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男鹿島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
男鹿島
所在地 日本の旗 日本兵庫県
所在海域 瀬戸内海播磨灘
座標 北緯34度39分53.4秒 東経134度34分29.8秒 / 北緯34.664833度 東経134.574944度 / 34.664833; 134.574944
面積 4.57 km²
海岸線長 10 km
最高標高 220 m
男鹿島の位置(兵庫県内)
男鹿島
男鹿島
男鹿島 (兵庫県)
男鹿島の位置(日本内)
男鹿島
男鹿島
男鹿島 (日本)
プロジェクト 地形
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男鹿島の位置

男鹿島(たんがしま、たんがじま、だんがじま)は、瀬戸内海東部、播磨灘家島諸島東部に位置する兵庫県姫路市に属する。

概要

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かつては飾磨郡家島町に属していたが、2006年3月27日に家島町が姫路市と合併したことに伴い姫路市の一部となった。人口は27人、世帯数15(令和2年国勢調査)[1]

同じ家島諸島の西島とともに採石業が盛んなため、島の大部分は採石場である。青井ノ浜海水浴場や立ノ浜海水浴場があり、シーズン中は観光客でにぎわう[2]

島名は、現在の姫路市飾磨区付近に生息していた雌雄の鹿のうち、牡鹿がこの島へ渡ってきたという伝承による[3]。本土の飾磨区側にはこれに対応する妻鹿という地名がある。そもそも「飾磨」という地名自体が、鹿がいたことに由来するものである。

なお、秋田県男鹿市にある一等三角点も「男鹿島」と書くが、こちらは「おがしま」と読む。

産業

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男鹿島で採れる石材は主に花崗岩である。男鹿島を含む家島諸島は阪神都市圏に近いため、主にその地域の建築資材に用いられる。過去には大阪城の石垣や、関西国際空港の埋め立て工事にも使用された[4]

施設

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  • 姫路市立男鹿小学校
1988年(昭和63年)3月休校、児童は家島小学校へ通学。2006年(平成18年)9月 廃校[5]

名所旧跡

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交通

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姫路港から坊勢島へ向かうフェリー、坊勢輝汽船のうち、男鹿島を通過する便(3便/日)、もしくはチャーター船で上陸できる[6]。島内には公共交通機関はない。

脚注

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  1. ^ 国勢調査-令和2年(2020年)小地域集計(小学校区別) 姫路市(2023年5月20日閲覧)
  2. ^ ぶらり家島諸島 国土交通省 神戸運輸監理部(2023年5月20日閲覧)
  3. ^ 男鹿島のご紹介”. 姫路市. 2017年2月5日閲覧。
  4. ^ 国生みの地家島|松島砕石工業株式会社”. matusima-saiseki.jp. 2024年1月19日閲覧。
  5. ^ 姫路市立家島小学校「家島小学校の歴史」”. 姫路市. 2017年2月5日閲覧。
  6. ^ 坊勢輝汽船株式会社”. bouzehikarikisen.moo.jp. 2020年8月28日閲覧。

外部リンク

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