「小淵沢駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2018年3月12日) |
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|よみがな = こぶちざわ |
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2020年2月15日 (土) 06:24時点における版
小淵沢駅* | |
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駅舎(2018年3月12日) | |
こぶちざわ Kobuchizawa | |
所在地 | 山梨県北杜市小淵沢町[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | コチ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,612人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)12月21日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 173.7 km(東京起点) |
◄長坂 (7.4 km) (4.5 km) 信濃境**► | |
所属路線 | ■小海線 |
キロ程 | 0.0 km(小淵沢起点) |
(7.1km) 甲斐小泉**► | |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有[1] |
小淵沢駅(こぶちざわえき)は、山梨県北杜市小淵沢町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である[1]。標高は886.7m[1]。山梨県の鉄道駅としては最西端となる。
乗り入れ路線
中央本線と小海線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。このうち、中央本線を当駅の所属線[2]としており、小海線は当駅が起点である。
中央本線は新宿方面(吉祥寺駅)から当駅までが八王子支社の管轄であり、塩尻・松本方面および小海線は長野支社の管轄である。両支社の境界は、中央本線では下り第4閉塞信号付近、小海線は県道11号線との交差付近(この付近に上り遠方信号機あり)に置かれている。
中央本線の特急列車「あずさ」は最速達・速達便(4往復)を除き全列車が停車する。なお、「かいじ」が当駅まで運行することがある。
土休日に215系で運行される「ホリデー快速ビューやまなし」の山梨県側の終着駅でもあるほか、毎年1月に臨時快速列車「成田山初詣やまなし号」が当駅と成田駅の間を往復で、毎年4月に臨時快速列車「お座敷桃源郷パノラマ号」が当駅と千葉駅の間を往復で運行している。
2018年には夏の臨時列車として特急列車「山かいじ」が立川駅から当駅までの下り列車のみで運行[3]、特急列車「諏訪しなの号」が当駅と名古屋駅の間を往復で運行された[4]。
小海線の臨時快速列車、「HIGH RAIL 1375」を含むすべての列車が当駅から発着する。
歴史
- 1904年(明治37年)12月21日:鉄道院中央本線 韮崎駅 - 富士見駅間開通と同時に開業[5]。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1933年(昭和8年)7月27日:小海南線(現在の小海線)当駅 - 清里駅間が開通[6]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月15日:小淵沢町と北杜市の合併により、所在地が北杜市となる。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入され、 Suica利用可能駅になる[7]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅。3番線はホームなしの待避線である。5番線からは当駅始発の松本方面行列車も発車する。4番線は小海線の始発専用ホームとなっており、非電化かつ甲府方面が行き止まりになっている。駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。旧駅舎時代は、駅舎と中央本線が発着する1・2番線とは地下通路で結ばれていたが、駅舎と4・5番線(主に小海線が発着)は直接行き来することができず、1・2番線から跨線橋を渡る必要があった[1]。新駅舎が竣工したことに伴い、地下通路は閉鎖されたが、代わりに両ホームとも同じ跨線橋で行き来することができるようになった[9]。1・2番線ホームはかさ上げ工事が実施されており、都市部の駅と同等の高さが確保されている。
旧駅舎は開業当初からのものという記録が残る木造平屋建てで、内部にはコンコース、待合所のほかに売店(駅弁など)や信州そば・うどん店(丸政)があった。2017年7月3日には新駅舎とその中に丸政が営業するMASAICHI本店、丸政そば、駅レンタカー小淵沢営業所、北杜市観光案内所、市の交流スペース、駅前広場などが完成・開業した[10][11]。切り替え後、旧駅舎は2017年9月に解体された。
直営駅(駅長配置)であり、管理駅として日野春駅・長坂駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 7時00分 - 18時00分)・自動券売機・指定席券売機(営業時間 始発 - 23時15分)・簡易Suica改札機が設置されている[12]。自動改札機は設置されていない。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■中央本線 | 下り | 上諏訪・塩尻・松本・長野方面[13] | |
2 | 上り | 甲府・大月・八王子・新宿方面[13] | ||
3 | (待避線) | ホーム無し | ||
4 | ■小海線 | - | 清里・野辺山・小諸方面[13] | |
5 | ||||
■中央本線 | 下り | 上諏訪・塩尻・松本・長野方面[13] | 当駅始発の3本のみ |
駅弁
丸政が調製・販売しており「高原野菜とカツの弁当」などで知られている[1]。なお、冬季を除き各ホーム上の店舗で販売を行っている。また、MASAICHI本店でも販売している。
主な駅弁は下記の通り[14]。
- 小淵沢丸政の鶏めし
- 高原野菜とカツの弁当
- やまのごはん
- 信州安養寺味噌弁当
- 元気甲斐
- 小淵沢丸政の信州牛御辨當
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は1,612人である[JR統計 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年間乗車人員 |
2000年(平成12年) | 1,526[JR統計 2] | 556,903[山梨統計 1] |
2001年(平成13年) | 1,503[JR統計 3] | 548,711[山梨統計 2] |
2002年(平成14年) | 1,389[JR統計 4] | 506,848[山梨統計 3] |
2003年(平成15年) | 1,390[JR統計 5] | 508,659[山梨統計 4] |
2004年(平成16年) | 1,401[JR統計 6] | 511,426[山梨統計 5] |
2005年(平成17年) | 1,395[JR統計 7] | 509,263[山梨統計 6] |
2006年(平成18年) | 1,376[JR統計 8] | 502,240[山梨統計 7] |
2007年(平成19年) | 1,430[JR統計 9] | 523,380[山梨統計 8] |
2008年(平成20年) | 1,381[JR統計 10] | 503,700[山梨統計 9] |
2009年(平成21年) | 1,344[JR統計 11] | 490,839[山梨統計 10] |
2010年(平成22年) | 1,291[JR統計 12] | 471,497[山梨統計 11] |
2011年(平成23年) | 1,306[JR統計 13] | 478,139[山梨統計 12] |
2012年(平成24年) | 1,352[JR統計 14] | 493,768[山梨統計 13] |
2013年(平成25年) | 1,401[JR統計 15] | 511,365[山梨統計 14] |
2014年(平成26年) | 1,419[JR統計 16] | 518,179[山梨統計 15] |
2015年(平成27年) | 1,482[JR統計 17] | 542,522[山梨統計 16] |
2016年(平成28年) | 1,458[JR統計 18] | 532,189[山梨統計 17] |
2017年(平成29年) | 1,532[JR統計 19] | |
2018年(平成30年) | 1,612[JR統計 1] |
駅周辺
北杜市小淵沢地区の中心部に位置している。駅前には商店・飲食店・旅館などが並んでいるほか、小淵沢タクシーの営業所もある。なお、駅名と違い地区名では「こぶちさわ」と濁らない[1]。
- 北杜市 小淵沢総合支所(旧・小淵沢町役場)
- 中央自動車道小淵沢IC
- 道の駅こぶちさわ - スパティオ小淵沢(延命の湯)
- 八ヶ岳リゾートアウトレット
- 山梨県馬術競技場
- 山梨県立八ヶ岳スケートセンター
- 花パークフィオーレ小淵沢
- 神田の大イトザクラ
- 観音平
- 身曾岐神社
- 小淵沢郵便局
- リゾナーレ小淵沢
- 北杜市立小淵沢小学校
- 北杜市立小淵沢中学校
- 帝京第三高等学校
- 帝京学園短期大学
- エフエム八ヶ岳
- 農業・食品産業技術総合研究機構遺伝資源センター北杜研究拠点
- 雪印メグミルクチーズ研究所
- 八ヶ岳乳業小淵沢工場
- マクセルスリオンテック小淵沢製造部
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
小淵沢駅 | 北部巡回線(右回り) | 総合スポーツセンター前・小淵沢IC・スパティオ小淵沢・大芦 | ひまわり市場前 | 北杜市民バス | |
北部巡回線(左回り) | 小淵沢総合支所前・篠尾郵便局前・中島公民館・清春芸術村・長坂駅・甲陽病院前・大泉総合支所・ひまわり市場前・大芦 | スパティオ小淵沢 | |||
小淵沢巡回線(Aルート) | 尾根公民館南・フィオーレ小淵沢 | 水・土曜日運行 | |||
小淵沢巡回線(Bルート) | 小淵沢総合支所前・神田北・女取公民館・リゾナーレ北・大東豊公民館 | ||||
小淵沢巡回線(Bルート) | 小淵沢総合支所前・上笹尾公民館・城山公園・下久保・岩窪北 | ||||
八ケ岳高原リゾートバス | スパティオ小淵沢・えほん村・平山郁夫シルクロード美術館 | 泉郷 | 八ヶ岳高原リゾートバス実行委員会(山交タウンコーチ) | 運休中 | |
鉢巻リソートバスハッピー号 | ホテル風か(アウトレット入口)・スパティオ小淵沢(道の駅こぶちさわ)・富士見高原ペンションビレッジ・八峯苑鹿の湯・八ヶ岳美術館・八ヶ岳自然文化園 | たてしな自由農園 | 山交タウンコーチ | ゴールデンウィーク・夏季運転 |
隣の駅
※当駅に一部が停車する中央本線の特急「あずさ」(臨時運行の「かいじ」・「山かいじ」)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
※臨時列車「ホリデー快速ビューやまなし号」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
※臨時快速「HIGH RAIL 1375」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
記事本文
- ^ a b c d e f g h i j 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、127頁。ISBN 9784784071647。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ "夏の増発列車のお知らせ" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道八王子支社. 18 May 2018. 2018年5月26日閲覧。
- ^ "「信州アフターデスティネーションキャンペーン」の展開について" (PDF) (Press release). 東海旅客鉄道株式会社. 18 May 2018. 2018年5月26日閲覧。
- ^ 「鉄道省告示第317号」『官報』1904年12月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「逓信省告示第504号」『官報』1933年07月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ "Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道株式会社. 29 November 2013. 2013年12月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
- ^ “小淵沢駅新駅舎の店舗開業と「八ヶ岳フェア」の実施について”. JR東日本八王子支社プレスリリース. 2017年5月19日閲覧。
- ^ “JR東日本:駅構内図(小淵沢駅)”. web.archive.org (2019年10月22日). 2019年10月22日閲覧。
- ^ “中央線 小淵沢駅が生まれ変わります”. JR東日本八王子支社プレスリリース. 2017年5月19日閲覧。
- ^ “小淵沢駅新駅舎の店舗開業と「八ヶ岳フェア」の実施について”. JR東日本八王子支社プレスリリース. 2017年5月19日閲覧。
- ^ “駅の情報(小淵沢駅):JR東日本”. web.archive.org (2019年10月22日). 2019年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “JR東日本:駅構内図(小淵沢駅)”. web.archive.org (2019年10月22日). 2019年10月22日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、552頁。
利用状況
- JR東日本(1日平均乗車人員)
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
- 山梨県統計年鑑(年間乗車人員)
- ^ 平成14年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excelデータ)
- ^ 平成15年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excelデータ)
- ^ 平成16年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excelデータ)
- ^ 平成17年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成18年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成19年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成20年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成21年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成22年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成23年刊行山梨県統計年鑑(運輸・通信)(Excel)
- ^ 平成24年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
- ^ 平成25年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
- ^ 平成26年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
- ^ 平成27年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
- ^ 平成28年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
- ^ 平成29年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
- ^ 平成30年刊行山梨県統計年鑑 (PDF)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
- 上野原駅(山梨県最東端の駅)
- 十島駅(山梨県最南端の駅)
- 清里駅(山梨県最北端の駅)
外部リンク
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