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「江島駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 06:42時点における版

江島駅*
ホーム(2018年)
えじま
Ejima
長山 (1.0 km)
(1.6 km) 東上
地図
所在地 愛知県豊川市東上町丸塚58
北緯34度52分4.42秒 東経137度26分29.52秒 / 北緯34.8678944度 東経137.4415333度 / 34.8678944; 137.4415333
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 15.4 km(豊橋起点)
電報略号 エシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
66人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1926年大正15年)11月10日
備考 駅員無配置駅
* 1943年に江島渡停留場から改称。
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江島駅(えじまえき)は、愛知県豊川市東上町丸塚にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要

豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の一つであり、豊川市北東部の一宮地区(旧・宝飯郡一宮町域)に位置する。駅名にある「江島」は所在地の地名ではなく駅南側を流れる豊川の対岸にある地名で、当駅は東上駅と同じく東上町に所在する。

1926年大正15年)に豊川鉄道によって開設された。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR東海の経営に移っている。豊川鉄道時代の駅名は江島渡(えじまわたし)であった。

歴史

江島駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部にあたる豊橋大海間を運営していた私鉄である。江島駅を挟む三河一宮から新城までの区間は1898年(明治31年)に開通するがその際江島駅はなく、20年以上を経た1926年11月に開設された。開業時の駅名は「江島渡停留場」[注釈 1]で、旅客専門で貨物営業は行わない駅であった。

1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国有鉄道飯田線が成立する。これによって国有鉄道の駅となり、駅名も現在の江島駅に変更された。以降大きな変化はなく、1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表

構造

単式ホーム1面1線の地上駅列車交換はできない。起点の豊橋駅から見て、最初の交換不能駅である。

駅員が配置されない無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[3]。かつては駅前の商店乗車券の販売を委託していた[4]

番線 路線 方向 行先
CD 飯田線 上り 豊橋方面[5]
下り 中部天竜飯田方面[5]

利用状況

2017年度の乗車人員は合計2万4147人で、1日あたりでは66人であった。近年では、1日あたりの乗車人員は以下の通りに推移している。

  • 2002年度 - 111人
  • 2003年度 - 105人
  • 2004年度 - 107人
  • 2005年度 - 99人
  • 2006年度 - 100人
  • 2007年度 - 98人
  • 2008年度 - 98人
  • 2009年度 - 97人
  • 2010年度 - 94人
  • 2011年度 - 91人
  • 2012年度 - 94人
  • 2013年度 - 95人
  • 2014年度 - 88人
  • 2015年度 - 78人
  • 2016年度 - 70人
  • 2017年度 - 66人

停車列車

江島駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方とも1時間あたり概ね1・2本(ラッシュ時は最大3本)の列車が停車する。停車する種別は普通列車と、上りのみに設定されている快速列車の2種類。特急伊那路」も通過する。

駅周辺

駅名の江島は、江島橋を越えた豊川左岸の地名である。

バス路線

江島駅バス停
江島駅バス停
江島バス停(駅から約200m)

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
長山駅 - 江島駅 - 東上駅

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 「停留場」とは、転轍機(分岐器・ポイント)が設置されていない駅を指す種別である。当時、私鉄のみに存在した。

出典

  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、98頁頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「地方鉄道駅設置」『官報』1926年11月20日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁頁。 
  4. ^ 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、92頁頁。ISBN 978-4-8117-0657-3 
  5. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。