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== 来歴 ==
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鹿児島大[[別科]]修了。


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2020年9月14日 (月) 06:17時点における版

森山 𥙿
もりやま ひろし
2014年12月撮影
生年月日 (1945-04-08) 1945年4月8日(79歳)
出生地 日本の旗 鹿児島県鹿屋市
出身校 鹿児島大学
所属政党自由民主党→)
無所属→)
自由民主党(石原派
公式サイト 衆議院議員 森山ひろし

内閣 第3次安倍第1次改造内閣
在任期間 2015年10月7日 - 2016年8月3日

選挙区鹿児島5区→)
鹿児島4区
当選回数 6回
在任期間 2004年4月25日 - 現職

内閣 鹿児島県選挙区
当選回数 1回
在任期間 1998年7月26日 - 2004年4月13日

鹿児島市議会議長
在任期間 1982年 - 1989年

当選回数 7回
在任期間 1975年 - 1998年
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森山 裕(もりやま ひろし、1945年4月8日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(6期)、自由民主党国会対策委員長(第57代)、自由民主党鹿児島県連会長。

農林水産大臣第59代)、財務副大臣第1次安倍改造内閣福田康夫内閣)、財務大臣政務官第1次小泉第1次改造内閣)、自由民主党TPP対策委員長、衆議院農林水産委員長参議院議員(1期)、鹿児島市議会議長、鹿児島市議会議員(7期)等を歴任した。名前の正しい表記は「しめす偏に谷」の𥙿[1]。自民党の農林族議員の代表格として知られた[2]

来歴

鹿児島県鹿屋市生まれ。中学校卒業後、鹿児島県立鶴丸高等学校に入学し働きながら通う[3]1964年に鶴丸高校定時制が鹿児島県立日新高等学校となり1965年に日新高校を卒業[4]。23歳で中古車販売業を立ち上げる[3]1975年4月、鹿児島市議会議員補欠選挙で初当選し、以後1998年まで7期連続で当選。1982年より鹿児島市議会議長[3][4]。 鹿児島大別科修了。

1998年第18回参議院議員通常選挙鹿児島県選挙区(定数2)から自由民主党公認で出馬し、当選。この選挙で自民党は井上吉夫、森山の2人を鹿児島県選挙区で擁立し、9年ぶりに2議席を独占した。2002年第1次小泉第1次改造内閣財務大臣政務官に任命された。

2004年4月、山中貞則の死去に伴い施行された鹿児島5区補欠選挙に参議院議員を辞職して出馬し、当選した。2005年7月5日郵政国会において郵政民営化法案衆議院本会議採決では造反し、反対票を投じる[5]。このため同年9月11日第44回衆議院議員総選挙では自民党の公認を得られず、無所属で鹿児島5区から出馬し、自民党公認の新人候補らを破り再選。

2006年11月27日、自民党に復党届を提出し、12月4日の党紀委員会で森山を含む11人の無所属議員が自民党に復党した(郵政造反組復党問題)。2007年8月29日第1次安倍改造内閣財務副大臣に任命され、福田康夫内閣まで務める。2009年第45回衆議院議員総選挙では、鹿児島5区で民主党網屋信介を破り、3選(網屋も比例復活)。

2010年11月4日、TPP参加の即時撤回を求める会を結成、会長に就任(同会は2013年3月、TPP交渉における国益を守り抜く会に改称)[要出典]2012年第46回衆議院議員総選挙で4選。選挙後、衆議院農林水産委員長に就任[6]

2014年9月29日農林水産大臣に任命された西川公也に代わり、自由民主党TPP対策委員長に起用される[7]。同年12月の第47回衆議院議員総選挙で5選。

2015年10月7日第3次安倍第1次改造内閣で農林水産大臣に任命され初入閣[5]。コメの減反制度廃止や、JAグループを束ねるJA全中の解体などの農政改革を推進する農水省の奥原正明事務次官とは意見が合わなかった[2]

2017年8月3日内閣改造に伴う党人事で自由民主党国会対策委員長に就任[8]。同年10月の第48回衆議院議員総選挙では鹿児島県内の小選挙区区割り変更に伴い、鹿児島4区から出馬し6選。

政策・主張

政治資金問題

  • 森山が代表を務める自民党鹿児島県第5選挙区支部が、県発注の海上工事の談合に絡んで県の指名停止措置を受けた複数の業者から、指名停止直後の2011年以降、3年間にわたり690万円余りの献金を受け取っていたことが、2015年に発覚した[12]。これについて、森山は事実関係を認め「全額返金する」と述べた[12]。一方、農相としての進退については「献金は法には抵触しておらず辞任は必要ない」と否定した[12]
    • なお、同支部は、業者側が公正取引委員会から談合を指摘された期間の2007~2008年にも、11社から計550万円を受け取っていたことが2010年に判明していた[12]。これについて森山は「各社が談合に関わっている認識がなかった」と判明した際に釈明している[12]
    • これらについて、森山は2015年12月の参議院農林水産委員会で、「2011年以降の談合企業からの献金は10社1112万円にのぼったが、10月19日までに全額返金した」と述べた[13]
  • 自民党の環太平洋経済連携協定(TPP)の対策委員長だった2015年9月末、日本養鶏協会(養鶏協)の当時の会長から現金20万円を受け取っていた。養鶏協は日本が関税撤廃の対象外とするよう求めた「重要5項目」に含めるよう、政界に働きかけていたという[14]

不祥事

  • 1989年、鹿児島市議会議長だった森山は、市内の暴力団組長らが起こした暴力事件で、現場となった組事務所に同席し、暴行に関与した疑いで、鹿児島県警および鹿児島地検から事情聴取を受けていた、と報じられた。森山は「組事務所の1階にはいたが、暴行事件のあった4階の現場は目撃していない」と容疑を否認したが、「世間を騒がせたので、けじめをつけたい」として市議会議長を辞職した[15]

所属団体・議員連盟

脚注

  1. ^ プロフィール
  2. ^ a b 農水省新次官人事は「異例中の異例」、自民党農林族の抵抗必至 週刊ダイヤモンド編集部 ビジネス inside 2018.7.24 18:15 2019年9月17日閲覧
  3. ^ a b c 『週刊文春 2019年1月24日号』「“最後の叩き上げ政治家”森山裕が、若い記者に頭を悩ませる理由」オンライン版
  4. ^ a b 衆議院議員情報 森山裕君 2019年2月16日閲覧
  5. ^ a b “【第3次安倍改造内閣】閣僚の横顔(中)「レンジャー隊員」「女ヤジ将軍」「宴会部長」…”. 産経新聞. (2015年10月7日). http://www.sankei.com/politics/news/151007/plt1510070051-n1.html 2015年10月11日閲覧。 
  6. ^ 第182回国会 農林水産委員会 第1号”. 衆議院. 2020年2月18日閲覧。
  7. ^ “自民党のTPP対策委員長に森山裕氏 委員長代理は宮腰光寛氏に”. 産経新聞. (2014年9月29日). http://www.sankei.com/politics/news/140929/plt1409290027-n1.html/ 2014年10月4日閲覧。 
  8. ^ “【内閣改造】自民党四役、正式に決定 岸田氏は政策立案の要・政調会長に 第3次安倍第3次改造内閣、今夕発足”. 産経新聞. (2017年8月3日). http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030029-n1.html 
  9. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  10. ^ a b c “2014衆院選 鹿児島5区 森山 裕”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=A46005002002&st=tk 2015年10月11日閲覧。 
  11. ^ a b c d “2012衆院選 鹿児島5区 森山 裕”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A46005001001 2013年4月18日閲覧。 
  12. ^ a b c d e 「指名停止業者から献金 森山農相側に計690万円」、日本経済新聞、2015年10月15日
  13. ^ 森山農水相 談合企業献金1112万円 紙議員追及 問題発覚後に返還 しんぶん赤旗 2015年12月10日
  14. ^ 森山農水相、養鶏関係者から現金 党TPP委員長当時 朝日新聞 2016年6月28日[リンク切れ]
  15. ^ 日刊現代、2015年10月15日
  16. ^ 自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
  17. ^ 政務調査会(部会・調査会・特別委員会等) - 自由民主党 役員”. 自由民主党. 2020年4月11日閲覧。
  18. ^ a b c d 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
  19. ^ 日本クルド友好議員連盟 | 日本クルド友好協会”. 2020年6月3日閲覧。

外部リンク

公職
先代
林芳正
日本の旗 農林水産大臣
第59代:2015年 - 2016年
次代
山本有二
先代
田中和徳
富田茂之
日本の旗 財務副大臣
遠藤乙彦と共同

2007年 - 2008年
次代
竹下亘
平田耕一
先代
砂田圭佑
吉田幸弘
日本の旗 財務大臣政務官
田中和徳と共同

2002年 - 2003年
次代
七条明
山下英利
議会
先代
小宮山泰子
日本の旗 衆議院農林水産委員長
2012年 - 2013年
次代
坂本哲志
党職
先代
竹下亘
自由民主党国会対策委員長
第57代:2017年 -
次代
現職