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「第4師団 (陸上自衛隊)」の版間の差分

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2016年11月15日 (火) 16:12時点における版

第4師団
創設 1962年(昭和37年)8月15日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位 師団
兵種/任務 自動車化歩兵
所在地 福岡県 春日市
編成地 福岡
上級単位 西部方面隊
担当地域 北部九州
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第4師団(だいよんしだん、JGSDF 4th Division)は、陸上自衛隊師団のひとつ。西部方面隊隷下で、司令部福岡県春日市福岡駐屯地に置く。九州北部(大分県福岡県佐賀県長崎県)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。3個普通科連隊を基幹兵力とし、さらに直轄部隊として対馬警備隊を傘下に持つ。

冷戦終結後、旧ソ連の脅威が減退する中で陸上自衛隊の北方防衛戦略の相対化が起こる一方、米軍再編も相まって朝鮮半島有事の可能性とそれに対する対処重要度が相対的に高まっていることから、朝鮮半島に最も近い師団である本師団の重要性が増している。

沿革

第4管区隊

  • 1950年(昭和25年):警察予備隊の第4管区隊として発足、福岡駐屯地を開設する
  • 1955年(昭和30年)12月1日:南九州を担当とする第8混成団の編成に伴い、第12普通科連隊が第8混成団隷下に異動。
1960年頃の主要編成
第16・第17・第19普通科連隊、第4特科連隊、第4特車大隊

第4師団

  • 1962年(昭和37年)8月15日:第4師団に改編。第40・第41普通科連隊新編
1965年頃の主要編成
第16・第19・第40・第41普通科連隊、第4特科連隊、第4戦車大隊
  • 1980年(昭和55年):対馬警備隊を新編する
  • 1990年(平成2年)3月26日:第4後方支援連隊を新編。第4特科連隊第6大隊を第4高射特科大隊に改編し、師団直隷とする。
1990年頃の主要編成
第16・第19・第40・第41普通科連隊、対馬警備隊、第4特科連隊、第4高射特科大隊、第4戦車大隊
  • 1994年(平成6年)3月28日:西部方面航空隊より第4飛行隊を隷下に編入
  • 2002年(平成14年):師団司令部付隊化学防護隊を第4化学防護隊に改編
  • 2008年(平成20年):対テロ戦闘演習を実施
  • 2009年(平成21年)3月:第4化学防護隊を第4特殊武器防護隊に改編
  • 2010年(平成22年)8月~9月:国際緊急援助隊派遣法に基づき、パキスタンで発生した洪水災害の復旧活動に従事
  • 2013年(平成25年)3月26日:即応近代化改編
  1. 3個普通科連隊基幹に改編(師団管内の即自訓練を終了し第19普通科連隊西部方面混成団に移管)
  2. 第4戦車大隊を4個中隊編成から2個中隊編成に縮小
  3. 第4対舟艇対戦車隊を廃止し、方面直轄部隊の「西部方面対舟艇対戦車隊」に改編。改編後も第4師団に隷属した。
  • 2015年(平成27年)3月26日:西部方面対舟艇対戦車隊が第8師団に隷属変更。

編成・駐屯地

編成

司令部

主要幹部

官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
第4師団長 陸将 岩谷要 2016年7月1日 陸上幕僚監部人事部長
副師団長
兼 福岡駐屯地司令
陸将補 片岡義博 2015年8月4日 東北方面総監部防衛部長
幕僚長 1等陸佐 松坂普一 2016年3月23日 中央即応集団司令部防衛部長
歴代の第4師団長(前身を含む)
(特記ない限り陸将
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職
第4管区総監
1 筒井竹雄[1] 1950.10.9 - 1953.12.21 東京帝国大学   第1管区総監
井本熊男
保安監補
1953.12.22 - 1954.1.11 陸士37期・
陸大46期
第4管区副総監として第4管区総監代理
2 1954.1.12 - 1954.6.30 第4管区副総監 統合幕僚会議事務局長
3 松谷誠 1954.7.1 - 1955.11.15 陸士35期・
陸大43期
保安研修所副所長 第4管区総監部付
→1955.12.1西部方面総監
4 辻村義知 1955.11.16 - 1959.7.31 東京帝国大学 陸上幕僚監部第4部長 西部方面総監
5 池上巖 1959.8.1 - 1961.7.31 海兵54期・
海大37期
陸上幕僚監部武器課長 陸上幕僚監部第5部長
6 竹下正彦 1961.8.1 - 1962.8.14 陸士42期・
陸大51期
第9混成団長 第4師団長
第4師団長
1 竹下正彦 1962.8.15 - 1964.7.15 陸士42期・
陸大51期
第4管区総監 陸上自衛隊幹部学校
2 岩越紳六 1964.7.16 - 1967.3.19 陸士44期・
陸大51期
防衛研修所副所長 陸上幕僚監部付
→1967.7.1退職
3 山口立 1967.3.20 - 1969.3.16 陸士47期・
陸大58期
陸上幕僚監部幕僚幹事
→1967.3.16
陸上幕僚監部付
陸上自衛隊富士学校
兼 富士駐とん地司令
4 竹田津護作 1969.3.17 - 1970.6.30 陸士49期・
陸大58期
陸上幕僚監部第4部長
→1969.7.1陸将昇任
陸上幕僚副長
5 高杉恭自 1970.7.1 - 1972.3.15 陸士49期・
陸大58期
陸上自衛隊通信学校
兼 久里浜駐とん地司令
東北方面総監
6 高田安董 1972.3.16 - 1974.3.16 陸士50期・
陸大60期
陸上自衛隊幹部候補生学校
兼 前川原駐とん地司令
退職
7 吉ケ江正 1974.3.16 - 1976.7.1 東京帝国大学 陸上自衛隊施設学校
兼 勝田駐とん地司令
退職
8 柏葉祐幸 1976.7.1 - 1978.6.30 陸士56期 陸上幕僚監部第3部長 東北方面総監
9 荒木一 1978.7.1 - 1980.6.30 陸士59期 陸上幕僚監部防衛部長 東部方面総監
10 今田敏之 1980.7.1 - 1982.6.30 陸士60期 陸上自衛隊高射学校
兼 下志津駐とん地司令
防衛大学校幹事
11 曾根輝雄 1982.7.1 - 1984.7.1 海兵76期 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐屯地司令
退職
12 竹田寛 1984.7.1 - 1986.3.16 名古屋大学 陸上幕僚監部防衛部長 中部方面総監
13 種具正二郎 1986.3.17 - 1987.3.15 中央大学 中部方面総監部幕僚長
兼 伊丹駐屯地司令
陸上幕僚副長
14 黒田崧 1987.3.16 - 1988.7.7 拓殖大学 自衛隊東京地方連絡部長 退職
15 遠山久人 1988.7.7 - 1990.7.9 防大1期 東北方面総監部幕僚長
兼 仙台駐屯地司令
退職
16 内田十允 1990.7.9 - 1992.3.15 防大4期 東部方面総監部幕僚長
兼 市ケ谷駐屯地司令
陸上幕僚副長
17 黒柳彰久 1992.3.16 - 1993.6.30 防大5期 統合幕僚会議事務局
第5幕僚室長
陸上自衛隊幹部学校長
18 宮本敏明 1993.7.1 - 1994.6.30 防大7期 陸上幕僚監部防衛部長 陸上幕僚副長
19 大北太一郎 1994.7.1 - 1996.6.30 防大8期 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐屯地司令
陸上自衛隊幹部学校長
兼 目黒駐屯地司令
20 中谷正寛 1996.7.1 - 1998.6.30 防大10期 北部方面総監部幕僚長
兼 札幌駐屯地司令
中部方面総監
21 野中光男 1998.7.1 - 1999.12.9 防大12期 東部方面総監部幕僚長
兼 朝霞駐屯地司令
情報本部
22 菅博敏 1999.12.10 - 2001.1.10 防大13期 陸上幕僚監部防衛部長 陸上幕僚副長
23 奥村快也 2001.1.11 - 2002.3.21 防大14期 陸上幕僚監部装備部長 防衛大学校幹事
24 衣笠陽雄 2002.3.22 - 2003.3.27 防大13期 陸上自衛隊関西補給処
兼 宇治駐屯地司令
退職
25 江藤文夫 2003.3.27 - 2004.3.29 防大16期 陸上幕僚監部防衛部長 退職
26 澤山正一 2004.3.29 - 2006.3.26 防大16期 陸上幕僚監部監理部長 東部方面総監
27 内田益次郎 2006.3.27 - 2007.7.2 防大18期 第13旅団長 陸上自衛隊富士学校長
兼 富士駐屯地司令
28 宮島俊信 2007.7.3 - 2009.3.23 防大20期 東北方面総監部幕僚長
兼 仙台駐屯地司令
統合幕僚学校
29 宮下寿広 2009.3.24 - 2010.7.25 防大22期 陸上幕僚監部防衛部長 防衛大学校幹事
30 木野村謙一 2010.7.26 - 2012.1.30 防大23期 東部方面総監部幕僚長
兼 朝霞駐屯地司令
情報本部長
31 武内誠一 2012.1.31 - 2013.3.27 防大24期 東北方面総監部幕僚長
兼 仙台駐屯地司令
陸上自衛隊富士学校長
兼 富士駐屯地司令
32 川又弘道 2013.3.28 - 2014.8.4 防大25期 第13旅団長 中央即応集団司令官
33 深津孔 2014.8.5 - 2015.8.3 防大26期 第5旅団長 陸上自衛隊幹部学校長
兼 目黒駐屯地司令
34 赤松雅文 2015.8.4 - 2016.7.1 防大26期 第12旅団長 退職
35 岩谷要 2016.7.1 - 防大28期 陸上幕僚監部人事部長

外部リンク

脚注

  1. ^ 警察監/保安監