伊那松島駅
表示
(伊那松島から転送)
伊那松島駅 | |
---|---|
駅舎(2009年9月) | |
いなまつしま Ina-matsushima | |
◄木ノ下 (1.5 km) (2.6 km) 沢► | |
長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪8336[1] | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 187.1 km(豊橋起点) |
電報略号 | ママ[1] |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
506人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月28日[1][2] |
備考 |
簡易委託駅 標高:680 m[1] |
伊那松島駅(いなまつしまえき)は、長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。箕輪町の代表駅。
歴史
[編集]- 1909年(明治42年)12月28日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が当駅 - 辰野(後の西町)間開通時に、終着駅である松島駅(まつしまえき)として開設[1][3]。旅客駅[2]。同時に松島工場(後の伊那松島運輸区)開所。
- 1911年(明治44年)2月22日:伊那電車軌道が木ノ下駅まで延伸、途中駅となる。
- 1923年(大正12年)3月16日:伊那松島駅(いなまつしまえき)に改称[1][3]。貨物取扱開始(一般駅化)[2]。同時に伊那松島 - 辰野間を新線に切替[3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[4]。
- 1982年(昭和57年)11月1日:車扱貨物取扱廃止(旅客駅化)[5]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[2][6]。
- 1992年(平成4年):駅舎改築[1]。
- 2013年(平成25年)4月1日:箕輪町による簡易委託駅となる[7]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。駅舎は下り線側(西側)にあり、上り線側とは沢駅側にある構内踏切で連絡している。かつては3番線もあったが、2000年(平成12年)に撤去された[1]。
伊那市駅管理の簡易委託駅で、箕輪町が業務を受託している。2013年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、自動券売機、JR全線きっぷうりばも設置されていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 飯田線 | 下り | 辰野方面[注釈 1] | 一部は2番線から発車[注釈 2] |
2 | 上り | 飯田・天竜峡方面[注釈 1] | 一部は1番線から発車[注釈 3] |
- 2021年3月改正ダイヤ時点で、両方向共1日1本のみ逆線発着となる列車が存在する。
-
改札口(2023年3月)
-
ホーム(2023年3月)
-
構内踏切(2023年3月)
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2007年度 - 594人[1]
- 2009年度 - 545人[1]
- 2010年度 - 549人
- 2011年度 - 504人
- 2012年度 - 488人
- 2013年度 - 441人
- 2014年度 - 462人
- 2015年度 - 487人
- 2016年度 - 503人[9]
- 2017年度 - 494人[10]
- 2018年度 - 506人[11]
駅周辺
[編集]駅前にはタクシー乗り場があり、駅に隣接する道路を西へ向かうと国道153号 (三州街道)に繋がる。その南の道路を西に行くと箕輪町役場、箕輪町立箕輪中学校等があり、東へ行くと町道に出る。一帯の街並みは拡幅を兼ねて一新されている。
- 箕輪町郷土博物館
- 八十二銀行箕輪支店
- 長野銀行箕輪支店
- アルプス中央信用金庫箕輪支店
- 箕輪郵便局
- 伊那プリンスホテル
- イオン箕輪店
- 箕輪バイパス
- 天竜川
- キョウデン - 天竜川を渡った所に本社と長野工場がある。
- 旭松食品伊那工場
バス路線
[編集]- 箕輪町「みのちゃんバス」(伊那バス委託)
- 東コース
- 西コース
- 南コース
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、184頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、111頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、14頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
- ^ “日本国有鉄道公示第143号”. 官報. (1982年10月30日)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
- ^ 「飯田線の伊那谷4駅が無人化」『南信州新聞』南信州新聞社、2013年4月2日。オリジナルの2013年7月8日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ^ a b 駅の時刻表-伊那松島駅(毎日)(上下)
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。