五十川駅
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五十川駅 | |
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駅出入口(2022年9月) | |
いらがわ Iragawa | |
◄あつみ温泉 (5.9 km) (4.4 km) 小波渡► | |
所在地 | 山形県鶴岡市五十川 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 115.7 km(新津起点) |
電報略号 | ラカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
24人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)3月18日[1] |
備考 | 無人駅 |
五十川駅(いらがわえき)は、山形県鶴岡市五十川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)3月18日:鉄道省陸羽西線三瀬 - 温海(現・あつみ温泉)間開業の際に開業[1]。
- 1924年(大正13年)7月31日:羽越線の駅となる。
- 1925年(大正14年)11月20日:支線となる赤谷線の開業に伴い、羽越本線の駅となる。
- 1970年(昭和45年)9月29日:温海 - 当駅間が複線化。
- 1972年(昭和47年)9月1日:貨物および荷物の取り扱いを廃止[2]。無人駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる[1]。
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跨線橋があった頃の駅出入口(1998年8月)
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改修前の駅出入口(2004年7月)
駅構造
[編集]酒田駅管理の無人駅である。以前は駅舎や跨線橋があったが撤去され、駅舎跡付近にホームと直結した地下通路入口が設けられている。ホーム行地下通路入口鶴岡側には、旧ホームの一部が残っている。ホーム上には待合室が設置されている。
1977年(昭和52年)の複線化の際に線路が若干山側に移設され、このとき駅の東側に新五十川トンネルができた。また、それ以前には鶴岡方上り線側に田川炭鉱(1960年〈昭和35年〉閉山)への専用線があった。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■羽越本線 | 下り | 鶴岡・酒田・秋田方面[4] |
2 | 上り | 村上・新津方面[4] |
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地下通路(2022年9月)
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待合室(2022年9月)
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ホーム(2022年9月)
利用状況
[編集]「鶴岡市統計書」によると、2004年度(平成16年度)- 2009年度(平成21年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 一般 | 定期 | 合計 | 出典 |
2004年(平成16年) | 7 | 36 | 43 | [5] |
2005年(平成17年) | 6 | 32 | 39 | |
2006年(平成18年) | 5 | 35 | 41 | |
2007年(平成19年) | 6 | 33 | 39 | |
2008年(平成20年) | 6 | 27 | 33 | |
2009年(平成21年) | 5 | 19 | 24 |
駅周辺
[編集]- 国道7号
- 遭龍寺 - 駅のすぐ東側にある。ただ、駅舎とは反対側にあるため、向かうには五十川まで歩いたあと上り線の南側にある道路を通らなければならず、迂回する必要がある。途中にある新五十川トンネル(上り線が使用)はこの遭龍寺へと繋がっており、珍しい「鉄道道路併用トンネル」となっている。
- 古四王神社
- 五十川保育園
- 五十川自治公民館
- 五十川簡易郵便局
バス路線
[編集]駅からやや西側の国道7号上に庄内交通「五十川駅前」バス停がある。
なお、駅前の民家の前にあるバス停は温海地域集合タクシーのもので、平日のみ運行。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、561頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第198号」『官報』1972年9月1日。
- ^ 「通報 ●芸備線坂根駅ほか24駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月1日、7面。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(五十川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “11.運輸・通信” (PDF). 平成22年版 鶴岡市の統計書. 鶴岡市. p. 111 (2011年8月). 2019年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(五十川駅):JR東日本