桑川駅
表示
桑川駅 | |
---|---|
道の駅併設の駅舎(2022年9月) | |
くわがわ Kuwagawa | |
◄越後早川 (6.9 km) (4.3 km) 今川► | |
所在地 | 新潟県村上市桑川892-5 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 78.3 km(新津起点) |
電報略号 | クカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1924年(大正13年)7月31日[1] |
備考 | 無人駅 |
桑川駅(くわがわえき)は、新潟県村上市桑川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)7月31日:村上 - 鼠ケ関間開業の際に開設[1]。
- 1972年(昭和47年)9月1日:貨物と荷物の取り扱いを廃止[2]。無人駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]。
- 1993年(平成5年)11月10日:道の駅と合築した駅舎に改築[4]。
- 2012年(平成24年)5月1日:名誉駅長を配置[5]。
- 2019年(令和元年)10月:待合室を新設[6]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅舎は国道345号上の道の駅「道の駅笹川流れ・夕日会館(ゆうひかいかん)」に併設されている[4]。駅入口は北側にある。夕日会館は一部3階建てで、延床面積は907.7平方メートルであるが、そのうち駅舎部分は43平方メートルであり[4]、当駅の設備としては待合室の機能のみとなっている。夕刻には日本海に沈む夕陽を見ることができる。景勝地「笹川流れ」に近い[4]。
村上駅管理の無人駅である。1990年(平成2年)ごろまでは夏季のみ駅員が配置されていた。1985年(昭和60年)までは出札窓口を開けて、近距離の乗車券や入場券(いずれも硬券)を発売していた。2012年(平成24年)5月より、駅および駅周辺の美化活動を行うボランティアとして、JR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[5]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■羽越本線 | 下り | 鶴岡・酒田方面[7] |
2 | (待避線) | ||
3 | 上り | 村上・新津方面[7] |
- 新潟方面から当駅止まりの臨時列車が運行する場合は、2番線で折り返し運転を行なっている。
-
駅出入口(2022年9月)
-
改札通路に設置された待合室(2021年10月)
-
上り線待合室(2022年9月)
-
下り線待合室(2022年9月)
-
1番線ホーム(2022年9月)
-
2・3番線ホーム(2022年9月)
-
併設の道の駅にある歩道橋「サンセットブリッジ」。会館3階にあるガラス張りの三角形の構造物が「サンセット展望台」(2004年9月)
駅周辺
[編集]景勝地「笹川流れ」に至近。観光遊覧船も運航されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、560頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第198号」『官報』1972年9月1日。
- ^ 「通報 ●芸備線坂根駅ほか24駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月1日、7面。
- ^ a b c d 「活性化に大きな期待 JR羽越線桑川駅 笹川流れ夕日会館が完成」『交通新聞』交通新聞社、1993年12月3日、3面。
- ^ a b 『「名誉駅長」の配置について』(pdf)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年4月27日。オリジナルの2012年5月13日時点におけるアーカイブ 。2014年10月25日閲覧。
- ^ 『桑川駅待合室新設に伴う海里お出迎えセレモニーを10月27日(日)に開催します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2019年10月21日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2022年5月16日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(桑川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(桑川駅):JR東日本