名鉄チキ1形貨車
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名鉄チキ1形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | 長物車 |
運用者 | 名古屋鉄道 |
所有者 | 名古屋鉄道 |
導入年 | 1950年(昭和25年) |
総数 | 3両 |
消滅 | 1993年(平成5年) |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 11,310 mm |
全幅 | 2,460 mm |
全高 | 1,950 mm |
荷重 | 25 t |
自重 | 12.4 t |
台車 | TR15 |
名鉄チキ1形貨車(めいてつチキ1がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた貨車(長物車)である。
3両(チキ1 - チキ3)が存在した。貨車としての運用廃止後は保線用車両として改造された。
概要
[編集]- 元は1950年(昭和25年)及び1954年(昭和29年)に日本国有鉄道から払い下げを受けたチキ1形(チキ1・チキ203・チキ204)である。名鉄に導入後改番が行われ(チキ1 - チキ3)とされた。チキ1が東部線、チキ2,チキ3が西部線で運用され、この内チキ1のみが国鉄直通貨車に指定された。国鉄の貨物列車の速度がヨンサントオダイヤ改正により75 km/hに引き上げられるのに伴い、チキ1の国鉄直通は抹消された。その後保線用車両として改造が行われ、棚柱の撤去、回転枕木及びジブクレーンの設置が行われ、チキ1には電源装置が設置された。
- チキ10形の導入に伴い、チキ300形とともに1993年(平成5年)に形式消滅した。
脚注
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参考文献
[編集]- 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1。