恩賜賞 (日本学士院)
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(帝国学士院恩賜賞から転送)
恩賜賞 | |
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受賞者に与えられる 『御紋付銀花瓶』 | |
受賞対象 | 日本学士院賞の中から 学術上最も優れた論文、 著書、その他の研究業績 |
会場 | 日本学士院会館 |
国 | 日本 |
主催 | (帝国学士院→) 日本学士院 |
報酬 | 0円 |
初回 | 1911年 |
最新回 | 2024年 |
最新受賞者 | 菊地重仁 小原一成 |
公式サイト | 授賞 | 日本学士院 |
恩賜賞(おんししょう、英語: Imperial Prize)は、日本学士院の賞である。
概要
[編集]日本学士院は学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対する授賞事業を行っている(日本学士院法第8条1項1号)。日本学士院による賞は、日本の学術賞としては最も権威ある賞である。恩賜賞は日本学士院による賞の中でも特に権威あるもので、本来は日本学士院賞(帝国学士院賞)とは別個の賞であったが、1970年からは毎年9件以内授賞される日本学士院賞の中から特に優れた各部1件乃至2件以内に皇室の下賜金で授賞されるものとなっている。
1911年に帝国学士院により創設された。1947年までは帝国学士院の賞であり、1948年より日本学士院の賞となった。
芸術の分野における 日本芸術院恩賜賞 、技術(発明)の分野における 恩賜発明賞に対し、学術の分野における 日本学士院恩賜賞。
1949年に昭和天皇が授賞式に行幸し、以来、天皇が授賞式に臨席するのが慣例となった。1990年に明仁天皇と美智子皇后が授賞式に行幸啓し、以来、天皇と皇后が授賞式に臨席するのが慣例となった。
名称
[編集]英語での名称は「Imperial Prize」[1]である。
歴代受賞者
[編集]回数 | 授賞式開催日 | 受賞者 | 学位 | 研究題目 |
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第1回 | 1911年7月5日 | 木村栄 | 理学博士 | 地軸変動の研究特に(Z)項の発見 |
第2回 | 1912年5月12日 | 有賀長雄 | 法学博士 文学博士 |
仏文日清戦役国際法論及仏文日露陸戦国際法論 |
富士川游 | 日本医学史 | |||
平瀬作五郎 | 公孫樹の精虫の発見 | |||
池野成一郎 | 理学博士 | 蘇鉄の精虫の発見 | ||
第3回 | 1913年7月5日 | 村岡良弼 | 続日本後紀纂詁 | |
上坂熊勝 | 医学博士 | 脳神経起首の研究 | ||
第4回 | 1914年7月5日 | 田原淳 | 医学博士 | 哺乳動物の心臓に於ける刺戟伝導筋系統の研究 |
第5回 | 1915年7月5日 | 野口英世 | 医学博士 理学博士 |
スピロヘータパリーダの研究 |
第6回 | 1916年7月2日 | 大矢透 | 仮名に関する研究 | |
林泰輔 | 文学博士 | 周公と其時代 | ||
稲田龍吉 | 医学博士 | 黄疸出血性スピロヘーテ病に関する研究 | ||
井戸泰 | ||||
第7回 | 1917年7月1日 | 佐佐木信綱 | 文学博士 | 日本歌学史及和歌史の研究 |
寺田寅彦 | 理学博士 | ラウエ映画の実験方法及其説明に関する研究 | ||
第8回 | 1918年5月12日 | 和田英松 | 宸記集及皇室御撰解題 | |
木村泰賢 | 印度六派哲学 | |||
柴田桂太 | 理学博士 | 植物界に於けるフラヴォン体の研究 | ||
第9回 | 1919年5月25日 | 石原純 | 理学博士 | 相対性原理、万有引力論及び量子論の研究 |
第10回 | 1920年5月30日 | 三浦周行 | 文学博士 | 法制史之研究 |
辻本満丸 | 工学博士 | 脂油の研究 | ||
第11回 | 1921年5月22日 | 辻善之助 | 文学博士 | 日本仏教史之研究 |
布施現之助 | 医学博士 | 脳の解剖的研究 | ||
第12回 | 1922年5月21日 | 高嶺俊夫 | 理学博士 | スタルク効果の共同研究 |
吉田卯三郎 | 理学博士 | |||
第13回 | 1923年5月27日 | 徳富猪一郎 | 近世日本国民史 | |
柿村重松 | 本朝文粋註釈 | |||
朝比奈泰彦 | 薬学博士 | 漢薬成分の化学的研究 | ||
木下季吉 | 理学博士 | 放射線に関する研究 | ||
第14回 | 1924年6月8日 | 八代国治 | 文学博士 | 長慶天皇御即位の研究 |
佐々木隆興 | 医学博士 | 蛋白質及び之を構成するアミノ酸の細菌に因る分解とアミノ酸の合成に関する研究 | ||
第15回 | 1925年5月31日 | 矢吹慶輝 | 文学博士 | 三階教の研究 |
物部長穂 | 工学博士 | 構造物の振動殊に其の耐震性の研究 | ||
第16回 | 1926年5月16日 | 沼田頼輔 | 日本紋章学 | |
小沢儀明 | 理学博士 | 中国地方の古生層並に中生層の層位学上の研究 | ||
第17回 | 1927年5月20日 | 加藤繁 | 文学博士 | 唐宋時代に於ける金銀の研究(但し其の貨幣的機能を中心として) |
柴田雄次 | 理学博士 | 金属錯塩の分光化学的研究 | ||
第18回 | 1928年4月14日 | 神戸正雄 | 法学博士 | 租税研究 |
掛谷宗一 | 理学博士 | 連立積分方程式及び之に関連せる函数論的研究 | ||
第19回 | 1929年4月26日 | 志田順 | 理学博士 | 地球及地殻の剛性並に地震動に関する研究 |
第20回 | 1930年5月30日 | 足立文太郎 | 医学博士 | 日本人の動脈系統 |
第21回 | 1931年5月14日 | 妹沢克惟 | 工学博士 | 地震波の生成伝播其他に関する理論的研究 |
第22回 | 1932年5月10日 | 金田一京助 | アイヌ叙事詩 ユーカラの研究 | |
和達清夫 | 理学博士 | 深処に発生する地震に関する研究 | ||
第23回 | 1933年5月11日 | 辻二郎 | 工学博士 | 光弾性の研究 |
鈴木文助 | 農学博士 | 脂肪酸及之を含有する生物体成分の研究 | ||
第24回 | 1934年5月11日 | 仁井田陞 | 唐令拾遺 | |
坪井誠太郎 | 理学博士 | 火成岩の成因に関する研究 | ||
第25回 | 1935年5月31日 | 小倉進平 | 文学博士 | 郷歌及び吏読の研究 |
花山信勝 | 聖徳太子御製 法華義疏の研究 | |||
第26回 | 1936年6月1日 | 小川尚義 | 原語による台湾高砂族伝説集 | |
佐々木隆興 | 医学博士 | o-Amidoazotoluolの経口的投与による肝臓癌成生の実験的研究 | ||
吉田富三 | ||||
第27回 | 1937年5月13日 | 堀場信吉 | 理学博士 | 化学反応速度の熱解析 |
丹羽保次郎 | 工学博士 | 写真電送装置に関する研究 | ||
第28回 | 1938年5月13日 | 受賞者なし | ||
第29回 | 1939年5月11日 | 石川謙 | 石門心学史之研究 | |
呉建 | 医学博士 | 脊髄副交感神経に関する研究 | ||
第30回 | 1940年5月30日 | 能勢朝次 | 能楽源流考 | |
湯川秀樹 | 理学博士 | 素粒子間の相互作用に関する理論的研究並に宇宙線中の新粒子Mesotronの存在に対する予言 | ||
堀内寿郎 | 理学博士 | 化学反応速度論の理論及実験的研究 | ||
第31回 | 1941年5月13日 | 松本栄一 | 文学博士 | 燉煌画の研究 図像篇 |
岡部金治郎 | 工学博士 | 磁電管に関する研究 | ||
久野寧 | 医学博士 | 人体発汗の研究 | ||
第32回 | 1942年5月13日 | 宇野円空 | 文学博士 | マライシヤに於ける稲米儀礼 |
第33回 | 1943年5月13日 | 信夫淳平 | 法学博士 | 戦時国際法講義 |
古畑種基 | 医学博士 | 血液型の研究 | ||
木原均 | 理学博士 | 小麦の細胞遺伝学的研究 | ||
第34回 | 1944年5月10日 | 緒方知三郎 | 医学博士 | 唾液腺の内分泌に関する研究 |
第35回 | 1945年6月12日 | 三島徳七 | 工学博士 | 特殊鋼殊にM.K.磁石鋼の研究 |
船田享二 | 法学博士 | 羅馬法 | ||
奥野高広 | 皇室御経済史の研究 | |||
第36回 | 1946年6月13日 | 増本量 | 理学博士 | 異常特性を有する鉄合金の研究 |
第37回 | 1947年5月13日 | 松村武雄 | 文学博士 | 神話学原論析 |
第38回 | 1948年6月11日 | 家永三郎 | 上代倭絵年表 上代倭絵全史 | |
第39回 | 1949年6月15日 | 後藤格次 | 農学博士 | シノメニンに関する研究 |
第40回 | 1950年5月11日 | 坂田昌一 | 理学博士 | 二中間子理論 |
第41回 | 1951年5月15日 | 外山修之 | 工学博士 | 油脂殊に海産動物油に関する研究 |
第42回 | 1952年5月13日 | 水野清一 | 雲岡石窟に関する研究 | |
長広敏雄 | ||||
第43回 | 1953年5月12日 | 吉田富三 | 医学博士 | 吉田肉腫の病理学的研究 |
第44回 | 1954年5月12日 | 田村実造 | 文学博士 | 慶陵 |
小林行雄 | ||||
第45回 | 1955年5月12日 | 藤田良雄 | 理学博士 | 低温度星の分光学的研究 |
第46回 | 1956年5月14日 | 志方益三 | 農学博士 | ポーラログラフィーの研究 |
舘勇 | 農学博士 | |||
第47回 | 1957年5月14日 | 中村元 | 文学博士 | 初期ヴェーダーンタ哲学史 |
第48回 | 1958年5月12日 | 新関良三 | 文学博士 | ギリシャ・ローマ演劇史 |
第49回 | 1959年6月2日 | 今井功 | 理学博士 | 航空力学への寄与 |
第50回 | 1960年5月18日 | 高田修 | 醍醐寺五重塔の壁画 | |
伊東卓治 | ||||
山崎一雄 | 農学博士 | |||
上野アキ | ||||
柳沢孝 | ||||
宮次男 | ||||
第51回 | 1961年5月12日 | 冲中重雄 | 医学博士 | 自律神経に関する研究 |
第52回 | 1962年5月11日 | 笹淵友一 | 文学博士 | 近代日本文学における浪漫主義の研究 |
第53回 | 1963年5月10日 | 永宮健夫 | 理学博士 | 反強磁性体の理論的研究 |
第54回 | 1964年5月8日 | 武藤清 | 工学博士 | 耐震構造に関する研究 |
第55回 | 1965年5月18日 | 小島憲之 | 文学博士 | 上代日本文学と中国文学 |
第56回 | 1966年5月25日 | 前田恵学 | 文学博士 | 原始仏教聖典の成立史研究 |
第57回 | 1967年5月23日 | 吉田耕作 | 理学博士 | 近代解析の研究 |
第58回 | 1968年5月30日 | 西田龍雄 | 文学博士 | 西夏語の研究 |
第59回 | 1969年6月9日 | 久保亮五 | 理学博士 | 非可逆過程の統計力学における線型応答理論 |
第60回 | 1970年5月18日 | 中村栄孝 | 文学博士 | 日鮮関係史の研究 |
岡村誠三 | 工学博士 | 放射線重合に関する研究 | ||
第61回 | 1971年5月27日 | 宮本又次 | 経済学博士 | 小野組の研究 |
林忠四郎 | 理学博士 | 核反応と恒星の進化に関する研究 | ||
第62回 | 1972年5月27日 | 松下忠 | 文学博士 | 江戸時代の詩風詩論―明清の詩論とその摂取 |
江橋節郎 | 医学博士 | 筋の収縮及び弛緩の機構に関する研究 | ||
第63回 | 1973年6月1日 | 竹島卓一 | 工学博士 | 営造法式の研究 |
近藤淳 | 理学博士 | 極低温における稀薄磁性合金の電気抵抗の極小に関する研究 | ||
第64回 | 1974年6月10日 | 三上次男 | 文学博士 | 金史研究 |
石坂公成 | 医学博士 | 免疫グロブリンEの発見とレアギン型アレルギーの機序に関する研究 | ||
第65回 | 1975年6月2日 | 高崎直道 | 文学博士 | 如来蔵思想の形成 |
小田稔 | 理学博士 | すだれコリメータの発明とX線天文学への寄与 | ||
第66回 | 1976年6月7日 | 杉村隆 | 医学博士 | 胃癌発生に関する実験的研究 |
第67回 | 1977年6月13日 | 高橋信次 | 医学博士 | X線による生体病理解剖の研究 |
第68回 | 1978年6月14日 | 伊藤清 | 理学博士 | 確率微分方程式の研究 |
第69回 | 1979年6月11日 | 古在由秀 | 理学博士 | 土星衛星、人工衛星及び小惑星の運動の研究 |
第70回 | 1980年6月11日 | 岡田善雄 | 医学博士 | 細胞融合現象の解析と細胞工学的応用 |
第71回 | 1981年6月10日 | 長野泰一 | 医学博士 | インターフェロンの研究 |
第72回 | 1982年6月14日 | 原亨吉 | ドクトゥール・ド・ トロワジェーム・シクル・ アン・ロジック |
パスカルの数学的業績(仏文“L'ŒUVRE MATHEMATIQUE DE PASCAL”) |
角谷静夫 | 理学博士 | 函数解析の研究 | ||
第73回 | 1983年6月13日 | 向山光昭 | 理学博士 | 有機合成化学の新手法開拓と生体関連物質の合成 |
第74回 | 1984年6月11日 | 仲宗根政善 | 文学博士 | 沖縄今帰仁方言辞典―今帰仁方言の研究・語彙篇― |
田村学造 | 農学博士 | 火落酸の発見並びにイソプレノイドの関与する複合糖質の生合成阻害に関する研究 | ||
第75回 | 1985年6月10日 | 佐藤了 | 理学博士 | ミクロソームの複合酸素添加酵素系に関する研究 |
第76回 | 1986年6月9日 | 伊藤正男 | 医学博士 | 小脳の神経機構と運動学習の機序 |
第77回 | 1987年6月8日 | 福山敏男 | 工学博士 | 寺院建築の研究・神社建築の研究(福山敏男著作集 1〜4) |
山崎敏光 | 理学博士 | 中間子物理の実験的研究 | ||
第78回 | 1988年6月13日 | 西村暹 | 理学博士 | 核酸塩基修飾に関する有機化学・生化学的研究 |
第79回 | 1989年6月12日 | 佐伯富 | 文学博士 | 中国塩政史の研究 |
日沼頼夫 | 医学博士 | 成人T細胞白血病のウイルス病因に関する研究 | ||
第80回 | 1990年6月11日 | 中西香爾 | 理学博士 | 機能性天然有機化合物の構造および生体内機能発現に関する研究 |
第81回 | 1991年6月10日 | 小林芳規 | 文学博士 | 角筆文献の国語学的研究 |
外村彰 | 工学博士 | 電子線ホログラフィの開発とAB効果の実証 | ||
第82回 | 1992年6月8日 | 都築忠七 | ドクター・オブ・ フィロソフィー |
19世紀後半のイギリス社会主義思想および運動の研究 |
岸本忠三 | 医学博士 | インターロイキン6(IL-6)に関する研究 | ||
第83回 | 1993年6月7日 | 田仲一成 | 文学博士 | 中国祭祀演劇に関する研究 |
田中靖郎 | 理学博士 | X線天体の相対論的特性 | ||
第84回 | 1994年6月6日 | 熊田誠 | 工学博士 | 有機ケイ素化学に関する研究(共同研究) |
桜井英樹 | 理学博士 | |||
第85回 | 1995年6月12日 | 三根谷徹 | 文学博士 | 中古漢語と越南漢字音 |
深尾良夫 | 理学博士 | マントル ダイナミクスに関する地震学的研究 | ||
第86回 | 1996年6月10日 | 本庶佑 | 医学博士 | 抗体クラススイッチ制御に関する研究 |
第87回 | 1997年7月7日 | 中西重忠 | 医学博士 | 神経伝達の分子メカニズムに関する研究 |
第88回 | 1998年6月22日 | 柳田敏雄 | 工学博士 | 生物運動の分子機械の直接操作と観測 |
第89回 | 1999年6月14日 | 夫馬進 | 博士(文学) | 中国善会善堂史研究 |
岸義人 | 理学博士 | 海洋天然化合物の有機化学的研究 | ||
第90回 | 2000年6月12日 | 佐藤次高 | 文学博士 | State and Rural Society in Medieval Islam: Sultans, Muqta‘s and Fallāhūn |
長田重一 | 理学博士 | アポトーシスの分子機構の研究 | ||
第91回 | 2001年6月11日 | 林文夫 | Ph.D. | Understanding Saving: Evidence from the United States and Japan |
浅島誠 | 理学博士 | 初期発生における形態形成の基礎的研究 | ||
第92回 | 2002年6月10日 | 藤本隆宏 | D.B.A. | The Evolution of a Manufacturing System at Toyota |
飯島澄男 | 理学博士 | 高分解能電子顕微鏡の開発とカーボンナノチューブの発見 | ||
第93回 | 2003年6月9日 | 柳田充弘 | 理学博士 | 細胞周期の制御と染色体分配の機構 |
第94回 | 2004年6月14日 | 須磨千頴 | 賀茂別雷神社境内諸郷の復元的研究 | |
安元健 | 農学博士 | 海洋生物毒の化学とそれらの毒物の海洋生態系における動態解析 | ||
第95回 | 2005年6月13日 | 加藤和也 | 理学博士 | 数論幾何学の研究 |
第96回 | 2006年7月3日 | 成宮周 | 医学博士 | プロスタグランジン受容体の研究 |
第97回 | 2007年6月11日 | 秀村選三 | 経済学博士 | 幕末期薩摩藩の農業と社会―大隅国高山郷士守屋家をめぐって― |
審良靜男 | 医学博士 | 自然免疫による病原体認識とシグナル伝達 | ||
第98回 | 2008年6月9日 | 諸熊奎治 | 工学博士 | 分子の構造・機能・反応設計に関する理論的研究 |
第99回 | 2009年6月1日 | 村上哲見 | 文学博士 | 宋詞に関する研究 |
江口徹 | 理学博士 | 数理物理学的な手法による素粒子論の研究 | ||
第100回 | 2010年6月21日 | 表章 | 文学博士 | 能楽史の研究 |
山中伸弥 | 医学博士 | 人工多能性幹細胞(iPS 細胞)の研究樹立 | ||
第101回 | 2011年6月20日 | 佐竹明 | 神学博士 | 「ヨハネの黙示録」に関する研究 |
宮田秀明 | 工学博士 | 船舶の非線形造波に関する研究 | ||
第102回 | 2012年6月4日 | 吉川一義 | 文学博士 | 「Proust et l'art pictural」(『プルーストと絵画芸術』) |
難波啓一 | 工学博士 | 生体超分子の立体構造と機能の解明 | ||
第103回 | 2013年6月17日 | 松浦純 | 文学修士 | 「Martin Luther: Erfurter Annotationen 1509-1510/11」(『マルティン・ルター:エルフルト期注記集 1509-1510/11』) |
十倉好紀 | 工学博士 | 強相関電子材料の物性研究 | ||
第104回 | 2014年7月7日 | 赤﨑勇 | 工学博士 | 高品質GaN系窒化物半導体単結晶の創製とp–n接合青色発光デバイスの発明 |
第105回 | 2015年6月1日 | 細野秀雄 | 工学博士 | 無機電子機能物質の創製と応用に関する研究 |
第106回 | 2016年6月27日 | 森和俊 | 薬学博士 | 小胞体ストレス応答の発見と解明 |
第107回 | 2017年6月12日 | 長谷川昭 | 理学博士 | 沈み込み帯のテクトニクスに関する地震学的研究 |
第108回 | 2018年6月25日 | 松村剛 | パリ第4大学博士 (フランス語学) |
「Dictionnaire du français médiéval」(『中世フランス語辞典』) |
豊島近 | 理学博士 | 原子構造に基づくイオンポンプ作動機構の解明 | ||
第109回 | 2019年6月17日 | 藤田誠 | 工学博士 | 結晶スポンジ法—X線構造解析の革新と分子科学技術への展開 |
第110回 | 2021年6月21日 | 斎藤通紀 | 医学博士 | 生殖細胞の発生機構の解明とその試験管内再構成 |
第111回 | 藤本幸夫 | 文学博士 | 日本現存朝鮮本研究 史部 | |
石井志保子 | 理学博士 | 特異点に関する多角的研究 | ||
第112回 | 2022年6月27日 | 河西春郎 | 医学博士 | 大脳シナプスの形態可塑性法則の発見 |
第113回 | 2023年6月12日 | 原昌宏 | QRコード・システムの開発とその世界的普及への貢献 | |
第114回 | 2024年7月8日 | 菊地重仁 | Ph. D | 『カロリング朝時代の支配、委任、コミュニケーション ミッシ・ドミニキ(751-888年)の研究』 |
小原一成 | 理学博士 | プレート境界における深部低周波微動の発見とスロー地震学への発展 |
脚注
[編集]- ^ "The Imperial Prize, Japan Academy Prize, Duke of Edinburgh Prize", Award of Prizes | The Japan Academy, Japan Academy.