明治大学/log20240714
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明治大学 | |
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「リバティタワー」(駿河台キャンパス) | |
大学設置 | 1920年 |
創立 | 1881年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人明治大学 |
本部所在地 | 東京都千代田区神田駿河台 |
キャンパス |
駿河台(東京都千代田区) 和泉(東京都杉並区) 生田(神奈川県川崎市多摩区) |
学部 |
法学部 商学部 政治経済学部 文学部 理工学部 農学部 経営学部 情報コミュニケーション学部 国際日本学部 |
研究科 |
法学研究科 商学研究科 政治経済学研究科 経営学研究科 文学研究科 情報コミュニケーション研究科 理工学研究科 農学研究科 教養デザイン研究科 法務研究科 会計専門職研究科 ガバナンス研究科 グローバル・ビジネス研究科 |
ウェブサイト | http://www.meiji.ac.jp/ |
明治大学(めいじだいがく、英語: Meiji University)は、東京都千代田区神田駿河台に本部を置く日本の私立大学。1881年創立、1920年大学設置。大学の略称は明治または明大(めいだい)。
概観
大学全体
- 大学本部及び文系学部・大学院等は、文化・文教施設が集積し、東京を代表する文化スポットの一つであると同時に、“日本のカルチエ・ラタン”とも呼ばれる国内最大の学生街、御茶ノ水に立地。政治・経済・学術・文化等の中心地である東京都心部に位置する都心型大学である(理系学部・大学院等は郊外に立地)。
- 例年、最大規模の入試が行われる国内有数の人気校である。(『日経進学Navi』の「大学イメージ調査ランキング」(2008年10月 現役高校三年生対象)で、全6項目中、4項目で全国1位(東日本エリアでは全項目第1位)[1]、リクルート社『高校生に聞いた大学ブランドランキング2009』(『大学ブランド力調査2009』より(2009年7月 現役高校三年生対象))[2]で、関東エリアの志願度ランキング第1位等)
- 2011年に創立130年を迎え、創立130周年事業コンセプトとして「世界へ-『個』を強め、世界をつなぎ、未来へ-」を掲げ、国際社会を牽引する「世界に開かれた大学」を目指す。
- 大学の略称は「明大」であり「めいだい」と発音する。但し、明治大学は、商標「明治大学」称呼「メイジダイガク、メイジ」を商標登録(登録商標日本第3043764号)しているが、「明大」・「めいだい」に関しては商標登録をしていない。
理念
- 基本理念は「権利自由」、「独立自治」である。現在ではこれに「質実剛健」、「新しい知の創造」、「時代の要請」を加えたものを大学の理念としている。
教育・研究
- 法律学校としてスタートしているが、商学部、経営学部を私学で初めて設置するなど、伝統的に商学でも知られる。また、人文系でも演劇学、考古学等、独自の歴史・伝統をもつ専攻を多く有す。大学院では、毎年国内トップクラスの国家試験実績を上げ、更なる対策強化に向け整備が進む法科大学院、会計大学院の他、現職市長・議員が院生として最も多く在籍することで知られる公共政策大学院などが有名である。
- 世界トップレベルの大学を目標に国際競争力の強化に重点をおいており、文部科学省の平成21年度「国際化拠点整備事業」(グローバル30)に日本を代表する国際化拠点校のひとつとして採択され、「グローバルコモン・プログラム」を立ち上げ、国際的に高度な役割を果たす人材を養成するプログラムを展開。平成32年度までに4000人の留学生を受入れ、1500人の学生を世界に送り出すとともに、世界の主要都市に拠点を整備し、海外展開等におけるワンストップサービスを日本の大学全体に提供する計画を推進する。
- 社会に開かれた大学を志向し、社会人教育が充実していることで有名であり、1999年に設立した『リバティーアカデミー』は、大学のもつ巨大な知的資産と大学院・図書館・博物館等の生涯教育部門をネットワーク化し、10年間で受講者が100,000人を突破するなど、最も成功した生涯学習機関のひとつといわれる。
- 研究、教育に加え、社会連携を重要な使命として位置付け、学外研究機関との交流をはじめ、国、自治体、民間企業、地域社会等との協定の下、数多くの特色ある事業を展開、研究・教育成果の社会還元に大きな実績を上げる。特に、自治体との協定プロジェクト実績の豊富さで知られる(「対外関係」項参照)。また、企業、公益団体、博物館、文化財団、大使館等の外部団体との共催講座や寄附講座の多さにも特色がある。
学風・特色
- “「個」を強くする都心型大学”を謳い、東京都心部でのキャンパス展開に特色を打ち出す。政治・経済・文化の主要機関が集積する東京都心部でのキャンパス展開により、各分野の第一線へのアクセスや自己表現の場の豊富な環境を用意すると共に、伝統ある綜合大学ならではの豊富な学問環境や課外活動プログラム(「恒例行事」(『M-Naviプログラム』)項等参照)、伝統あるクラブ・サークル活動の場等を提供し、学生達の自己実現を強力にバックアップする。卒業生の進出分野は広範に亘り、各界に第一人者を輩出。
伝統・文化
- 法律学校として出発し、多くの法曹、政治家等を輩出してきた一方で、文化の薫り高い御茶ノ水の顔でもある“都会派”大学として、映画監督、作家などを始め、多くの文化人を育んできた。また、スポーツにおいて、伝統あるクラブを多数擁し、個性の強い指導者、選手を輩出してきたことなどにより、男性的なイメージで学風を語られることが多い半面、フェミニズム教育の伝統による女子の活躍の歴史があるなど、重層的な文化、伝統をもつ。
フェミニズムの伝統
- 日本の大学として初の法学部女子部を創立し、女性法曹の養成を積極的に推進するなど、フェミニズム教育の伝統がある。初の女性法曹・裁判官、キャリア官僚、女性政治家の一人や、iモード開発者などに代表される女性実業家の他、女子野球部員やバトン・チアリーディング部を初めて導入してきた体育会など、各界で時代をリードしてきたOG達の歴史があり、近年の若手女優やファッションモデルらの活躍にもその系譜は引継がれている。
国際交流の歴史
- 1910年には米国アイビーリーグ等の大学との間で留学生協約を締結すると共に、特にアジア圏内から多くの優秀な留学生を受け入れ、アジア各国の首脳を多数輩出するなど、国際交流の最先端を歩んできた歴史をもつ。また、雄弁部や野球部等がそれぞれ大学初の世界遠征を敢行するなど、国際志向がクラブ・サークルにも息衝いていた。近年になり、国際化の流れは再開し、国際派としての復活が期待されている。
沿革
創立者
- 創立者の岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操は、大学南校(東大法学部の前身)に対抗して、1871年に司法省内に設立されたエリート法律家養成機関である司法省法学校にて、第一期生として全国から選抜された20名のうちの3名であり、日本で西洋近代法を習得した第一世代にあたる。また、この第一期生の過半数が明治大学の創立に関与している。
略歴
- 明治大学は、当時20代の青年法律家、岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操の3人が、フランス留学仲間の西園寺公望(公家、後の第12・14代内閣総理大臣)らを協力者に迎え、1881年1月17日に設立した明治法律学校をその母体とする。
- 設立に際しては、旧鳥取藩主・池田輝知や旧島原藩主・松平忠和(江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の実弟)らの有力な後援者から様々な支援を受け、千代田区有楽町数寄屋橋内の旧松平忠和邸「三楽舎」を校舎として開校した。
- 司法省法学校出身者やフランス留学組などから多くの人材が参画し、東京大学法学部を凌駕する最先端のフランス法学を教授。
- 1886年12月には神田区駿河台南甲賀町(現千代田区神田駿河台一丁目)の新校舎に移転し、法律学部・行政学部の2学部を設置。1887年には名誉校員制を制定(大木喬任・鶴田皓・箕作麟祥・名村泰蔵・ボアソナードが就任)。1903年に専門学校令による教育機関となった際に現校名に改称された。
年表
- 1881年 有楽町3丁目1番地数寄屋橋内旧島原藩の邸内に明治法律学校として開校
- 1886年 神田駿河台南甲賀町11に校舎を移転
- 1888年 特別認可学校規則により法律学部・政治学部の2学部が認可
- 1901年 創立20周年記念式典を挙行、渋沢栄一らが列席[3]
- 1903年 専門学校令により明治大学と改称
- 1904年 学則改正により法学部・政学部・文学部・商学部設置、各学部に本科・専門科設置
- 1905年 大学組織を財団法人に改める
- 1911年 初代記念館落成(現在の駿河台校舎)、創立30周年記念式典挙行
- 1912年 政学部を政治経済科と改称
- 1920年 大学令による大学設置認可、本科を大学令による大学へ改組、専門科を専門学校令による専門部へ改組、明治大学校歌を公示、卒業生に明法学士の称号が授与されるようになる
- 1921年 専門部に二部法科を設置、駿河台の大学予科校舎竣工
- 1923年 専門部に二部経済科を設置
- 1929年 専門部女子部設置、専門部に二部商科を設置
- 1930年 明治大学商業学校設置
- 1932年 専門部文科設置
- 1934年 予科を現在の和泉キャンパスに移転
- 1939年 専門部興亜科を新設、経営・貿易・農政・厚生の4科を設置
- 1944年 東京明治工業専門学校を設置、専門部商科を経営科と改称、明治女子専門学校設置
- 1945年 興亜科を産業経済科と改称
- 1946年 明治農業専門学校設置
- 1949年 学制改革により新制大学となり、予科・専門部を統合の上、法学部・商学部・政治経済学部・文学部・工学部・農学部を設置、法学部・商学部・政治経済学部・文学部に二部を設置
- 1950年 創立70周年記念式典に昭和天皇が臨席、明治女子専門学校(専門部女子部が戦後に改称)を明治大学短期大学に改称、工学部に二部を設置
- 1951年 大学組織を学校法人に改組、生田校舎開設
- 1952年 大学院法学研究科、商学研究科、政治経済学研究科、文学研究科、工学研究科設置
- 1953年 経営学部設置、大学院校舎竣工
- 1956年 大学院工学研究科建築学専攻修士課程増設
- 1957年 大学院文学研究科増設認可
- 1959年 大学院農学研究科、経営学研究科設置
- 1960年 創立80周年記念事業アラスカ学術調査隊出発
- 1961年 大学院工学研究科建築学専攻博士課程認可
- 1963年 大学院政治経済学研究科経済学専攻博士課程認可
- 1964年 大学院文学研究科日本文学専攻、英文学専攻、仏文学専攻各修士・博士課程、地理学専攻博士課程増設、工学部・工学研究科が駿河台校舎から生田校舎へ移転
- 1965年 生田第二校舎、2・3号館竣工
- 1966年 大学院工学研究科工業化学専攻修士・博士課程設置
- 1971年 大学院文学研究科独文学専攻、演劇学専攻修士課程増設
- 1974年 大学院文学研究科独文学専攻、演劇学専攻博士課程増設、連合父兄会(現父母会)結成
- 1978年 大学院農学研究科農芸化学専攻・農学専攻・農業経済学専攻設置
- 1980年 創立100周年記念式典挙行
- 1983年 生田第三校舎3号館竣工
- 1984年 創立100周年記念図書館竣工
- 1985年 創立100周年記念大学会館竣工、和泉第一校舎竣工
- 1987年 和泉校舎図書館増築竣工
- 1988年 和泉第一校舎竣工
- 1989年 理工学部設置、生田第一校舎4号館竣工、生田第二校舎6号館竣工
- 1990年 大学院農学研究科農学専攻、農業経済学専攻博士後期課程増設
- 1991年 生田中央校舎竣工
- 1993年 大学院理工学研究科電気工学専攻、機械工学専攻、建築学専攻、工業化学専攻各博士前期・後期課程、基礎理工学専攻修士課程設置
- 1994年 「明治大学百年史」完成、駿河台12号館竣工
- 1995年 大学院理工学研究科基礎理工学専攻博士課程設置、大学発祥の地に記念碑建立(千代田区有楽町)
- 1996年 和泉校舎体育館竣工
- 1998年 創立120周年記念館リバティタワー竣工、ハイテク・リサーチ・センター竣工、生田第一校舎5号館竣工
- 1999年 リバティー・アカデミー設立、清里セミナーハウス竣工、生田構造物試験棟竣工
- 2000年 農学部生命化学科設置、司書過程・司書教諭課程設置、知的資産センター設立、生田食堂館(スクエア21)竣工、生田第一校舎2号館竣工、知的資産センター設立、駿河台校舎中央図書館竣工
- 2001年 創立120周年・創立者西端50年記念式典・祝賀会
- 2002年 政治経済学部地域行政学科設置、文学部心理社会学科設置、経営学部会計学科・公共経営学科設置
- 2003年 社会連携促進知財本部設立、大学院農学研究科生命科学専攻設置、短期大学、二部の学生募集を停止
- 2004年 アカデミーコモン完成、ロースクール法科大学院・ガバナンス研究科・グローバルビジネス研究科開設、ビジネススクールグローバル・ビジネス研究科、心理臨床センター開設、情報コミュニケーション学部設置、生田第二校舎A館竣工、商学部創立100周年記念式典開催、政治経済学部創立100周年記念式典開催
- 2005年 和泉メディア棟完成、会計大学院開設、大学院文学研究科臨床人間学専攻修士課程設置、総長制を廃止し、理事長・学長による二長制に移行、秋葉原サテライトキャンパス開設
- 2006年 紫紺館完成、明治大学短期大学閉学、3名の副学長を設置
- 2007年 文学研究科臨床人間学専攻博士前期課程・博士後期課程設置、ガバナンス研究科専門職学位課程設置、電気電子工学科と電子通信工学科を再編、電気電子生命学科設置、全学部統一入試を全国5会場(東京・札幌・仙台・名古屋・福岡)で実施
- 2008年 国際日本学部設置、理工学研究科新領域創造専攻設置、情報コミュニケーション研究科設置、教養デザイン研究科設置、農学部農業経済学科を食料環境政策学科へ名称変更
- 2009年 和泉インターナショナルハウス竣工、米沢嘉博記念図書館開設
- 2010年 情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター開設
基礎データ
所在地
- 駿河台キャンパス(東京都千代田区神田駿河台)
- 和泉キャンパス(東京都杉並区永福)
- 生田キャンパス(神奈川県川崎市多摩区東三田)
- 秋葉原サテライトキャンパス(東京都千代田区外神田)
- 八幡山キャンパス(東京都世田谷区八幡山)
象徴
- 『暁の鐘』
- 旧記念館の正面に設置されていたレリーフ(二人の天使が鐘を鳴らす像。現在はリバティータワー最上階のステンドグラスに設置されている他、明治高校のエントランスなどにも設置)。校歌の一節にも歌われ、“明治大学の学生達が時代の暁の鐘を打ち鳴らし、社会を先導していく”の意が込められている。
- スクールカラー
- 紫紺
- その他
- 「M」のシンボルマーク、マスコットキャラクター等
校歌
- 校歌
- “白雲なびく駿河台”という歌い出しが有名であるため、俗に「白雲なびく」とも呼ばれる。
- 早稲田大学校歌「都の西北」・法政大学校歌「若き我等が命の限り」に並んで日本三大校歌の一つとする説がある[4]。
- 学生歌
- 応援歌
- 第一応援歌『紫紺の歌』
- 第二応援歌『血潮は燃えて』
- 第三応援歌『紫紺の旗の下に』
- 第四応援歌『勇者明治』
- 他に、『仰げ栄冠』、『怒濤の進撃』等。その他、応援曲等が6曲。『紫紺の歌』は埼玉県立熊谷高等学校応援歌などのモデルといわれる。
- 各組織・クラブ毎に伝統歌が多数
教育・研究
組織
学部
- 法学部
- 創立以来、数多くの法曹を輩出し、明治大正期の法曹界において、東大に次ぐ勢力を形成(代言人試験で全合格者の約40%、司法官試験で40~50%を占めた)。また、早くから女性法曹の育成に取組み、国内初の女性弁護士を始め、女性法曹の重鎮において出身者は非常に大きな割合を占める。ケンブリッジ大学における法学研修等が設置されている。[6]
- 法律学科
- ビジネスローコース
- 国際関係法コース
- 公共法務コース
- 法と情報コース
- 法曹コース
- 商学部
- 1904年に私学初の商学部として設立。「明治の商科」として[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。一世紀の伝統をもつ。2001年に商学科、産業経営学科の2学科制から商学科・7コース制に再編。著名起業家を輩出してきた伝統を反映し、「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」(創業期ベンチャーの他、大手金融機関新規事業、老舗中小メーカー第二創業、IT系NPO法人等の起業体験を有する現役経営者の講師が、実践的起業論を展開)などの特色ある講座がある。日本の大学における商学教育をリードし、国際社会に発信していくことを目指す。
- 商学科
- アプライド・エコノミクスコース
- マーケティングコース
- ファイナンス&インシュアランスコース
- グローバル・ビジネスコース
- マネジメントコース
- アカウンティングコース
- クリエイティブ・ビジネスコース
- 政治経済学部
- 企業や地方自治体、議員事務所、商工会議所、NPO等へのインターンシップコースや、複数の企業を訪問し、業界・企業研究するコース等が充実。実践的な英語教育にも力を入れ、「ACE」(英語実践力養成コース)を設置。2002年に地域行政学科を設置。2008年度にはカリキュラム改定により「ゼミ指導型コース制」(政治学・社会学総合コース、経済学・経済政策総合コース、地域行政総合コース、国際文化総合コース)を導入。2010年より、南カリフォルニア大学、延世大学などから短期集中留学生の受入れを開始。ユニークなカリキュラムとして、政経学部独自の国際交流による学生の相互派遣、ジャーナリスト育成プログラム、公務員養成講座等など。
- 政治学科
- 経済学科
- 地域行政学科
- 文学部
- 夏目漱石、上田敏、山本有三、菊池寛、小林秀雄他、日本を代表する数多くの著名文学者が教鞭を執ってきた伝統をもつ。作家や映画監督を始め、多くの文化人、ジャーナリスト等を輩出。現在では齋藤孝教授の活動などが有名である他、特別招聘教授に茂木健一郎(脳科学者)など。2002年に心理社会学科、2004年に文学科に文芸メディア専攻を設置。
- ※その他の主な文学者:笹川臨風、佐々醒雪、内海月杖、登張竹風、岡田美知代、里見弴、豊島与志雄、久米正雄、川端康成、今日出海、舟橋聖一、山本健吉、大岡昇平、中村光夫、小島信夫、入沢康夫等
- 文学科
- 日本文学専攻
- 英米文学専攻
- フランス文学専攻
- ドイツ文学専攻
- 演劇学専攻
- 文芸メディア専攻
- 史学地理学科
- 日本史学専攻
- アジア史専攻
- 西洋史学専攻
- 考古学専攻
- 1950年に私学初の考古学専攻として設立。日本の旧石器時代研究の出発点と言われる群馬県岩宿遺跡や、静岡県登呂遺跡等、日本考古学史上の画期的な発掘調査を数多く手がけ、学会では「西の京大、東の明治」などと称されてきた。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
- 地理学専攻
- 心理社会学科
- 臨床心理学コース
- 臨床社会学コース
- 理工学部
- 2007年に電気電子工学科と電子通信工学科を再編、電気電子生命学科を設置し、8学科制に移行。学部と大学院理工学研究科が一体となった教育・研究システム“I-MAST”(Institute of Meiji Advanced Science and Technology)により、学生に多くの選択肢を用意。無学科混合クラス、総合文化ゼミナール、実践的言語教育などのカリキュラムの他、全国有数のシステム環境下での情報処理教育等に特色。最近のOBでは、最も注目を集める若手建築家といわれる中村拓志の活躍が有名な他、過去には小柴昌俊(ノーベル物理学賞受賞者、明治大学名誉博士)などが在籍。
- 電気電子生命学科
- 機械工学科
- 機械情報工学科
- 計測工学研究室が計画する、充電型風力発電装置による独立電源型街路灯の大規模展開が注目されている。ソーラーパネルを設置した全天候型で外部電力を要さないため、災害等の非常時に有効であり、且つ二酸化炭素(CO2)削減へ大きな効果が見込まれる。現在、明治大学のキャンパスをはじめ、全国数拠点に設置済みであり、全国的な普及と大量生産による低価格化を更に推し進め、CO2削減等へ大きな貢献を果たすことが期待されている。
- 建築学科
- 日本を代表する建築家のひとりであった堀口捨己学部長以来の伝統をもち、若手建築家の第一人者や在学中から海外のメジャー設計事務所で活躍する者等、若手OBの活躍が目立つ。在学生や教員による、土木学会デザイン賞「最優秀賞」を始め、日本建築学会やアメリカ建築家協会日本支部の各賞受賞及び、国土交通省「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」への多数の採択等、活発な活動が展開されている。
- 応用化学科
- 情報科学科
- 2009年芸術科学会展において、研究室チームが制作したゲーム作品が、芸術科学会展特別賞(グランプリ)と中山隼雄記念財団賞(年間のエンターテイメント、特にゲーム関連の最優秀作品に贈られる賞)をダブル受賞。その他、ロボット科学研究室の「自己認識するロボット」の開発等が注目を集めている。2010年には第10回「国際情報通信技術シンポジウム」をアカデミーコモン等で開催。[7]
- 数学科
- 教授の中には数学オリンピックなどで活躍している者もおり、同財団理事長の藤田宏元教授(元東京大学理学部長、日本数学会会長)、国際数学オリンピック (IMO) 日本選手団長の対馬龍司教授の他、砂田利一教授、日本人初の国際数学オリンピック金メダリスト児玉大樹元講師(現東京大学助教授)など。2009年には、ブルガリアの数学レベルを世界最高水準に導いたセンドフ元ソフィア大学総長(国際大学学長連合名誉会長・国際情報処理連合(IFIP)名誉会長、元ブルガリア国会議長)によるセミナー「ブルガリアの数学教育・情報教育の中核的理念 - ブルガリアの成功の秘密 -」を開催。[8]
- 物理学科
- 総合文化教室
- 農学部
- 私大農学部の雄。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。2000年に生命科学科を設置。2008年に農業経済学科を食料環境政策学科に改称。川崎市黒川地区の13.3ヘクタールの土地に、研究・実習施設を整備。多くの先端的な研究が進行中であり、世界最先端といわれる日本の農業技術に、更にハイテク技術やエコ技術を駆使し、都市型農業としての植物生産システム確立を推進する。 経済産業省の支援による拠点整備事業として、食料の安定的供給と農業の産業化を実現していく「植物工場」に関する研究開発・人材育成の全国9拠点の一つとなっている。
- 農学科
- 食料環境政策学科
- 農芸化学科
- 生命科学科
- 経営学部
- 私学初の経営学部として設立。1953年、商学部から分離し、経営管理を対象とする専門の学部として発足。1990年代には、学部単独で2万人以上の志願者を集めた。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。実践的英語教育、IT教育に力を入れる。2002年に、経営、会計、公共経営の3学科制に移行。
- 経営学科
- 会計学科
- 公共経営学科
- 情報コミュニケーション学部
- 2004年、実に50年ぶりの新規学部として開設。情報社会に即応した高度な学際教育を理念としており、4つのコース制を軸として多角的に社会に対してアプローチできるゼネラリストの養成に力を入れている。本学部は少人数のゼミナール教育を1年次から4年次まで段階的に行っており、興味をもった分野を専門的に学んでいくことも可能である。社会調査士の資格取得に向けた独自のプログラムを設定しており、また情報処理においてはCCNAやオラクルマスターを目標として充実した情報リテラシー教育を実現している。
- 情報コミュニケーション学科
- 社会システムと公共性コース
- 組織と人間コース
- 言語と文化コース
- メディアと人間コース
- 国際日本学部
- 2008年新設。“「世界の中の日本」を自覚し、世界に情報発信しうる真の国際人”の養成を目的とする。留学プログラムとしては、オックスフォード大学等への語学留学や、セメスター留学の他、フロリダ州立大学・ディズニーワールドと提携した、米ディズニーワールドでのインターンシップ留学等の特色あるプログラムを設置。学部開設記念シンポジウムでは、首相就任前の麻生太郎が講演を行い、話題となった。教授陣では、鹿島茂、山口仲美等のメディアでの活動が有名な他、客員・特認教授に野村萬斎(狂言師)[9][10]、中野香織(服飾史家)など。
- 日本文化コース
- 日本社会システムコース
大学院
- 法学研究科
- 公法学専攻
- 法学研究コース
- 法学専修コース
- 民事法学専攻
- 法学研究コース
- 法学専修コース
- 公法学専攻
- 商学研究科
- 商学専攻
- 経済系列
- 商業系列
- 経営系列
- 会計系列
- 金融・証券系列
- 保険系列
- 交通系列
- 貿易系列
- 商学専攻
- 政治経済学研究科
- 政治学専攻
- 研究者養成コース
- 専修コース
- 経済学専攻
- 研究者養成コース
- 専修コース
- 政治学専攻
- 経営学研究科
- 経営学専攻
- リサーチコース(一般・留学生)
- リサーチコース(社会人)
- マネジメントコース(社会人)
- 経営学専攻
- 文学研究科
- 日本文学専攻
- 英文学専攻
- 英文学専修
- 米文学専修
- 英語学専修
- 英語教職専修
- 仏文学専攻
- 独文学専攻
- 演劇学専攻
- 史学専攻
- 日本史学
- アジア史
- 西洋史学
- 考古学
- 地理学専攻
- 臨床人間学専攻
- 臨床心理学専修
- 臨床社会学専修
- 臨床社会学コース
- 臨床教育学コース
- 情報コミュニケーション研究科
- 情報コミュニケーション専攻
- 理工学研究科
- 電気工学専攻
- 機械工学専攻
- 建築学専攻
- 応用化学専攻
- 基礎理工学専攻
- 情報科学系
- 数学系
- 物理学系
- 新領域創造専攻
- 安全学系
- 「環境」コース
- 「システム」コース
- 「都市・建築」コース
- 「資源・材料」コース
- 数理ビジネス系
- ディジタルコンテンツ系
- 日本が国際的に高い競争力をもつディジタルコンテンツ産業における、更なる制作力強化を目指し創設。文・理・芸の融合を目指す“明大DC系”として、理工学研究科でありながら文系知にあふれた取組みを展開。アート・映像・デザイン・ゲーム・音楽等のコンテンツ制作・編集、それを支える教養と批評力の養成を重視。3DCG等の最新テクノロジーを駆使するための演習科目等も設置。理系・文系・芸術系等、幅広い分野から学生を集める。
- 安全学系
- 農学研究科
- 農芸化学専攻
- 農学専攻
- 農業経済学専攻
- 生命科学専攻
- 教養デザイン研究科
- 人類が直面する諸課題に対し、総合的・学際的知識を持ち、地球公共的観点から主体的に活動できる人材を養成
- 教養デザイン専攻
- 「倫理・哲学・宗教」領域研究コース
- 「文化」領域研究コース
- 「平和・環境」領域研究コース
- 法務研究科(法科大学院)
- 2009年度司法試験合格者数:96名(国内大学別順位:6位)
- 会計専門職研究科(会計大学院)
- 2008年度公認会計士試験合格者数:118名(国内大学別順位:4位)
- ガバナンス研究科(公共政策大学院)
- 国内の公共政策大学院の中で、在籍者に現職の議員、市長が最も多いことで知られ、開設後5年で30名以上に上る。また、留学生が全学生の4分の1を占め、政治家志望者も多い。与謝野馨元財務大臣、松沢成文神奈川県知事等、大臣、知事、次官経験者等が特別招聘教授等として教壇に立ってきた。[11]
- 「ガバナンス政策研究ネットワーク」を中心に、政治家が集まる「都市政治フォーラム」、現役学生主体の「ガバナンスサロン」、公務員主体の「PQM(公共品質経営)フォーラム」など、修了生や在学生達による活発なネットワーク活動が展開。政治家OBのネットワークにも新たな広がりをみせつつある。
- 世界一のリーダー養成校といわれるハーバード大学ケネディ行政大学院(ケネディスクール)の訪問団などが来訪し、交流を深めている。[12]
- グローバル・ビジネス研究科(経営大学院)
附属機関
- 研究・知財戦略機構
- 研究企画推進本部
- 社会科学研究所
- 人文科学研究所
- 科学技術研究所
- 社会連携促進知財本部
- 知的資産センター
- インキュベーションセンター
- 研究企画推進本部
- 国際交流センター
- 国家試験指導センター
- 国家試験の更なる強化を掲げ、専用施設「国家試験指導センター」の建設などを予定。
- 法制研究所
- 経理研究所
- 行政研究所
- 教育改革支援本部
- リバティアカデミー
- 就職・キャリア形成支援センター
- 心理臨床センター
- 教育開発・支援センター
- 情報基盤本部(旧情報科学センター)
- 教育の情報化推進本部
- ユビキタスカレッジ
- 入学センター
- 大学史資料センター
- 明治大学博物館
- 軍縮平和研究所
- 古代学研究所
- 知的資産センター
- ハイテク・リサーチ・センター
- 危機管理研究センター
- 図書館
- 中央図書館
- 「第18回日本図書館協会建築賞」受賞。ギャラリーを中心に、定期的に企画展示を開催。[14]様々な特色あるコレクションを有し、2009年には新たに「ゲスナー賞文庫」を開設。グループ閲覧室、多目的ホール等の目的別に仕切られた空間を始め、先端的な施設内用を有し、海外からの視察者も含め、年間約3000人の見学者が訪れる。
- 和泉図書館
- 数年内に改築予定
- 生田図書館
- デジタルコンテンツや写真等の展示空間である『Gallery ZERO』を併設。
- ローライブラリー
明治大学博物館
- 明治大学博物館は、以前からあった商品博物館・刑事博物館・考古学博物館を統合して2004年(平成16年)に開館した。駿河台校舎アカデミーコモンの地階にあり、前身3館から引き継いだ商品部門・刑事部門・考古部門と、大学史展示室から成る。常設展は一般に無料公開されている。
- 商品部門は、日本の伝統工芸品を中心とする商品の原材料、部品、製造技法、半製品から完成品にいたる製造工程、意匠の種別などを紹介している。
- 刑事部門では、建学の理念である「権利自由」の精神に基づき、「日本の罪と罰」に関する文書や絵画などの史料を収集し、人権抑圧の歴史に関する資料として「江戸の捕者」「牢問と裁き」「さまざまな刑事博物」を展示している。捕り物具・拷問具・処刑具などが豊富で、複製品ではあるが日本でギロチン・ニュルンベルクの鉄の処女が展示されているのはここだけである。
- 考古部門は、日本の石器時代から古墳時代までの各時代の遺跡から出土した発掘品を展示している。特に日本において最初に発見された石器時代遺跡である群馬県の岩宿遺跡の出土品などは、貴重な史料である。その他、大英博物館へ出品した「山形土偶」を始め、国の重要美術品に指定されている史料が多数。
- 来館者は、2004年4月のリニューアルオープン以降で25万人を突破(2008年現在)。最近の要人客としては、中曽根康弘元首相[15]、福田康夫元首相[16]、高市早苗内閣府特命担当大臣[17](当時)、伊藤信太郎外務副大臣[18]( 〃 )など。
- 館内には博物館図書室があり、資料の閲覧が可能である。また、『ミュージアムショップM2』では、博物館の刊行物のほか展示物にちなんだグッズを取り扱っている。
研究
- 2008年度に『明治大学先端数理科学インスティテュート』(MIMS)による「現象数理学の形成と発展」プログラムが採択。「数学、物理学、地球科学」分野においては私学で唯一の選定。
- 世界の代表的な研究機関(オックスフォード大学、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)、フランス国立科学研究センター(CNRS)、ドイツマックス・プランク研究所(MPG)、イタリア学術研究会議応用数学研究所(IAC)、オハイオ州立大学生物数学研究所等)と国際的研究ネットワークを構築し、現象数理学の世界的拠点となることを目指す。
- また、若手研究者教育の国際的ネットワークの構築を目的とし、EU諸国のInitial Training Network(ITN)と呼ばれる若手研究者育成プログラムに、日本側の連携機関となり、ヨーロッパ11カ国の大学と共同で申請を行う。
私立大学学術研究高度化推進事業(2008年度現在)
- ハイテク・リサーチ・センター整備事業
- 科学技術研究所
- 生命機能の活性化および人工生命体の高度機能化に関する研究
- 生体機能応用ナノ材料開発研究所
- 生体物質を利用した新機能性ナノ素材の創成
- 環境対応型エネルギー・素材研究所
- 電気電子工学における環境対応型エネルギー・素材の開発とその応用研究
- 生物活用のための先端アグリサイエンスチーム
- 21世紀の食糧生産・生物活用のためのバイオテクノロジー
- 科学技術研究所
- 学術フロンティア推進事業
- 大学院・理工学研究科
- 激震動をうける建築構造物および構造物内機器装置の耐震性能の向上化に関する研究
- 社会科学研究所
- 社会・人間・情報プラットフォームプロジェクト
- 人文科学研究所
- 石器時代における黒耀石採掘鉱山の研究
- 社会科学研究所(商学・経営学研究グループ)
- 先端的グローバル・ビジネスとITマネジメント
- 信頼性データバンク研究所
- 機械材料と機械要素の信頼性データバンク構築に関する研究
- 先端医療材料創製研究所
- 高度先進医療を支援するハイパフォーマンスバイオマテリアルの創製とその医療用デバイスとしての応用
- 古文化財研究所
- 環境変遷史と人類活動に関する学際的研究
- 科学技術研究所
- 強地振動下における構造物および機器・装置・配管系の損傷制御および機能維持システムの開発
- 古代学研究所
- 日本古代文化における文字・図像・伝承と宗教の総合的研究
- バイオ資源化学研究所
- 次世代機能材料「漆」の高度利用に関する学際的研究
- 大学院・理工学研究科
- ベンチャー研究開発拠点整備事業
- 科学技術研究所
- 21世紀の食料生産・生物活用のためのバイオテクノロジープロジェクト
- 科学技術研究所
- オープン・リサーチ・センター整備事業
- 社会科学研究所(産業活力再生研究グループ)
- 地域産業発展のための企業家、実業家、行政マン等育成のための研究プロジェクト
- 社会科学研究所
- 危機管理に対応する行政管理システム確立に関する研究
- 経営学研究所
- コミュニティ開発におけるNPO・行政・地域企業・大学の戦略的パートナーシップに関する研究
- 経営品質科学研究所
- クォリティ志向型人材育成とスマート・ビジネス・コラボレーション-経営品質科学に関する研究-
- 社会科学研究所(産業活力再生研究グループ)
- 社会連携研究推進事業
- ローカルエリアコミュニティシステム研究所
- ユビキタス商店街プロジェクト
- 地域産業人材開発研究センター
- 地域企業の人材育成と経営改善のための特定拠点連携型地場産業振興
- ローカルエリアコミュニティシステム研究所
- 研究拠点を形成する研究
- ストレス応答の分子機構の解明とその農業・食品分野への応用
- 危機管理に対応する行政管理システム確立に関する研究
- 日本列島の文明化を究明する古代学の総合化研究
- 機能的ナノ構造体の創成と応用
- 低炭素・窒素排出を目指した食料生産技術の開発
教育
文部科学省GP(2008年度現在)
平成19年度に於いては採択件数が合計10件となり、私学では最多となった。
- 質の高い大学教育推進プログラム
- 地域・産学連携による自主・自立型実践教育
- 資質の高い教員養成推進プログラム
- 『授業デザイン力形成支援プロジェクト』
- 大学院教育改革支援プログラム
- 社会に数理科学を発信する次世代型人材創発
- 複眼的日本古代学研究の人材育成プログラム
- 大学教育の国際化加速プログラム
- 海外先進教育研究実践支援
- 風力発電の電力システム導入に関する研究
- 特色ある大学教育支援プログラム
- 『ネットワークを用いた教育学習支援システム(情報化社会における「個」の育成と新たな学習関係スタイルの創出)』
- 『ツイニングによる国際化への積極的取組』
- 『教育の場』としての図書館の積極的活用
- 数理生命科学融合教育コンソーシアムの形成
- 新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム
- 学生部による社会人基礎力形成支援の新展開 -圧倒的多数の中間層を対象としたM-Naviプログラム-
- 社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム
- 広域連携による地方活性化のための潜在的な社会参加ニーズ対応就労促進プログラム
- 大学教育の国際化推進プログラム
- 『西シドニー大学との共同による法学教育』
- 『大学教育における障害者学習支援』
- 『国際的会計専門職業人養成プログラムの開発』
- 長期海外留学支援『明治大学長期海外留学支援プログラム』
- 海外先進研究実践支援『ネットワークロボット制御法の確立』
- 『界面ナノ構造を用いたバイオセンサーの開発』
- 『社会性知能に関する脳認知発達的研究』
- 専門職大学院等教育推進プログラム
- 全国法曹キャリア支援プラットフォーム
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 『広域連携支援プログラム-千代田区=首都圏ECM(Education Chain Management)-』
- 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
- 『社会との関わりを重視したMTS数理科学教育』
- 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
- 『「プロセス」学業評価システム』
- 『会計大学院教育課程の国際水準への向上』
社会貢献
生涯教育
- 『リバティーアカデミー』
- 21世紀型の大学として、社会貢献という役割に積極的に応えるために、1999年4月、より広い一般社会に学習機会を与える場として設立。明治大学における生涯教育の拠点となっている。基本理念は、高度専門職業人への貢献(リカレント教育)、地球市民の抱える課題、人間存在を探究する学問(リベラルアーツ教育)、地域主義(地域社会への貢献)の三つで、継続的・体系的なカリキュラムを特色とし、現在、特別企画、教養・文化、資格・実務、語学、ビジネスの5部で講座を開講。受講者数延べ100,000人以上。2008年度においては全411講座、受講者数21,590名。
- 教室の授業にとどまらず、地域との連携を目指す「産学官民」協働の社会人教育、インターネットを使った「e-ゼミナール」、厚生労働省の委託訓練の受託など外へ向けた展開も積極的に行う。生涯教育機関の成功例として、他大学からの視察も多い。
社会連携活動
- 2003年に文部科学省の大学知的財産本部整備事業のモデル校として採択を受け、「明治大学社会連携促進知財本部」を設置。社会と大学の新しい連携フレームの構築を目指し、研究成果から生まれた大学の「知」を社会還元することを、研究・教育に並ぶ大学の使命として位置付け、数々の事業を展開。
学生生活
恒例行事
- 学園祭
- 元来、各キャンパスごとに「駿台祭」、「和泉祭」、「生田祭」として学園祭が開催され、中でも本部キャンパスの「駿台祭」は内容、規模ともに代表的な学園祭といわれる。松任谷由美、山下達郎(シュガーベイブ)といった歴代の大物アーティストから話題の新人まで多彩なゲストによるLIVE(SMAPが唯一の学園祭LIVEを行っていることなどでも知られる[19])、伝統サークルによるイベント等の他、「オーバーナイトハイク」(和泉キャンパスから駿河台キャンパスまでの、学生達による大規模行進)等で特に有名であった。現在は駿台祭と和泉祭が統合され、「明大祭」として和泉キャンパスで開催され、「生田祭」は「生明祭」に名称を変え継続している。
- 学生ビジネスアイデアコンテスト
- 起業を目指す学生のサポートを目的に行われる恒例イベント。藤巻幸夫(特任教授)等が監修を務め、最優秀賞には賞金50万円提供等。また、学部を超えて全学生が受講出来る学部間共通総合講座に、ビジネスプラン関連講座(大和証券寄付講座等)や「青年社長育成講座」(事業継承予定の後継社長候補の学生や、起業志望の学生を対象)等が設置されており、学生にはビジネスプランをブラッシュアップする環境が豊富に用意されている。
- 明治大学文化プロジェクト
- 毎年11月に開催される恒例の演劇祭。各分野の一流プロの指導の下(指導協力実績:楽曲池辺晋一郎、衣装デザイン朝月真次郎等)、学生(他大生も参加)が主体となり、出演を始め、制作・演出・音響・宣伝等運営の一切を手懸け、アカデミーホールにてシェイクスピア劇を上演。オーディションには大勢の俳優の卵達が参加、2009年度公演では延べ3,500人の観客を動員。2007、2008年にはケンブリッジ大学の学生劇団「ペンブルックプレイヤーズ」によるワークショップとシェイクスピア劇の公演がアカデミーコモンで催されている。
- 御茶ノ水JAZZ祭
- ジャズ界最高の栄誉である「南里文雄賞」に、芸術系の名門である東京藝術大学、バークリー音楽大学と並び最多の受賞者を輩出する明治が、OBのトップミュージシャンの他、著名アーティストを招待し、開催する恒例の音楽祭(OB以外の主な出演実績:原信夫、寺井尚子、小曽根真等)。アカデミーホールでのメインコンサートから、キャンパス周辺でのミニLIVEまで、御茶ノ水の街全体で展開。名門ホール、日本一の楽器店街などを擁し、音楽の街でもある御茶ノ水を更に、ニューオリンズにも匹敵する音楽の溢れる街に育てるべく、千代田区・街・関連企業等の全面的なバックアップの下、回を重ねる。
- 明治大学文学賞
- 2009年度に設立された、明治大学在籍者を対象にした文学賞。文芸部門と作詞部門からなり、それぞれにOBの名を冠した、「倉橋由美子文芸賞」、「阿久悠作詞賞」を設置。文芸賞大賞作については芸術評論誌『ユリイカ』に掲載される。選考委員として、高山宏(教授)、阿木燿子(OG)等が就任。因みに、在籍中に芥川賞・直木賞を受賞した教員としては、小島信夫、三浦清宏、堀江敏幸等がいる。
- その他
- M-Naviプログラム
- 毎年多くの学生達が各種行事、講座等に参加。主なものとして、新入生合宿、イベント運営、各種祭礼・講座等への参加の他、「劇団四季」などとタイアップした観劇・講演・舞台裏見学等のプログラムなど。
- 明治大学文学部読書感想文コンクール
- 高校生、社会人を対象にした読書感想文コンテスト。選考委員長に齋藤孝教授。
クラブ・サークル
- 各分野の第一線で活躍するOBを輩出してきた、伝統あるクラブ・サークルが犇めく。非常に活発な活動を展開。
- 1890年創部。三木武夫(第66代内閣総理大臣)、大野伴睦(第42・43代衆議院議長)等、政界を中心に多くの人材を輩出。名誉OBには村山富市(第81代内閣総理大臣)など。1929年には大学弁論部として国内初の世界遠征を実施。
- 1922年創部。東京六大学応援団連盟に所属する応援団。国内で初めてブラスバンドや、バトントワラーズ(現在のバトン・チアリーディング部)を導入。リーダー部は、部内での暴力行為による自殺者を出し、2008年に大学当局によって廃部解散処分を受けている。東京六大学応援団連盟の項等参照。
2008年に廃部。
- 音楽系クラブ
- 学生ビッグバンドの頂点を決する「山野ビッグバンド・ジャズ・コンテスト」において、最多優勝回数を誇る(2008年現在)。CD発表や海外演奏旅行の他、有名アーティストなどと共演。プロミュージシャンを多数輩出。
- 1989年創部という若いピアノサークルだが、ピティナピアノコンペティション(参加者が4万超の世界最大規模を誇るコンクール)優勝者(グランミューズ部門)等、各コンテストで入賞者を輩出。[21][22][23]
- 演劇系クラブ
- 映画研究会は1922年創部。OBに川島雄三(映画監督)、飛鳥田一雄(元社会党委員長、横浜市長)目黒考二(「本の雑誌」創刊者)など。その他、明治、早稲田の学生を中心に、「ジョビジョバ」を始め多くの人気劇団を生み出してきた騒動舎等、伝統ある団体が多数存在。多くの映画監督、脚本家、俳優等を輩出。最近では、「東京フィルメックス」記念シンポジウム〈映画の未来へ〉(於アカデミーコモン)で、OBの北野武の他、黒沢清、是枝裕和等、注目の映画人達による特別講義、トークセッション等が行われるなどし、話題となった。
- 1954年創部。かわぐちかいじ、山田詠美(直木賞作家)等を輩出。『明大漫研OB作品集』(CBS・ソニー出版)等の特集本が出版されている。国際日本学部が主体になり、米澤嘉博の蔵書を基にした「東京国際マンガ図書館」(仮称、国内最大の漫画・アニメ研究拠点)を建設予定。
体育会
- 明治大学体育会は、1905年に公認された端艇部を最古とし、同年に柔道部、剣道部、相撲部、硬式庭球部が相次いで創部され、さらに競走部、弓道部、硬式野球部と続き、現在43部を数える。また、体育会OBの総合組織として、1959年に駿台体育会が結成され、現在に至っている。近代日本スポーツ黎明期から、各競技の創始者や発展を支えてきたOB等を輩出。精神性を重視し、強烈な個性を生み出してきた各部の伝統は“明治の体育会”として語られ、学生スポーツ界において特有の存在感を放つ。伝統あるクラブが多数。
- 1910年創部。東京六大学野球連盟加盟。1914年に開始した早慶明の三大学リーグ戦が後の東京六大学野球連盟、延いては東京六大学という存在自体のルーツとなっている。1929年には日本の野球チーム初の世界遠征(アメリカ・ヨーロッパ・香港・中国など世界一周)を敢行、1995年には大学野球史上初の女性選手(米国人)を起用するなど、進取に富んだ姿勢が注目を集めてきた。野球草創期のスタイルを踏襲した、伝統を感じさせる丸帽子と襟付きのユニフォームが有名。多くの指導者を輩出、日本の野球殿堂表彰者160名中、21名が同部OBである(2008年現在)。 島岡吉郎監督を巡る伝説的なエピソードはTVドラマ化された。
- 1922年創部。関東ラグビーフットボール協会所属。日本選手権1回優勝、大学選手権12回優勝。紫紺と白の横縞ジャージが有名。明早戦は毎年12月第1日曜日に国立競技場で行われ、NHKで全国に生中継される大学スポーツ界伝統の一戦であり、数多くの語り継がれる名勝負が繰り広げられてきた(「雪の早明戦」の項等参照)。ラグビー界最大の観客動員力を誇り、1981年の観客動員数66,999人は現在も国立競技場の最多入場記録である。1994年度戦では、村山富市首相(明大OB)、河野洋平外相、森喜郎自民党幹事長(以上、早大OB)等、政権首脳の両校OBが揃って観戦、母校を応援し話題となった。野球部同様、監督を始めとする人物群像がTVドラマ化されている。
- 1921年創部。関東大学サッカー連盟加盟。2007年第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会では大学勢トップの4回戦まで進出、J1・清水エスパルスとの延長PK戦に亘る熱闘が話題となった。2009年の同大会ではJ1・モンテディオ山形を破り、大学勢として史上初の対J1チーム戦勝利を成し遂げ、また、全日本大学サッカー選手権大会では優勝を果した。最近では、在学中から日本代表として活躍する長友佑都や、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)を北京オリンピック4位に導いた佐々木則夫監督の活躍等が有名。
- 大学スポーツ界“氷上の王者”と称えられ、過去81回の日本学生氷上競技選手権大会(スピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケーの3競技で総合優勝を競う)にて総合優勝50回という不滅の記録を打ちたてる。各協会の指導者等を輩出。
- 1922年創部。全日本学生馬術大会3種目総合16連覇中であり、東京六大学馬術大会27連覇などの記録を持つ。国際総合馬術競技会で最も伝統、格式のあるCCIバトミントンで初の上位入賞を果した日本人選手等を輩出。
- 1905年創部。全日本学生柔道優勝大会で16回優勝。日本代表監督等を務めた神永昭夫、嘉納家以外で初めて講道館館長・全日本柔道連盟会長を務める上村春樹などを始め、著名柔道家等を輩出。世界50ヵ国以上のナショナルチームなどで、部関係者が指導を行ってきた。
- 1907年創部。数少ない箱根駅伝第1回大会出場チームである。優勝回数は7回。2009年時点で51回出場している。70年代以降は低迷していたが、西弘美監督の指導のもとで2005年の81回大会で14年ぶりに本戦出場。また、2009年の第85回大会では43年ぶりにシード権を獲得し、古豪復活を印象付けた。ベルリンオリンピック出場の南昇竜は箱根出場最初のメダリスト。園原健弘はバルセロナオリンピックの競歩代表となった。
- 1925年創部。関東大学バスケットボール連盟に加盟。1975年には全日本総合バスケットボール選手権大会で優勝しており、現在のところ学生チーム最後の同大会優勝となっている。韓国高麗大学と伝統の定期交流戦をもつ。
メディアに登場した明治大学
- 多くの個性がフィクション、ノンフィクションを問わず、メディア作品によって描かれてきた。時代を代表する俳優、スター達が、伝統のユニフォーム・学生服姿等でスクリーンに登場、学生文化の一端を垣間見ることが出来る。以下、一部作品を掲載。
- 映画『感激時代』(1928) 鈴木伝明(OB)がボート部選手役で主演(「若大将シリーズ」等のモデル作品。その他、『大学の顔役・ラクビー篇』等)
- 映画『植村直己物語』(1986) 山岳部OB植村直己役で西田敏行(OB)が主演(子役経験もある山口敏夫(元労働大臣・OB)なども出演)。植村をモデルにした作品としては、他に小学校の音楽教科書に採用されている『風を切って』や松任谷由実の『星のクライマー』等の楽曲や、TVドラマ等多数。
- 映画『瀬戸内少年野球団・青春篇 最後の楽園』(1987) 田原俊彦が明大生役で主演
- TVドラマ『泣けたぜ!おやじ 明大・島岡監督物語』(1987 フジテレビ) 野球部島岡吉郎監督役で若山富三郎が主演、高嶋政宏が野球部選手役等
- 漫画『マドンナ』(1987~92) ラグビー部選手が主人公
- 漫画『スクラッチタイム』(1987~90) アイスホッケー部選手が主人公
- 映画『となりのトトロ』(1988) 主人公一家の主人である考古学者のモデルは、第12代学長戸沢充則
- TVドラマ『泣くなセン!燃える男 〜星野仙一物語』(1988 TBS) 東幹久が星野仙一役で主演、明大進学までに至るストーリー。星野を主人公にしたドラマとしては、他に『星野仙一物語〜亡き妻へ贈る言葉』(2005 TBS 石橋貴明主演)など。
- 漫画『めいわく荘の人々』(1990~99?) 馬術部選手が主人公
- TVドラマ『ノーサイド-91歳の青春・北島忠治監督物語』(1991 NTV) ラグビー部北島忠治監督役でハナ肇が主演、渡辺裕之が北島主将役等
- 映画『ミスター・ベースボール』(1992 ハリウッド映画) 高倉健(OB)が野球部OB星野仙一をモデルにした中日ドラゴンズ監督役
- 映画『学校』(1993) 原作者の松崎運之助(OB)がモデルの教師役で、西田敏行(OB)が主演
- 映画『きけ、わだつみの声 Last Friends』(1995) 織田裕二、緒方直人がラグビー部選手役で主演
- TVドラマ“戦後50年特別企画”『愛と死の決断! ハンガリア舞曲をもう一度』(1995 テレビ朝日)
- TVドラマ・漫画『ハッピーマニア』(1998 フジテレビ) 主人公が文学部演劇学科の学生
- ラジオ番組『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー“アヴァンティ”』(1998 TOKYO FM) レギュラー出演者(明治OG)の元夫がラグビー部OBという設定のストーリー。その他、実際のラグビー部OBによる、部及び北島監督についての挿話等
- 漫画『天上の弦』(2003~?) “東洋のストラディバリ”陳昌鉉(OB)が主人公
- TVドラマ“フジテレビ開局45周年企画・文化庁芸術祭参加作品”『海峡を渡るバイオリン』(2004 フジテレビ) 草彅剛が明大生役で主演
- TVドキュメント『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』“宿命の最強決戦 モントリオール五輪 柔道金メダル・師弟の絆”(2004 NHK) 柔道部の師弟、神永昭夫、上村春樹を描く
- TVドラマ『ペルソナα ~伝えたい昭和の心~』(2005 NHK) 陸上部OB朝隈善郎役で近藤正臣が主演
- 映画『出口のない海』(2006) 市川海老蔵が野球部選手役で主演、伊勢谷友介が陸上部選手役等
- TVアニメ・漫画『ちょこッとSister』(2006 TOKYO MX等) 主人公の通う大学が和泉キャンパス
- TVドラマ“日本テレビ開局55周年記念番組”『ヒットメーカー 阿久悠物語』(2008 NTV) 田辺誠一が阿久悠(OB)役で主演
- その他
- 小説『坊っちゃん』(夏目漱石著) 主人公のモデルが当時明大生の柔道家、太田仲三郎であるとする説が、関川夏央著『「坊っちゃん」の時代』により脚光を浴びた
- 小説『破戒』(島崎藤村著) 市村代議士のモデルはOB政治家の立川雲平
- 小説『蒲団』(田山花袋著) ヒロイン横山芳子のモデルは元教員の岡田美知代
- 映画『伊豆の踊子』(1963) 旧記念館を舞台にしたオープニング、主人公の明大教授の旧制高校時代(高橋英樹)の、踊子(吉永小百合)との恋の回想として物語が綴られる。
- 小説『鉛のバラ』(丸山健二著) 芥川賞作家が、実在人物である高倉健(OB)を主人公として書き上げ、過去に例のない試みとして話題となった。因みに、『ゴルゴ13』も高倉健を主人公モデルにした作品である。
- 日本政治研究の古典『代議士の誕生』(ジェラルド・カーティス著)の主人公代議士のモデルはOB政治家の佐藤文生
- 著名経営者OBを描いた経済小説として、『外食王の飢え』(ロイヤルホールディングス創業者・江頭匡一、城山三郎著)、『青年社長』(ワタミ創業者・渡邉美樹、高杉良著)などがある
- 山岳部の白馬岳合宿(1957)に於ける遭難劇がラジオドラマ化された
- TV、雑誌等で、各クラブ(野球部、ラグビー部、軽音学部他)の歴史や、OB対談(ラグビー部(森重隆、松尾雄治等)、落語研究会他)等の特集番組・企画が度々組まれ、伝統の一端が紹介されてきた。
- 在学中の“ミスタートライアスロン”中山俊行(自転車部)が、フジテレビ・イメージキャラクターを務める
- NHK連続テレビ小説『わかば』(2004)や『花より男子』シリーズ(2005~2008)等、国民的ドラマ、映画話題作などで在校生女優が主演
- TVドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』(2009 フジテレビ) 山下智久と北川景子主演による、2009年最大の話題作となった月9ドラマ。商学部学友コンビによるラブストーリーが、実生活での恋愛報道とも相俟って話題を集めた。[24]
- 映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』 2009年秋の大ヒット作品。主役以下、主要キャストとして、文学部演劇学科の井上真央、原田夏希、寺田有希が共演。[25]
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 開校翌年の1882年には校友規則が決められ、校友資格として卒業生、塾監、部長経験者を校友と称すこととした。「校友」という名称を使ったのは、同大学が初めてとしている。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
- 校友組織は業界や地域毎に「駿台クラブ」や「駿台会」という名称がつけられることが多く、大学の紀要として「駿台史学」という名称のものが刊行されるなどしているが、これらは明治大学本部のある「駿河台」の地名からつけられたものである。因みに、これらの組織・紀要の表記方法と駿台予備学校の表記方法は似ているが、直接的な関係はない。(駿台予備学校の創立者は、元明治大学教授の山崎寿春)
大学関係者一覧
施設
キャンパス
駿河台キャンパス
- 使用学部:法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の各学部3・4年
- 使用研究科:大学院法学研究科、商学研究科、政治経済学研究科、経営学研究科、文学研究科、ガバナンス研究科、グローバル・ビジネス研究科、会計専門職研究科、法務研究科、理工学研究科(新領域創造専攻)
- 使用附属施設:法人本部など
- 交通アクセス:JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅
- 東京都心部に位置し、街のランドマークでもある「リバティ・タワー」を中心とした都心型キャンパス。
- 御茶ノ水は、ニコライ堂、湯島聖堂、山の上ホテル等の文化施設が集積する、東京を代表する文化スポットの一つであると同時に、フォークソングの名曲「学生街の喫茶店」等で歌われるなどした、国内最大の学生街である。世界最大級の書店街である神保町の他、日本最大の楽器店街及び、スポーツショップ街、文化人等の集う老舗街などにも隣接。理工学部とハーバード大学大学院による神保町の街づくりに関する共同研究等が行われている[26]。また、大学・千代田区・街等による協議会の計画を元に、キャンパス周辺の都市整備が進行中である。
- 学生の特典として、都心にある国立美術館3館を無料(一部有料)観覧出来るのをはじめ(2009年度現在)、御茶ノ水を中心に東京都心部の街自体をキャンパスとして活動出来ることが大きな魅力となっている。
- キャンパスが立地する付近一帯は駿河台という地名のとおり、江戸期に旗本の屋敷地であった台地であり、坂が多く、今も大名庭園跡などが残る。皇居から程近く、明治・大正期には小松宮彰仁親王や西園寺公望などの他、三菱財閥本社・岩崎家当主本邸など、政財界人、文化人等の屋敷が建ち並ぶ“お屋敷町”と呼ばれ、天皇、皇族、大臣参議らによる晩餐会が催されるなどしていた特別な地であった。[27]現在の駿河台校舎は小松宮邸跡に建つ。
- 大学本部が入る「リバティ・タワー」は、世界の情報発信基地を目差し、国内外の著名建築家や大手設計事務所等による大掛かりな設計コンペの末、建設が進められ、2000年に竣工。2004年には、旧13号館(大学院棟)跡地に法科大学院が入った11階建ての「アカデミーコモン」が完成。また、「紫紺館」(校友会館)が2006年末に完成した。今後も「ラボ(研究)タワー」、「文化リエゾン棟」、「スチューデントセンター」、「東京国際マンガ図書館」(仮称)などの建設を始めとした、大規模な再開発計画が予定されている。
- 長きに亘り大学の象徴であった「旧記念館」は、関東大震災後、教職員はもとより、学生・交友達がいち早く自主的に復興活動を行うなどして、全学的に建設が進められたものであり、後身である「リバティ・タワー」はOBをはじめとした大学関係者等からの約100億円の寄付などにより建設された。大学の顔とも言える本部校舎は、常に学生・校友・関係者一丸となって大学を支えてきた歴史の象徴となっている。
和泉キャンパス
- 使用学部:法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の各学部1・2年、国際日本学部の全学年
- 使用研究科:教養デザイン研究科
- 使用附属施設:Stub
- 交通アクセス:京王線・井の頭線 明大前駅
- 杉並・永福の閑静な住宅街をバックグラウンドにもつキャンパス。明大前駅は渋谷・新宿・吉祥寺の結節点にあり、それぞれから十分前後という立地でもある。駅前は再開発などにより90年代後半以降、街並みが一新されたが、周辺には嘗ての面影を残す界隈も残る。
- “グローバル・ヴィレッジ・キャンパス”構想の下、明治大学に於ける国際化の拠点としての整備が進行中である。2005年4月には情報コミュニケーション学部開設に合わせ、全面ガラス張りの新校舎である「和泉メディア棟」が完成。2009年3月には国際日本学部開設に合わせ、「和泉インターナショナルハウス」(国際交流会館)が完成。今後も、主要校舎の建替え、新図書館の建設等が予定されている。
- 既存校舎、庭園及びランドスケープの多くは、近代日本を代表する建築家のひとりとして名高い、元工学部長の堀口捨己による作品であり、特に第二校舎は『日本におけるDOCOMOMO100選』(日本を代表する現存する近代建築として選定された100件)に登録されている。また、正門脇にはランドマークにもなっている特徴的な曲線型の階段を持つ大型歩道橋があり、学生達の行き交う風景がキャンパスライフの象徴的シーンのひとつとして、メディア作品等に使用されている。
- 学生の間では、駿河台への進級後に和泉での授業を再履修することを「和泉返し」、留年することを「和泉止まり」と言う俗語が存在している。漫画『I"s』、『BLUE SEED』、『ちょこッとSister』などで、明大前、和泉キャンパスが物語の舞台として登場する。
生田キャンパス
- キャンパスは、新宿から電車で二十分余の距離にある生田の高台に立地。周辺には日本女子大学や専修大学などのキャンパスの他、生田緑地、川崎市岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアム(2011年開館予定)、生田スタジオ等。
- 文系キャンパスよりかなり広く、大学の入口(生田駅からの登校時に使用する入口)から建物までの間は急な坂となっており、学生の間では俗に「生田坂(いくたざか)」と呼ばれている。濃い緑に堀口捨己設計による白亜の塔が連なる景観は、『白い巨塔』(TVドラマ)で物語の主要舞台として使用されるなどした。
- 1945年10月から1949年4月までは、敷地は慶應義塾大学工学部予科の仮校舎として使用されていた。更に以前は、旧大日本帝国陸軍第九技術研究所(通称:登戸研究所)として使用されていた。(当時の施設が記念館として保存されている)
- 「新化学棟」(D棟)が2011年に完成予定である他、キャンパス周辺ではゲストハウスの建設や、13.3ヘクタールの土地を取得し、農学部の研究・実習施設の整備が進行中である。[28]また、2007年12月26日、隣接する川崎市の市有地約1240平方メートルを購入する代わりに、建設した施設で一般市民向け講座等を開催する内容の、川崎市との基本協定が締結された。市民講座「リバティーアカデミー」の開設や、小中学生対象の夏休み科学教室の実施などが検討されている。
その他
サテライトキャンパス
- 秋葉原サテライトキャンパス
- 交通アクセス:山手線・総武線・つくばエクスプレス線・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅
- 世界的な情報産業の研究開発拠点を目指す「秋葉原クロスフィールド」計画に参画し、IT関係を中心とした産官学連携事業を展開する拠点として2005年(平成17年)、秋葉原ダイビル内に開設された。セミナースペース・研究スペース・コラボレーションスペースから成り、理工学部などの技術セミナーや企業との共同研究、研究成果のプレゼンテーション・デモンストレーションなどに使用される。同施設のメンバーとしては、他に東大、筑波大等。
講堂・ホール
- 「アカデミーホール」(駿河台キャンパス)
- アカデミーコモン内3~6階に設置された大ホール(約1200名収容)。最新の技術を採用し、自然光を巧みに採り入れた構造で、客席・ステージ共可動式。国際会議、シンポジウム、演劇、コンサートの他、海外映画のプレミア試写会等幅広い用途に利用され、数々の著名人が出演してきた。設備の豪華さで知られ、音響品質、ステージの広さ等、アーティスト達からの評価が高い。
- 「リバティホール」(駿河台キャンパス)
- リバティータワーに設置されたホール(約500名収容)。主に、シンポジウムや学会等で利用。
- 「メディアホール」(生田キャンパス)
- 生田キャンパスのメインホール(中央校舎)。主に、シンポジウムや学会等で利用。
- その他
スポーツ競技施設
- 「八幡山グラウンド」(東京・世田谷)
- 明治大学体育会の本拠。2003年3月には、400mの全天候型トラックを有する陸上競技場の他、ラグビー場、サッカー場、アメリカンフットボール場、ホッケー場、アーチェリー場及び、第二合宿所等が完成。第二合宿所エントランスには全面ガラス張りの壁に通称“ビクトリーアーチ”と呼ばれる、大型の門構が設置されている。
- 「明治大学内海・島岡ボールパーク」(東京・府中)
- 明治大学及び付属校野球部が本拠とする練習・競技用施設。2006年10月、府中の三井物産グラウンド跡地に完成。約7.5万m²の敷地に公式試合にも使用される人工芝の第一球場、天然芝の第二球場の他、室内練習場、室内投球練習場、合宿所を完備。メイン球場には電光スコアボードを配するなど、全国屈指の施設内容を誇る。
- その他
- 硬式庭球部と卓球部の西調布合宿所が2004年に設置された。
学生食堂
- 駿河台キャンパス
- リバティータワー17Fにある「スカイラウンジ暁」はメディアにも多く登場している高層レストラン(全367席)。夜まで営業しており、お台場の観覧車やディズニーランドの花火といった夜景が展望出来る。駿河台キャンパスには他にもリバティータワー23階の「サロン燦」、アカデミーコモン「Café Pénsee」、紫紺館「レストランフォレスタ椿山荘」等があるが、キャンパス周辺は有名店を始め、数多くの飲食施設が集積する東京有数のグルメスポットであり、恒例のグルメラリーの開催や、“カレーの聖地”などと呼ばれる他、老舗の名店から新進チェーン(「スターバックス」が日本2号店を始め、近隣に3店舗等)まで数多く犇めくカフェなど、多くの学生に利用されている。
- 和泉キャンパス
- レストラン棟である「和泉の杜」は1・2Fに定食・麺類等、3Fはカフェや「ミスタードーナツ」等が出店。一方、明大前は世田谷有数のグルメスポットとして知られるが、駅からの100m程度の通学路沿いには「WIRED CAFE」や「スターバックス」等のカフェが並び、周辺には「博多一風堂」等の有名ラーメン店など、学生向けの店がひしめく。当然のことながら、これらの利用者も多い。
- 生田キャンパス
- 「HILLS」(「食堂館スクエア21」)の他、32号棟の「めん処」やカフェ「トゥリパーノ」など。「トゥリパーノ」では、常時15種類以上のソフトクリームを販売。郊外の立地の為、他キャンパスに比べ、駅周辺の飲食施設は少なめである。
セミナーハウス
- 清里セミナーハウス
- 山中セミナーハウス
- 桧原湖セミナーハウス
- 誉田寮
- その他、契約施設等が4ヶ所等
対外関係
国内大学との協定
包括交流協定
連携事業協定
- デジタルハリウッド大学大学院
- 大学院理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系との提携
- 南信州地域の活性化と産業人材育成等を目的とした「連携・協力」協定
コンソーシアム
- 数理生命科学融合教育コンソーシアム(広島大学、京都大学、北海道大学等)
- 山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム
- 首都大学院コンソーシアム
- 東京12大学広報連絡協議会
- 大学情報サミット
- その他
地方自治体との協定
- 下記の各自治体と、それぞれ交流事業、地域支援等の協定を締結。数々の事業を展開。
- 東京都:千代田区、杉並区、品川区、台東区、三鷹市、調布市、府中市、東大和市
- 神奈川県:横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市、箱根町、湯河原町
- 千葉県:浦安市、習志野市、成田市
- 埼玉県:埼玉県、さいたま市、越谷市、八潮市、北本市
- 群馬県:富岡市、太田市、嬬恋村
- 山形県:天童市
- 新潟県:燕市、三条市
- 長野県:飯田市、長和町
- 愛知県:犬山市
- 岐阜県:美濃市、多治見市
- 和歌山県:新宮市
- 岡山県:倉敷市
- 鳥取県:鳥取県
- その他
企業、独立行政法人等との協定(研究(理工系)以外の提携についてのみ記載)
- 「地方活性化人材育成プロジェクト」(実務的キャリア教育支援事業)
- 「外国人留学生のホームステイ効果」の研究、「留学促進共同プラットフォーム」形成に向けた連携事業共同研究
- 「留学促進共同プラットフォーム」形成に向けた連携事業共同研究
- (財)アジア学生文化協会
- 南太平洋経済交流支援センター(PIC)
- 神奈川県産業技術センター
- 横浜企業経営支援財団
- その他
- 企業等、外部機関による寄附講座が充実しており、フランス政府及びフランス大使館[30]、カナダ大使館、朝日新聞社、読売新聞社、共同通信社、時事通信社、大和証券、みずほ証券、大同生命保険、日本税理士会連合会、新日本監査法人、JASRAC、日本内部監査協会、全日本自治団体労働組合等が寄付講座を設置。ジャーナリズム、メディア戦略からファッションビジネスまで様々な専門分野を網羅。
- 企業、自治体等とのタイアップによる学生主体のプロジェクト
- HONDA-商学部
- ハイブリッド車「インサイト」を研究課題として、ホンダの商品企画担当者や開発責任者ら社員十数人の講義等により、自動車メーカーに於ける開発、生産、販売等の全体像について学ぶ。研究所などを訪ね、「開発機密」に触れるような講義も予定。学生には守秘義務が課される。学生が販売戦略をまとめ、役員やマーケティング部門リーダーである営業開発室長にコンペ形式で、提案を実施。ホンダ側は外部プランナーとしての役割を学生に期待し、意見を将来の販売戦略に活かす。
- 学生達の企画によるコラボレーション商品開発、店舗コンサルティング等
- その他、学生達による模擬ベンチャー経営、店舗運営、出版社への企画提案による本の企画・出版、フリーペーパー発行等
国内高等学校との協定
- 神奈川県立多摩高等学校-理工学部:教育・研究・学術・文化などにおける連携・協力協定
- 神奈川県立生田高等学校・その他-理工学部・農学部:「高大連携プログラム」(川崎市内の県立高校を対象にしたプログラム)による協定
- 神奈川県立相原高等学校-商学部:連携・協力協定(広域連携支援プログラムに於ける、同校の農業生産物・ライフサイクルマネジメントを通じての地域産業振興への取り組みに関しての提携)
国際交流
文部科学省「国際化拠点整備事業」(グローバル30)
- 文部科学省の平成21年度「国際化拠点整備事業」に、東大、京大等と共に、日本を代表する国際化拠点校として採択され、今後、同事業に対し年間2~4億円程度の財政的支援を受ける。
- 世界トップレベルの大学を目指し、「グローバルコモン・プログラム」を立ち上げ、2020年度までに4000人の留学生を受入れ、1500人の学生を世界に送り出し、国際競争力の強化、国際的に活躍できる高度な人材の養成を図る。モスクワの日本留学センターの他、シドニー、ニューヨーク、パリ等でも設置を進め、ワンストップサービスを日本の大学全体に提供する。
海外大学との協定
- 1910年にはアメリカのコロンビア大学、ペンシルベニア大学、シカゴ大学等との間で留学生協約を結ぶなど[31]、当時の国際交流の最先端を進んでいたが、大戦等を挟みドメスティックな方向に流れ、近年になって国際化の流れを再開。急速なペースで増加する協定校留学の他、夏期集中語学研修、長期海外留学支援プログラム等により、海外の大学院等に於ける学位取得や研究支援を充実させ、更なる大学教育の国際化を促進。
コンソーシアム・海外留学プログラム(2009年度現在)
- ルノー財団プログラム(フランス)
- パリにおけるフランス語集中講座、ヨーロッパ視察旅行を1ヶ月ずつ行い、残り期間で派遣先の大学での受講・研究、ルノーグループでの企業研修等を行うプログラム。旅費・学費・生活費はルノー財団から支給される。
- パリ国際MBAプログラム
- パリテック修士号プログラム
- ParisTech(国立土木学校、理工科学校(エコール・ポリテクニーク)、パリ国立高等鉱業学校等パリ工科学校ネットワーク。ヨーロッパで最高の工学大学の提携であるIDEA Leagueの一員であり、ATHENS programmeとUNITECH International Societyのメンバー)に於いて、17ヶ月でDNM学位(National Master’s Degree:国が定める修士号)を取得するプログラム
- 日仏共同博士課程プログラム(フランス)
- 日加戦略的留学生交流促進プログラム(カナダ)
- カナダの11大学との交流協定。同じく明治大学が日本側の議長校を務める。
- 英国立リーズ大学大学院国際学修士号取得プログラム
- リバティアカデミーと、英国立リーズ大学、ヨーク・セント・ジョン大学の提携による、日本にいながら英国大学院生として、約3年間の課程を経て現地留学と同等の正規修士号を取得出来るプログラム。英国ヨーク大聖堂で学位授与式を挙行。
- US UMAP
- グローバルU8コンソーシアム
- マレーシアツイニング・プログラム
- その他
- フロリダ州立大学・ウォルトディズニーワールド「インターンシップ留学」プログラム(国際日本学部)
- フロリダ州立大や、ディズニーの役員等によるマネジメント、組織内リーダーシップ等の授業を受けながら、ディズニーワールドでの現場実習に於いて、国際社会でのコミュニケーション力を養うというユニークな半年間のインターンシップ
国際政治・NPO
- 2009年4月、ノーベル平和賞、国連人権賞等を受賞した世界最大規模の国際人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(本部NY)がアジア地域の拠点として、アカデミーコモン内に東京オフィスを開設し、インターン派遣やキャンペーン活動などでの連携が期待されている。その他、太平洋諸島センター(PIC)が紫紺館に入居等。[32]
- 2009年12月、欧州連合(EU)をモデルとした地域統合を進め将来的なアフリカ合衆国構想をもつ、アフリカ連合(AU)議長のムアンマル・アル=カッザーフィーからの提案により、アカデミーホールにてサテライト対話集会を開催。明大軍縮平和研究所の主催により、学生の他、小池百合子元防衛大臣、アフリカ各国の大使館関係者、報道陣など多数が参加、リビアの国営放送でも生放送された。世界の名門大学のみを選定し開催されてきた同対話集会で、ジョージタウン大学、コロンビア大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学などと共に選定され、アジア初の開催校となり話題となった。[33]
- 2009年12月、名誉博士学位贈呈の為、ミハイル・ゴルバチョフ(元ソビエト連邦大統領・ノーベル平和賞受賞者)をロシアより招聘。鳩山由紀夫首相との会談等に続き、アカデミーホールで開催した特別フォーラム「冷戦終結20年 これからの世界 ―核軍縮への道―」にて、明石康(元国連事務次長)等の有職者を交え、今後の日ロ関係や新たな世界平和の枠組み構築に向け活発な意見交換を行った。また、その後行った学生達との対話集会及び、学生達によるプロジェクト活動の模様は「ゴルバチョフ 若者たちとの対話」という特集番組としてNHKで放映された。旧東欧圏政治家への名誉博士号授与としては、同じくノーベル平和賞受賞者のレフ・ヴァウェンサ(元ポーランド大統領)に続き二人目。[34]
- ハーバード大学ケネディ行政大学院(ケネディスクール)の訪問団が、国内で現職の議員・市長が院生として最も多く在籍することで知られるガバナンス研究科(公共政策大学院)を訪問し、交流を深めている。
- 世界各国の要人・大使等が来校し、交流を深めている。[35][36][37][38]中でも、伝統的にフランスとの関係は深く、フランス政府との連携による大学院レベルの学生を対象とした、フランス教育・研究講座の共同開設[39]や、2009年には納谷廣美現学長がフランス政府からフランス国家功労勲章オフィシエに叙勲されるなどしている。[40]
- 戦前から有数の留学生受入れ大学として、主にアジアから多くのトップクラスの留学生を受け入れてきており、周恩来を始めとするアジア各国の首脳の他、アメリカ下院議員なども輩出。
海外研究講座
- 英国、フランス、カナダ等の研究講座が設置され、企業トップ、文化人、学者、大使館職員等によるセミナー、シンポジウム等を展開。EUフォーラム(駐日欧州委員会代表部大使による講演会等)等の他、フランス留学フェアでは、フランス政府・大使館・企業要職者及び、HEC、ESSEC、EMLYON他、欧州トップクラスのビジネススクール代表によるプレゼンテーションが行われるなどした。[41]最近では、エラスムス・ムンドゥスのカンファレンス、在日フランス大使館後援による企画展示などの他、ルイ・ヴィトンジャポン社長や、ミシュラン日本法人社長の講演など。[42][43]
系列校
- 2006年3月まで明治大学本部に併設されていた短期大学。明治大学専門部女子部を起源とする。初の女性弁護士となった久米愛、三淵嘉子、中田正子や、女性初の東大合格者川上やまと等多彩な人材を輩出。また、卒業生の半数は4年制大学へ編入し、京大、名古屋大、東北大等を始めとする旧帝大など、有力大学へ毎年多くの進学者を出していた。[44]
社会との関わり
- 理工学研究科新領域創造専攻DC系は、文・理・芸の融合を目指す“明大DC系”として、理工学研究科でありながら文系知にあふれた取組みを展開。著名なメディアアーティストやプロデューサーを多数迎えて行われた発足記念シンポジウムは大手紙等へのユニークな広告展開もあり話題となった[45]。また、青山のトレンドスポット「BOOK246」に於ける「BOOK246×明治大学DC系連続トークセッション」、メディアアーティストによる講演・LIVE(生田キャンパス・メディアスタジオ)等のイベントが展開されている。[46]
- 文部科学省“グローバル30”の採択により、日本を代表する国際化拠点形成の取組として認定を受け、その一環として、ベネッセコーポレーション、JTB、(財)アジア学生文化協会との共同研究により、日本中の大学が利用可能な共同基盤「留学促進共同プラットフォーム(仮称)」を構築、共同利用の展開を促進。
- 「就職の明治」と称され、就職関連部門の強力なバックアップ体制を誇る。2006年には「就職・キャリア形成支援センター」を設置。また、早期から学生のキャリアデザインを醸成させるため、「キャリアデザイン関連講座」(学部間共通総合講座)の設置や、インターンシップ制度の更なる充実を促進させると同時に、キャリア支援力をさらに強化するために「就職キャリア支援部」(仮称)を設置予定。
- 「ボランティアセンター」を各キャンパスに設置し、学生によるボランティア活動の支援を推進。福祉・地域連携・災害等のテーマで、学生の社会性、自主性を涵養することを通じ、有用な人材の育成を目指す。
- 主要大学の2008年度決算に於いて、リスク性資産を多く保有する他大学が金融危機の余波を受け、数億~数百億円単位の損失を計上する中で、唯一黒字計上を果たし、金融資産の堅実運用の姿勢が脚光を浴びた。
- “世界最大級の漫画・アニメ・ゲームのアーカイブ施設”として、『東京国際マンガ図書館』(仮称)の建設を推進中。2009年5月にはアカデミーホールにて世界を代表するフランスの漫画家メビウス(ジャン・ジロー)や日本の著名漫画家等によるシンポジウムを開催。[47]
- 斎藤孝文学部教授は、専攻する教育学、身体論、コミュニケーション技法等を基に新たな教育スタイル論を喚起し、ミリオンセラー『声に出して読みたい日本語』などで空前の日本語ブームを引き起こすなど、最もメディアの注目度の高い大学教授の一人として知られる。駿河台キャンパスを会場に、小学生向けに身体論・発声論等を指導する塾「斎藤メソッド」などを主宰し、多くの受講生を集めている。
- 国民栄誉賞のOB冒険家、植村直己の人物・精神を継承するために創設された『植村直己冒険賞』は、自然を相手に創造的な勇気ある行動をした人または団体に贈呈され、毎年2月に行われる恒例の受賞者記者会見は紫紺館(駿河台キャンパス)で行われ、メディア報道等で賑わいをみせる。過去の受賞者には野口健など。
- 他の私大同様、スポーツ選手用の推薦入学枠を相当数設置しており、中には書類選考と面接だけで入学を許可するコースなどもあり、一部の学生や関係者の中にはそのやり方に異論を唱える声もある。最近では、ゴルフの石川遼選手の推薦手続が進められていたことがスクープされ、話題を呼んだことなどが記憶に新しい。
- 付属の明治大学付属明治高等学校・中学校は、明治大学唯一の直系付属校として人気を集め、大手進学塾日能研等による入試難易データでは、私大付属校として最難関圏内にランクされている。[48]2008年に駿河台から調布に移転し、新校舎の豪華な施設(総工費約200億円、進学塾の説明会等では都内随一の施設内容とも紹介される)や共学化、教員採用の応募倍率の高さ(60倍、学校説明会による)などで、教育・受験界の話題を集めた。
附属学校
付属学校は中高それぞれ3校あるが、学校法人明治大学が管掌しているのは明治大学付属明治中学校・高等学校のみで、残る2校は別法人の所属である。
脚注
- ^ 『日経進学Navi』大学イメージ調査ランキング
- ^ 『高校生に聞いた大学ブランドランキング2009』(『大学ブランド力調査2009』より)
- ^ 『渋沢栄一伝記資料』
- ^ 他大学の校歌を含める例などが散見されるなど、まだはっきりとはしていない。
- ^ 概要(明治大学法学部)・創立の精神
- ^ 法学部ケンブリッジ大学法学研修
- ^ 数学教育セミナー「ブルガリアの成功の秘密」開催
- ^ 数学教育セミナー「ブルガリアの成功の秘密」開催
- ^ 国際日本学部主催 特別講義「狂言身体論/野村萬斎氏1」
- ^ 国際日本学部主催 特別講義「狂言身体論/野村萬斎氏2」
- ^ ガバナンス研究科教員一覧
- ^ 「ハーバード大学ケネディ行政大学院の院生が来校」
- ^ グローバル・ビジネス研究科教員一覧
- ^ 明治大学図書館電子展示室
- ^ 中曽根康弘元総理が来館・財団法人德川記念財団理事長德川恒孝氏(第18代徳川宗家当主)による記念講演が開催
- ^ 福田康夫前首相、伊藤信太郎外務副大臣が来館
- ^ 高市早苗・内閣府特命担当大臣来館
- ^ 日仏交流150周年記念 国際交流センターフランス研究特別企画展 「見いだされた日本 Le Japon Vécu」を開催
- ^ SMAPコンサート・データ
- ^ 男声ア・カペラの日米競演 ハーバード大・クロコディロスと明大・グリークラブの合同演奏会
- ^ ピティナ・ピアノコンペティション1
- ^ ピティナ・ピアノコンペティション2
- ^ 大阪国際音楽コンクール
- ^ 「山下智久&北川景子の明大卒コンビで月9」
- ^ 「明大トリオ」
- ^ 日米大学院生が神保町の未来を考える -インターユニバーシティ神保町-
- ^ 千代田郷土史
- ^ 建設業界ニュース2007/04/23
- ^ 明治大学2008年1月2日付TOPICS&NEWS
- ^ 明大、フランス政府と連携 フランス教育・研究講座開設へ
- ^ 「明治大学史」及び、「明治大学広報」615号より
- ^ ヒューマン・ライツ・ウォッチ代表が学長を表敬訪問 アカデミーコモンへ東京オフィスが入居
- ^ リビアの最高指導者カダフィ氏と明治大学の学生とのサテライト集会を開催
- ^ ゴルバチョフ元大統領に明治大学名誉博士学位贈呈 特別フォーラム「冷戦終結20年これからの世界」を開催
- ^ 明治大学商学部国際交流委員会主催特別講演会 ヒュー・リチャードソン氏(駐日欧州委員会代表部大使)「EUと日本~双方的・多面的な発展とは~」
- ^ ハーメル駐日オランダ王国特命全権大使特別講義
- ^ 駐日カナダ大使来訪
- ^ ボスニア・ヘルツェゴビナ アルカライ外相が明大を表敬訪問
- ^ 明大、フランス政府と連携 フランス教育・研究講座開設へ
- ^ [ http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/dtl_0004595.html 納谷学長がフランス国家功労勲章を受勲]
- ^ フランス留学フェア
- ^ ルイ・ヴィトン ジャポン社長講演~Luxury Market Overview~
- ^ 日本ミシュランタイヤ社長講演~A Better Mobility Stimulates Tourism~
- ^ 明治大学短期大学・柔軟な進路の選択
- ^ 明大DC系発足記念シンポジウム
- ^ 明大DC系・研究会
- ^ 国際日本学部シンポジウム「メビウス×浦沢直樹+夏目房之介」
- ^ 日能研予想R4一覧
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