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===行政区域の変遷=== |
===行政区域の変遷=== |
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[[町村制]]施行以降の現高梁市の行政区域変遷をまとめると、以下の表の通り。 |
[[町村制]]施行以降の現高梁市の行政区域変遷をまとめると、以下の表の通り。 |
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! colspan="8" style="font-size:small" |高梁市市域の変遷表 |
! colspan="8" style="font-size:small" |高梁市市域の変遷表 |
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2021年8月8日 (日) 09:33時点における版
たかはしし 高梁市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 岡山県 | ||||
市町村コード | 33209-7 | ||||
法人番号 | 3000020332097 | ||||
面積 |
546.99km2 | ||||
総人口 |
25,962人 [編集] (推計人口、2024年6月1日) | ||||
人口密度 | 47.5人/km2 | ||||
隣接自治体 |
総社市、井原市、新見市、真庭市、吉備中央町 広島県:庄原市、神石郡神石高原町 | ||||
市の木 | アカマツ | ||||
市の花 | サクラ | ||||
高梁市役所 | |||||
市長 | 近藤隆則 | ||||
所在地 |
〒716-8501 岡山県高梁市松原通2043番地 北緯34度47分27.7秒 東経133度37分0.6秒 / 北緯34.791028度 東経133.616833度座標: 北緯34度47分27.7秒 東経133度37分0.6秒 / 北緯34.791028度 東経133.616833度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
高梁市(たかはしし)は、岡山県にある市である。県中西部に位置し、広島県と境を接する。市の中心部は備中松山藩の城下町であり、山城の備中松山城で知られる。
概要
古来から備中国の中核を占め、近世では幕藩体制のもと備中松山藩の中心地であった。市内を流れる高梁川、成羽川などにおいて、高瀬舟によって玉島港(倉敷市)まで物資の輸送が盛んに行われたため、物流の中心として発展した。
現存する12天守で唯一の山城である備中松山城の眼下に広がる、武家屋敷および町家や神社仏閣が立ち並ぶ城下町が市の中心部に位置する。また、市の北側に位置する成羽町吹屋地区は、かつて銅山とベンガラの巨大産地として繁栄を極め、現在もベンガラ漆喰壁の赤い街並みなどがみられる。この事から吹屋地区は2020年「ジャパンレッド」発祥の地として日本遺産に認定された[1]。
この他にも、1648年から踊り継がれる県下最大の盆踊りである松山踊り(備中たかはし松山踊り)、高梁市が発祥の地である伝統芸能の備中神楽、一部地域の祭事で奉納される渡り拍子など、豊かな歴史的遺産と文化に彩られている。
朝に霧が発生しやすく、特に秋から冬のよく晴れた風の弱い日には高い場所で雲海を見られることが多い。備中松山城から離れた場所にある雲海展望台からは、条件次第で雲海に浮かぶ備中松山城を望むことができ[2][3]、その姿は天空の城と称される[4]。他にも市内には川上町の弥高山公園、松原町の松原霧の海展望の丘、有漢町の大平山展望台などの雲海の名所がある。
現在の高梁市は2004年に高梁市、上房郡有漢町、川上郡成羽町、川上町、備中町の1市4町が合併し、新設された市である。
地理
岡山県中西部に位置し、市域の大半が吉備高原上の丘陵地からなる中山間地域である。平成の大合併により、広島県と接するようになるなど大幅に市域が広がった。東西に35km、南北に30kmで、岡山県の7.7%を占め、岡山県内の市町村では4番目に広い面積を有している。しかし岡山市や倉敷市のように旧国を跨いでの合併は無かったため、全域が総社市と同じ旧備中国に属している。
地形
市内を高梁川が北から南に貫流し、支流の有漢川、成羽川が合流する。
中心市街地は高梁川に成羽川が合流する地点の北側に広がる盆地に位置し、城下町の古い町並みを残している。また、成羽地区の中心地も成羽川沿いの盆地で城下町であった。
標高は、盆地部が50メートルから100メートル、 丘陵部が300メートルから500メートル。
市の西部は、地質が石灰岩質であり、石灰岩地帯特有の渓谷がみられ、特に備中町を中心に石灰工業が盛んである。また備中町布賀地区では世界的に珍しい逸見石をはじめ、備中石など新鉱物である鉱物・鉱石が発見および産出される。
- 山 : 臥牛山、愛宕山、稲荷山、高倉山、鵜足山、高村山、木野山、鶴首山、鵠ノ森山、高丸山、須志山、大岳山、弥高山、日野山、猪辻山、長松寺山、高山、小吹山、天神山、猿神山、大山、大池山
- 河川 : 高梁川、有漢川、成羽川
- 湖沼 : 備中湖(新成羽川ダム)、新城池、長代池
- ダム : 新成羽川ダム、田原ダム、黒鳥ダム、大竹ダム、楢井ダム
- 峡谷 : 磐窟渓、羽山渓
気候
年間を通して霧がよく発生する。そのため日照時間は岡山市に比べると少ない。丘陵部では昼夜の気温差が大きく、冬季には積雪もみられる。盆地部は比較的温暖である一方、初夏から夏にかけて日射による熱がこもりやすく、県内でも特に気温が上昇し、最高気温が35℃を超える猛暑日となる日も多い。2020年8月9日から9月1日の24日間連続猛暑日となり、国内新記録となった[5][注 1][6]。また、その間の2020年8月21日に最高気温39.3℃を記録したが、これは岡山県内最高に並ぶ記録である[注 2][7]。
天気予報の区分では「高梁地域」に属し、岡山地域、東備地域、倉敷地域、井笠地域とともに「岡山県南部」(県南)として扱われる[8]。
高梁(落合町近似)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 17.0 (62.6) |
22.4 (72.3) |
25.8 (78.4) |
31.6 (88.9) |
34.1 (93.4) |
36.7 (98.1) |
38.9 (102) |
39.3 (102.7) |
37.0 (98.6) |
31.8 (89.2) |
25.1 (77.2) |
19.2 (66.6) |
39.3 (102.7) |
平均最高気温 °C (°F) | 8.5 (47.3) |
9.7 (49.5) |
13.8 (56.8) |
20.1 (68.2) |
25.1 (77.2) |
27.8 (82) |
31.6 (88.9) |
33.1 (91.6) |
28.6 (83.5) |
22.7 (72.9) |
16.5 (61.7) |
10.7 (51.3) |
20.7 (69.3) |
平均最低気温 °C (°F) | −1.2 (29.8) |
−0.9 (30.4) |
1.8 (35.2) |
6.6 (43.9) |
12.1 (53.8) |
17.4 (63.3) |
22.0 (71.6) |
22.8 (73) |
18.5 (65.3) |
12.0 (53.6) |
5.9 (42.6) |
1.0 (33.8) |
9.8 (49.6) |
最低気温記録 °C (°F) | −8.3 (17.1) |
−10 (14) |
−5.5 (22.1) |
−2.2 (28) |
1.0 (33.8) |
7.6 (45.7) |
12.8 (55) |
15.1 (59.2) |
6.5 (43.7) |
2.4 (36.3) |
−2.2 (28) |
−6.1 (21) |
−10 (14) |
降水量 mm (inch) | 39.4 (1.551) |
48.8 (1.921) |
90.2 (3.551) |
96.9 (3.815) |
125.6 (4.945) |
166.5 (6.555) |
195.2 (7.685) |
112.3 (4.421) |
162.1 (6.382) |
93.0 (3.661) |
56.4 (2.22) |
46.2 (1.819) |
1,230.3 (48.437) |
平均月間日照時間 | 135.2 | 130.7 | 164.7 | 186.1 | 193.8 | 134.8 | 148.1 | 182.0 | 146.0 | 154.4 | 135.1 | 124.1 | 1,831.2 |
出典1:気象庁[9](統計期間:平均気温・降水量・日照時間は1991-2020年) | |||||||||||||
出典2:気象庁[10] |
地域
行政区域は2004年合併前の旧市町と同じく、高梁(旧高梁市域)、有漢(うかん)、成羽(なりわ)、川上(かわかみ)、備中(びっちゅう)の5地域に区分される[11]。
市の中心である備中高梁駅周辺、落合町(近似、阿部)、成羽町の国道313号沿線には市街地が形成されており人口が集中しているが、その他の地域では小規模集落が広く分布している[12]。
合併後の住所表記は、旧高梁市域は従来通りとし、旧4町(有漢町、成羽町、川上町、備中町)も「高梁市〇〇町〇〇」の形で表記する。「大字」の文字は省略する。例「川上郡成羽町大字下原」→「高梁市成羽町下原」となる。
地域 | 住所 | ||
---|---|---|---|
高梁 | (旧高梁町) | 内山下、川端町、小高下町、奥万田町、和田町、間之町、本町、新町、片原町、中之町、石火矢町、頼久寺町、御前町、伊賀町、寺町、中間町、下町、鍜冶町、大工町、荒神町、甲賀町、八幡町、柿木町、向町、鉄砲町、弓之町、南町、東町、栄町、松原通、正宗町、浜町、旭町、上谷町、下谷町、原田北町、原田南町、中原町、横町、段町、松山 | |
津川町 | 八川、今津 | ||
川面町 | |||
巨瀬町 | |||
中井町 | 津々、西方 | ||
玉川町 | 玉、増原、下切 | ||
宇治町 | 遠原、宇治、穴田、本郷 | ||
松原町 | 大津寄、松岡、春木、神原 | ||
高倉町 | 大瀬八長、田井、飯部 | ||
落合町 | 近似、阿部、原田、福地 | ||
有漢 | 有漢町 | 有漢、上有漢 | |
成羽 | 成羽町 | 下日名、上日名、下原、星原、佐々木、成羽、羽山、羽根、小泉、相坂、長地、布寄、吹屋、中野、坂本 | |
川上 | 川上町 | 地頭、七地、三沢、領家、臘数、吉木、仁賀、上大竹、下大竹、高山市、大原、高山 | |
備中 | 備中町 | 志藤用瀬、布瀬、長屋、布賀、平川、東油野、西油野、西山 |
隣接市町村
人口
令和2年国勢調査速報値によると、人口は29,101人(2020年[13])で、減少が続いている。
年齢別分布を見ると、典型的な中山間地域の特徴として高齢化率が38.6%(2015年[14])と高く、これは岡山県内15市で3番目に高い数字である。その一方で、市中心部にある吉備国際大学や順正高等看護福祉専門学校の影響で、19歳から23歳までの年齢別人口は突出して多く、中心市街地が学生の町であることが見てとれる。
人口に占める外国人(推計)の割合は約3.2%(2020年[15])で、県内27市町村で最も高い。
高梁市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 高梁市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 高梁市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
高梁市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
近世以前
1240年(延応2年)、有漢郷の地頭である秋庭重信が大松山に最初の城を築いた。1331年(弘元元年)から三好氏一族の高橋宗康が居城した頃には、3つ目の小松山にまで縄張りを拡大。この辺りの地名はこれまで「高橋」であったが、城主が自分の姓を呼ばせるのを嫌ったためか、「松山」に改めている[16]。
以後、備中国のほぼ中央に位置する要衝として、その支配権を巡る幾多の争奪戦が繰り広げられた。こうした戦いも関ヶ原の戦いを境に終わりを告げ、江戸時代に幕藩体制のもとで備中松山藩として発展。小堀氏、水谷氏の時代を経て、城下町の形成が進んだ。高梁川の水運を利用した高瀬舟の往来により、高梁が物流拠点の地位を確立したのもこの時代からである。幕末には藩主板倉勝静が山田方谷を登用して産業分野で成果を上げ、明治以降の繁栄の基礎を作った[17]。
高梁は四国の伊予松山藩に対し備中松山藩とよばれていたが、戊辰戦争において備中では旧幕府軍につき、いっぽう伊予側は新政府軍についた。そのため明治維新後の廃藩置県では伊予松山藩を松山藩とし、備中松山藩は高梁藩と呼称を改められて現在の高梁市の前身となった。
成羽の鶴首城は、1189年(文治5年)河村秀清が築城したと伝えられている。1617年(元和3年)、成羽藩主の山崎家治が成羽城を築き鶴首城は廃城。1639年(寛永16年)水谷勝隆が入るも、1642年(寛永19年)備中松山城へ移り成羽藩は一旦廃藩。1658年(万治元年)山崎家治の分家である山崎豊治が成羽藩へ入り、以後山崎家が廃藩置県まで治めた。
廃藩置県
現市域の高梁川以東の大部分は賀陽郡、以西の大部分は下道郡(時期によっては小田郡・後月郡も混在)であった。のちに東部は上房郡・西部は川上郡として分立。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県により高梁県・成羽県となる。
- 1871年(明治4年)11月15日 - 備中・備後の11県が統合して深津県(小田県)が設置される。
- 1875年(明治8年)12月10日 - 小田県が岡山県に統合される。
- 1876年(明治9年)6月 - 第4警察出張所(現在の高梁警察署)を設置。
- 1878年(明治11年)12月9日 - 第八十六国立銀行(現在の中国銀行)設立。
- 1881年(明治14年)12月 - 福西志計子が向町に私立の裁縫所を設立する。
- 1882年(明治15年)4月 - 高梁基督教会堂設立。
- 1885年(明治18年)1月 - 福西志計子の縫製所が順正女学校として改組される。高梁市において初の女子中等教育施設の設立。(前述の縫製所から起算した場合は、岡山県において初の女子中等教育施設とみなされる。現在の岡山県立高梁高等学校家政科。)
町村制施行
- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行。上房郡高梁町ほか以下の村が発足。
- 1893年(明治26年)10月14日 - 明治26年台風により各地で水害が発生する。
- 1895年(明治28年)8月 - 高梁尋常中学校(現在の岡山県立高梁高等学校)設立。
- 1918年(大正7年) - 高梁~中国鉄道吉備線湛井駅間で乗合自動車の運行開始[17]。
- 1922年(大正11年)頃 - タクシー業者が発足[17]。
- 1926年(大正15年)6月20日 - 伯備南線の美袋駅~木野山駅間が開業し、備中高梁駅開業。
- 1927年(昭和2年)7月31日 - 伯備南線木野山駅~備中川面駅が延伸開業。
- 1928年(昭和3年)10月25日 - 備中川面駅以北が延伸開業し、伯備線(伯備南線から改称)が全通。
- 1929年(昭和4年)5月10日 - 高梁町が松山村を編入。
- 1934年(昭和9年)9月21日 - 室戸台風により各地で水害が発生する。
- 1943年(昭和18年)2月 - 備北バス設立。
高梁市(初代)
たかはしし 高梁市 | |
---|---|
廃止日 | 2004年(平成16年)10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 高梁市(旧)、上房郡有漢町、川上郡成羽町、備中町、川上町 → 高梁市(新) |
現在の自治体 | 高梁市(新) |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
隣接自治体 | 新見市、総社市、上房郡有漢町、北房町、賀陽町、川上郡成羽町、小田郡美星町 |
高梁市役所 | |
所在地 | 岡山県 |
ウィキプロジェクト |
- 1954年(昭和29年)5月1日 - 上房郡高梁町・津川村・川面村・巨瀬村と川上郡玉川村・宇治村・松原村・高倉村・落合村の1町8村が合併して市制施行、高梁市(旧)発足。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 上房郡中井村を編入する。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 順正短期大学開学。
- 1970年(昭和45年)5月1日 - 上房郡賀陽町佐与谷地区の一部(大字上竹・西の各一部)を編入。
- 1972年(昭和47年)7月11日 - 昭和47年7月豪雨により各地で水害が発生する。
- 1985年(昭和60年)7月12日 - 高梁総合文化会館開館。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 吉備国際大学開学。
- 1997年(平成9年)3月15日 - 岡山自動車道岡山総社IC~北房JCT間が開通。
- 1997年(平成9年)3月20日 - 備中松山城本丸復元工事完成。
平成の合併
2001年(平成13年)9月28日、高梁市、上房郡有漢町、北房町、賀陽町、川上郡成羽町、川上町、備中町の1市6町で高梁地域合併問題研究会を設置し、2002年(平成14年)6月28日には、任意合併協議会を設けた。一方、7月29日に賀陽町は、御津郡加茂川町との2町で法定合併協議会を設置し[注 3]、11月5日に高梁地域を脱会した。また、北房町は住民投票の結果真庭地域との合併を望む票が多数であった[注 4]ため、2003年(平成15年)4月28日に脱会した[18]。残る高梁市、有漢町、成羽町、備中町、川上町、備中町の1市4町で5月16日に法定合併協議会「高梁地域合併協議会」を設置し具体的な協議が行われた。基本的協議事項のうち合併方式は新設合併とし、新市の名称は「高梁市」[注 5][19]、新市事務所は合併前の高梁市役所に置くこととした[20]。2004年(平成16年)3月12日に調印式、3月19日に各市町議会で議決、3月31日に県へ合併申請を行い[21]、10月1日に新市が発足した[22]。
高梁市(2代)
行政区域の変遷
町村制施行以降の現高梁市の行政区域変遷をまとめると、以下の表の通り。
高梁市市域の変遷表 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1889年以前 | 1889年6月1日 - | 1906年 - | 1929年 - | 1954年 - | 2004年 - 現在 | ||
高梁[注 6] | 高梁町 | 1929年5月1日
高梁町 |
1954年5月1日 高梁市 |
2004年10月1日 高梁市 | |||
松山村 | 松山村 | ||||||
今津村 | 津川村 | ||||||
八川村 | |||||||
川面村 | |||||||
巨瀨村 | |||||||
玉村 | 玉川村 | ||||||
下切村 | |||||||
増原村 | |||||||
宇治村 | 宇治村 | ||||||
穴田村 | |||||||
中野村の一部
飯部村の一部 | |||||||
松岡村 | 松原村 | ||||||
神原村 | |||||||
春木村 | |||||||
大津寄村 | |||||||
田井村 | 高倉村 | ||||||
飯部村の一部
近似村の一部 | |||||||
近似村の一部 | 落合村 | ||||||
阿部村 | |||||||
原田村 | |||||||
福地村 | |||||||
西方村 | 中井村 | ||||||
津々村 | |||||||
賀陽町の一部 | 1970年5月1日
高梁市に編入 | ||||||
有漢村 | 1956年4月1日 有漢町 | ||||||
上有漢村 | |||||||
下原村 | 東成羽村 | 1901年4月1日
成羽町 |
1906年4月1日
成羽町 |
1955年3月1日 成羽町 | |||
上日名村 | |||||||
下日名村 | |||||||
佐々木村の一部
臘数村の一部 | |||||||
成羽村 | 成羽村 | ||||||
羽山村 | |||||||
布寄村 | 中村 | ||||||
長地村 | |||||||
相坂村 | |||||||
羽根村 | |||||||
小泉村 | |||||||
坂本村 | 吹屋村 | 1901年2月6日 吹屋町 |
1955年4月1日 成羽町に編入 | ||||
吹屋村 | |||||||
中野村の一部 | |||||||
地頭村 | 手莊村 | 1950年4月1日
手荘町 |
1954年4月1日 川上町 | ||||
七地村 | |||||||
三沢村 | |||||||
領家村 | |||||||
臘数村の一部
佐々木村の一部 | |||||||
仁賀村 | 大賀村 | ||||||
上大竹村 | |||||||
下大竹村 | |||||||
高山村 | 高山村 | ||||||
高山市村 | |||||||
大原村 | |||||||
布賀村 | 富家村 | 1956年9月30日 備中町 | |||||
布瀬村 | |||||||
長屋村 | |||||||
佐々木村の一部 | |||||||
平川村 | 平川村 | ||||||
東油野村 | 湯野村 | ||||||
西油野村 | |||||||
西山村 |
行政
市長
- 現職
- 歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
旧・高梁市長 | ||||
初-2 | 柏木貞一 | 1954年5月25日 | 1961年3月17日 | 元岡山県議。任期中死去 |
3-5 | 鈴木雄祥 | 1961年5月3日 | 1972年11月4日 | 元助役。任期中死去 |
6-8 | 川上一夫 | 1972年12月15日 | 1984年12月14日 | 元助役 |
9-11 | 樋口修 | 1984年12月15日 | 1996年12月14日 | 元助役 |
12-13 | 立木大夫 | 1996年12月15日 | 2004年9月30日 | 元助役 |
高梁市長 | ||||
- | 立木大夫 | 2004年10月1日 | 2004年10月24日 | 暫定市長職代行者 |
初 | 秋岡毅 | 2004年10月24日 | 2008年10月23日 | 元成羽町長 |
2-5 | 近藤隆則 | 2008年10月24日 | 現職 | 元市職員 |
市役所
中心市街地に本庁舎を置き、2004年合併前の旧4町に各地域局を置く。旧高梁市域の9か所に地域市民センターを、成羽地域局管内3か所に連絡所を配する。また、土木事業に関する業務のうち、成羽町、川上町、備中町の一部の業務は西部土木事務所が管轄する。
- 本庁舎
現在の庁舎は、旧本庁舎の老朽化に伴い旧駐車場と旧通路一帯に建設されたものである。2013年12月着工、2015年5月1日で旧庁舎の業務を終了し、5月7日から新庁舎での業務を開始した[24]。
庁舎移転に伴い、それまで大半の部局や議場があった旧本庁舎、監理課及び定住対策課(現在の住もうよ高梁推進課)があった旧分庁舎、産業経済部(現在の産業経済部および土木部)の大半と教育委員会事務局があった旧第二庁舎、上下水道課があった浄化センターと、4箇所に点在していた部局は新庁舎に集約されている。旧本庁舎は解体・撤去され、跡地は隣接する元市民会館跡地と共に駐車場として使用されている[25]。また、敷地内道路はやや北側に移設された。旧分庁舎は解体され公用車駐車場及び倉庫が建設された。旧第二庁舎は現在たかはし障害者総合相談センターとして使用されている。浄化センターの施設自体は継続して稼働中である。
- 観光課、日本遺産・歴まち推進室
- 所在地:高梁市旭町1335番地7
- アクセス:JR備中高梁駅から徒歩1分
2021年6月1日、本庁舎から移転した[26]。栄町商店街の入口付近に位置する。
- 西部土木事務所
- 地域局
名称 | 所在地 | 管轄区域 | 備考 |
---|---|---|---|
有漢地域局 | 高梁市有漢町有漢3387番地 | 有漢町 | 高梁市有漢地域センター内 |
成羽地域局 | 高梁市成羽町下原606番地 | 成羽町 | たいこまるプラザ内[注 7] |
川上地域局 | 高梁市川上町地頭1819番地1 | 川上町 | 旧川上町役場 |
備中地域局 | 高梁市備中町布賀29番地2 | 備中町 | 旧備中町役場 |
- 高梁地域市民センター
名称 | 所在地 | 管轄区域 | 備考 |
---|---|---|---|
津川地域市民センター | 高梁市津川町今津1801番地1 | 津川町 | 高梁市津川総合会館内 |
川面地域市民センター | 高梁市川面町2212番地1 | 川面町 | 川面地域福祉センター内 |
巨瀬地域市民センター | 高梁市巨瀬町4864番地1 | 巨瀬町 | 巨瀬地域福祉センター内 |
中井地域市民センター | 高梁市中井町西方3158番地 | 中井町 | 方谷の里ふれあいセンター内 |
玉川地域市民センター | 高梁市玉川町玉1550番地 | 玉川町 | 高梁市玉川総合会館内 |
宇治地域市民センター | 高梁市宇治町宇治1690番地 | 宇治町 | 高梁市宇治総合会館内 |
松原地域市民センター | 高梁市松原町春木669番地1 | 松原町 | 松原町コミュニティハウス内 |
高倉地域市民センター | 高梁市高倉町田井4532番地2 | 高倉町のうち田井、飯部 | 高梁市高倉生活改善センター内 |
落合地域市民センター | 高梁市落合町阿部2303番地2 | 落合町のうち阿部、福地、原田 | 高梁市落合研修会館1階 |
- 成羽地域連絡所
名称 | 所在地 | 管轄区域 | 備考 |
---|---|---|---|
中連絡所 | 高梁市成羽町長地1247番地1 | 成羽町布寄(田原、阿部山を除く)、相坂、小泉、長地、羽根 | 中コミュニティセンター内 |
吹屋連絡所 | 高梁市成羽町吹屋838番地2 | 成羽町吹屋、中野 | |
坂本連絡所 | 高梁市成羽町坂本1061番地 | 成羽町坂本 | 坂本コミュニティセンター内 |
市議会
- 定数:18人
- 任期:2024年10月23日
所属党派 | 議員数 |
---|---|
無所属 | 15 |
日本共産党 | 2 |
公明党 | 1 |
県の出先機関
国の出先機関
- 官庁
- 高梁公共職業安定所
- 高梁税務署
- 岡山地方法務局高梁支局
- 自衛隊岡山地方協力本部高梁地域事務所
- 岡山森林管理署高梁森林事務所
- 裁判所
- 特殊法人
- 日本年金機構高梁年金事務所
警察
- 高梁警察署
- 高梁市全域を所管する。交番(2か所)、駐在所(12か所)については記事を参照。
消防
- 高梁市消防本部
- 高梁市消防署
- 西分駐所
- 高梁市消防署
一部事務組合
姉妹都市・提携都市・協定学校
海外
姉妹都市
高等学校との教育交流協定
日本国内
友好都市
- 筑西市(茨城県):1979年(昭和54年) 旧下館市と友好都市提携締結。合併後の筑西市とは2007年(平成19年)に締結。
- 奈井江町(北海道):1983年(昭和58年)旧成羽町が友好都市締結。
- 山鹿市(熊本県):1999年(平成11年)旧有漢町が旧鹿本町と友好都市締結。合併後の山鹿市とは2007年(平成19年)に締結。
- 四万十町(高知県):1999年(平成11年)旧有漢町が旧大正町と友好都市締結。合併後の四万十町とは2007年(平成19年)に締結。
その他
施設
主な病院
市内の病院および診療所は、上記に精神科単科を加えた4病院(2016年)、25診療所(2017年)である[27]。
なお、市内に分娩を取り扱う病院および診療所は無いため、分娩については市外の産科施設と連携を図りながら行える体制の確保が進んでいる。市の「ママサポート119」により、緊急時における産科施設へのアクセスの確保を進める。妊婦健診は地元で受けることができる[28]。
図書館
市立の図書館として以下の1館4室がある。高梁市図書館は移動図書館を行っている。
文化施設
美術館・資料館は高梁市#美術館・資料館を参照
- 高梁総合文化会館(大ホールは1,008席収容)
- 高梁市文化交流館(中ホールは250席収容)
- 高梁市有漢社会教育センター
- 高梁市有漢生涯学習センター(多目的ホールは308席収容)
- たいこまるプラザ(伊藤記念ホールは移動式156席含め250人収容)
- 高梁市青少年研修センター
- 高梁市川上総合学習センター(多目的ホールは移動式(2階は固定式)519席収容)
スポーツ施設
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郵便局
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教育
高梁は古くから教育に熱心な土地柄で、江戸時代に藩校の有終館から多数の人材を輩出した。明治時代には岡山県下で最も早く創立した順正女学校や旧制高梁中学校(どちらも現在の岡山県立高梁高等学校)による教育的土壌がある。これが礎となり高梁市は学園文化都市づくりを掲げ[17]、学園と地域との連携および、その活動を支援する環境づくりに取り組んでいる[29]。
高等教育機関として私立大学1校、私立専門学校1校を擁する。ただし、これらの学校は名目上は私立学校であるが高梁市の出資によって設立された学校法人順正学園の下にある学校で、実質上は第三セクター運営(半市立)の学校。そのためかつて(旧市二代目以降)の高梁市長は順正学園の理事職も兼務していた。高梁市には大学連携室という部署が設置されている。
中等教育機関として県立高校2校、市立高校(定時制)2校、私立高校1校、市立中学校6校を擁する。初等教育機関として市立小学校15校を擁する。就学前教育機関として市立認定こども園3園、市立幼稚園8園を擁する。
大学
- 私立
専門学校
- 私立
高等学校
- 県立
- 市立
- 岡山県高梁市立宇治高等学校(定時制)
- 岡山県高梁市立松山高等学校(定時制)
- 私立
中学校
小学校
認定こども園
- 高梁市立有漢こども園
- 高梁市立成羽こども園
- 高梁市立川上こども園
幼稚園
- 高梁市立高梁幼稚園
- 高梁市立高梁南幼稚園
- 高梁市立津川幼稚園
- 高梁市立川面幼稚園
- 高梁市立巨瀬幼稚園
- 高梁市立中井幼稚園
- 高梁市立落合幼稚園
- 高梁市立福地幼稚園
- 高梁市立玉川幼稚園
経済
高梁市内総生産は約1,480億円(2018年度、以下同じ[30])で、岡山県内27市町村で9番目に大きい。内訳は、第一次産業が約55億円(3.7%)、第二次産業が約695億円(47.0%)、第三次産業が約722億円(48.8%)、関税等その他が約8億円(0.5%)である。
高梁市民所得は約760億円、1人当たり約249万9千円。内訳は、雇用者報酬が約527億円、財産所得が約40億円、企業所得が約193億円である。
高梁市民のうち、15歳以上就業者数は14,830人(2015年、以下同じ[31])で、産業別就業者割合は第一次産業が1,874人(12.8%)、第二次産業が4,361人(29.9%)、第三次産業が8,365人(57.3%)である。
商業
事業所数は461(2016年、以下同じ[32])で、このうち卸売業は67事業所、小売業は394事業所である。従業者数は2,180人で、うち卸売業は336人、小売業は1,844人。年間商品販売額は約396億円で、卸売業が約118億円、小売業が約278億円。
代表する大規模小売店舗として、1990年に開業したゆめタウン高梁とポルカ天満屋ハピータウンがあり[注 11]、市民のよく利用する買い物先調査(複数回答可、2019年7月[33])でも、この2店舗が特に多い。
ホームセンターチェーン店はジュンテンドー、DCMダイキ、ナフコが、主な大型ドラッグストアチェーン店はザグザグ、ディスカウントドラッグコスモスがあり、いずれの店舗もゆめタウン高梁かポルカ天満屋ハピータウンの敷地または直線500m圏内に位置する。
備中高梁駅から100m西側のアーケード商店街である栄町商店街は、かつて備北地区一番の商店街として栄えた。駅開業前の1925年(大正14年)に住民が1日で道路を完成させたことから「1日道路」と呼ばれていたが、町が大きくなるにつれ多くの商店や映画館、パチンコ店が軒を並べた。駅前大通り沿いには2つの鉄筋建物があり、西側は高梁デパートが、東側は備北バス本社や備北会館などが入った(現在はどちらの建物も無い)。1956年(昭和31年)頃には4館あった映画館が1973年(昭和48年)に姿を消した後、栄町通りをはじめとする市街地の商店街は、マイカーの普及や郊外型ショッピングセンターの出店などで客足が遠のいた[34]。
- 商工団体
- 高梁商工会議所(旧高梁市)
- 備北商工会(有漢町、成羽町、川上町、備中町)
工業
製造業の事業所数は60(2019年、以下同じ[35])、従業者数は3,924人。製造品出荷額等額は約1,480億円(2018年、以下同じ[35])。製造品出荷額等を業種別にみると、輸送用機械器具が約837億円で最も多く、次いで金属製品が約296億円、非鉄金属が約90億円、生産用機械器具が約48億円、家具・装備品が約41億円と続く。家具・装備品は、全国平均より従業者割合が高い[36]。
農業
販売農家数は1,722戸(2015年、以下同じ[38])、総農家数は3,212戸である。経営耕地面積は1,270ha。農業産出額(推計)は78.3億円(2018年、以下同じ[39])である。分類別で最も多いのは果実23.3億円であり、次いで鶏22.7億円、米9.6億円、野菜7.9億円、乳用牛5.8億円、肉用牛3.6億円と続く。
農地は多くが高原地帯に位置しており、冷涼な気候を生かした果樹や野菜の栽培が盛んに行われている。特にニューピオーネ、夏秋トマトは県内屈指の産地である[40]。もともと県下有数の葉タバコの産地であったが、収益性の高いニューピオーネへの転作や後継者難から、年々葉タバコの出荷量は減少している[41]。
地域(高梁市と吉備中央町旧賀陽町域)の黒毛和牛は古くから備中牛と呼ばれ、現在はJA晴れの国岡山がブランド化を進めている[42]。かつては、市中心部で江戸時代から牛や馬の売買が行われていた。旧藩時代から街路上で取引が行われていたが、1874年(明治7年)に禁止され、1885年(明治18年)には人家や井戸近くでも禁止されたため、同年南町に高梁家畜市場が設置された。市場はその後取引頭数[注 12]で岡山県内最大、関西四大市場の1つに数えられる模範市場となった。しかし、飼育農家の減少などで牛の入場頭数は年々減り続け、1991年(平成3年)久世町(真庭市)の総合家畜市場への統合をもって高梁家畜市場は廃止された[34]。
- 主な農産品
- 農業協同組合
- 晴れの国岡山農業協同組合(市内の大部分がびほく統括本部管内、一部岡山西統括本部管内)
金融機関
- 中国銀行(高梁支店、成羽支店)
- トマト銀行(高梁支店、成羽支店)
- 備北信用金庫(本店、成羽支店、下町支店、落合支店)
- 中国労働金庫(備中支店)
- 晴れの国岡山農業協同組合(高梁支店、木野山支店、高梁落合支店、有漢支店、成羽支店、川上支店、備中支店)
本社または拠点を置く企業
- 製造
- 製造(食品)
- 小売
- 金融
- 運輸
- 情報・通信
交通
鉄道
中心となる駅 : 備中高梁駅
備中高梁駅には、特急「やくも」は全て停車するほか、以前より停車実現への取り組みを行っていた寝台特急「サンライズ出雲」についても、2015年(平成27年)3月14日のダイヤ改正から停車している。
備中高梁駅から、岡山方面へは普通各駅停車が毎時1-2本(2021年、以下同じ)、特急やくもが約2時間に1本。所要時間は、普通で岡山駅まで51分-64分、特急やくもで岡山駅まで約35分である。新見方面へは、普通各駅停車が約1時間に1本、特急やくもが約2時間に1本。所要時間は、普通で新見駅まで33分-51分、特急やくもで新見駅まで約30分、米子駅まで約1時間40分である。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
バス
路線バス
高梁市内の路線バスは、主に備北バスが運行している。高梁市複合施設1階の高梁バスセンターを中心に市内各地や吉備中央町、真庭市へ向けて路線網を形成している。また、川上町から成羽町・落合町阿部を経由し岡山市中心部(天満屋バスステーション)へ1日3-4往復運行する。成羽町坂本から新見市中心部へ向かう路線もある。
備北バスの他に北振バスが川上町の井原市との境の地区から井原市中心部へ向けて運行している[注 13]。
高速バス
高速バスは、高梁市内が始点および終点となる路線は現在はない。ただし、岡山自動車道有漢IC本線停留所を経由する岡山 - 勝山線を中鉄北部バスが運行している。
乗合タクシー
住民生活用
- 備中ふれあいタクシー
- 川上ふれあいタクシー
- 玉川ふれあいタクシー
- 松原ふれあいタクシー
観光用
- 備中松山城観光乗合タクシー
- 雲海展望台観光乗合タクシー
道路
高速道路
一般国道
主な幹線道路は、市の東側を高梁川沿いに南北に貫く国道180号と、市の南西から北東へ5本の高梁川水系[注 14]に沿って貫く国道313号である。また、国道484号は市中心部から賀陽ICへのアクセス機能を持つ。
統計上最も交通量の多い箇所は、国道180号と国道313号との重用区間のうち落合橋東交差点-川端町交差点(観測地点は落合橋東交差点付近)で、1日約2万3千台(2015年[43])である。
主要地方道
一般県道
市道
高梁市道本町楢井線・高梁市道下町薬師院線
- 市街地を東西に流れる紺屋川の両側に位置する延長600メートルの市道である。美観性と機動性を基準に「紺屋川を挟む道」として、1987年(昭和62年)8月10日の道の日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」のひとつにも選定されている。道沿いは、紺屋川筋とよばれる城下町の名残をとどめているところから、高梁市の美観地区に指定されている。ヤナギ・サクラが植栽され、紺屋川の川床を石張りにするなど道路景観の向上が図られた並木道で、岡山県の重要文化財に指定され、岡山県最古のキリスト教会である高梁基督教会堂をはじめとする沿道の名所・史跡への散策路にもなっている[44]。
通信
電話
市内は高梁MAに属し、市外局番は0866(20~29,40~59) となっている。
郵便
郵便番号(郵便区番号)と集配局の対応は以下の通り。
- 高梁郵便局 : 716-00xx、716-85xx、716-86xx、716-87xx、716-01xx、716-13xx、719-21xx[注 15]
- 吉備川上郵便局 : 716-02xx
- 備中郵便局 : 716-03xx、719-22xx、719-23xx[注 16]
- 北房郵便局(真庭市) : 716-14xx、719-24xx[注 17]
メディア
新聞
- 山陽新聞高梁支局
放送
- ケーブルテレビ
かつては公営の高梁市成羽有線テレビジョンも存在していたが、高梁市情報化計画により廃止となった。
- 地上波テレビ放送
市の中心部では高梁UHF局と高梁松山局が同じ場所にあるため、UHFアンテナ1本で全チャンネルを視聴することができるが、アナログ放送ではTSCテレビせとうちのみ中継局を設置していなかった。デジタル放送ではTSCも置局しているため、ケーブルテレビに加入しなくても全チャンネルが視聴できるようになった。
高梁中継局が受信できる高梁市中心部では各世帯でアンテナを立てて直接受信で視聴している世帯が多いが、それ以外の山間地域では、設置されている中継局がNHKのみか、民放が置局していても在岡2局(RSK・OHK) しか置局していない場所が多いため、アンテナを立てずケーブルテレビに加入したり共同受信アンテナなどを経由して視聴している世帯が多い。
局名 | NHK岡山 | RSK | OHK | RNC | KSB | TSC | 出力 | 偏波面 | 送信 場所 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合 | 教育 | ||||||||||
デジタルリモコン番号 | 1 ch | 2 ch | 6 ch | 8 ch | 4 ch | 5 ch | 7 ch | ||||
高梁 | デジタル | 33 ch | 31 ch | 19 ch | 16 ch | 15 ch | 17 ch | 14 ch | 1W | 水平 | 愛宕山 |
高梁松山 | 39 ch | 45 ch | 37 ch | - | - | - | - | 3 W | |||
UHF | - | - | - | 22 ch | 28 ch | 26 ch | - | 10 W | |||
VHF | 2 ch | 12 ch | 7 ch | - | - | - | - | 鶏足山 | |||
有漢 | デジタル | 22 ch | 13 ch | 19 ch | 16 ch | 34 ch | 17 ch | 14 ch | 0.3 W | 水平 | 権現山 |
アナログ | 49 ch | 51 ch | 41 ch | 47 ch | 43 ch | - | - | 3 W | |||
成羽 | デジタル | 22 ch | 13 ch | 43 ch | 47 ch | - | - | - | 0.1 W | 水平 | - |
アナログ | 56 ch | 54 ch | 58 ch | 62 ch | - | - | - | 1 W | |||
高梁中井 | アナログ | 50 ch | 52 ch | - | - | - | - | - | 1W | 水平 | - |
備中川上 | アナログ | 55 ch | 53 ch | 57 ch | 59 ch | - | - | - | 1 W | 水平 | 宮ノ山 |
高梁木野山 | デジタル | 40 ch | 13 ch | 19 ch | 47 ch | - | - | - | 0.3 W | 水平 | 木野山 |
アナログ | 48 ch | 52 ch | 46 ch | 44 ch | - | - | - | 3 W | |||
高梁巨瀬 | デジタル | 24 ch | 28 ch | 36 ch | 38 ch | - | - | - | 0.3 W | 水平 | - |
アナログ | 58 ch | 56 ch | 60 ch | 62 ch | - | - | - | 3 W |
- FMラジオ放送
- AMラジオ放送
NHKは中継局がないため岡山市にある本局を直接受信するが、夜間は混信妨害がある。山陽放送高梁ラジオ局はAMステレオ放送を実施していたが、2011年3月21日よりモノラル放送に戻った。
電気
発電
才賀藤吉が1911年(明治44年)11月に事業許可を受け[45]、1912年(明治45年)1月北備電気を設立[46]。発電所(瓦斯力、出力60 Kw)を松山村に建設。1912年(明治45年)6月に事業開始し供給区域は上房郡高梁町、松山村、川上郡成羽町[45]。1915年(大正4年)3月には成羽町羽山に水力発電所(60 kw)を建設し[47]、合併前年には供給区域が上房郡10か町村、川上郡5か町村、吉備郡3か村まで拡大した[48]。1923年(大正12年)6月に備中電気に合併する[49]。
中国電力は備中町の成羽川中流部に新成羽川ダム、田原ダム、黒鳥ダムの3つの発電施設付きダムを建設し1968年に完成した。
- 主な発電所
すべて中国電力。
- 新成羽川発電所 - 水力発電所、30万3千kW。
- 田原発電所 - 水力発電所、2万2千kW。
営業所など
- 営業所
- 中国電力高梁セールスセンター
- 配電
- 中国電力ネットワーク高梁ネットワークセンター
- 変電所
- 中国電力ネットワーク新岡山変電所
観光
文化財
詳細は「高梁市内の文化財」参照[50]。
項目 | 名称 | 地域 |
---|---|---|
重要文化財(国指定) | 備中松山城 | 旧高梁市域 |
臍帯寺石幢及び石塔婆 | 有漢町 | |
旧片山家住宅 附家相図 | 成羽町 | |
絹本著色釈迦三尊像 | 旧高梁市域(頼久寺) | |
史跡(国指定) | 備中松山城跡 | 旧高梁市域 |
笠神の文字岩 | 備中町 | |
名勝(国指定) | 頼久寺庭園 | 旧高梁市域 |
磐窟谷 | 備中町・川上町 | |
天然記念物(国指定) | 臥牛山のサル生息地 | 旧高梁市域 |
大賀の押被(大賀デッケン) | 川上町 | |
無形民俗文化財(国指定) | 備中神楽 | 全域 |
重要伝統的建造物群保存地区 | 吹屋伝統的建造物群保存地区 | 成羽町 |
登録有形文化財 | 西江家住宅主屋ほか | 成羽町 |
JR伯備線方谷駅駅舎 | 旧高梁市域 |
名所・旧跡・観光スポット
- 旧高梁市域
- 備中松山城(国の重要文化財、現存天守で唯一の山城)
- 城下町高梁
- 高梁市複合施設(高梁市図書館、蔦屋書店、スターバックスコーヒー、高梁市観光案内所、高梁バスセンターほか複数店舗)
- 雲海に浮かぶ備中松山城を望む展望台(雲海展望台)
- 高梁美しい森(キャンプ場)
- 高梁自然公園(キャンプ場)
- 山中鹿之助の墓
- 松原霧の海展望の丘(雲海の名所)
- 元仲田邸くらやしき
- 祇園寺
- 方谷園
- 方谷駅(駅舎は登録有形文化財)
- 有漢町
- うかん常山公園
- 有漢農村公園
- 臍帯寺石幢及び石塔婆(国の重要文化財)
- 大平山展望台(雲海の名所)
- 成羽町
- 吹屋ふるさと村(重要伝統的建造物群保存地区)
- 吹屋の町並み
- 吹屋ふるさと村郷土館
- 旧片山家住宅(国の重要文化財)
- 旧高梁市立吹屋小学校
- ラ・フォーレ吹屋
- 吹屋ふれあいの森(キャンプ場)
- ベンガラ館
- ベンガラ陶芸館
- 笹畝坑道
- 広兼邸
- 西江邸(登録有形文化財)
- 延命寺
- 鶴首城
- 神楽ロード成羽町本丁商店街
- 白谷川公園(桜の名所)
- 羽山渓
- 夫婦岩
- 淨福寺
- 川上町
- 備中町
美術館・資料館
- 高梁市成羽美術館
- 吉備川上ふれあい漫画美術館
- 高梁市歴史美術館(高梁市文化交流館内)
- 高梁市郷土資料館
- 山田方谷記念館
- 方谷の里ふれあいセンター
- 景年記念館
- 備中郷土館
- 川上郷土資料館 ※常時開放は行わない
祭事・催事
- 備中神楽
- 渡り拍子
- 平川鋤崎八幡神社の大祭(11月)[53]など、市内各地で行われる民俗芸能である。
- 備中たかはし町家通りの雛祭り(4月の2日間)
- 春らんまん!弥高つつじ祭(4月)
- 城下町フェスタ(4月 - 5月、10月 - 11月)
- 高梁音楽祭(5月の数日間)
- 成羽愛宕大花火(7月)
- マンガ絵ぶたまつり(8月)
- 備中たかはし松山踊り(8月14日 - 8月16日)
- 吹屋ベンガラ灯り(9月の2日間)
スポーツ
スポーツチーム
毎年開催されるスポーツ大会
- 愛らぶ高梁ふれあいマラソン(2月。市民マラソン(10kmなど))
- 体力つくりなりわ神楽マラソン(3月。市民マラソン(5kmなど))
- ヒルクライムチャレンジシリーズ 高梁吹屋ふるさと村大会(10月。市民自転車レース(パレードラン約12km+計測コース15kmなど))
名物・銘菓・工芸品
- 銘菓
- 名物
- 工芸品
高梁市ゆかりの著名人
出身者または居住者
城または藩の要職
- 三村家親(戦国大名。鶴首城主、のち松山城主。永正14年(1517年) - 永禄9年2月5日(1566年2月24日))
- 三村元親(戦国大名。松山城主。生年未詳 - 天正3年6月2日(1575年7月9日))
- 三村親成(戦国武将。鶴首城主。のち備後福山藩家老。生年未詳 - 慶長14年10月1日(1609年10月28日))
- 小堀遠州(戦国大名。備中国代官で松山城主。頼久寺庭園を作庭。天正7年(1579年) - 正保4年2月6日(1647年3月12日))
- 水谷勝宗(近世大名。備中松山藩主。現存する天守閣を建造するなど松山城の大修築を行う。元和9年〔1623年〕- 元禄2年〔1689年〕)
- 山田方谷(陽明学者・備中松山藩参政(家老職)。備中松山藩財政再建の功労者。1805年 - 1877年) - 方谷駅の名称の由来。
- 板倉勝静(幕末の老中・備中松山藩主、1823年 - 1889年)
政治・官職
- 渡辺磊三(衆議院議員、1841年 - 1912年)
- 佐藤兵八(実業家・衆議院議員、高梁銀行頭取、1844年 - 1900年)
- 東良三郎(弁護士・衆議院議員、1863年 - 1916年)
- 西村丹治郎(衆議院議員、1866年 - 1937年)総社市生まれ。
- 森下亀太郎(弁護士・衆議院議員、1869年 - 1946年)
- 則井万寿雄(弁護士・衆議院議員、1879年 - 1936年)
- 平松俊太郎(岡山県議会議員・旧倉敷市長、1882年 - 1967年)
- 物部薫郎(長野県知事、1901年 - 1977年)
- 谷村啓介(衆議院議員、1932年 - 2017年)
- 小野元之(元官僚、元文部科学事務次官、1944年 - )
経済
- 井上公二(実業家、帝国生命保険取締役社長、1864年 - 1925年)
- 福本柳一(官選県知事・実業家、全日本空輸副社長、1896年 - 1991年)
- 橋本徹(銀行家、元富士銀行代表取締役会長、1934年 - )
- 伊藤謙介(実業家、元京セラ代表取締役会長、1937年 - )
- 大橋洋治(実業家、元ANAホールディングス取締役会長、1940年 - )中華人民共和国生まれ。
- 大田弘之(実業家、元テレビせとうち代表取締役会長、1943年 - )
- 小池明夫(実業家、元北海道旅客鉄道代表取締役会長、1946年 - )
軍事
学術
- 久留島喜内(和算家、1690年頃? - 1758年)
- 三島中洲(毅)(陽明学者、東京帝国大学教授・東宮侍講・二松學舍創設者・三村家親子孫、方谷門下。1830年 - 1919年)
- 福西志計子(繁)(教育家・キリスト教在家信徒。女子教育の先駆者・順正女学校創設者。方谷門下。1848年 - 1898年)
- 美澤進(教育家、横浜商法学校初代校長、1849年 - 1923年)
- 国分三亥(検事・教育家、朝鮮総督府法務局長、二松學舍理事長。旧高梁市初の名誉市民。1864年 - 1962年)
- 留岡幸助(教育家・宗教家・社会事業家、1864年 - 1934年)
- 山田準(陽明学者、二松學舍名誉学長、1867年 - 1952年)
- 綱島梁川(思想家、1873年 - 1907年)
- 横山有策(英文学者、1882年 - 1929年)
- 難波英夫(社会運動家、1888年 - 1972年)
- 中島重(法学者・社会学者・キリスト教思想家、1888年 - 1946年)
- 米川正夫(ロシア文学者、1891年 - 1965年)
- 団藤重光(法学者、1913年 - 2012年)
- 大本修(工学者、1925年 - 2008年)
- 藤井昭平(教育者、1927年 - 2019年)
- 宮脇昭(生態学者、1928年 - )
- 森謙治(化学者、1935年 - 2019年)
- 野本真也(神学者、1935年 - )
- 三村晃功(日本文学研究者、1940年 - )
- 亀山佳明(教育社会学者、1947年 - )
- 間野博行(医師・医学者、1959年 - )
芸術
- 児島虎次郎(洋画家、1881年 - 1929年)
- 清水比庵(歌人・画家・書家、1883年 - 1975年)
- 川上景年(書家、1903年 - 2003年)
- 宮脇紀雄(児童文学作家、1907年 - 1986年)
- 深井晃子(服飾研究家、1943年 - )
- 平松伸二(漫画家、1955年 - )
- 土田康彦(ガラスデザイナー、1969年 - )大阪市生まれ。
芸能
- 中野信近(俳優、1866年 - 1932年)
- 加藤精一(俳優、1889年 - 1963年)
- 中川紫郎(映画監督、1892年 - 1958年)
- 初代米川文子(箏曲家、1894年 - 1995年)
- 久保田宵二(作詞家、1899年 - 1947年)
- 平川唯一(NHKアナウンサー、1902年 - 1993年)
- 海原お浜・小浜(漫才師)
- 水野晴郎(映画評論家・映画監督、1931年 - 2008年)
- アンネット・一恵・ストゥルナート(オペラ歌手、1938年 - )兵庫県西宮市生まれ。
- 葛城ユキ(歌手、1952年 - )
- ウエッコ(ギタリスト、ザッハトルテメンバー、1981年 - )
- Lugz&Jera(歌手・音楽プロデューサー、1981年 - )
- まつもとななみ(歌手)
- たける(漫才師、東京ホテイソン、1995年 - )
スポーツ
- 平松政次(元プロ野球選手・野球解説者、2017年に市では初の市民栄誉賞を受賞、1947年 - )
- ウルフ時光(元プロボクサー、1977年 - )
- 三村展久(元騎手、1984年 - )
- 森岡陸(プロサッカー選手、1998年 - )静岡県磐田市育ち。
名誉市民
高梁市の歴史において功績を遺したとして市民推戴された者。前述した高梁市出身者および居住者は除く。
- 加計勉(教育家、実業家、1923年 - 2008年。学校法人順正学園(旧・高梁学園)創設者、初代総長・学長・理事長、終身名誉理事長。 広島県豊田郡安芸津町(現東広島市)出身)
- 富永一朗(漫画家、1925年 - 2021年。吉備川上ふれあい漫画美術館名誉館長、旧川上町名誉町民。京都府京都市生まれ、大分県佐伯市出身)
- 江草安彦(医師、教育者、社会事業家、1926年 - 2015年。旭川荘2代目理事長。旧川上町名誉町民。岡山県笠岡市出身)
- 二代目米川文子(箏曲家、1926年 - 。初代米川文子の兄の娘。兵庫県神戸市出身)
- 加計美也子(学校法人順正学園2代目総長・理事長)
高梁市が舞台または市内で撮影した作品
- 映画
- 『男はつらいよ』シリーズ
- 『男はつらいよ 寅次郎恋歌』(1971年公開):中心市街地の多数箇所でロケ。
- 『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』(1983年公開):中心市街地の多数箇所でロケ。
- 『八つ墓村』
- 『あずみ』(2003年公開):原滝山トライアル場でロケ。
- 『石井のおとうさんありがとう』(2004年公開):高梁基督教会堂、旧折井家でロケ。
- 『県庁の星』(2005年公開):ポルカ天満屋ハピータウンでロケ。
- 『バッテリー』(2007年公開):市内多数の箇所でロケ。
- 『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』(2007年公開):西江邸でロケ。
- 『大地の詩 -留岡幸助物語-』(2011年公開):和田町の八幡神社でロケ。
- 『ルパンの奇巌城』(2011年公開):備中松山城でロケ。
- 『家族の日』(2016年公開):市内多数の箇所でロケ[54]。
- 『ういらぶ。』(2018年公開):紺屋川筋、松原町内でロケ。
- 『みとりし』(2019年公開):市内多数の箇所でロケ。
- 『燃えよ剣』(2021年公開予定):吹屋ふるさと村郷土館、頼久寺でロケ[55]。
- テレビアニメ
- テレビドラマ
- 『行きずりの街』(テレビ朝日、2000年放送):市内多数の箇所でロケ。
- 『火垂るの墓』(日本テレビ、2005年放送):吹屋の町並みでロケ。
- 『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』(TBS、2010年放送):吹屋の町並み、旧吹屋小学校でロケ。
- 『カーネーション』(NHK、2011年放送):旧吹屋小学校でロケ。
- 『ごちそうさん』(NHK、2013年放送):旧吹屋小学校でロケ。
- 『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』(TBS、2015年放送):吹屋地区の数箇所でロケ[56]。
- 『警視庁岡部班 倉敷殺人事件』(TBS、2017年放送):市内多数の箇所でロケ。
その他、吹屋(旧吹屋小学校、吹屋の町並みなど)、城下町高梁、備中松山城を中心に多数のテレビドラマの撮影が行われている。
マスコット
- まつ姫、山じい(高梁市健康づくりイメージキャラクター)
- ビッチュマン(高梁市青年経済協議会のローカルヒーロー)
- ヤマジーロ(高梁商工会議所青年部の備中松山城をモチーフとしたキャラクター)
- び~もちゃん(晴れの国岡山農業協同組合による、備中牛のPRキャラクター)
- ほうこくん(中井町の地域団体による、山田方谷をモデルとしたキャラクター)
- かざぐるまくん(有漢町のうかん常山公園にある石の風車をモチーフとしたキャラクター)
- きじ丸(川上町の弥高山に生息し旧川上町鳥であったキジと漫画文化の町をモチーフとしたキャラクター)
- ビスター(備中町のウエスタンロマンの町をモチーフとしたキャラクター)
その他
脚注
注釈
- ^ それまでの国内記録は大分県日田市の22日間(1990年、1994年)。
- ^ 岡山市と真庭市久世(どちらも1994年)で観測した記録に並んだ。
- ^ 後に吉備中央町として新設合併した。
- ^ 2003年4月20日投票。真庭地域57.2%、高梁地域42.8%。真庭地域とは消防業務やごみ・し尿処理などでつながりが多い。後に真庭市として新設合併した。
- ^ 住民世帯対象の募集で最も応募数が多く(46.01%。2位は「備中高梁市」の8.25%)、委員の中でも多数意見を占めていた。
- ^ この時点では高梁内山下、高梁川端町、高梁本町、高梁新町、高梁片原町、高梁中之町、高梁頼久寺町、高梁石火矢町、高梁御前町、高梁小高下、高梁伊賀町、高梁寺町、高梁向町、高梁間之町、高梁甲賀町、高梁八幡町、高梁荒神町、高梁柿木町、高梁大工町、高梁下町、高梁南町、高梁鍛冶町、高梁中間町、高梁弓之町、高梁鉄砲町が存在。
- ^ 2020年8月31日に旧成羽町役場から移転。
- ^ 2004年に 高梁工業・成羽・川上農業の三校が再編合併。
- ^ 2017年に高梁市立備中中学校を統合(西山、西油野簾竹・高岩は新見市立哲西中学校に統合)。
- ^ 2013年に高梁市立平川小学校と湯野小学校を統合。なお、同じ備中町内の西山小学校は2016年に新見市立野馳小学校へ統合。
- ^ 開業日順。
- ^ 1883年(明治16年)に3,178頭、1916年(大正5年)に19,032頭、1975年(昭和50年)には29,625頭まで達した。
- ^ 井原 - 佐屋線が川上町仁賀を発着し、井原 - 弥高山入口線が川上町高山市を経由(発着地の弥高山入口停留所は井原市に位置)する。
- ^ 南から順に領家川、成羽川、高梁川(国道180号重用区間)、有漢川、大谷川。
- ^ 「716-01xx」地域は元・成羽郵便局管轄、「716-13xx」地域は元・巨瀬郵便局管轄、「719-21xx」地域は元・川面郵便局管轄。2006年に成羽郵便局・巨瀬郵便局・川面郵便局の無集配局化に伴って高梁郵便局へ移管。
- ^ 「719-22xx」地域は元・宇治郵便局管轄、「719-23xx」地域は元・吹屋郵便局管轄。それぞれ、2006年に吹屋郵便局、2016年に宇治郵便局の無集配局化に伴って備中郵便局へ移管。
- ^ 「719-24xx」地域は元・中井郵便局管轄。2018年に中井郵便局の無集配局化に伴って北房郵便局へ移管。
出典
- ^ 「ジャパンレッド」発祥の地~弁柄と銅の町・備中吹屋~高梁市観光協会、2021年7月21日閲覧。
- ^ 雲海に浮かぶ備中松山城を望む展望台(雲海展望台)高梁市観光協会、2020年9月19日閲覧。
- ^ 雲海出現NAVI・備中松山城展望台三菱自動車工業、2020年9月19日閲覧。
- ^ 天空の山城「備中松山城」の魅力に迫る岡山県観光連盟、2020年10月3日閲覧。
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- ^ “猛暑日連続23日、日本新記録 岡山県高梁市―気象庁”. 時事ドットコム] (時事通信社). (2020年8月31日) 2020年9月3日閲覧。
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- ^ 鬼軍曹日記 TBSテレビ60周年特別企画『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』TBSテレビ、2015年5月17日、2021年6月26日閲覧。
参考文献
- 高梁市史(増補)編纂委員会『高梁市史(増補版)』2004年
- 『たかはし散歩』ネコ・パブリッシング、2019年。ISBN 978-4-7770-2282-3。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 高梁市 (@hisyo_takahashi) - X(旧Twitter)
- 高梁市観光協会
ウィキトラベルには、高梁市に関する旅行ガイドがあります。
高梁市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
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