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2021年5月20日 (木) 10:18時点における版
とよかわ えつし 豊川 悦司 | |||||||||||
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本名 | 豊川 悦司(とよかわ えつし)[1] | ||||||||||
生年月日 | 1962年3月18日(62歳) | ||||||||||
出生地 | 日本 大阪府八尾市 | ||||||||||
身長 | 186 cm | ||||||||||
血液型 | O型 | ||||||||||
職業 | 俳優、タレント | ||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ | ||||||||||
活動期間 | 1983年 - | ||||||||||
配偶者 |
一般女性(1997年 - 2005年) 一般女性(2015年 - ) | ||||||||||
事務所 | アルファエージェンシー | ||||||||||
公式サイト | 所属事務所公式プロフィール | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
テレビドラマ 映画 『きらきらひかる』 『Love Letter』 『八つ墓村』 『傷だらけの天使』 『日本沈没』 『愛の流刑地』 『20世紀少年』 『今度は愛妻家』 『必死剣 鳥刺し』 『プラチナデータ』 『ラプラスの魔女』 『ラストレター』 | |||||||||||
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豊川 悦司(とよかわ えつし、1962年〈昭和37年〉3月18日 - )は、日本の俳優。所属事務所はアルファエージェンシー。身長186cm、体重80kg。愛称は「トヨエツ」。大阪府八尾市出身。八尾市立志紀中学校、大阪府立清水谷高等学校卒業、関西学院大学文学部中退。
来歴
大阪の西成の靴職人の父親の家に生まれる[1]。その後東京都葛飾区や千葉県松戸市などに移り住んだこともある[1]。芝居に興味を持たれたのは、3つ上の姉と、近くに住んでいた母の妹の影響が大きく、小学校2~3年の頃から雑誌「スクリーン」などを読む機会に恵まれていた[1]。父親も映画好きで小学校1年か幼稚園の時、一緒に映画「アラビアのロレンス」を見に行ったと語っている[1]。
中高生のころはバスケットボールに熱中し、府立高校1年の時にインターハイにも出場[1]。バスケットボールをやめてから急に背が伸びだした[1]。このころ学校の芸術鑑賞会で荻野目慶子の演劇「奇跡の人」などを見たと語っている[1]。
立原正秋の作品が好きで、大学進学では「やるんだったら一番役に立たない学部に入ろう」と思い文学部に入学。住んでいた男子寮の近くで行われていた大学の劇研究部の新入生勧誘の公演をたまたま見て、入部[1]。
その後大学2年のとき、親には言わずに大学に退学届を提出[1]。「自分がやる芝居の場をいろいろ選べるだろうと」20歳で東京へ上京[1]。大学の劇研の卒業生の下宿に転がり込んで、小劇団の芝居を手当たり次第に観たと語っている[1]。
そんな中、渡辺えり子主宰の劇団3○○(さんじゅうまる)の「ゲゲゲのゲ」を観て面白かったことから観た翌日に劇団に電話して、劇団の手伝いを経て入団[1]。1983年、吉祥寺バウスシアターで行われた「瞼の女」(渡辺えり子作・演出)での『城みちるの「イルカに乗った少年」』役で初舞台[1]。その後、「ゲゲゲのゲ」など多くの舞台に出演したのち、1989年退団[1]。
映像に興味がうつり、劇団退団前に、映画「稲村ジェーン」のオーディションを受けたが落第[1]。 その後、渡辺えり子の紹介で現在のプロダクション・アルファエージェンシーに移り、映画『君は僕をスキになる』のオーディションに受かり映画デビュー[1]。
以後、多数の映画・テレビドラマに出演[1]。最初に、1991年、映画『12人の優しい日本人』で注目され、1992年、映画『きらきらひかる』、 テレビドラマ『NIGHT HEAD』に武田真治と共に主演して注目を浴びる[1]。 20代女性を中心にブレイク[要出典]。
1994年『この世の果て』、1995年『この愛に生きて』などで一般にも認知されるようになった[1]。
1995年、『愛していると言ってくれ』にて耳が不自由な青年画家役として、障害を乗り越えながら愛を深めていく姿を演じ、最高視聴率28.1%を記録。
1997年にドラマ『青い鳥』のヘアメイクを担当していた女性と結婚し、一男一女を儲けたが、2005年12月31日に離婚、子供は妻が引き取った。
2008年、自宅でカキ鍋を食していたところ、突然体調を崩して救急車で病院に搬送されるという事態が発生した。原因は鍋の中の具材(どの具材が症状を引き起こしたかは不明)によるアナフィラキシーショックだったが、症状は軽く済んだ[2]。
2011年、第36回湯布院映画祭にて『必死剣鳥刺し』『犯人に告ぐ』『傷だらけの天使』『今度は愛妻家』の4作品が特集上映される。上映後は行定勲監督とのトークショーが開催された。
2015年5月、元エステティシャンの女性との再婚と女児の誕生を公表[3]。
人物
俳優以外に、脚本や監督などの活動も行なっているが、バラエティ番組には滅多に登場しない。公私混同を非常に嫌がり、マスコミからの取材も断り、ミステリアスなイメージを堅守している[4]。2016年9月2日、『あさイチ』内「プレミアムトーク」に出演してトーク番組に初出演を果たした[5]。
NHKの番組をこよなく愛し、19:00 - 22:00過ぎまでほとんど総合テレビの番組を視聴している。1番のお気に入り番組は映画『後妻業の女』の共演者でもある笑福亭鶴瓶の冠番組『鶴瓶の家族に乾杯』である[6]。また、『NHKニュース7』のメインキャスターを務めた同局アナウンサーの武田真一のファンであることも公言しており、ニュースキャスターの役が来たら武田を参考にしたいとも述べている[7]。
豊川悦司はある機関誌で以下のように語っている。「民族教育を受ける事もなく、日本の学校で日本人の子供達とともに育った。家の中に点在していた韓国人であることのキーワード達、キムチ、チョゴリ、チャンゴといったアイテム。ハラボジ、ハルモニ、アボジ、オモニ、という言葉。視覚と聴覚を掠めるキーワードは、他の子供達とは違うのだという認識を、私にもたらすまでには至らなかった。二十歳を過ぎて、初めて日本を離れた時、私は当然のごとく韓国のパスポートを渡され、訪れた彼の地で韓国人として扱われた。笑い話かもしれないが、日本を離れることではじめて私は「在日」である自分と向き合ったのである。」[8]
出演
テレビドラマ
- 木曜ゴールデンドラマ「嫁・姑・大姑・3」(1989年、よみうりテレビ)
- あいつがトラブル 最終回(1990年、フジテレビ) - 犯人の一人 役
- 火曜ミステリー劇場「西村寿行スペシャル 犬笛」(1990年、テレビ朝日)
- 代表取締役刑事 第16話「泥棒日記」(1991年、テレビ朝日 / 石原プロ)
- 世にも奇妙な物語 「受験生」(1991年、フジテレビ) - 高田浩平 役
- 赤頭巾快刀乱麻(1991年、NHK)
- 夢見るくらいいいじゃない(1991年、日本テレビ)
- しゃぼん玉(1991年、フジテレビ) - ヒットマン 役
- 大河ドラマ(NHK)
- 七人の女弁護士第2シリーズ 第7話(1991年、テレビ朝日)
- さすらい刑事旅情編IV 第5話「防犯カメラに写った女! 美人教師の災難」(1991年、テレビ朝日)
- 本当にあった怖い話 「幽霊刑事」(1992年、テレビ朝日)
- さよならをもう一度(1992年、フジテレビ)
- 裏刑事-URADEKA- 第3話「女教師連続レイプ魔を消せ!」(1992年、朝日放送) - 犯人・中西 役
- いとこ同志(1992年、日本テレビ) - 三矢夏彦 役
- 青春牡丹灯篭(1993年、NHK) - 新三郎 役
- お茶の間(1993年、よみうりテレビ) - 長崎 役
- NIGHT HEAD(1992年、フジテレビ) - 霧原直人 役
- RUN(1993年、TBS) - 石原裕一 役
- 燃える秘密(1993年、フジテレビ) - 京一 役
- 喪失(1993年、フジテレビ) - 九島守一 役
- 殺人の駒音(1993年、TBS) - 棋士・谷山竜将 役
- 海が見たいと君が言って(1994年、フジテレビ) - 澤木祐介(声のみ出演) 役
- 世にも奇妙な物語 冬の特別編 「ルナティック・ラヴ」(1994年、フジテレビ) - 僕 役
- この世の果て(1994年、フジテレビ) - 神矢征司 役
- この愛に生きて(1994年、フジテレビ) - 植草聖一 役
- 愛していると言ってくれ(1995年、TBS) - 榊晃次 役
- 青い鳥(1997年、TBS) - 柴田理森 役
- 同窓会へようこそ〜遅すぎた夏の帰郷(1999年、TBS) - 坂木旬一 役
- 危険な関係(1999年、フジテレビ) - 魚住新児 役
- 兄弟 〜兄さん、お願いだから死んでくれ〜(1999年、テレビ朝日)
- 17年目のパパへ(2001年、TBS) - 唐木新次 役
- 松本清張特別企画・わるいやつら(2001年、テレビ東京) - 戸谷信一 役
- Love Story(2001年、TBS) - 永瀬康 役
- 至上の恋 愛は海を越えて(2001年、NHK)
- 少年-ビートたけし原作珠玉ドラマ3編(2002年、TBS)
- 失われた約束 引き裂かれた愛の行方(2003年、関西テレビ)
- Et Alors-エ・アロール-(2003年、TBS) - 来栖貴文 役
- 青春の門-筑豊篇-(2005年、TBS) - 伊吹重蔵 役
- 太宰治物語(2005年、TBS)
- 弁護士のくず(2006年4月 - 6月、TBS) - 九頭元人 役
- ビューティフルレイン(2012年7月 - 9月、フジテレビ) - 木下圭介 役
- 連続ドラマW 荒地の恋(2016年1月 - 2月、WOWOW) - 北沢太郎 役[9]
- 漱石悶々 夏目漱石最後の恋 京都祇園の二十九日間(2016年12月10日、NHK BSプレミアム) - 夏目漱石 役
- 連続テレビ小説 半分、青い。(2018年4月2日 - 9月28日、NHK) - 秋風羽織 役[10][11][12]
- テレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャル 逃亡者(2020年12月5日・6日、テレビ朝日) - 保坂正巳 役[13]
- ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第7話 - 最終話(2021年2月24日 - 3月17日、日本テレビ) - 一ノ瀬風雅 役[14]
映画
- 君は僕をスキになる(1989年)
- 病院へ行こう(1990年)
- 3-4X10月(1990年) - 沖縄連合組長 役
- ザ・ヒットマン 血はバラの匂い(1991年)
- 女教師・濡れたピアノの下で(1991年) - 凶悪殺人鬼 役
- 12人の優しい日本人(1991年) - 陪審員11号 役
- 課長島耕作(1992年) - 樫村健三 役
- きらきらひかる(1992年) - 岸田睦月 役
- 釣りバカ日誌6(1993年) - 立花記者 役
- undo(1994年) - 由紀夫 役
- エンジェル・ダスト(1994年) - トモオ 役
- 居酒屋ゆうれい(1994年) - 杉本延也 役
- NIGHT HEAD(1994年) - 霧原直人 役
- Love Letter(1995年) - 秋葉茂 役
- NO WAY BACK 逃走遊戯(1995年) - ユウジ・コバヤシ 役
- トイレの花子さん(1995年) - 坂本雄 役二
- 男たちのかいた絵(1996年) - 鶴丸杉夫、鶴丸松夫 役
- 八つ墓村(1996年) - 金田一耕助 役
- 傷だらけの天使(1997年) - 木田満 役
- MISTY(1997年) - 多襄丸 役
- Lie lie Lie(1997年) - 相川真 役
- 千年旅人(1999年) - ツルギ 役
- ざわざわ下北沢(2001年)
- 顔(2000年) - 中上洋行 役
- 新・仁義なき戦い(2000年) - 門谷甲子男 役
- DOG STAR ドッグ・スター(2002年) - シロー 役
- 命(2002年) - 東由多加 役
- さヾなみ(2002年) - 玉水龍男 役
- MOON CHILD(2003年) - ヴァンパイア「ルカ」 役
- 丹下左膳 百万両の壺(2004年) - 丹下左膳 役
- 北の零年(2005年) - アシリカ(会津藩士・高津政之) 役
- レイクサイド マーダーケース(2005年) - 津久見勝 役
- ハサミ男(2005年) - 安永 役
- ビートキッズ(2005年) - エージの父親 役
- 妖怪大戦争(2005年) - 加藤保憲 役
- 自由戀愛(2005年) - 磐井優一郎 役
- 大停電の夜に(2005年) - 木戸晋一 役
- 疾走(2005年) - 神父 役
- やわらかい生活(2006年) - 橘祥一 役
- 日本沈没(2006年) - 田所雄介博士 役
- LOFT ロフト(2006年) - 吉岡誠 役
- フラガール(2006年) - 谷川洋二朗 役
- ありがとう(2006年)
- 愛の流刑地(2007年) - 村尾菊治 役
- 魂萌え!(2007年) - 野田 役
- サウスバウンド(2007年) - 上原一郎 役
- 犯人に告ぐ(2007年) - 巻島史彦 役
- 椿三十郎(2007年) - 室戸半兵衛 役
- 接吻(2008年) - 坂口秋生 役
- 犬と私の10の約束(2008年) - 斉藤祐市 役
- 石内尋常高等小学校 花は散れども(2008年) - 山崎良人 役
- 本格科学冒険映画 20世紀少年 3部作 - オッチョ(落合長治) 役
- 20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年)
- 20世紀少年 <第2章> 最後の希望(2009年)
- 20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗(2009年)
- 今度は愛妻家(2010年) - 北見俊介 役
- 必死剣 鳥刺し(2010年) - 兼見三左エ門 役
- 一枚のハガキ(2011年) - 松山啓太 役
- プラチナデータ(2013年) - 浅間玲司 役
- 人類資金(2013年) - ハリー遠藤 役
- ジャッジ!(2014年) - 大滝一郎 役
- 春を背負って(2014年) - 多田悟郎 役
- 娚の一生(2015年) - 海江田醇 役
- 後妻業の女(2016年) - 柏木亨 役[15]
- 3月のライオン(2017年) - 幸田柾近 役
- ラプラスの魔女(2018年) - 甘粕才生 役[16]
- のみとり侍(2018年) - 清兵衛 役
- パンク侍、斬られて候(2018年) - 内藤帯刀 役
- 散り椿(2018年) - ナレーション
- サムライマラソン(2019年) - 五百鬼祐虎 役
- パラダイス・ネクスト(2019年) - 島 役
- ミッドウェイ[17](2019年) - 山本五十六 役
- ラストレター (2020年) - 阿藤 役
- 一度も撃ってません(2020年) - 周雄 役
- 子供はわかってあげない(2020年) - 藁谷友充 役
- 鳩の撃退法(2021年公開予定) - 倉田健次郎 役[18]
テレビアニメ
ゲーム
- ロストオデッセイ(2007年) - カイム・アラゴナー 役
ドキュメンタリー
- NHKスペシャル「昔 父は日本人を殺した〜ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦〜」(2011年6月19日、NHK総合) - デール・マハリッジのモノローグを朗読
- バルテュスと彼女たちの関係(2014年5月17日、NHK BSプレミアム) - ナビゲーター
- プラネットアースII(2016年12月25日 - 、NHK BSプレミアム) - 語り
- NHKスペシャル ブループラネット(2018年5月6日 - 、NHK) - 語り
トーク・バラエティ
- あさイチ「プレミアムトーク」(2016年9月2日、NHK)
- チコちゃんに叱られる!(2020年9月11日、NHK)
CM
- キッコーマン トライアングル
- JT セブンスター(たばこ事業法第40条の施行により、最後のTV・CMとなる)
- アウディ
- KDDI
- サッポロビール「黒ラベル」(共演:山崎努)
- キリンビール「円熟」発泡酒、「澄みきり」新ジャンル(2013年5月 - )
- トヨタ自動車 「カローラスパシオ」
- Apple Computer - ナレーション担当
- 大日本除虫菊 キンチョール
- 大塚製薬 SOYJOY(2007年 - )
- 日産・ティアナ
- 公共広告機構(現:ACジャパン) WFP国際連合世界食糧計画(ナレーション出演)「hope」(2008年)
- アサヒビール「クールドラフト」発泡酒
- リクルートエージェント
- NTT西日本
- ダイハツ工業「タントカスタム」[20]
- 二代目後期型
- 『あたらしいね(フィッシュ配り)篇』(2010年10月 - )
- 『あたらしいね(オフィスラブ)篇』(2010年10月 - )
- 三代目前期型
- 『ティザー篇』(2013年9月)
- 『スタイル篇』(2013年10月 - )
- 『インテリア篇』(2013年10月 - )
- 日清食品「日清ラ王」(2011年5月 - )
- ジャパンゲートウェイ / ラボーテ・ジャポン「Rigaos」
- 豊田通商(2015年 - )
- トヨタ自動車「クラウン」(2015年)[21]
- 味の素「鍋キューブ」『うまさ溶け出す篇』・『ひとりにひとつ篇』(2015年 - )
- 三井住友VISAカード 『最高が似合う人篇』(三井住友プラチナカード)(2016年1月 - )
- 花王 「アタックNeo抗菌EX Wパワー」 (2017年5月-)
- プラスアルファ・コンサルティング タレントパレット 科学的人事戦略 「モチベーション」篇「未来」篇 (2019年11月 -)[22]
原案・脚本・演出作品
- つげ義春ワールド「退屈な部屋」(1998年、テレビ東京)
- つげ義春ワールド「懐かしいひと」(1998年、テレビ東京)
- 美少女H「父、帰る…」(1998年、フジテレビ)
- 世にも奇妙な物語 2000春の特別編「冷やす女」(2000年、フジテレビ)
- 賢者の贈り物「賢者の行進」(2001年、広島ホームテレビ)※原案のみ
- 夫婦漫才(2001年、TBS)
- LOVERS「聖セバスチャンヌの掌」(2003年、TBS)
- スペシャルドラマ 恋愛小説 十八の夏(2006年、TBS)
テレビ演出家・豊川悦司の特徴
初期は、監督やテレビ演出家をあえて重要な役に配していた。例えば「父、帰る…」では清水千賀扮するヒロインの父親役には『この愛に生きて』『星になった少年』の河毛俊作、「冷やす女」では水野美紀扮するヒロインが冷凍する亡き恋人役に『千年旅人』の辻仁成、そして「退屈な部屋」「懐かしいひと」では主人公・津部役に『二十才の微熱』『ぐるりのこと。』の橋口亮輔を起用している。『夫婦漫才』では、ヒロイン・中山美穂の晩年役に、吉本新喜劇の女優・中山美保を起用する遊びをやっていた。
書籍
- 秋風羽織の教え 人生は半分、青い。 (秋風羽織名義、北川悦吏子と共著)
受賞歴
映画
- 『きらきらひかる』『課長島耕作』(1992年度)
- 第14回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞(『12人の優しい日本人』と合わせて)
- 第18回おおさか映画祭助演男優賞
- 第16回日本アカデミー賞新人俳優賞
- 『Love Letter』(1995年度)
- 第20回報知映画賞 最優秀助演男優賞
- 第17回ヨコハマ映画祭 主演男優賞
- 第10回高崎映画祭 最優秀助演男優賞
- 第19回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞、話題賞
- 『八つ墓村』(1996年度)
- 第20回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞
- 『傷だらけの天使』(1997年度)
- 第12回高崎映画祭 最優秀主演男優賞
- 『新・仁義なき戦い』(2000年度)
- 第15回高崎映画祭 最優秀主演男優賞
- 『命』(2002年度)
- 第26回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞
- 『北の零年』(2005年度)
- 第29回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞
- 『魂萌え!』『椿三十郎』(2007年度)
- 第3回おおさかシネマフェスティバル 助演男優賞
- 『接吻』(2008年度)
- 第23回高崎映画祭 最優秀助演男優賞
- 『必死剣鳥刺し』(2010年度)
- 第35回報知映画賞 最優秀主演男優賞(『今度は愛妻家』と合わせて)
- 第32回ヨコハマ映画祭 主演男優賞(『今度は愛妻家』と合わせて)
- 第84回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞(『今度は愛妻家』と合わせて)
- 第20回東京スポーツ映画大賞 主演男優賞(『今度は愛妻家』と合わせて)
- 第34回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞
テレビドラマ
- 1995年
- 第6回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(『愛していると言ってくれ』)
- 主演男優賞
- ベストドレッサー賞
- 第6回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(『愛していると言ってくれ』)
- 1999年
- 第23回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞(『危険な関係』)
その他
- 1993年 エランドール賞新人賞
- 1995年 ゴールデン・アロー賞 グランプリ
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “豊川悦司さん”. www.tvdrama-db.com. 2020年6月12日閲覧。
- ^ “豊川アレルギーで救急車搬送されていた”. 日刊スポーツ (2008年11月14日). 2021年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月16日閲覧。
- ^ “豊川悦司 40歳元エステティシャンと入籍!女児誕生も初告白”. 女性自身. 光文社 (2015年5月12日). 2015年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月12日閲覧。
- ^ “男の履歴書 豊川悦司”. INLIFE. 2019年1月22日閲覧。
- ^ “豊川悦司、デビュー時にたけし軍団に誘われていた”. 日刊スポーツ. (2016年9月2日) 2019年1月22日閲覧。
- ^ “豊川悦司、『あさイチ』出演! 「今日のこの番組は永久保存版」生トーク番組初登場”. クランクイン!. ハリウッドチャンネル (2016年9月2日). 2019年1月22日閲覧。
- ^ “あさイチ プレミアムトーク 豊川悦司”. goo テレビ番組. NTTレゾナント. 2019年1月22日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “豊川悦司が“許されぬ恋”に落ちる! 相手は鈴木京香”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2015年10月24日) 2015年10月25日閲覧。
- ^ “豪華キャストの競演!〈東京・胸騒ぎ編〉新たな出演者を発表! 平成30年度前期 連続テレビ小説「半分、青い。」”. NHKオンライン. NHK (2018年1月10日). 2018年1月11日閲覧。
- ^ “【インタビュー】10 鈴愛の師匠 秋風羽織 役・豊川悦司さん”. NHK連続テレビ小説『半分、青い。』公式サイト. NHK (2018年5月19日). 2018年5月19日閲覧。
- ^ “「半分、青い。」トヨエツ“怪演”の裏側 役の振れ幅を自在に 初の朝ドラに“覚悟” 秋風人気は予想外”. Sponichi Annex. (2018年7月3日)
- ^ “『逃亡者』渡辺謙を追い詰める刑事役に豊川悦司 3度目の共演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年4月6日) 2020年11月13日閲覧。
- ^ “豊川悦司が日テレ系ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!」に出演…「愛していると言ってくれ」脚本・北川悦吏子氏とタッグ”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年2月21日) 2021年2月21日閲覧。
- ^ “大竹しのぶ、「後妻業」映画化で“悪女”を好演!共演に豊川悦司&笑福亭鶴瓶ら”. シネマカフェ (2015年8月4日). 2015年10月4日閲覧。
- ^ “「ラプラスの魔女」豊川悦司、玉木宏、リリーら新キャスト8人解禁、最新映像も”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年11月1日). 2017年11月7日閲覧。
- ^ ミッドウェイの上映スケジュール・映画情報|映画の時間
- ^ “藤原竜也「鳩の撃退法」映画化で謎の天才作家役”. cinematoday. (2021年2月25日) 2021年2月26日閲覧。
- ^ “アーヤと魔女:スタジオジブリの3DCGアニメ NHKで12月30日放送 主人公の声優に平澤宏々路 寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳も”. まんたんウェブ (MANTAN). (2020年11月12日) 2020年11月13日閲覧。
- ^ 2013年9月の『ティザー篇』からCAR & More編集部:チーフエディター。菅野美穂、綾野剛と共演
- ^ “豊川悦司、CMで仏語に苦戦 撮影「ちょっと滞りました」”. ORICON STYLE (2015年10月1日). 2015年10月1日閲覧。
- ^ “タレントパレット CM GALLERY”. プラスアルファ・コンサルティング. 2019年12月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 所属事務所プロフィール
- 豊川悦司 - KINENOTE
- 豊川悦司 - 日本映画データベース
- 豊川悦司 - allcinema
- Etsushi Toyokawa - IMDb
- 豊川悦司 - テレビドラマデータベース
- 豊川悦司 - NHK人物録