コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

久後崎町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 岡崎市 > 久後崎町
久後崎町
東邦ガス岡崎営業所
東邦ガス岡崎営業所
久後崎町の位置(愛知県内)
久後崎町
久後崎町
久後崎町の位置
北緯34度57分8.14秒 東経137度9分35.64秒 / 北緯34.9522611度 東経137.1599000度 / 34.9522611; 137.1599000
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 岡崎市
地区 本庁地区
面積
 • 合計 0.254627633 km2
人口
2019年令和元年)5月1日現在)[2]
 • 合計 1,287人
 • 密度 5,100人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
444-0851[3]
市外局番 0564(岡崎MA[4]
ナンバープレート 岡崎

久後崎町(くごさきちょう)は、愛知県岡崎市本庁地区町名。丁番を持たない単独町名であるが、小字が設置されている。

地理

[編集]

岡崎市西部、本庁地区では南西に位置する。

小字

[編集]
  • 字恵藤(えとう)
  • 字キロ(きろ)
  • 字国崎(くにさき)
  • 字郷西(ごうにし)
  • 字郷東(ごうひがし)
  • 字堤下(つつみした)
  • 字中道(なかみち)
  • 字鳩部屋(はとべや)
  • 字本郷(ほんごう)
  • 字本郷南(ほんごうみなみ)
  • 字三島下(みしました)
  • 字宮下(みやした)
  • 字宮前(みやまえ)
  • 字薮下(やぶした)
  • 字両神(りょうがみ)

世帯数と人口

[編集]

2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
久後崎町 615世帯 1,287人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 1,255人 [5]
2000年(平成12年) 1,258人 [6]
2005年(平成17年) 1,288人 [7]
2010年(平成22年) 1,254人 [8]
2015年(平成27年) 1,292人 [9]

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]

番・番地等 小学校 中学校 高等学校
全域 岡崎市立六名小学校 岡崎市立竜海中学校 三河学区

歴史

[編集]
くごさきむら
久後崎村
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
上六名村下六名村久後崎村
明大寺村福島新田 → 三島村
現在の自治体 岡崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
額田郡
久後崎村役場
所在地 愛知県額田郡久後崎村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
萬有製薬岡崎工場跡地。現在はMSD株式会社が管理している。
久後崎児童遊園

額田郡久後崎村の一部を前身とする。

町名の由来

[編集]

久後村と国崎村の「崎」の合成による。

沿革

[編集]

萬有製薬岡崎工場

[編集]

1943年(昭和18年)、万有製薬三龍社の蚕種工場を買収して、久後崎町字恵藤に久後崎工場を、上六名町字茶の木原(現・上六名3丁目)に上六名工場を設立した。戦時中、久後崎工場ではボーフラワー、ネスボサン、バンカインなどを主に製造した。万有製薬は東京市目黒区の3工場を戦災で焼失したため、第2次世界大戦後は岡崎が同社の生産拠点となった。1946年(昭和21年)の全国のペニシリン生産量は2億8,000万単位で、うち1億500万単位が万有製薬の岡崎工場で生産されるほどであった[13][14]。その後、2006年(平成18年)末に岡崎工場は閉鎖された[15]

交通

[編集]

道路

[編集]

鉄道

[編集]

施設

[編集]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  2. ^ a b 支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
  11. ^ a b 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 642.
  12. ^ a b c d 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 643.
  13. ^ 『新編 岡崎市史 現代 5』新編岡崎市史編さん委員会、1985年12月28日、154-155頁。 
  14. ^ 『萬有製薬八十五年史』 萬有製薬、2002年7月31日、67-68頁。
  15. ^ “万有薬、岡崎工場など閉鎖/事業再編、300人削減”. 四国新聞. (2005年11月29日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/economy/20051129000253 2017年9月17日閲覧。 
  16. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

参考資料

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 
  • 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]