市川一郎
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市川一郎 八段 | |
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名前 | 市川一郎 |
生年月日 | 1903年2月18日 |
没年月日 | 1981年9月29日(78歳没) |
プロ入り年月日 | 1930年(26歳) |
引退年月日 | 1956年(53歳) |
棋士番号 | 9 |
出身地 | 東京府東京市(現:東京都文京区[注 1]) |
所属 |
日本将棋連盟(関東) →将棋大成会(関東) →日本将棋連盟(関東) |
師匠 | 大崎熊雄九段 |
段位 | 八段 |
棋士DB | 市川一郎 |
順位戦最高クラス | C級 |
2017年8月21日現在 |
市川 一郎(いちかわ いちろう、1903年2月18日 - 1981年9月29日)は、将棋棋士。八段。棋士番号は9。大崎熊雄九段門下。東京府東京市(現:東京都文京区[注 1])出身。
経歴
[編集]1927年に入門し1930年に四段に昇段。奨励会(関東)の創設は1928年であるため、奨励会に参加していたと思われる。
1940年に五段に昇段。戦後の1946年の順位戦C級クラスに参加し、8勝6敗と成績上位だったため六段に昇段。C級には第10期まで所属し、第10期にC級2組で降級が決まった事により引退。
昇段履歴
[編集]→昇段規定については「将棋の段級」を参照
- 1930年 : 四段 = プロ入り
- 1940年 : 五段
- 1947年 5月10日: 六段(順位戦C級上位)
- 1956年 : 引退
- 1968年11月 3日: 七段(贈七段:表彰感謝の日表彰)
- 1982年11月17日: 八段(贈八段:将棋の日表彰で追贈)
主な成績
[編集]在籍クラス
[編集]→竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
開始 年度 |
順位戦 出典[1]
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竜王戦 出典[2]
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期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
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1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
1946 | 1 | C113 | 7-6 | |||||||||||||||
1947 | 2 | C112 | 7-5 | |||||||||||||||
1948 | 3 | C1 | 7-6 | |||||||||||||||
1949 | 4 | C1 | 2-6 | |||||||||||||||
1951 | 5 | C1 | 4-7 | |||||||||||||||
1952 | 6 | C112 | 4-8 | |||||||||||||||
1953 | 7 | C110 | 4-8 | |||||||||||||||
1954 | 8 | C108 | 3-9 | |||||||||||||||
1955 | 9 | C201 | 3-9 | |||||||||||||||
1956 | 10 | C212 | 5-11 | |||||||||||||||
1956年引退 | ( 棋戦創設前 ) | |||||||||||||||||
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 |
年度別成績
[編集]年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
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1945 | 1 | 1 | 0 | 1.0000 | |
1946 | 15 | 7 | 8 | 0.4667 | |
1947 | 12 | 7 | 5 | 0.5833 | |
1948 | 13 | 7 | 6 | 0.5385 | |
1949 | 10 | 2 | 8 | 0.2000 | |
1950 | 14 | 5 | 8 | 0.3846 | |
1951 | 13 | 4 | 9 | 0.3077 | |
1952 | 15 | 4 | 11 | 0.2667 | |
1953 | 16 | 4 | 12 | 0.2500 | |
1954 | 14 | 3 | 11 | 0.2143 | |
1955 | 26 | 11 | 15 | 0.4231 | |
1956年引退 |
主な著書
[編集]- 将棋どちらが勝つか(1955年、大阪屋号書店)
- 将棋どちらが勝つか<続>(1962年、大阪屋号書店)