「金野駅」の版間の差分
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|画像説明 = 金野駅(2010年5月) |
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|よみがな = きんの |
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|ローマ字 = Kinno |
|ローマ字 = Kinno |
2020年2月15日 (土) 05:20時点における版
金野駅 | |
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きんの Kinno | |
◄唐笠 (2.3 km) (1.2 km) 千代► | |
所在地 | 長野県飯田市千栄1041 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 飯田線 |
キロ程 | 113.6 km(豊橋起点) |
電報略号 | キン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
0.44人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)10月30日 |
備考 |
駅員無配置駅 標高:384m |
金野駅(きんのえき)は、長野県飯田市千栄(ちはえ)にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
朝夕の一部の普通列車が当駅を通過する一方で、朝に上りのみ設定されている快速列車は停車するため、逆転現象が生じている。
歴史
- 1932年(昭和7年)10月30日 - 三信鉄道が門島 - 天竜峡間を開業させた際に、金野停留場として設置。旅客駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 三信鉄道線が飯田線の一部として国有化され、鉄道省(後の日本国有鉄道)が承継。同時に駅に昇格し、金野駅となる。
- 1952年(昭和27年)12月2日 - 旅客取扱区間の制限を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2013年(平成25年)9月 - 台風18号の影響により、平岡駅 - 天竜峡駅間は運休となり、バスによる代行輸送となる。
- 2013年(平成25年)10月10日 - 天竜峡駅 - 平岡駅間の運転を再開。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。飯田駅管理の無人駅で駅舎はないが、ホーム上に待合所がある。
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北側(辰野方)を望む(1979年)
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南側(豊橋方)を望む(1979年)
利用状況
2016年の年間の乗車人員はわずか162人で、1日の利用客数は1人にも満たない。その利用客の殆どが地元民ではなく後述のレストラン目的で来訪する客である。
飯田線内の全94駅のなかで最も利用客数が少ない。
以下の数字はすべて年間の利用客数である。
- 2003年度 - 314人
- 2004年度 - 273人
- 2005年度 - 248人
- 2006年度 - 109人
- 2007年度 - 83人
- 2008年度 - 141人
- 2009年度 - 138人
- 2010年度 - 155人
- 2011年度 - 157人
- 2012年度 - 227人
- 2013年度 - 169人
- 2014年度 - 236人
- 2015年度 - 195人
- 2016年度 - 162人
特徴
- 秘境駅のひとつであり、周辺に民家は1軒もない。駅名の由来になった金野の集落は、駅からの道を約3.5キロ[1](徒歩1時間ほど)進み、米川に掛かる橋を渡り登った先にある。ただし集落自体は駅から1キロ[1](徒歩20 - 30分)ほど坂道を登れば姿を現す。道路は舗装されており、秘境駅でありながら、駅前まで車を横付けできる珍しい駅になっている[2]。また、2011年に駅からやや距離(徒歩15分)はあるものの、個人経営による食堂「ジジ王国 山のレストラン」がオープンしている(要予約制)。
- 駅前には屋根付の自転車置き場がある。秘境駅ではあるが車で駅前に釣りに来ている人がいることが多い。[独自研究?]集落から離れているのは、この区間を建設した三信鉄道が、当初は集落の多い場所に線路を通そうとしたが、天竜川によって作られた複雑な地形に開削を断念し、このルートになったためである。ちなみに、金野の集落は、隣になる泰阜村にある[3]。
- 当初この駅の開業予定はなかったが、当時の村人の運動によってつくられることとなった。駅のベンチには『飯田線らくがきノートシリーズ』という交換ノートが置かれている[4]。
- 駅看板の「金」に触れると金運が上がると言われる。
駅周辺
- 天竜川
- 泰阜村・ジジ王国
隣の駅
脚注
- ^ a b 長野県鉄道全駅増補改訂版(信濃毎日新聞社)P225
- ^ JR東海配布「飯田線秘境6駅&みどころマップ」より。
- ^ 泰阜村 - 泰阜村 地図より。
- ^ 『秘境駅-中部・東海編』(DVD) 販売元 GPミュージアムソフト