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「2005年の映画」の版間の差分

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2021年8月17日 (火) 23:12時点における版

2005年の映画(2005ねんのえいが)では、2005年(平成17年)の映画分野の動向についてまとめる。

出来事

周年

日本の映画興行

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[11] - 一般入場料金は14年間据え置かれている[12]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[13] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[14]
  • 入場者数 1億6045万人[15]
  • 興行収入 1981億6000万円[15]
配給会社別年間興行収入
配給会社 番組数 年間興行収入 前年対比 備考
松竹 28 136億8058万円 066.7% ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のような大ヒット作が無かったため。
東宝 24 525億0934万円 096.8% 東宝歴代3位の年間興行収入
東映 14 119億8586万円 125.1%
出典:「2005年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2006年平成18年)2月下旬号、キネマ旬報社、2006年、177 - 178頁。 

各国ランキング

日本興行収入ランキング

2005年日本興行収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 ハウルの動く城 日本の旗 東宝 196.0億円
2 ハリー・ポッターと炎のゴブレット アメリカ合衆国の旗イギリスの旗 ワーナー・ブラザース 115.0億円
3 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 アメリカ合衆国の旗 20世紀フォックス 091.7億円
4 宇宙戦争 アメリカ合衆国の旗 UIP 060.6億円
5 チャーリーとチョコレート工場 イギリスの旗アメリカ合衆国の旗オーストラリアの旗 ワーナー・ブラザース 053.5億円
6 Mr.インクレディブル アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ 052.6億円
7 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ 日本の旗 東宝 043.0億円
8 オペラ座の怪人 アメリカ合衆国の旗イギリスの旗 GAGA USEN 042.0億円
8 交渉人 真下正義 日本の旗 東宝 042.0億円
10 ターミナル アメリカ合衆国の旗 UIP 041.5億円
出典:2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

2005年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 ハリー・ポッターと炎のゴブレット ワーナー・ブラザース $896,911,078
2 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 20世紀フォックス $848,754,768
3 ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ $745,013,115
4 宇宙戦争 パラマウント映画 $591,745,540
5 キング・コング ユニバーサル・ピクチャーズ $550,517,357
6 マダガスカル ドリームワークス $532,680,671
7 Mr.&Mrs. スミス 20世紀フォックス $478,207,520
8 チャーリーとチョコレート工場 ワーナー・ブラザース $474,968,763
9 バットマン ビギンズ ワーナー・ブラザース $374,218,673
10 最後の恋のはじめ方 コロンビア ピクチャーズ $368,100,420
出典:2005 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月11日閲覧。

北米興行収入ランキング

  1. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
  2. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
  3. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
出典:2005 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月12日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

  1. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
  2. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
  3. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
出典:2005 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月12日閲覧。

フランス興行収入ランキング

2005年フランス興行収入ランキング
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 アメリカ合衆国の旗 20世紀FOX $56,861,798
2. ハリー・ポッターと炎のゴブレット アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース $50,780,955
3. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 アメリカ合衆国の旗 BVI $33,829,693
4. Brice de Niceフランス語版 フランスの旗 TFM $31,023,937
5. 宇宙戦争 アメリカ合衆国の旗 UIP $29,962,572
出典:2005 France Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月12日閲覧。

日本公開映画

2005年の日本公開映画を参照。

受賞

誕生

死去

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 8日 小森和子 日本の旗 95 映画評論家[16]
9日 橋本幸治 日本の旗 68 映画監督[16]
12日 アムリーシュ・プリー インドの旗 72 俳優[16]
17日 ヴァージニア・メイヨ アメリカ合衆国の旗 84 女優[16]
23日 桜むつ子 日本の旗 83 女優[16]
2月 1日 ジョン・ヴァーノン カナダの旗 72 俳優[16]
4日 オジー・デイヴィス アメリカ合衆国の旗 87 俳優・映画監督[16]
10日 アーサー・ミラー アメリカ合衆国の旗 89 劇作家[16]
19日 岡本喜八 日本の旗 81 映画監督[16]
20日 サンドラ・ディー アメリカ合衆国の旗 62 女優[16]
22日 シモーヌ・シモン フランスの旗 94 女優[16]
イ・ウンジュ 大韓民国の旗 24 女優[16]
27日 那須博之 日本の旗 53 映画監督[16]
3月 6日 テレサ・ライト アメリカ合衆国の旗 86 女優[16]
7日 デブラ・ヒル アメリカ合衆国の旗 54 脚本家・プロデューサー[17]
10日 照屋林助 日本の旗 75 漫談家・音楽家[16]
12日 桂文枝 日本の旗 74 落語家[16]
4月 1日 頭師孝雄 日本の旗 58 俳優[16]
5日 デブラリー・スコット アメリカ合衆国の旗 52 女優[16]
8日 野村芳太郎 日本の旗 85 映画監督[16]
19日 ジョージ・P・コスマトス ギリシャの旗 64 映画監督[18][注 1]
ルース・ハッシー英語版 アメリカ合衆国の旗 93 女優[19]
23日 ジョン・ミルズ イギリスの旗 97 俳優[16]
26日 マリア・シェル オーストリアの旗 79 女優[16]
5月 6日 小林勝彦 日本の旗 68 俳優[16]
ジョー・グラント アメリカ合衆国の旗 96 アニメーター[16]
17日 フランク・ゴーシン アメリカ合衆国の旗 72 俳優・コメディアン[16]
23日 岡枝慎二 日本の旗 76 映画字幕翻訳家[16]
25日 イスマイル・マーチャント インドの旗アメリカ合衆国の旗 68 プロデューサー[16]
26日 エディ・アルバート アメリカ合衆国の旗 99 俳優[16]
6月 6日 アン・バンクロフト アメリカ合衆国の旗 73 女優[16]
ダナ・エルカー アメリカ合衆国の旗 77 俳優[16]
8日 エド・ビショップ アメリカ合衆国の旗 72 俳優[20]
18日 松村達雄 日本の旗 90 俳優[16]
19日 水島弘 日本の旗 73 俳優[16]
7月 2日 アーネスト・レーマン アメリカ合衆国の旗 89 脚本家[16]
3日 アルベルト・ラットゥアーダ イタリアの旗 90 映画監督[16]
6日 エド・マクベイン アメリカ合衆国の旗 78 作家・脚本家[16]
17日 ジェラルディン・フィッツジェラルド アイルランドの旗 91 女優[16]
19日 エドワード・バンカー アメリカ合衆国の旗 71 作家・俳優[21]
20日 カヨ・マタノ・ハッタ アメリカ合衆国の旗 47 映画監督[16]
ジェームズ・ドゥーアン カナダの旗 85 俳優[16]
26日 岡八朗 日本の旗 67 喜劇俳優[16]
8月 8日 バーバラ・ベル・ゲデス アメリカ合衆国の旗 82 女優[16]
10日 山田正弘 日本の旗 74 脚本家[22]
12日 石井輝男 日本の旗 81 映画監督[22]
16日 ジョー・ランフト アメリカ合衆国の旗 45 アニメーション脚本家・声優[22]
トニーノ・デリ・コリ イタリアの旗 81 撮影監督[23]
22日 梶哲也 日本の旗 79 俳優・声優[22]
23日 ブロック・ピーターズ アメリカ合衆国の旗 78 俳優[22]
31日 マイケル・シェアード イギリスの旗スコットランドの旗 67 俳優[22]
9月 13日 中北千枝子 日本の旗 79 女優[22]
14日 ロバート・ワイズ アメリカ合衆国の旗 91 映画監督[22]
21日 三石千尋 日本の旗 64 カー・スタントマン[22]
22日 有川貞昌 日本の旗 80 特撮監督[22]
25日 ドン・アダムス アメリカ合衆国の旗 82 俳優・コメディアン[22]
10月 7日 チャールズ・ロケット アメリカ合衆国の旗 56 俳優[22]
12日 角梨枝子 日本の旗 77 女優[22]
24日 根上淳 日本の旗 82 俳優[22]
29日 ロイド・ボックナー英語版 カナダの旗 81 俳優[22]
11月 5日 ジョン・ファウルズ イギリスの旗 79 作家[22]
6日 小林米作 日本の旗 100 記録映像作家[22]
11日 ムスタファ・アッカド英語版 シリアの旗 75 映画監督・プロデューサー[22]
16日 倉田地三 日本の旗 88 俳優[22]
18日 ハロルド・J・ストーン アメリカ合衆国の旗 92 俳優[22]
21日 高村倉太郎 日本の旗 84 映画監督[22]
山下毅雄 日本の旗 75 作曲家[22]
24日 パット・モリタ アメリカ合衆国の旗 73 俳優[22]
26日 鈴木尚之 日本の旗 76 脚本家[22]
28日 E・カードン・ウォーカー アメリカ合衆国の旗 89 元・ウォルト・ディズニー・カンパニー代表取締役会長[24]
マーク・ローレンス (俳優)英語版 アメリカ合衆国の旗 95 俳優[22]
29日 ウェンディ・ジョー・スパーバー アメリカ合衆国の旗 47 女優[22]
12月 4日 原ひさ子 日本の旗 96 女優[22]
グレッグ・ホフマン アメリカ合衆国の旗 42 プロデューサー[22]
7日 エイドリアン・ビドル イギリスの旗 42 撮影監督[22]
10日 リチャード・プライヤー アメリカ合衆国の旗 65 俳優[22]
12日 アネット・ヴァディム デンマークの旗 69 女優[22]
14日 トレヴェニアン アメリカ合衆国の旗 74 作家[22]
16日 ジョン・スペンサー アメリカ合衆国の旗 58 俳優[22]
19日 藤木悠 日本の旗 74 俳優[22]
21日 砂本量 日本の旗 47 脚本家・映画監督[22]
26日 ヴィンセント・スキャヴェリ アメリカ合衆国の旗 57 俳優[22]
主な出典:「2005年 映画界物故人」『キネマ旬報2006年平成18年)1月下旬号、キネマ旬報社、2006年、226 - 227頁。 

脚注

注釈

  1. ^ キネマ旬報では死亡日は4月23日となっている[16]

出典

  1. ^ 「トピック・ジャーナル」『キネマ旬報2005年平成17年)12月下旬号、キネマ旬報社、2005年、168頁。 
  2. ^ 映画界10大ニュース 2005, p. 217.
  3. ^ 映画界10大ニュース 2005, p. 224.
  4. ^ a b 映画界10大ニュース 2005, p. 221.
  5. ^ インデックスが日活を買収”. 日経BP社 (2005年9月7日). 2017年4月1日閲覧。
  6. ^ a b 「WORLD NEWS 日本」『キネマ旬報2006年平成18年)1月上旬号、キネマ旬報社、2005年、18頁。 
  7. ^ 「WORLD NEWS 日本」『キネマ旬報2006年平成18年)1月下旬号、キネマ旬報社、2006年、18頁。 
  8. ^ 「トピック・ジャーナル」『キネマ旬報2006年平成18年)1月下旬号、キネマ旬報社、2006年、186頁。 
  9. ^ 松竹創業110周年記念”. 東京国立近代美術館フィルムセンター. 2017年4月3日閲覧。
  10. ^ 「トピック・ジャーナル」『キネマ旬報2005年平成17年)12月下旬号、キネマ旬報社、2005年、170頁。 
  11. ^ 斉藤 2009, pp. 135–136.
  12. ^ 「2005年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2006年平成18年)2月下旬号、キネマ旬報社、2006年、179頁。 
  13. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  14. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  15. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an 映画界物故人 2006, p. 226.
  17. ^ Debra Hill - Biography”. IMDb. 2017年5月28日閲覧。(英語)
  18. ^ ジョルジ・パン・コスマトス(George Pan Cosmatos) のプロフィール”. allcinema. 2017年5月28日閲覧。
  19. ^ Ruth Hussey - Biography”. IMDb. 2017年5月28日閲覧。(英語)
  20. ^ エド・ビショップ(Ed Bishop) のプロフィール”. allcinema. 2017年5月28日閲覧。
  21. ^ エドワード・バンカー(Edward Bunker) のプロフィール”. allcinema. 2017年5月28日閲覧。
  22. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj 映画界物故人 2006, p. 227.
  23. ^ Wingfield, Brian (21 August 2005). “Tonino Delli Colli, Prolific Cinematographer, Dies at 81”. The New York Times. 2018年12月16日閲覧。
  24. ^ E. Cardon Walker - Biography”. IMDb. 2017年5月28日閲覧。(英語)

参考文献

  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8 
  • 「コラムでふりかえる2005年映画界10大ニュース」『キネマ旬報2006年平成18年)2月下旬号、キネマ旬報社、2006年、215 - 225頁。