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* [[椿山課長の七日間]](2009年) - 蜂須賀鉄蔵
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* [[侍戦隊シンケンジャー]](2009年) - 光栄次郎
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* [[ナサケの女 〜国税局査察官〜]](2010年) - 門倉要
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* [[ホンボシ〜心理特捜事件簿〜]](2011年) - 諫早賢三郎
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* [[遺恨あり 明治十三年 最後の仇討]](2011年) - 吉田悟助(家老)
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2019年10月4日 (金) 08:41時点における版

いしばし れんじ
石橋 蓮司
本名 石橋 蓮司
生年月日 (1941-08-09) 1941年8月9日(82歳)
出生地 日本の旗 日本東京府荏原郡(現:東京都品川区
身長 178 cm
血液型 AB型
職業 俳優演出家
ジャンル 映画テレビドラマ舞台ナレーション
活動期間 1954年 - 現在
配偶者 緑魔子
主な作品
テレビドラマ
独眼竜政宗
北条時宗
義経
風林火山
花子とアン
Dr.倫太郎
西郷どん
映画
『ふろたき大将』
浪人街
アウトレイジ
今度は愛妻家
風に立つライオン
散り椿
ごっこ
 
受賞
日本アカデミー賞
第5回 優秀助演男優賞
獣たちの熱い眠り
魔性の夏
第14回 最優秀助演男優賞受賞
公園通りの猫たち
われに撃つ用意あり
浪人街
第34回 優秀助演男優賞
今度は愛妻家
ブルーリボン賞
第53回助演男優賞
その他の賞
備考
「劇団第七病棟」主宰
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石橋 蓮司(いしばし れんじ、1941年8月9日[1][2] - )は、日本俳優演出家。本名は同じ[1]

東京府[1][2]荏原区(現在の東京都品川区)出身。日本大学高等学校卒業、日本大学[1]藝術学部映画学科中退[3]。アートプランニング[4]、第七企画[1]を経て、「劇団第七病棟」主宰。

身長178cm。血液型はAB型。妻は緑魔子

来歴・人物

建具職人だった父と母が離婚し、母のほうについた。母、姉、弟の4人と戸越連れ込み旅館で育つ[5]

中学生時代の1954年、母親に連れられ当時近所にあった劇団若草に所属[3]。同年13歳のとき東映児童劇映画第1回作品『ふろたき大将』で主役デビュー[3][6]。17歳で劇団若草を辞め、東映児童劇団に身を預ける[3]。大学中退後の1965年劇団青俳の養成所に入所[3]

1968年、共に青俳を脱退した劇作家の清水邦夫、演出家の蜷川幸雄、俳優の蟹江敬三岡田英次真山知子らと劇団現代人劇場を旗揚げする。1971年に現代人劇場が解散した後、1972年に清水、蜷川、蟹江と劇結社「櫻社」を結成。1974年に蜷川が商業演劇に活動の幅を広げたのを機に櫻社が解散した後は、1976年緑魔子と劇団第七病棟を旗揚げする。第七病棟の公演では、使われなくなった建物を劇場に改造して唐十郎山崎哲の作品を上演し、その多くで自ら演出を手掛けている。

テレビ、映画にも多数出演し、降旗康男の監督作品には互いのキャリアの初期から40年にわたって出演を続けているほか、深作欣二篠田正浩市川崑神代辰巳田中登ら多くの著名な監督に起用され続けてきた。三池崇史監督作品の常連でもある。悪役からコミカルな役柄まで幅広く演じており、テレビのドキュメンタリー番組のナレーションやNHKの人形劇など、声の仕事でも知られる。

バラエティ番組にはほとんど出演しないが、自身がゲスト出演するトーク番組には出演が多い。2008年1月に俳優の竹中直人がホストを務めるラジオ番組『竹中直人ハードボイルド・ソーセージ』にゲスト出演した際には、子役時代の話や1970年代の新宿ゴールデン街でのエピソードについて語っている。2012年のNHKの『スタジオパークからこんにちは』では蜷川幸雄とのエピソードを振り返り、トーク中に電話中継で蜷川がエールを送った時には涙を流した。また2016年の同番組にも出演し、『蜷川には芝居の事でダメだしされた事がなかった』と振り返っている。また夫人である緑魔子との出会いについても語り、当時アイドル女優だった緑が自分みたいな小物とプライベートで仲良くなってくれるとは思わなかったと語っている。

2008年には、東映が実施する若手俳優の育成を目標とした「東映大学」プロジェクト(東映作品に重点的に出演する機会を若手俳優に与える)の校長に就任している。

2016年にはNHK広島のヒロシマ8.6ドラマふろたき大将 故郷に帰る』で自身のデビュー作である『ふろたき大将』の宮田徳三役を60年ぶりに演じた。この際石橋自身はよくこの企画が通ったなと同役を演じる事に驚いたと語っている。

特技は日本舞踊[1]

出演

※「 - 」は役名

映画

1950年代

  • ふろたき大将(1955年、東映石橋蓮名義
  • 暁の合唱(1955年、大映) - 斎村銀二郎
  • 33号車応答なし(1955年、東宝
  • 幼きものは訴える(1955年、日活) - チャリ坊

1960年代

  • 少年漂流記(1960年、東映) - 志賀
  • 越後つついし親不知(1964年、東映) - 坊ちゃん
  • 狼と豚と人間(1964年、東映) - ヒロシ
  • ダニ(1965年、東映) - 三郎
  • かも(1965年、東映) - 守男
  • 網走番外地シリーズ(東映)
    • 網走番外地 望郷篇(1965年) - ピン公
    • 網走番外地 北海篇(1965年) - 夏目
    • 網走番外地 悪への挑戦(1967年) - 一郎
    • 網走番外地 吹雪の斗争(1967年) - 吉
  • 流れ者仁義(1965年、東映) - 弘
  • 非行少女ヨーコ(1966年、東映) - ナロン
  • 悪童(1966年、東映) - 影山
  • 地獄の掟に明日はない(1966年、東映) - 次郎
  • 男なんてなにさ(1966年) - 中山
  • 決着 (おとしまえ)(1967年、東映) - 蓮太郎
  • 現代やくざ 与太者の掟(1969年、東映) - まさる
  • やくざ刑罰史 私刑(1969年、東映) - 蝮の六

1970年代

1980年代

1990年代

2000年代

2010年代

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

関西テレビ放送

テレビ朝日

テレビ東京

WOWOW

時代劇専門チャンネル

ゲスト・単発出演

スペシャル

オリジナルビデオ

舞台

劇場アニメ

人形劇

CM

その他

受賞歴

脚注

  1. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、24頁。 
  2. ^ a b 石橋蓮司 - 日本タレント名鑑
  3. ^ a b c d e 早川さや香. “石橋蓮司氏(俳優)”. プロフェッショナルの唯言 (オージス総研). オリジナルの2018年2月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180212094406/https://c.filesend.to/ct/?p=5346&page=2 2018年5月15日閲覧。 
  4. ^ 日本タレント名鑑'80』VIPタイムズ社、1979年、24頁。 
  5. ^ 木村隆『この母ありて』 青蛙房 2010年 41頁
  6. ^ 余村泰樹 (2016年6月13日). “石橋蓮司『ふろたき大将』再び 来月1日NHK総合”. 中国新聞 (ヒロシマ平和メディアセンター). オリジナルの2018年5月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180514143544/http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=60532 2018年5月15日閲覧。 岡本玄 (2016年7月22日). “(被爆国から2016夏)俺たちの問題 わかって:石橋蓮司『ふろたき大将』再び 来月1日NHK総合”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞). オリジナルの2017年5月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170518220156/https://www.asahi.com/articles/ASJ7845CQJ78PTIL00X.html 2018年5月15日閲覧。 “vol.10教育映像マイスター作品を観て頂いて、気付いて頂けたら成功ですね、プロデューサー名利につきます”. 東映マイスター (東映). オリジナルの2018年2月12日時点におけるアーカイブ。. http://archive.fo/1a8v8 2018年5月15日閲覧。 
  7. ^ 阪本順治×藤山直美が15年ぶりの再タッグ、「団地」に斎藤工らも出演”. 映画ナタリー (2015年7月23日). 2015年7月24日閲覧。
  8. ^ “小西真奈美主演『トマトのしずく』予告編が公開 “家族愛”描くヒューマンドラマ”. ORICON STYLE. (2016年10月24日). http://www.oricon.co.jp/news/2080342/full/ 2016年10月24日閲覧。 
  9. ^ 撮影終了「一茶」も公開未定 お蔵入りの訳とは デジタル毎日新聞 2018年1月11日
  10. ^ “リリー・フランキーが小林一茶役で主演、藤沢周平による伝記小説を映画化”. 映画ナタリー. (2016年10月13日). http://natalie.mu/eiga/news/205205 2016年10月13日閲覧。 
  11. ^ “「ラーメン食いてぇ!」中村ゆりか、誕生日ケーキを食べて一言”. 映画ナタリー. (2018年3月3日). http://natalie.mu/eiga/news/272056 2018年3月9日閲覧。 
  12. ^ “岡田准一と西島秀俊が時代劇で初共演、木村大作の監督3作目「散り椿」”. 映画ナタリー. (2017年5月24日). http://natalie.mu/eiga/news/233834 2017年5月24日閲覧。 
  13. ^ 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。”. 映画.com. 2019年2月7日閲覧。
  14. ^ 映画「キングダム」信は山崎賢人、政は吉沢亮!キャスト、監督らが製作発表会見”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年10月9日). 2018年10月9日閲覧。
  15. ^ 『西郷どん』新キャスト発表!”. NHKドラマトピックス. NHK (2018年2月14日). 2018年2月14日閲覧。
  16. ^ “北川景子、初の弁護士役!北村一輝がバディのSPドラマ「指定弁護士」”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2018年8月12日). https://www.cinematoday.jp/news/N0102843 2018年8月14日閲覧。 
  17. ^ COWBOY BEBOP 天国の扉”. メディア芸術データベース. 2016年8月19日閲覧。

外部リンク