大釈迦駅
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大釈迦駅 | |
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駅舎(2007年8月) | |
だいしゃか Daishaka | |
◄浪岡 (5.1 km) (6.2 km) 鶴ケ坂► | |
青森県青森市浪岡大字大釈迦字前田[1][2] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 467.2 km(福島起点) |
電報略号 | シヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
85人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)12月1日[2][3] |
備考 | 無人駅[1][2] |
大釈迦駅(だいしゃかえき)は、青森県青森市浪岡大字大釈迦字前田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である[2]。
歴史
[編集]かつては、駅前にあった伊藤酒店において乗車券を発売(簡易委託)していたが、2010年(平成22年)3月31日をもって簡易委託を終了し、乗車券の販売は取り止めとなった。
年表
[編集]- 1894年(明治27年)12月1日:官設鉄道(国鉄)の駅として南津軽郡大杉村に開業[2][3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:荷物の扱いを廃止[4]。無人化[5]。ただし、翌年3月31日までは(日曜・祝日を除く)6時から15時半まで旅客扱い要員を1名配置する[6]。
- 1981年(昭和56年)暮れ:海上コンテナを改造した駅舎に改築される[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[3]。
- 2007年(平成19年)7月20日:新駅舎の使用を開始[2]。同時にお手洗いが撤去される。
- 2010年(平成22年)
- 2023年(令和5年)5月27日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[8][9]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][10]。
-
仮駅舎(2007年5月)
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旧駅舎(2007年5月)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎は寺院をイメージしたものが使用されている[11]。
弘前統括センター(弘前駅)管理の無人駅で、簡易Suica改札機が設置されている。なお、自動券売機や乗車駅証明書発行機は設置されていない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■奥羽本線 | 下り | 新青森・青森方面[12] |
2・3 | 上り | 川部・弘前方面[12] |
- 3番線は上下共用の待避線であり、両方向の発着に対応している。
利用状況
[編集]- 2004年度(平成16年度)の乗車人員は1日平均85人である。2005年度(平成17年度)以降のデータからは非公開となっている[13]。
駅周辺
[編集]- 青森県道231号大釈迦停車場線
- 青森県道285号浪岡藤崎線
- みちのくコカ・コーラボトリング青森工場
- 大釈迦郵便局
- 中世の里やすらぎ駐車帯
- 東北自動車道 浪岡インターチェンジ
- 梵珠山[2]
バス路線
[編集]その他
[編集]現在は普通列車のみの停車だが、1960年代(昭和35年代)ごろまでは青森発秋田行き朝の上り準急列車1本および秋田発青森行夜の下り準急列車1本が、それぞれ当駅に停車していた[14]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “駅の情報(大釈迦駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、21頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、540-541頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第401号」『官報』1971年10月1日。
- ^ 「通報 ●鯉川駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11面。
- ^ 「営業体制近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年10月5日、1面。
- ^ “カプセル駅舎はいかが・・・ 利用者の評判も上々 完成まで一週間 海上コンテナ改良”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1982年12月11日)
- ^ 『2023年5月27日(土)北東北3エリアでSuicaがデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ 。2022年12月12日閲覧。
- ^ 『北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月8日閲覧。
- ^ 『鉄道ジャーナル』通巻653号 p.45
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(大釈迦駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月8日閲覧。
- ^ 平成21年10月 青森市総合都市交通対策協議会資料 - 青森市
- ^ 参考文献:日本交通公社(現:JTB)発行の1961年10月号時刻表
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(大釈迦駅):JR東日本