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和田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和田駅
北口(2023年6月)
わだ
Wada
大張野 (5.4 km)
(6.9 km) 四ツ小屋
地図
所在地 秋田県秋田市河辺和田上中野[1]
北緯39度39分3.20秒 東経140度13分4.10秒 / 北緯39.6508889度 東経140.2178056度 / 39.6508889; 140.2178056座標: 北緯39度39分3.20秒 東経140度13分4.10秒 / 北緯39.6508889度 東経140.2178056度 / 39.6508889; 140.2178056
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 285.4 km(福島起点)
電報略号 ワタ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
296人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1903年明治36年)10月1日[新聞 1]
備考 簡易委託駅
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南口(2023年6月)

和田駅(わだえき)は、秋田県秋田市河辺和田上中野[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅である。秋田新幹線開通前は島式・単式混合の2面3線であった。北側には横取線が2線ある。また、駅舎側には秋田新幹線一線スルーの交換設備があり、駅南側には保守用留置線2本と除雪車用留置線がある。除雪車用留置線には車庫があり、2階部分に詰所がある。南北自由通路を兼ねた橋上駅舎を備える。

秋田駅管理の簡易委託駅秋田市役所受託)である。自動券売機は設置されておらず、入出場兼用簡易Suica改札機[報道 2]出札窓口があり、窓口では普通乗車券学割など対応)・定期券(Suica不可)・補充券などを発売している。北口1階には秋田市の施設「ふれあい交流館かわべ」を併設[7](施設職員は、交代で同駅業務を兼務)のほか、2階には待合所が設置されている。以前はキヨスクが存在していたが閉店し、飲料用自動販売機へ置き換わっている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 奥羽本線 上り 大曲湯沢方面[8]
2 下り 秋田方面[8]

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員296人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     469 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     470 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     434 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     433 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     432 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     446 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     454 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     470 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     455 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     420 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     397 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     380 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 98 279 377 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 99 261 361 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 97 224 322 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 97 228 325 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 92 232 325 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 85 244 330 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 86 244 331 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 68 223 291 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 44 198 242 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 51 209 260 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 61 213 274 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 70 226 296 [利用客数 1]

駅周辺

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バス路線

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和田駅前(北口)
高尾ハイヤー(駅前より連絡)
和田駅前(南口)

以前は秋田中央交通(駅前より連絡)秋田駅とを連絡する「わだ線」が駅前より発着していたが、2019年(平成31年)3月31日までにルート変更、廃止された。

その他

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  • 駅近くを流れる岩見川上流部の支流「三内川」には、1970年(昭和45年)まで国鉄水力発電所(秋田電気区三内川発電支区)が存在した。発電した電力は主に土崎工場で利用していた。
  • 駅付近には和田営林署和田貯木場があり、岩見川沿いに岩見森林鉄道1921年(大正10年)より建設され、1967年(昭和42年)に全廃となった[9]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
快速(下り1本のみ)
刈和野駅和田駅四ツ小屋駅
普通
大張野駅 - 和田駅 - 四ツ小屋駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c 駅の情報(和田駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月6日閲覧。
  2. ^ 明治37年逓信省告示第380号(明治37年8月22日付官報第6344号掲載)
  3. ^ 大正4年逓信省告示第105号(大正4年2月18日付官報第762号掲載)
  4. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、535頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  6. ^ 外山勝彦「鉄道記録帳2003年2月」『RAIL FAN』第50巻第5号、鉄道友の会、2003年5月1日、21頁。 
  7. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-124-4 
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(和田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月29日閲覧。
  9. ^ 西裕之『特撰森林鉄道情景』講談社、2014年、58-59頁

報道発表資料

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  1. ^ 2016年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2015年12月18日、5頁https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20151218-1.pdf2016年3月21日閲覧 
  2. ^ a b 2023年5月27日(土)北東北3エリアでSuicaがデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20221212054051/https://www.jreast.co.jp/press/2022/morioka/20221212_mr01.pdf2022年12月12日閲覧 
  3. ^ 北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210406050454/https://www.jreast.co.jp/press/2021/20210406_ho02.pdf2021年4月6日閲覧 
  4. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月4日閲覧 

新聞記事

[編集]
  1. ^ a b 「和田驛」『秋田魁新報』秋田魁新報社、1903年10月3日、朝刊、2面。
  2. ^ 「12直営駅を合理化」『秋田魁新報』秋田魁新報社、1986年5月25日、朝刊、15面。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月17日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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