コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「尾張瀬戸駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
7行目: 7行目:
|画像 = MT-Owari-SetoStation.jpg
|画像 = MT-Owari-SetoStation.jpg
|pxl = 240px
|pxl = 240px
|画像説明 = 尾張瀬戸駅駅舎(2006年12月){{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=240|type=point}}
|画像説明 = 尾張瀬戸駅駅舎(2006年12月)
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=240|type=point}}
|よみがな = おわりせと
|よみがな = おわりせと
|ローマ字 = OWARI SETO
|ローマ字 = OWARI SETO

2020年2月15日 (土) 06:40時点における版

尾張瀬戸駅*
尾張瀬戸駅駅舎(2006年12月)
おわりせと
OWARI SETO
◄ST19 瀬戸市役所前 (1.2km)
地図
所在地 愛知県瀬戸市山脇町12-1
北緯35度13分30秒 東経137度5分49秒 / 北緯35.22500度 東経137.09694度 / 35.22500; 137.09694
駅番号 ST  20 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 20.6 km(栄町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 頭端式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
4,423人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1905年(明治38年)4月2日
備考 * 1921年 瀬戸駅から改称。
テンプレートを表示
改札口

尾張瀬戸駅(おわりせとえき)は、愛知県瀬戸市山脇町にある名鉄瀬戸線である。駅番号はST20。瀬戸線の瀬戸側のターミナル駅である。環境モデル駅として、電力には太陽光パネル発電も、水洗トイレには雨水も使用している[1]。地元の市民からは、尾張をつけず、単に瀬戸駅と呼ばれ親しまれている。

歴史

1905年明治38年)、瀬戸線開業時に、瀬戸側の起点となる瀬戸駅として、開業した。開業当時は、旅客以上に、地元で生産される瀬戸焼出荷の拠点としての役割を担った。1921年大正10年)には、尾張瀬戸駅に名称が変更された。

その後、1978年昭和53年)、栄町乗入れ工事に伴い、貨物の取り扱いが廃止された。このとき、運用車両の増加に対応するため、元の貨物側線が電留線として整備された。電留線については、後述の総合改善事業実施に伴い、2002年までに配線変更が行われた。

駅舎は大正時代以来長く同じものが使用され続けていたが老朽化が進んだため、国土交通省の鉄道駅総合改善事業として事業主体となる第三セクター方式の尾張瀬戸駅整備株式会社を2000年平成12年)1月12日に設立し[2]、駅前公共施設パルティせと2005年2月19日開設)やバスターミナルの整備を合わせて、再開発が行われ、2001年(平成13年)、現在地に移転した。2005年(平成17年)の愛・地球博開催時は、当駅より名鉄バスが担当するシャトルバスが出て、会場への拠点駅の一つとしての役割を担った。旧駅舎は2005年にオープンした瀬戸蔵ミュージアム内に一部復元のうえ展示されている。

駅構造

島式1面2線ホーム地上駅。行き止まりの終端構造になっている。ホームの有効長は6両相当分。ホーム転落防止柵LED表示の発車案内などが設置されている。

のりば
番線 路線 行先
1・2 ST 瀬戸線 栄町ゆき[4]

駅舎は線路終端の東側にあり、陶都瀬戸をイメージした登り窯の形をしている。駅舎は瀬戸市の商業文化複合施設パルティせとと接続している。駅舎内にも、時計修理店がある(当初は、サンコス)。

改札口は有人で、自動券売機自動改札機、LED表示の発車案内などが設置されている。かつて、高砂殿テレビCM撮影に使われたことがある。SKE48のPV撮影が行われたことがある。[5]

ホーム北側には留置線が2本あり、運用車両のうち半数ほどが滞泊する。通常、日中は1編成が留置されている。この留置線の北側には、貨物取扱の設備跡が見られる。

2001年平成13年)には駅舎がやや東側に移転した。旧駅舎は現在より西寄りにあり、現在のホームのある位置には留置線と貨物取扱設備があった。

配線図

尾張瀬戸駅 構内配線略図
尾張瀬戸駅 構内配線略図
大曽根・
栄町方面
凡例
出典:[6]


駅周辺

隣接するパルティせと
銀座通り商店街

瀬戸市内では、毎年陶祖まつり(春)とせともの祭(秋)、来る福招き猫まつりが開催されており、当駅は会場の最寄り駅となっている。

バス

最寄停留所は、駅北東のバスターミナルにある瀬戸駅前である。以下の路線が乗り入れ、名鉄バスジェイアール東海バスにより運行されている。

名鉄バス

ジェイアール東海バス

コミュニティバス

利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は9,062人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中46位、瀬戸線(20駅)中7位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は14,682人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中27位、瀬戸線(19駅)中3位であった[9]
  • 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の一日平均乗降人員は14,988人であり、この値は名鉄全駅中22位であった[10]
  • 瀬戸市統計書によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している(データは、バス連絡定期券を含む)。
  • 1992年時点では栄町駅大曽根駅に次いで3番目に多かったが、新瀬戸駅などに抜かれて減少傾向にある。

隣の駅

名古屋鉄道
ST 瀬戸線
急行(尾張旭駅まで各駅停車)・準急(小幡駅まで各駅停車)・普通
瀬戸市役所前駅(ST19) - 尾張瀬戸駅(ST20)

参考文献

  • 名古屋鉄道広報宣伝部『名鉄まるわかりブック』名古屋鉄道、2007年7月発行

脚注

  1. ^ 『名鉄まるわかりブック』(p10)より。
  2. ^ “尾張瀬戸駅の整備推進 名鉄など3セク設立”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2000年1月14日) 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1042頁。 
  4. ^ 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2018年2月24日閲覧
  5. ^ バンザイVenusのPVに登場する。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 菱野団地循環後、〔16〕は瀬戸駅前まで、〔17〕は新瀬戸駅まで運行。
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道(編集)『名鉄 1983』名古屋鉄道、1983年、36頁。 

関連項目