浪岡駅
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浪岡駅 | |
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青森市浪岡交流センター「あぴねす」併設の駅舎 (2010年7月) | |
なみおか Namioka | |
◄北常盤 (5.5 km) (5.1 km) 大釈迦► | |
青森県青森市浪岡大字浪岡字細田[1][2] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 462.1 km(福島起点) |
電報略号 | ナミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
804人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)12月1日[1][2] |
備考 | 業務委託駅 |
浪岡駅(なみおかえき)は、青森県青森市浪岡大字浪岡字細田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である[2]。
歴史
[編集]- 1894年(明治27年)12月1日:官設鉄道(国鉄)の駅として南津軽郡浪岡村に開業[2][3]。
- 1936年(昭和11年)3月29日:二代目駅舎落成[4]。
- 1984年(昭和59年)3月:直営駅から業務委託駅へ移行[新聞 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[5]。
- 1988年(昭和63年)4月1日:直営駅となる[新聞 2]。
- 2002年(平成14年)12月1日:八戸 - 弘前間で運行を開始した特急「つがる」の一部列車の停車駅となる。
- 2009年(平成21年)11月8日:新駅舎のJR利用部分の供用開始。
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)5月12日・13日:青森 - 函館間の特急白鳥96号・スーパー白鳥95号が弘前までの延長運転に伴い、1年5か月ぶりに当駅に特急列車が停車[注 1]。なお、この年から2014年(平成26年)まで、該当の列車は、春の大型連休期間に、弘前までの延長運転に伴って停車した[注 2]ほか、2013年(平成25年)のみ臨時の白鳥74号も、弘前までの延長運転に伴い、当駅に停車した。
- 2017年(平成29年)4月1日:JR東日本東北総合サービスへの業務委託駅に変更。
- 2018年(平成30年)3月17日:ダイヤ改正に伴い、特急「つがる」の停車駅になる[報道 1]。定期列車としては7年3か月ぶり、臨時列車を含めても2年3か月ぶりの特急停車となる。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][報道 4]。
駅構造
[編集]弘前統括センター(弘前駅)管理の業務委託駅である。JR東日本東北総合サービスが受託し、秋田支店津軽奥羽ブロックに所属。委託化前は直営駅で、自駅単独管理の駅長配置駅であった。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅舎には簡易Suica改札機、自動券売機、指定席券売機[8]、乗車駅証明書発行機がある。駅前周辺整備事業に合わせ、駅舎が建て替えられ、2009年(平成21年)11月からJRの駅舎部分の使用を開始して[9]、2010年(平成22年)4月25日からは地域交流センターの「あぴねす」が開設されて全面開業した[9]。また、同敷地内に、りんご園地や低温熟成施設も順次供用開始をした。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■奥羽本線 | 上り | 川部・弘前方面[10] |
2・3 | 下り | 新青森・青森方面[10] |
- 3番線は上下共用の待避線であり、両方向の発着に対応している[注 3]。
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改札口
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ホーム
-
駅ロータリー
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「あぴねす」に展示されたりんごの木
-
りんご低温熟成施設
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は804人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 1,190 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 1,106 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 1,094 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 1,078 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 1,045 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 1,074 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 1,039 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 1,019 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 1,029 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 1,026 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 1,047 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 1,089 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 247 | 833 | 1,080 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 247 | 843 | 1,090 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 239 | 796 | 1,036 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 238 | 766 | 1,004 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 238 | 740 | 979 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 226 | 706 | 933 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 228 | 714 | 942 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 211 | 697 | 909 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)118 | 670 | 788 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)115 | 640 | 756 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)135 | 646 | 782 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)175 | 629 | 804 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]- 青森県道34号五所川原浪岡線
- 青森県道235号浪岡停車場線
- 青森県道13号大鰐浪岡線 - 県道285号浪岡藤崎線からの間接接続。
- 青森県道285号浪岡藤崎線(旧国道7号線)
- 青森市道停車場稲村線
- 青森銀行浪岡支店
- 青森県立浪岡高等学校
- 青森市役所浪岡庁舎 - 県道235号線から市道停車場稲村線を利用。
- 青森市立浪岡病院
- 青森南警察署
- 青い森信用金庫浪岡支店
- 浪岡郵便局
- 浪岡温泉
- 浪岡川
- JA青森 浪岡営農センター
- いとく 浪岡店
バス路線
[編集]浪岡地区コミュニティバスは、2024年(令和6年)3月29日をもって廃止された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “駅の情報(浪岡駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、21頁。
- ^ a b “駅の情報(浪岡駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月1日閲覧。
- ^ 1936年(昭和11年)3月30日付『東奥日報』朝刊第1面、“青森市HP/広報なみおか なみおか今・昔 ふるさとの写真を読む (12)”. 2011年7月27日閲覧。〔「浪岡駅落成の3日前、2・26事件がありました。」と矛盾する記述をしているが、落成式は3月29日が正しい。〕
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、540頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “JR東日本路線図(東北エリア)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2023年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。
- ^ a b “秋田地本情報(NO46) 2023年3月ダイヤ改正について提案を受ける!①.pdf” (PDF). 東日本旅客鉄道労働組合 秋田地方本部 (2022年12月23日). 2023年2月22日閲覧。
- ^ “駅の情報(浪岡駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月5日閲覧。
- ^ a b 「浪岡駅・地域交流センター「あぴねす」新築」『鉄道建築ニュース 2010年12月号』、鉄道建築協会、2010年、40頁
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(浪岡駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月8日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『2018年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2017年12月15日、1頁。オリジナルの2020年10月22日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ 『2023年5月27日(土)北東北3エリアでSuicaがデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ 。2022年12月12日閲覧。
- ^ 『北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月8日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。