「海老名駅」の版間の差分
BABY SOUNYAN (会話 | 投稿記録) →乗り入れ路線: 博多駅追加 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
7行目: | 7行目: | ||
|pxl = 280px |
|pxl = 280px |
||
|画像説明 = [[小田急電鉄|小田急]]・[[相模鉄道|相鉄]] 海老名駅東口(2017年5月) |
|画像説明 = [[小田急電鉄|小田急]]・[[相模鉄道|相鉄]] 海老名駅東口(2017年5月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな = えびな |
|よみがな = えびな |
||
|ローマ字 = Ebina |
|ローマ字 = Ebina |
2020年2月14日 (金) 22:13時点における版
海老名駅 | |
---|---|
えびな Ebina | |
所在地 | 神奈川県海老名市 |
所属事業者 |
小田急電鉄(小田急・駅詳細) 相模鉄道(相鉄・駅詳細) 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) |
海老名駅(えびなえき)は、神奈川県海老名市にある、小田急電鉄・相模鉄道(相鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)3社の鉄道駅である。
乗り入れ路線
小田急小田原線、相鉄本線、JR東日本相模線の3路線が乗り入れ、接続駅となっている。小田急電鉄と相模鉄道の駅には各路線ごとに駅番号が付与されている。
相鉄本線においては当駅が終点となっている。
また、小田急線には常磐緩行線、相鉄線には埼京線が乗り入れているため、海老名駅を発着する全ての路線でJR東日本の車両が乗り入れている。なお、グループ会社同士ではない鉄道会社が3社以上乗り入れている駅の中で同一会社の車両が全ての路線に乗り入れる駅は海老名駅が唯一である[1]。
歴史
小田急電鉄
- 1941年(昭和16年)11月25日:開業。相模厚木(当時の名称)まで乗り入れる神中鉄道線(後の相鉄本線)の列車のみ停車した。
- 1943年(昭和18年)4月1日:隣接していた海老名国分駅が廃止、小田原線の駅での旅客営業開始。
- 1972年(昭和47年)12月18日:すべての「急行」の停車駅となる。同時に海老名電車基地使用開始。
- 1973年(昭和48年)12月21日:小田原方面に約400m移転。
- 2004年(平成16年)12月11日:「快速急行」「区間準急」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月29日:小田急 - 相鉄間の新設連絡通路の使用を開始。
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)3月17日:当駅と新松田駅での営業列車の分割・併合を廃止する。
- 2016年(平成28年)3月26日:当駅が一部のロマンスカーの停車駅となる。
相模鉄道
- 1941年(昭和16年)
- 1月20日:相模国分 - 海老名間 (0.5km) の新線建設着手。
- 11月25日:開業。同時に横浜からディーゼル自動客車により小田急線相模厚木(現・本厚木)まで乗り入れ開始。
- 1964年(昭和39年)11月5日:列車本数増加の影響もあり本厚木までの乗り入れを中止。
- 1973年(昭和48年)12月21日:現在の場所へ移転。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
- 2009年(平成21年)
- 6月:ホーム拡幅工事が完了。発車標が新型のものに更新される。
- 8月:接近放送の内容が更新される。
- 2022年度(予定):北口に新たな改札と駅舎、駅前広場を設置予定。
JR東日本
- 1987年(昭和62年)
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2006年(平成18年)11月16日:自動改札化完了。
- 2011年(平成23年)3月:駅舎リニューアル工事完成(バリアフリー化)。
- 2015年(平成27年)10月:自由通路整備事業が完成(詳細は後述)。
駅構造・駅の特徴
-
改良工事着手前の東口地上出口。左側部分に小田急ホームへの階段が存在していた(2006年6月14日)。
-
改良工事期間中の東口地上出口。ここから直接小田急ホームへ行くことは不可能であった(2007年9月26日)。
-
改良工事着手前の小田急・相鉄西口。画面左の跨道橋はJRの東口と連絡している(2004年10月23日)。
-
改良工事期間中に新改札口へ向かう仮設階段が存在していたが、2009年3月で閉鎖・解体された(2007年5月12日)。
-
改良工事期間中の自由通路から新改札口への入口(2007年5月12日)
小田急電鉄
小田急 海老名駅 | |
---|---|
橋上駅舎東口と駅ビル「ビナフロント」(2019年2月20日) | |
えびな Ebina | |
◄OH 31 座間 (3.3 km) (1.6 km) 厚木 OH 33► | |
所在地 | 神奈川県海老名市めぐみ町1番1号 |
駅番号 | OH32 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | 小田原線 |
キロ程 | 42.5 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
153,713人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1941年(昭和16年)11月25日* |
島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。駅長所在駅で、相模大野管区海老名管内として相武台前駅 - 厚木駅間の各駅を管理している。
一部の特急ロマンスカーを除き全ての定期列車が停車し、緩急接続や特急ロマンスカーの通過待避などを行う。日中時間帯は全ての下り列車が当駅で緩急接続を行なう。上りは快速急行が当駅特急ロマンスカーの待ち合わせ(※停車・通過問わず)を行なうが、ロマンスカーの運転が無い場合でも時間調整を目的に当駅で数分程度停車する。
2016年3月26日のダイヤ改正より特急ロマンスカーが一部停車し平日22本と土、休日25本が停車。
かつては主に当駅と相模大野駅で車両の連結・切り離しが行われていたが、2002年3月23日のダイヤ改正によりそのほとんどが新松田駅で行われるようになり、2008年3月15日のダイヤ改正で連結・切り離しそのものが大幅に削減され、2012年3月17日のダイヤ改正で特急ロマンスカー以外の営業列車での途中駅での編成の連結・切り離しは完全に廃止された。
2012年3月16日までのダイヤにおいては、小田原発4時台の急行新宿行(6両編成、本厚木まで各駅に停車)は当駅で進行方向前方に4両を増結して10両編成に、新宿発23時半過ぎの最終急行小田原行(本厚木から各駅に停車)は後ろの4両を当駅で切り離し、終点の小田原駅まで行くのは進行方向前方の6両であった。翌17日のダイヤからは、小田原発4時台の急行は相模大野駅で乗り継ぐ形に変更され、新宿発23時半過ぎの最終急行小田原行は終点まで10両で運転することになった。列車の連結・切り離しは、原則として1番ホーム(下り線)と4番ホーム(上り線)を使用していた。
2010年11月3日より本厚木駅とともに接近メロディとして、海老名市・厚木市出身の音楽ユニット・いきものがかりの楽曲『SAKURA』が使用されている[3]。これは、『ウルトラマン』の楽曲を採用した祖師ヶ谷大蔵駅に次いで2例目である。
駅改良工事
改良工事の進捗に伴い、2009年5月31日初電より新宿寄り階段の使用が開始され、平日6時30分から8時30分まで実施されていた3・4番ホームのエスカレーターの上り専用の扱いが廃止となった。また、自動改札機を入口専用として2台増設した。また、同年12月13日からは改札口が1か所増え、従来からある中央改札口(有人)と新設される西口改札口(無人)の2か所となった。これに合わせて中央改札口ときっぷうりばの場所が新宿方面寄りに移動した。
2010年5月16日からは客用トイレ(本設)の使用が開始され、駅務室が中央改札口の小田原方面寄りに移動、きっぷうりばも左側に移動し、客用トイレ(仮設)は使用停止となった。さらに、ホームのかさ上げ工事と床の舗装も行われた。
2009年3月29日、小田急 - 相鉄間の新設連絡通路が供用開始となった。また2010年8月20日に自由通路整備事業が完了(詳細は後述)し、構内には小田急マルシェ海老名がオープンしている。
バリアフリー施設
改札口からホームへはエレベーターが各ホームに1基ずつ、エスカレーターが各ホームに2基ずつ設置されており、エレベーターは2007年5月12日に、エスカレーターは2008年2月3日にそれぞれ使用を開始した。なお、改良工事期間だった2008年2月から2009年5月ごろまで上りホームのエスカレーターは平日の6:30から8:30まで2基とも上り専用(ホーム→改札階)だった。
トイレ
改札内コンコースにあり、男女別に多目的トイレが設置されている。2010年5月16日より現在の位置となり、それ以前は下りホームに設置されていた。
その他の設備
- コインロッカー
- 横浜銀行ATM
- 証明写真
- 自動体外式除細動器 (AED) が改札内コンコースの自動精算機脇に設置されている。
- 神奈川県警察鉄道警察隊 海老名分駐所 - 日本国有鉄道(国鉄)の鉄道公安室を引き継いだ経緯から、これまでJR駅構内だけに設置されてきた中で、初めてJR以外の駅構内に設置された鉄道警察隊の拠点である。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 |
3・4 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 |
主本線は2番線と3番線であり、1番線と4番線は待避線である。
西側の座間寄りに海老名検車区があり、一日数本ほど当駅始発の列車が設定されている。小田急の4か所ある電車区・車掌区の1つ(海老名電車区・車掌区)でもあり、毎年1回「ファミリー鉄道展」が開催されている。敷地内に初代3000形ロマンスカー「SSE」が格納庫に収納されたまま保存されていたが、2019年5月開催の「ファミリー鉄道展」では格納庫から引き出され、70000形「GSE」と共に展示された。その後の深夜に、大野総合車両所へ送られ、今後建設される「ロマンスカーミュージアム」に収容する予定となっている。
1番ホームと4番ホームで10両編成の夜間留置がある他、JR常磐緩行線E233系2000番台2本・東京メトロ千代田線16000系2本の外泊運用がある。
特急ロマンスカーの停車要望
海老名市では1981年以来、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議を通じて小田急電鉄に対し、当駅への特急ロマンスカーの停車を要望していた。これに対し、小田急電鉄は「今後、旅客の利用状況、駅周辺の状況および鉄道施設の改善状況等を踏まえ、検討していきたい」と回答していた。なお、2009年5月10日には海老名市長を会長とする「海老名発ロマンスカー実現市民会議」が発足し、特急ロマンスカー停車を求める署名運動を行っており、駅前に垂れ幕も掲出している。
その後2015年8月28日に、2016年3月より日中時間帯に1時間に1本をベースに一部のロマンスカーを停車させることが発表され[4]、同年3月26日より停車するようになった。「はこね」号や「さがみ」号の一部は、当駅と2駅先の本厚木駅のどちらか一方、または両方に停車する。
2018年3月17日のダイヤ改正から一部のモーニングウェイ号[注釈 1]が当駅停車となった。なお、メトロモーニングウェイとメトロホームウェイは全て停車する。
相模鉄道
相鉄 海老名駅 | |
---|---|
東口地上出口(2010年1月23日) | |
えびな Ebina | |
◄SO17 かしわ台 (2.8km) | |
所在地 | 神奈川県海老名市めぐみ町1番2号 |
駅番号 | SO18 |
所属事業者 | 相模鉄道(相鉄) |
所属路線 | 本線 |
キロ程 | 24.6 km(横浜起点) |
電報略号 | エヒ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
123,951人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1941年(昭和16年)11月25日 |
頭端式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎は小田急電鉄のホームに隣接して設置されている。改札口は南側頭端部1か所のみとなっている。なお海老名管区として、当駅 - 相模大塚駅を管理している。
相模鉄道によると、利用者が2004年度から3年連続で増加していることから、乗客の安全に配慮し、ラッシュ時のホーム上の混雑を緩和する目的でホームを現行の9mから13mへと4割程拡幅する工事を行った。2007年11月17日まで使われていた2番線の線路を撤去してその部分にホームを拡幅したため、同年11月2日まで電留線として使われていた3番線が2番線となった。2007年秋から仮設乗り場の建設を行い、当初は2008年9月までの竣工を予定していたが工事の遅れから、2009年6月に整備完了となった。併せて発車標も新しいタイプに交換され、同年8月には自動放送も更新している。
バリアフリー施設
東口(駅前広場側)にエスカレーターが2基あり、2006年12月20日に使用を開始した。また、相鉄 - 小田急乗り換え通路にはエスカレーター3基とエレベーター1台があり、2009年3月29日より使用開始した。
トイレ
改札内にあり、多目的トイレが自動精算機横に設置されている。
店舗
その他の設備
改札内にAEDが設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 本線 | 大和・横浜・湘南台(二俣川のりかえ)方面・JR線直通(西谷のりかえ) |
備考
その他
- 2017年の夏ごろから駅の改修工事が行われる。この改修工事で出口が1号車側にも設置される。
JR東日本
JR 海老名駅 | |
---|---|
JR海老名駅入口周辺(2018年10月7日) | |
えびな Ebina | |
◄厚木 (1.7 km) (3.0 km) 入谷► | |
所在地 | 神奈川県海老名市扇町16番1号 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■相模線 |
キロ程 | 15.9 km(茅ケ崎起点) |
電報略号 | エナ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
14,127人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)3月21日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。相模線単独の駅としては最も新しい駅である。また民営化直前に開業された事もあり、国鉄の駅だった期間はわずか10日間だけだった。
ホームと駅舎は小田急・相鉄ホームの西側よりかなり離れた所に設置され、かつては小田急・相鉄の駅とJRの駅とは屋根のない自由通路で連絡していた(自由通路の所要時間はおよそ3分程度であり、小田急・相鉄双方のホームからJRホームまでの移動時間は7分前後を要する)。このため、動く歩道などを設けた新自由通路が駅周辺の再開発に合わせて2015年10月に整備された(詳細は後述)。また、同月に開業したららぽーと海老名も西口に直結された。
直営駅(駅長配置)であり、管理駅として厚木駅と入谷駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口・自動券売機(近距離乗車券用・指定席券売機)・自動改札機(Suicaオートチャージ対応型)・自動精算機が設置されている。2006年11月16日に自動改札化が完了した。構内にエスカレーターはないが、2011年3月に構内エレベーターを供用開始した。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■相模線 | 上り | 厚木・茅ケ崎方面 |
2 | 下り | 橋本・八王子方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
備考
- 相模線のほとんどの駅には安全側線がないが、当駅には設けられている。
- 当駅始発茅ヶ崎行の列車が数本設定されている。
- 相模線両方向と小田急線本厚木駅方面、相模線社家駅方面と小田急線両方向との乗り換えは、1駅茅ヶ崎寄りの厚木駅が便利であり、同駅接続1枚の連絡乗車券も発売される。
-
自動改札化前のJR海老名駅改札口(2004年11月11日)
-
茅ヶ崎方からJRのホームと駅舎を望む(2004年11月11日)
-
JR海老名駅の西口(橋上)から眺める周辺の風景(2004年11月11日)
-
改良工事前のJR海老名駅東口(2008年11月3日)
-
改良工事後、新自由通路完成前のJR海老名駅東口。新自由通路完成に伴い閉鎖(2012年3月21日)
-
新自由通路完成後のJR海老名駅西口(2016年8月6日)
海老名駅自由通路整備事業
この節の加筆が望まれています。 |
小田急の駅構内における自由通路の整備
当駅は自由通路の混雑が激しく、特に朝ラッシュ時は小田急線と相鉄線の列車が同時に到着すると自由通路の人の行き来が多い。このことから「海老名駅自由通路整備事業」が計画され、2010年に完成した。なお、2015年にはJR海老名駅方面へ自由通路が延伸されている(詳細は後述)。
海老名市・小田急電鉄・相模鉄道の3者でこの事業に関する施工協定を2006年1月11日に締結し、2009年時点では小田急と相鉄の駅舎のバリアフリー化の工事が進められていた。自由通路を改装前の7mから12mに拡幅してコンコースを増築、加えて東側への中央改札口の新設、ホームのかさ上げと屋根の改修を実施し、多機能トイレの設置、ホームとコンコースを結ぶエスカレーターとエレベーターの設置を行った。また、JR以外で初めて鉄道警察隊の分駐所も新設された。
2007年1月13日から小田急線東口階段(駅前広場側)が一部閉鎖されたため、バスやタクシーを利用する場合は相鉄の階段またはペデストリアンデッキを経由しなければならなくなったため、同年5月12日からエレベーターや中央改札口(新設)など新駅舎の一部が使用開始された。
2008年2月3日から小田急線上下ホームに新設された中央改札口に通じるエスカレーターの使用を開始するとともに小田急線の臨時改札口を閉鎖して改札口を中央改札口に一本化、並びに小田急線 - 相鉄線の連絡通路を閉鎖したので、乗り換え経路が中央改札口から仮設階段を経由して一旦東口に出て乗り換える経路となった。また、JR相模線との連絡通路も一部移設された。
2009年3月29日から小田急 - 相鉄を連絡する乗り換え通路も新設され、エスカレーター3基(昇り1基・降り2基)とエレベーター1基も新たに設置されるとともに西口階段の一部を閉鎖しエスカレーター2基の使用を開始し、同時に東口にあった仮設階段は閉鎖された。
2009年5月31日より小田急線の新宿方階段を使用開始し、また、小田急 - 相鉄との連絡エスカレーターの運転方向を昇り2基・降り1基に変更した。
2009年12月13日から小田急線の改札口が増設され、従来の中央改札口と新設される西口改札口の2か所となった。また、東西自由通路とJR相模線方面を結ぶ連絡通路の使用を再開し、これによりJR相模線の乗り換えの経路は現在よりも短くなった。合わせて東西自由通路と西口を結ぶ西口階段(本設)の使用を開始した。
2010年5月16日より小田急線客用トイレ(本設)の使用を開始し、また駅務室が中央改札口の小田原方面寄りに移動し、きっぷうりばも左側に移動した。
2010年8月20日より一部工事中となっている駅構内および自由通路が全面完成・開通。これをもって4年7か月にわたった自由通路整備工事は完了した。工事開始以来当駅構内には飲食店がなかったが、同日に小田急マルシェ海老名がオープンし、吉野家や小田急グループ企業が運営するまぐろ市場、箱根そばなどが入店した。その工事完了後はJR相模線の駅のバリアフリー化工事が行われ、2011年8月にエレベーターが設置された。
小田急とJRの駅舎間における新自由通路の整備
2010年に完成した小田急海老名駅構内の自由通路を延伸する形で、JR海老名駅までの連絡通路(新自由通路)が2015年10月に整備された(既存の駅間連絡通路の並びに作られるため、新自由通路への切り替えまでは既存の連絡通路が使用されていた)。また、小田急海老名駅の東口やJR海老名駅の北西側、両駅舎間では再開発事業が進行中(詳細は後述)で、再開発の中核施設となる「ららぽーと海老名」までを結ぶ動線にもなっている。
既存の駅間連絡通路(延長約200メートル)は幅4メートルの屋根なしであったが、これに対して新たに設置された連絡通路は幅12メートルの屋根付きで、動く歩道や蓄電池内蔵太陽光発電システム、LED照明、ミストシャワーなどが設けられている[5][6]。
利用状況
- 小田急電鉄 - 2018年度の1日平均乗降人員は153,713人である[利用客数 1]。
- 小田急線全70駅の中では本厚木駅に次ぐ第7位である。
- 相模鉄道 - 2018年度の1日平均乗降人員は123,951人である[利用客数 2]。
- 相模鉄道全25駅の中では横浜駅に次ぐ第2位である。
- JR東日本 - 2018年度の1日平均乗車人員は14,127人である[利用客数 3]。相模線の途中駅では最も多い。
後節の再開発事業の進捗により、各社とも2015年に入り利用客が大きく伸びた。なお小田急では、当駅近くに今後「ロマンスカーミュージアム」を建設する計画(2021年春開業予定)があり、さらなる利用者の増加も見込まれている[7]。
年度別1日平均乗降人員
近年の1日平均乗降人員の推移は下記の通り(JRは除く)。
年度 | 小田急電鉄 | 相模鉄道 | ||
---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | 1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
1943年(昭和18年) | 736 | |||
1946年(昭和21年) | 4,320 | |||
1950年(昭和25年) | 6,448 | |||
1955年(昭和30年) | 8,095 | |||
1960年(昭和35年) | 11,917 | |||
1965年(昭和40年) | 21,832 | |||
1970年(昭和45年) | 36,199 | |||
1975年(昭和50年) | 55,568 | |||
1980年(昭和55年) | 81,674 | |||
1982年(昭和57年) | 87,461 | |||
1985年(昭和60年) | 105,741 | |||
1990年(平成 | 2年)130,530 | |||
1995年(平成 | 7年)142,018 | |||
1999年(平成11年) | 123,092 | |||
2000年(平成12年) | 128,427 | 119,519 | −2.9% | |
2002年(平成14年) | 131,652 | |||
2003年(平成15年) | 130,732 | −0.7% | 115,918 | −1.5% |
2004年(平成16年) | 131,850 | 0.9% | 116,524 | 0.2% |
2005年(平成17年) | 133,132 | 1.0% | 117,323 | 0.7% |
2006年(平成18年) | 136,523 | 2.5% | 119,086 | 1.5% |
2007年(平成19年) | 137,183 | 0.5% | 119,547 | 0.7% |
2008年(平成20年) | 135,012 | −1.6% | 116,616 | −2.7% |
2009年(平成21年) | 131,891 | −2.3% | 113,365 | −2.8% |
2010年(平成22年) | 131,505 | −0.3% | 113,687 | 0.3% |
2011年(平成23年) | 131,622 | 0.1% | 112,227 | −1.0% |
2012年(平成24年) | 133,788 | 1.6% | 112,565 | 0.3% |
2013年(平成25年) | 136,619 | 2.1% | 114,002 | 1.3% |
2014年(平成26年) | 135,861 | −0.6% | 113,106 | −0.8% |
2015年(平成27年) | 143,629 | 5.7% | 118,279 | 4.6% |
2016年(平成28年) | 148,434 | 3.3% | 121,147 | 2.4% |
2017年(平成29年) | 150,570 | 1.4% | 123,102 | 1.6% |
2018年(平成30年) | 153,713 | 2.1% | 123,951 | 0.7% |
年度別1日平均乗車人員
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 小田急電鉄 | 相模鉄道 | JR東日本 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)70,507 | 66,617 | 6,881 | [乗降データ 3] |
1998年(平成10年) | 67,983 | 64,204 | 6,605 | [神奈川県統計 1] |
1999年(平成11年) | 65,800 | 62,128 | 6,605 | [神奈川県統計 2] |
2000年(平成12年) | 64,042 | 60,474 | [JR 1]7,142 | [神奈川県統計 2] |
2001年(平成13年) | 63,720 | 59,512 | [JR 2]7,147 | [神奈川県統計 3] |
2002年(平成14年) | 65,599 | 59,555 | [JR 3]7,630 | [神奈川県統計 4] |
2003年(平成15年) | 64,899 | 58,417 | [JR 4]7,576 | [神奈川県統計 5] |
2004年(平成16年) | 65,570 | 58,640 | [JR 5]7,761 | [神奈川県統計 6] |
2005年(平成17年) | 66,229 | 58,907 | [JR 6]8,001 | [神奈川県統計 7] |
2006年(平成18年) | 67,931 | 59,734 | [JR 7]8,495 | [神奈川県統計 8] |
2007年(平成19年) | 68,382 | 60,012 | [JR 8]9,218 | [神奈川県統計 9] |
2008年(平成20年) | 67,300 | 58,518 | [JR 9]9,315 | [神奈川県統計 10] |
2009年(平成21年) | 65,850 | 56,873 | [JR 10]9,251 | [神奈川県統計 11] |
2010年(平成22年) | 65,698 | 57,022 | [JR 11]9,392 | [神奈川県統計 12] |
2011年(平成23年) | 65,781 | 56,259 | [JR 12]9,418 | [神奈川県統計 13] |
2012年(平成24年) | 66,935 | 56,404 | [JR 13]10,008 | [神奈川県統計 14] |
2013年(平成25年) | 68,383 | 57,156 | [JR 14]10,561 | [神奈川県統計 15] |
2014年(平成26年) | 68,006 | 56,694 | [JR 15]10,722 | [神奈川県統計 16] |
2015年(平成27年) | 71,873 | 59,276 | [JR 16]11,952 | [神奈川県統計 17] |
2016年(平成28年) | 74,200 | 60,701 | [JR 17]12,737 | [神奈川県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]13,405 | |||
2018年(平成30年) | [JR 19]14,127 |
駅周辺
従来の集落とは関係なく小田急小田原線と相鉄本線の合流点に設けられた当駅は、開業当初、周辺集落のいずれからも遠い水田地帯の真ん中に位置していた。海老名町(1971年より海老名市)の中心集落に近い東口側に駅前集落が形成されたが、その発展は長らく限定的なものであった。駅周辺の市街化が進行するのは水田からの農地転用と再開発事業が進み、以下の諸施設が建設された1980年代以降のことである。
以前からの市街地で小田急線・相鉄線の当駅メイン出入口である東口には、複合商業施設「ビナウォーク (ViNAWALK)」が立地し、マルイファミリー海老名など130以上の専門店が入居する。少し離れるとイオン海老名店やショッパーズプラザ海老名などの商業施設、海老名市役所や海老名郵便局、さらにヤマダ電機や、オークラフロンティアホテル海老名、海老名プライムタワーが、そして駅からかなり離れているがコジマ×ビックカメラなどが立地する。また、駅周辺にはマンションが建ち並んでおり、駅前に高層マンション2棟がある。
イオン海老名店には日本初のマルチプレックスシネマともされるワーナー・マイカル・シネマズの1号劇場が1993年4月に開業した。その後、2002年4月にできたビナウォークにもTOHOシネマズ海老名が進出するなど、近距離に映画館が2店舗立地している。海老名を『映画の街』としてアピールするため、2002年から2008年まで「海老名プレミアム映画祭」が開催されていた。この他、東口の北東側では商店街活性化の取り組みとして、独立を目指す飲食店などが入居する商業施設「喰の道場」が2004年9月より10年間の期間限定でオープンしていた。
さらに東口エリアの再開発として、駅前の旧駐車場スペースに商業施設および上層の賃貸住宅からなる地上11階建ての複合施設「ビナフロント (ViNA FRONT)」が2014年10月に完成している。同施設の2階部分では、駅のコンコースやビナウォーク方面に向かうペデストリアンデッキと直結する構造となっている[8][9]。
このペデストリアンデッキでは、2016/12/28に飛び込み自殺があった。
小田急線・相鉄線の駅とJR線の駅との間(駅舎間)には、小田急電鉄海老名電車基地や海老名市文化会館、総合福祉会館、海老名市立中央図書館などがある。また、これまでJR海老名駅の北西側はリコーテクノロジーセンターやビアメカニクスなどの工場や田圃が中心で、東口と西口では街の様相が大きく異なっていたが、西口や小田急〜JR駅舎間において後述のように再開発事業が進行中である。なお、西口の再開発事業における中核施設としては「ららぽーと海老名」が2015年10月に開業している。
公園・緑地
再開発事業
この節の加筆が望まれています。 |
相鉄駅にて北口改札の設置と駅舎再整備・広場整備
相鉄線の駅はラッシュ時に混雑が常態化していることから、改札と駅舎を現在のホーム南端だけでなく北端にも設置し、北口として駅前広場も整備することとなった。また相鉄ホームの上部を覆う形で西口から東口まで連絡通路を設置し、さらに南側の相鉄駅舎も現在の2階建てから3階建てに全面改築して福祉施設などを入居させる計画となっている[10]。
工事は国土交通省の鉄道駅総合改善事業[11]における「形成計画事業」として実施され、事業主体は海老名市・相鉄・関係機関などによる法定協議会の「一般社団法人海老名市地域公共交通協議会」[12][13]となり、2022年度の完成を目指している。
西口および小田急とJRの駅舎間における再開発
これまで開発が行われてこなかった当駅西口エリア(JR海老名駅の北西側)でも再開発が計画されている。三井不動産による大規模商業施設「ららぽーと海老名」を街の中心に配置し、商業・業務・住宅の複合施設、マンション、戸建て住宅などが整備される(計画人口は3000人、商業施設の開業および街開きは2015年10月)[6][14][15]。また、西口エリアとは別に小田急とJRの駅舎間エリアでも民間企業による再開発が今後行われる計画である[5]。この他、再開発事業に合わせて西口駅前ロータリーや前述のように小田急海老名駅〜JR海老名駅間の新自由通路も整備されている。
- 海老名駅西口土地区画整理事業
- 海老名駅西口土地区画整理事業については、海老名駅東西一体のまちづくりおよび中心市街地の一角としての機能を形成し、高度利用による商業、業務、文化、教育等の多様な機能と人口が集積したまちづくりを推進している。また、土地の高度、有効利用と良好な景観形成に努め、住宅、商業施設が共存する市街地形成を進め、「快適に暮らす 魅力あふれるまち 海老名」の将来都市像を設定しており、都市機能を集積し、暮らしの質を高めることにより、魅力あるまちづくりを目指している。
- 本事業には2013年からリコーが参画している。その背景には、同社社員を5000人以上擁する研究開発施設リコーテクノロジーセンターが海老名駅北西部に所在しており、地域社会との関わりが深いことがある。同社は当該地区へ太陽光発電や防犯カメラなどのインフラを提供。また、2015年には扇町のららぽーと海老名に隣接する地区に、コワーキングスペースや学童クラブ、レストランなども併設する複合施設「RICOH Future House」を開設し、その運営を行っている[16]。
- 西口(JR海老名駅の北西側)エリア
- この地域は元は市街化調整区域であり長い間事業化の目途が経っていなかったが、該当地域の9割以上の地権者が市街化区域編入に対して同意したことから2009年6月に「海老名駅西口特定土地区画整理準備組合」が設立され、必要な定款やまちづくり計画の作成および、同地区の土地利用計画案をもとに認可権者である神奈川県との協議が進められていくこととなった。さらに、同年9月中旬に実施された第6回の線引き見直しで土地区画整理予定区域が変更されて、同地域は市街化区域への編入を前提とした特定保留区域となった。
- こうした中、「ららぽーと海老名」を提案した三井不動産と準備組合との間で、2010年9月15日に西口の商業施設である、いわゆるセンター用地進出に関する優先交渉権者地位確認書の覚書の調印式が行われたことにより、具体的な調整が図られていくこととなった。さらに、2012年12月25日には同地域がようやく市街化区域に編入にされ、同日には土地区画整理事業の本組合(海老名駅西口土地区画整理組合)の設立も認可された[14][17]。約14.1ヘクタールのセンター用地のうち、中核施設となる約3ヘクタールの「ららぽーと海老名」は2015年10月29日に開業した。
- 小田急とJRの駅舎間エリア
- 約5ヘクタールのこの土地は小田急所有地であり、市街化調整区域のため開発が認められなかったが、2009年9月中旬に告示された第6回線引き見直しで市街化区域に編入されたことにより、再開発の下地が整うこととなった。このエリアは「民間企業による駅間開発地区」とされており、住宅や業務、商業施設向けのビルを複数建てる計画となっている。2015年8月28日、小田急はこのエリアの開発計画を決定し、高層分譲マンションを建設する「住宅エリア」とオフィス棟、商業施設、フィットネスクラブや教育・カルチャー等のサービス施設を建設する「賑わい創出エリア」の2地区に区分して開発することを公表した。開発コンセプトは「憩う・くらす・育む 〜ViNA GARDENS〜」、都市デザインコンセプトは地形的特徴から「段丘都市」としている[18]。2016年度に着工し、全体の竣工は2025年度を予定[19][20]、またエリア名称には開発コンセプトでもあった「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」が正式に採用されている[20][21]。さらに再開発に伴い、大字上郷の一部で2017年2月に住居表示が実施され、このエリアの町名はめぐみ町となった[22]。
- エリア内の先行開発として2017年4月に木造建物の「ローソン ビナガーデンズ店」が開業[20][23]、また同年11月には新自由通路にも接続する商業施設「TERRACE(テラス)」が開業している[24][25]。さらに小田急では「ViNA GARDENS」と隣接した敷地内に「ロマンスカーミュージアム」を建設することを2018年4月に発表、2021年春の開業を目指して今後工事が進められる[7]。
海老名市役所周辺区域の開発
- 海老名駅近くの海老名市役所周辺区域は市街化調整区域で農地が目立ち、田園風景が広がっているが、2016年11月に神奈川県にて住居系の一般保留区域に都市計画決定され、それを受けて、海老名市は住居系利用を内容とする土地利用の事業化検討を2017年度から開始すると2017年1月18日の神奈川新聞で報じられている[26]。
バス路線
海老名駅西口
2015年10月27日より神奈川中央交通のバス停がJRの海老名駅西口に移転したため[27]、「海老名駅西口」という同名のバス停が以下の2箇所に存在することとなった。
- JR 海老名駅西口(ららぽーと海老名前)(北緯35度27分16.6秒 東経139度23分20.9秒)
- 小田急・相鉄 海老名駅西口(駅間地区)(北緯35度27分11.2秒 東経139度23分22.5秒)
- 海老名市コミュニティバス 上今泉ルート - 上今泉二丁目経由 かしわ台駅行
海老名駅東口
- 0番のりば(相鉄)
- 急行 - 富士ゼロックス行(関係者用特定輸送)
- 1番のりば
- 2番のりば(相鉄)
- 3番のりば(相鉄)
- 4番のりば(相鉄)
- 5番のりば(相鉄)
- 6番のりば(神奈中)
- 降車専用
- 毎年大晦日より正月三が日までの期間には東口から寒川神社への初詣客向けに臨時直通バスが運行されている。1999年10月11日までは相模鉄道(当時)が運行する定期路線であったが、2000年から臨時直通便に扱いが変更された。
海老名駅東口サブロータリー
ビナフロント南側(パチンコ店の裏側)にある(北緯35度27分06.5秒 東経139度23分27.1秒)。
自家用車用の送迎ロータリーで、またパチンコ店・マンション駐車場の出入口にもなっているためバス停の設置許可が下りず、バス停のポールは設置されていない。
など
BUSTLE海老名
高速・観光バスターミナル。BUSTLEはバァスルと発音し、英語で賑わいを意味する。またバス(BUS)との掛け言葉にもなっている。 海老名商工会議所・イオンリテール・イオン海老名ショッピングセンター・タイムズ24・杉崎観光バスと共同で開設。
海老名駅東口のバスロータリーから南方向へ約700mの地点にある。海老名駅東口のバスロータリーから海老名市役所方面へ南に約400m進み、国分関免交差点で東へ約150m進み、マクドナルド海老名店を右折した約150m先の駐車場内にある(北緯35度26分51.7秒 東経139度23分37.2秒)。 2016年10月9日に供用開始し、高速バスは2017年3月17日から停車[29][30]。
- 杉崎高速バス(杉崎観光バス)
- 東京・横浜・海老名・秦野 - 名古屋駅前・金山
- 東京・横浜・海老名・秦野 - 大阪・鳥取
- ブルーライナー(広栄交通バス)
- 大宮・東京・横浜・海老名 - 大阪
- A便 - 大阪⇒東京・横浜・大宮
- キラキラ号(桜交通)
- 海老名・横浜・バスタ新宿 - 仙台・石巻
- 海老名・横浜・バスタ新宿 - 山形・鶴岡・酒田
- 海老名・横浜・バスタ新宿 - 長岡・新潟
高速バス海老名
高速乗合バス専用。海老名駅東口のバスロータリーから海老名市役所方面へ南に約400m進んだところにある国分関免交差点の西側、ライオンデンタルクリニックの前(北緯35度26分56.5秒 東経139度23分27.6秒)にあった。 このバス停を使用するのは後発の高速乗合バス事業者のみで、海老名駅東口のバスロータリーは先発の相鉄バス(相鉄グループ)・神奈川中央交通(小田急グループ)のみが使用している。 2015年1月12日供用開始[31]、2017年3月16日供用終了(BUSTLE海老名へ移行)。
海老名駅東口企業送迎ターミナル (e-cat)
海老名駅東口から線路沿いに東方向(相模大野駅・横浜駅方面)へ約500m先の、押堀西交差点(目印はセブン-イレブン海老名駅前店)付近の駐車場内にある(北緯35度27分17.8秒 東経139度23分40.7秒)。 最寄りのバス停は、天平通り(海老名市コミュニティバス 国分ルート)。 主に企業の送迎バスが利用するターミナル。
その他
小田急の車両を搬出入する際には相鉄線を経由して当駅が使用されていたこともある。
駅名の由来
駅所在地の自治体名が「海老名」であることから。なお、「海老名」の名の由来にはさまざまな説がある(詳細は「海老名市#地名の由来」を参照)。
相鉄線と小田急線の相互乗り入れ構想
小田急と相鉄の駅舎がともに老朽化し、かつ手狭にもなっていたことから、新しい駅舎を建設(駅改良工事)することとなった(小田急は新築、相鉄は一部改良)。その際の2006年4月16日に当時の厚木市長の呼び掛けで両者関係者出席の下、相鉄線の駅から小田急小田原線本厚木駅への乗り入れに関するシンポジウムが開催された。相鉄側の見解としては、小田急線のみならず、他社線との相互直通(乗り入れ)については利便性向上や沿線価値の向上、新たな輸送需要喚起になるため、今後の研究課題としている。一方で、この時点で前述の当駅における新築計画を白紙として見直す必要があることに加え、
- 車両や運転保安設備などに互換性がない。
- 小田急とのダイヤ調整が必要である。
- 海老名駅の構造など大規模な設備投資が必要。
などの課題もあり、小田急および相鉄は難色を示している。現在も前述の駅改良工事が継続されていることにより、構想の実現は更に遠のいている。
隣の駅
- 小田急電鉄(小田急)
- 小田原線
- □特急ロマンスカー「はこね」「さがみ」「モーニングウェイ」「ホームウェイ」一部停車駅、「メトロモーニングウェイ」「メトロホームウェイ」全列車停車駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 平日は全停車。土曜・日・祝日は一部のみ停車。
出典
- ^ グループ会社同士を含めた鉄道会社が3社以上乗り入れている駅を含めると上越妙高駅(JR東日本)・博多駅(JR九州)も該当する。
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』第21巻第6号、鉄道ジャーナル社、1987年5月、104頁。
- ^ 「海老名駅」「本厚木駅」のホームに列車が接近する際に「いきものがかり」の楽曲が流れます!! (PDF) - 小田急電鉄ニュースリリース(2010年10月26日閲覧)
- ^ 特急ロマンスカーの海老名駅、伊勢原駅への停車について (PDF) - 小田急電鉄ニュースリリース 2015年8月28日(2015年8月30日閲覧)
- ^ a b 海老名駅に新たな自由通路が誕生します!(海老名市:まちづくり 2013年2月1日)
- ^ a b 海老名駅西口再開発、総事業費54億円 15年秋まちびらき(日本経済新聞 2013年1月7日付)
- ^ a b 子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム 「ロマンスカーミュージアム」 2021年春 海老名駅隣接地に開業 (PDF) - 小田急電鉄ニュースリリース 2018年4月27日(2018年7月2日閲覧)
- ^ 海老名駅東口の再開発が始動 小田急がビル着工(日経新聞 2013年4月2日付)
- ^ “海老名駅直結ビル「ビナフロント」 10月17日開業”. 神奈川新聞. (2014年9月16日) 2014年9月23日閲覧。
- ^ 相模鉄道海老名駅改良計画の概要について (PDF) - 海老名市・平成26年(2014年)1月8日
- ^ 平成27年度鉄道局関係予算決定概要・17p (PDF) - 国土交通省鉄道局・平成27年(2015年)1月
- ^ 海老名市ホームページ・一般社団法人海老名市地域公共交通協議会
- ^ 相鉄海老名駅に「北口」20年度供用目指す、広場と周辺道路整備も/神奈川 - 神奈川新聞・2014年1月8日[リンク切れ]
- ^ a b 次代へつなぐ新たなまち。~海老名駅西口土地区画整理に着工~(海老名市:まちづくり 2013年4月9日)
- ^ 海老名市まちびらきイベントのお知らせ(海老名駅西口土地区画整理組合 2015年9月29日〈archive.isによる2015年10月8日時点のキャッシュ〉)
- ^ 「発明 THE INVENTION」2016年12月号 「リコーの挑戦、地域と共に未来をつくる」(一般社団法人発明推進協会)
- ^ 海老名駅西口土地区画整理組合 公式サイト(archive.isによる2015年10月16日時点のキャッシュ)
- ^ 神奈川県・海老名がロマンスカー停車駅に - 商業施設などの開発計画も(マイナビニュース 2015年9月6日)
- ^ 海老名駅間地区の開発計画の概要が決定 (PDF) - 小田急電鉄ニュースリリース 2015年8月28日(2017年11月16日閲覧)
- ^ a b c 海老名駅間地区のエリア名称が「ViNA GARDENS」に決定 (PDF) - 小田急電鉄ニュースリリース 2017年4月13日(2017年11月16日閲覧)
- ^ ViNA GARDENS[ビナガーデンズ] 公式サイト
- ^ 「海老名駅駅間地区 新名称は「めぐみ町」 扇町北側「泉」も同時施行」『タウンニュース 海老名版』、タウンニュース社、2016年9月16日
- ^ ローソン ViNA GARDENS店オープン(ViNA GARDENS[ビナガーデンズ] 公式サイト内:開発情報)
- ^ 海老名駅間地区「ViNA GARDENS」に 飲食中心の商業施設 「TERRACE」誕生 (PDF) - 小田急電鉄ニュースリリース 2017年9月14日(2017年11月16日閲覧)
- ^ ViNA GARDENS TERRACE[ビナガーデンズテラス] ショップガイド(ViNA GARDENS[ビナガーデンズ] 公式サイト内:施設公式ページ)
- ^ “事業化検討を開始 海老名市役所周辺の開発”. 神奈川新聞. (2017年1月18日) 2017年1月29日閲覧。
- ^ “海老名駅西口の乗場変更について(10/27実施)”. 神奈川中央交通. (2015年10月21日) 2015年10月27日閲覧。
- ^ バス乗降所移転のお知らせ (PDF) - ジャパンメディカルアライアンス
- ^ 「県内初 高速・観光バスターミナル」『タウンニュース 海老名版』、タウンニュース社、2016年9月30日
- ^ 「「高速・観光バスターミナル バァスル海老名」完成」『タウンニュース 海老名版』、タウンニュース社、2016年10月14日
- ^ 「夜行高速バス運行開始」『タウンニュース 海老名版』、タウンニュース社、2015年1月16日
利用状況
- JR・私鉄の1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- JR・私鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
関連項目
外部リンク
- 小田急電鉄 海老名駅
- 相模鉄道 海老名駅
- JR東日本 海老名駅
- 相鉄Style(相鉄スタイル) 海老名駅 - 相鉄沿線口コミ情報サイト