佐々木平次郎
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佐々木 平次郎(ささき へいじろう、1873年(明治6年)4月22日[1] - 1935年(昭和10年)4月21日[2])は、日本の漁業家、実業家、政治家。衆議院議員。旧姓・北能[3]。
経歴
[編集]秋田県由利郡、後の金浦町(現:にかほ市)で北能喜吉の二男として生まれる[1][3]。1895年2月、由利郡塩越村(現:にかほ市)の呉服商・佐々木小治郎の養子となる[1][3]。1897年にロシア帝国沿海州を視察し、その地の漁業の有望なことを見極め、樺太を含めた同地方での漁業を経営[3]。函館に根拠を置き、倉庫業、船舶業、米穀海産物委託問屋なども営んだ[1][3]。函館区会議員、函館商業会議所特別議員、樺太建網漁業水産組合組長、露領水産組合評議員、函館慈恵院監事、北日本汽船重役、北海道鉄道重役、樺太漁業社長、佐々木倉庫社長、寿都鉄道社長などを務めた[1][2][3]。
1917年4月、第13回衆議院議員総選挙で函館区から出馬して当選し、その後第18回総選挙まで連続6回の当選を果たし、衆議院議員在任中に死去した[2][3]。
また、日露漁業問題交渉のため、しばしばロシアに代表として派遣された[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 金子信尚編『北海道人名辞書』第二版、北海民論社、1923年。
- 人事興信所編『人事興信録』第5版、1918年。