 | 12 | 4500万円 |
第38回 | 1977年11月13日 | 京都 | プレストウコウ | 牡3 | 3:07.6 | 郷原洋行 | 加藤朝治郎 | 渡辺喜八郎 | 7.2 | 3 | 4700万円 |
第39回 | 1978年11月12日 | 京都 | インターグシケン | 牡3 | 3:06.2 | 武邦彦 | 日迫良一 | 松岡正雄 | 13.8 | 3 | 4800万円 |
第40回 | 1979年11月11日 | 阪神 | ハシハーミット | 牡3 | 3:07.5 | 河内洋 | 内藤繁春 | (株)シンザンクラブ | 17.1 | 5 | |
第41回 | 1980年11月9日 | 京都 | ノースガスト | 牡3 | 3:06.1 | 田島良保 | 二分久男 | 鈴木忠男 | 14.1 | 5 | 5300万円 |
第42回 | 1981年11月8日 | 京都 | ミナガワマンナ | 牡3 | 3:07.1 | 菅原泰夫 | 仲住芳雄 | 寺内倉蔵 | 55.7 | 14 | 5800万円 |
第43回 | 1982年11月14日 | 京都 | ホリスキー | 牡3 | 3:05.4 | 菅原泰夫 | 本郷重彦 | 堀川三之助 | 26.1 | 9 | 6200万円 |
第44回 | 1983年11月13日 | 京都 | ミスターシービー | 牡3 | 3:08.1 | 吉永正人 | 松山康久 | 千明牧場 | 2.8 | 1 | 6400万円 |
第45回 | 1984年11月11日 | 京都 | シンボリルドルフ | 牡3 | 3:06.8 | 岡部幸雄 | 野平祐二 | シンボリ牧場 | 1.7 | 1 | 6500万円 |
第46回 | 1985年11月10日 | 京都 | ミホシンザン | 牡3 | 3:08.1 | 柴田政人 | 田中朋次郎 | 堤勘時 | 2.3 | 1 | 6700万円 |
第47回 | 1986年11月9日 | 京都 | メジロデュレン | 牡3 | 3:09.2 | 村本善之 | 池江泰郎 | (株)メジロ商事 | 11.3 | 6 | 6900万円 |
第48回 | 1987年11月8日 | 京都 | サクラスターオー | 牡3 | 3:08.0 | 東信二 | 平井雄二 | (株)さくらコマース | 14.9 | 9 | 7800万円 |
第49回 | 1988年11月6日 | 京都 | スーパークリーク | 牡3 | 3:07.3 | 武豊 | 伊藤修司 | 木倉誠 | 8.5 | 3 | 8500万円 |
第50回 | 1989年11月5日 | 京都 | バンブービギン | 牡3 | 3:07.7 | 南井克巳 | 布施正 | 竹田辰一 | 3.8 | 1 | 9300万円 |
第51回 | 1990年11月4日 | 京都 | メジロマックイーン | 牡3 | 3:06.2 | 内田浩一 | 池江泰郎 | (株)メジロ商事 | 7.8 | 4 | 9800万円 |
第52回 | 1991年11月3日 | 京都 | レオダーバン | 牡3 | 3:09.5 | 岡部幸雄 | 奥平真治 | 田中竜雨 | 5.6 | 3 | 1億500万円 |
第53回 | 1992年11月8日 | 京都 | ライスシャワー | 牡3 | 3:05.0 | 的場均 | 飯塚好次 | 栗林英雄 | 7.3 | 2 | 1億1000万円 |
第54回 | 1993年11月7日 | 京都 | ビワハヤヒデ | 牡3 | 3:04.7 | 岡部幸雄 | 浜田光正 | (有)ビワ | 2.4 | 1 | 1億1100万円 |
第55回 | 1994年11月6日 | 京都 | ナリタブライアン | 牡3 | 3:04.6 | 南井克巳 | 大久保正陽 | 山路秀則 | 1.7 | 1 | |
第56回 | 1995年11月5日 | 京都 | マヤノトップガン | 牡3 | 3:04.4 | 田原成貴 | 坂口正大 | 田所祐 | 6.5 | 3 | 1億1200万円 |
第57回 | 1996年11月3日 | 京都 | ダンスインザダーク | 牡3 | 3:05.1 | 武豊 | 橋口弘次郎 | (有)社台レースホース | 2.6 | 1 | |
第58回 | 1997年11月2日 | 京都 | マチカネフクキタル | 牡3 | 3:07.7 | 南井克巳 | 二分久男 | 細川益男 | 5.0 | 3 | |
第59回 | 1998年11月8日 | 京都 | セイウンスカイ | 牡3 | 3:03.2 | 横山典弘 | 保田一隆 | 西山正行 | 4.3 | 2 | |
第60回 | 1999年11月7日 | 京都 | ナリタトップロード | 牡3 | 3:07.6 | 渡辺薫彦 | 沖芳夫 | 山路秀則 | 4.1 | 3 | |
第61回 | 2000年10月22日 | 京都 | エアシャカール | 牡3 | 3:04.7 | 武豊 | 森秀行 | (株)ラッキーフィールド | 2.8 | 2 | |
第62回 | 2001年10月21日 | 京都 | マンハッタンカフェ | 牡3 | 3:07.2 | 蛯名正義 | 小島太 | 西川清 | 17.1 | 6 | |
第63回 | 2002年10月20日 | 京都 | ヒシミラクル | 牡3 | 3:05.9 | 角田晃一 | 佐山優 | 阿部雅一郎 | 36.6 | 10 | |
第64回 | 2003年10月26日 | 京都 | ザッツザプレンティ | 牡3 | 3:04.8 | 安藤勝己 | 橋口弘次郎 | (有)社台レースホース | 20.2 | 5 | |
第65回 | 2004年10月24日 | 京都 | デルタブルース | 牡3 | 3:05.7 | 岩田康誠 | 角居勝彦 | (有)サンデーレーシング | 45.1 | 8 | |
第66回 | 2005年10月23日 | 京都 | ディープインパクト | 牡3 | 3:04.6 | 武豊 | 池江泰郎 | (株)金子真人ホールディングス | 1.0 | 1 | |
第67回 | 2006年10月22日 | 京都 | ソングオブウインド | 牡3 | 3:02.7 | 武幸四郎 | 浅見秀一 | (有)社台レースホース | 44.2 | 8 | |
第68回 | 2007年10月21日 | 京都 | アサクサキングス | 牡3 | 3:05.1 | 四位洋文 | 大久保龍志 | 田原慶子 | 8.4 | 4 | |
第69回 | 2008年10月26日 | 京都 | オウケンブルースリ | 牡3 | 3:05.7 | 内田博幸 | 音無秀孝 | 福井明 | 3.7 | 1 | |
第70回 | 2009年10月25日 | 京都 | スリーロールス | 牡3 | 3:03.5 | 浜中俊 | 武宏平 | (株)永井商事 | 19.2 | 8 | |
第71回 | 2010年10月24日 | 京都 | ビッグウィーク | 牡3 | 3:06.1 | 川田将雅 | 長浜博之 | 谷水雄三 | 23.2 | 7 | |
第72回 | 2011年10月23日 | 京都 | オルフェーヴル | 牡3 | 3:02.8 | 池添謙一 | 池江泰寿 | (有)サンデーレーシング | 1.4 | 1 | |
第73回 | 2012年10月21日 | 京都 | ゴールドシップ | 牡3 | 3:02.9 | 内田博幸 | 須貝尚介 | 小林英一 | 1.4 | 1 | |
第74回 | 2013年10月20日 | 京都 | エピファネイア | 牡3 | 3:05.2 | 福永祐一 | 角居勝彦 | (有)キャロットファーム | 1.6 | 1 | |
第75回 | 2014年10月26日 | 京都 | トーホウジャッカル | 牡3 | 3:01.0 | 酒井学 | 谷潔 | 東豊物産(株) | 6.9 | 3 | |
第76回 | 2015年10月25日 | 京都 | キタサンブラック | 牡3 | 3:03.9 | 北村宏司 | 清水久詞 | (有)大野商事 | 13.4 | 5 | |
第77回 | 2016年10月23日 | 京都 | サトノダイヤモンド | 牡3 | 3:03.3 | C.ルメール | 池江泰寿 | 里見治 | 2.3 | 1 | 1億1500万円 |
第78回 | 2017年10月22日 | 京都 | キセキ | 牡3 | 3:18.9 | M.デムーロ | 角居勝彦 | 石川達絵 | 4.5 | 1 | |
第79回 | 2018年10月21日 | 京都 | フィエールマン | 牡3 | 3:06.1 | C.ルメール | 手塚貴久 | (有)サンデーレーシング | 14.5 | 7 | 1億2000万円 |
第80回 | 2019年10月20日 | 京都 | ワールドプレミア | 牡3 | 3:06.0 | 武豊 | 友道康夫 | 大塚亮一 | 6.5 | 3 | |
第81回 | 2020年10月25日 | 京都 | コントレイル | 牡3 | 3:05.5 | 福永祐一 | 矢作芳人 | 前田晋二 | 1.1 | 1 | |
第82回 | 2021年10月24日 | 阪神 | タイトルホルダー | 牡3 | 3:04.6 | 横山武史 | 栗田徹 | 山田弘 | 8.0 | 4 | |
第83回 | 2022年10月23日 | 阪神 | アスクビクターモア | 牡3 | 3:02.4 | 田辺裕信 | 田村康仁 | 廣崎利洋HD(株) | 4.1 | 2 | 1億5000万円 |
第84回 | 2023年10月22日 | 京都 | ドゥレッツァ | 牡3 | 3:03.1 | C.ルメール | 尾関知人 | (有)キャロットファーム | 7.3 | 4 | 2億円 |
第85回 | 2024年10月20日 | 京都 | アーバンシック | 牡3 | 3:04.1 | C.ルメール | 武井亮 | (有)シルクレーシング | 3.7 | 2 |
菊花賞の記録
[編集]- レースレコード - 3:01.0 (第75回優勝馬トーホウジャッカル)[23] なお、このタイムは芝3000mのJRAレコード及び京都競馬場芝外回り3000m3歳以上のコースレコードでもある。
- 優勝タイム最遅記録 - 3:26 4/5(第7回優勝馬アヅマライ)[24]
- 最多優勝騎手 - 5勝
- 同一騎手の最多連覇記録 - 2連覇
- 栗田勝(第24回・第25回)、武邦彦(第34回・第35回)、菅原泰夫(第42回・第43回)、C.ルメール(第84回・第85回)
- 最多優勝調教師 - 5勝
- 尾形藤吉(第1回・第6回・第14回・第20回・第24回)[25]
- 同一調教師の最多連覇記録 - 2連覇
- 二本柳俊夫(第22回・第23回)
- 最多優勝馬主 - 3勝
- (有)社台レースホース(第57回・第64回・第67回)、(有)サンデーレーシング(第65回・第72回・第79回)
- 最多勝利種牡馬 - 5勝
- ディープインパクト(第77回・第79回・第80回・第81回・第83回)
- 最年少勝利騎手 - 武豊(第49回・19歳7ヶ月23日)[26]
- 最年長勝利騎手 - 武豊(第80回・50歳7ヶ月6日)
- 親子制覇
- セントライト - セントオー
- トサミドリ - キタノオー・キタノオーザ・ヒロキミ
- シンザン - ミナガワマンナ・ミホシンザン
- ダンスインザダーク - ザッツザプレンティ・デルタブルース・スリーロールス
- ディープインパクト - サトノダイヤモンド・フィエールマン・ワールドプレミア・コントレイル・アスクビクターモア
- 兄弟制覇
- 騎手・調教師の両方で優勝
- 清水茂次(第2回(調騎兼業))、伊藤勝吉(第3回(調騎兼業))、武田文吾(第7回・第9回、第11回・第25回)、小西喜蔵(第4回、第18回)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ アルファベット表記はJRAのレーシングプログラム[3]、Horse Racing in Japanでは"Kikuka Sho"と表記しており[4]、The Japan Timesが"Kikka-sho"としている[5]。
- ^ ただしこの評はもともとイギリスのセントレジャーに対して言われていたものである
- ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
- ^ 単勝支持率75.0%
出典
[編集]- ^ a b c d “重賞競走一覧 (レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 29. 2021年10月18日閲覧。
- ^ a b c d “令和3年第4回京都競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2021年10月18日閲覧。
- ^ “10月25日 レーシングプログラムカラーページ” (PDF). 日本中央競馬会. p. 2 (2020年). 2020年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月25日閲覧。
- ^ 2015.10.20 2015 Kikuka Sho (Japanese St.Leger) (G1)-Nominated Horse Ratings - Horse Racing in Japan、財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)、2015年10月20日閲覧
- ^ Toho Jackal shatters Kikka-sho record by 1.7 seconds (OCT 26,2014) - The Japan Times、2015年10月20日閲覧
- ^ “2021年度第4回阪神競馬特別レース名解説 (第6日)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 4. 2021年10月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “歴史・コース:菊花賞 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2020年10月11日閲覧。
- ^ 『Gallop 2005年11月臨時増刊・菊花賞全史』サンケイスポーツ、2005年、20頁。
- ^ a b 『中央競馬全重賞成績集【GI編】』
- ^ a b c d e “競馬番組一般事項” (PDF). 日本中央競馬会 (2021年). 2021年10月18日閲覧。
- ^ “「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について【令和3年度】” (PDF). 日本中央競馬会. 2020年6月18日閲覧。
- ^ 中央競馬全重賞成績集、223頁。
- ^ 2004年の成績表参照。
- ^ 2007年の成績表参照。
- ^ “第4回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 3237-3238 (2010年). 2016年10月17日閲覧。 (索引番号:29071)
- ^ “重賞競走一覧 (レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 27 (2013年). 2016年10月17日閲覧。
- ^ 2014年の成績表参照。
- ^ “令和3年度の重賞競走の主な変更点について” (PDF). 日本中央競馬会 (2020年10月19日). 2021年10月18日閲覧。
- ^ “令和4年度の重賞競走の主な変更点について” (PDF). 日本中央競馬会 (2020年10月18日). 2021年10月18日閲覧。
- ^ “競馬番組一般事項” (PDF). 日本中央競馬会 (2020年). 2021年10月18日閲覧。
- ^ https://ahonoora.com/kikka.html
- ^ https://db.netkeiba.com/race/195508050510/
- ^ トーホウジャッカルがスーパーレコードV! デビューからわずか149日での制覇!/菊花賞 - netkeiba.com、2014年10月26日閲覧
- ^ グレード制導入後は3:18.9(第78回優勝馬キセキ)
- ^ グレード制導入後は池江泰郎(第47回・第51回・第66回)の3勝
- ^ https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2019/10/20/kiji/20191020s00004145277000c.html?amp=1
- ^ 騎手では武邦彦 - 武豊・武幸四郎、福永洋一 - 福永祐一、横山典弘 - 横山武史も達成している
- ^ 調教師では伊藤勝吉 - 伊藤修司、池江泰郎 - 池江泰寿、大久保正陽 - 大久保龍志も達成している
- ^ 騎手では武豊・武幸四郎も達成している
各回競走結果の出典
[編集]- 『中央競馬全重賞成績集【GI編】』 1938年 - 1995年
- 『優駿』1989年11月号、日本中央競馬会、110頁。 (1938年〜1988年)
- 『日本の競馬 総合ハンドブック2013』一般社団法人中央競馬振興会、2013年、55頁。 (1938年〜2012年、馬主名義除く)
- 菊花賞全史
- JRA年度別全成績
- (2024年)“第5回 京都競馬 第6日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2024年10月21日閲覧。 (索引番号:28071)
- (2023年)“第2回 京都競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2023年10月29日閲覧。 (索引番号:28083)
- (2022年)“第4回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2022年10月25日閲覧。 (索引番号:28083)
- (2021年)“第4回 阪神競馬 第6日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2021年10月25日閲覧。 (索引番号:28071)
- (2020年)“第4回 京都競馬 第6日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2020年10月26日閲覧。 (索引番号:28071)
- (2019年)“第4回 京都競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2020年6月18日閲覧。 (索引番号:28083)
- (2018年)“第4回 京都競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2020年6月18日閲覧。 (索引番号:28083)
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- (2016年)“第4回 京都競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年10月24日閲覧。 (索引番号:28083)
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- (2005年)“第4回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 3246-3247. 2016年10月24日閲覧。 (索引番号:29071)
- (2004年)“第4回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 3265-3266. 2016年10月24日閲覧。 (索引番号:29071)
- (2003年)“第4回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 3234-3236. 2016年10月24日閲覧。 (索引番号:29071)
- (2002年)“第4回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 3081-3082. 2016年10月24日閲覧。 (索引番号:28071)
- netkeiba.comより(最新閲覧日 2024年10月21日)
- JBISサーチより (最終閲覧日:2018年10月22日)
参考文献
[編集]- 「菊花賞」『中央競馬全重賞成績集【GI編】』日本中央競馬会、1996年、215-307頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- データ分析:菊花賞 今週の注目レース - 日本中央競馬会