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名鉄チ10形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名鉄チ10形貨車
基本情報
車種 長物車
運用者 名古屋鉄道
所有者 名古屋鉄道
種車 チ810形
総数 4両
運用開始 1930年(昭和5年)
消滅 1975年(昭和50年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 6,274 mm
全幅 2,184 mm
全高 1,411 mm
荷重t
自重 5.07 t
軸距 3,048 mm
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名鉄チ10形貨車(めいてつチ10がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた貨車長物車)である。4両(チ11 - チ14)が存在した。

概要

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  • 元は愛知電気鉄道6t積長物車チ810形(チ810 - チ813)である。愛知電気鉄道の初期に運用された木造有蓋緩急車ワブ300形を1930年(昭和5年)に社内で改造を行い、長物車チ810形とする。車体中央に回転枕木を有する。1935年(昭和10年)に名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し名古屋鉄道が発足すると、全車が名古屋鉄道に引き継がれる。1941年(昭和16年)にチ10形(チ11 - チ14)に改番する。
  • 戦後は東部線に配属される。昭和40年代に2両(チ11・チ12)が廃車。残ったチ13・チ14は保線用車両となり、昭和40年代後半に空気制動を設置する改造が行われている。1975年(昭和50年)にチ13・チ14が廃車され、形式消滅となった。

参考文献

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脚注

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