「アカデミー監督賞」の版間の差分
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| [[ジェームズ・キャメロン]] – 『[[アバター (2009年の映画)|アバター]]』<br /> [[リー・ダニエルズ]] – 『[[プレシャス (映画)|プレシャス]]』<br /> [[ジェイソン・ライトマン]] - 『[[マイレージ、マイライフ]]』<br /> [[クエンティン・タランティーノ]] - 『[[イングロリアス・バスターズ]]』 |
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2021年8月18日 (水) 07:27時点における版
アカデミー賞監督賞 Academy Award for Best Director | |
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最新の受賞者:クロエ・ジャオ | |
受賞対象 | 映画の指揮の達成における卓越性 |
国 | アメリカ合衆国 |
主催 | 映画芸術科学アカデミー (AMPAS) |
初回 | 1929年 |
最新受賞者 | クロエ・ジャオ『ノマドランド』 (2020年) |
公式サイト | oscars |
アカデミー監督賞(アカデミーかんとくしょう、Academy Award for Directing)は、アカデミー賞の一部門で、その年アメリカで公開された映画における、最も優れた映画監督にあたえられる。
最多受賞者はジョン・フォードの4回。最多候補者はウィリアム・ワイラーの12回。
最年少受賞者はデミアン・チャゼルの32歳。最年少候補者はジョン・シングルトンの24歳。最年長受賞者はクリント・イーストウッドの74歳。最年長候補者はジョン・ヒューストンの79歳。2009年のキャスリン・ビグローが女性初の受賞者となった。
また、この賞を受賞した91作品中64作品が、アカデミー作品賞を獲得している他、1928-1929年度を除く全ての作品が作品賞に同時ノミネートを受けていたりと、最も作品賞とのつながりを持つ賞ともいえる。
各年の受賞者と候補者
1920年代
第1回に限り、ドラマ映画監督とコメディ映画監督がそれぞれ選ばれた。
年 | 受賞者 | 候補者 |
---|---|---|
1927/1928 (ドラマ) |
フランク・ボーゼージ – 『第七天国』 |
ハーバート・ブレノン – 『ソレルと其の子』 キング・ヴィダー – 『群衆』 |
1927/1928 (コメディ) |
ルイス・マイルストン – 『美人国二人行脚』 |
テッド・ワイルド – 『ロイドのスピーディー』 |
1928/1929 | フランク・ロイド – 『情炎の美姫』 |
ライオネル・バリモア – 『マダムX』 ハリー・ボーモント – 『ブロードウェイ・メロディー』 アーヴィング・カミングス – 『懐しのアリゾナ』 フランク・ロイド - 『愛の曳網』 エルンスト・ルビッチ – The Patriot |
1929/1930 | ルイス・マイルストン – 『西部戦線異状なし』 |
クラレンス・ブラウン – 『アンナ・クリスティ』、『ロマンス』 ロバート・Z・レナード – 『結婚双紙』 エルンスト・ルビッチ – 『ラヴ・パレイド』 キング・ヴィダー – 『ハレルヤ』 |
1930年代
年 | 受賞者 | 候補者 |
---|---|---|
1930/1931 | ノーマン・タウログ – 『スキピイ』 |
クラレンス・ブラウン – 『自由の魂』 ルイス・マイルストン – 『犯罪都市』 ウェズリー・ラッグルス – 『シマロン』 ジョセフ・フォン・スタンバーグ – 『モロッコ』 |
1931/1932 | フランク・ボーゼイジ – 『バッド・ガール』 |
キング・ヴィダー – 『チャンプ』 ジョセフ・フォン・スタンバーグ – 『上海特急』 |
1932/1933 | フランク・ロイド – 『カヴァルケード』 |
フランク・キャプラ – 『一日だけの淑女』 ジョージ・キューカー – 『若草物語』 |
1934 | フランク・キャプラ – 『或る夜の出来事』 |
ヴィクター・シャーツィンガー – 『恋の一夜』 W・S・ヴァン・ダイク – 『影なき男』 |
1935 | ジョン・フォード – 『男の敵』 |
ヘンリー・ハサウェイ – 『ベンガルの槍騎兵』 フランク・ロイド – 『戦艦バウンティ号の叛乱』 |
1936 | フランク・キャプラ – 『オペラ・ハット』 |
グレゴリー・ラ・カーヴァ – 『襤褸と宝石』 ロバート・Z・レナード – 『巨星ジーグフェルド』 W・S・ヴァン・ダイク – 『桑港』 ウィリアム・ワイラー – 『孔雀夫人』 |
1937 | レオ・マッケリー – 『新婚道中記』 |
ウィリアム・ディターレ – 『ゾラの生涯』 シドニー・フランクリン – 『大地』 グレゴリー・ラ・カーヴァ – 『ステージ・ドア』 ウィリアム・A・ウェルマン – 『スタア誕生』 |
1938 | フランク・キャプラ – 『我が家の楽園』 |
マイケル・カーティス – 『汚れた顔の天使』 マイケル・カーティス – 『四人の姉妹』 ノーマン・タウログ – 『少年の町』 キング・ヴィダー – 『城砦』 |
1939 | ヴィクター・フレミング – 『風と共に去りぬ』 |
フランク・キャプラ – 『スミス都へ行く』 ジョン・フォード – 『駅馬車』 サム・ウッド – 『チップス先生さようなら』 ウィリアム・ワイラー – 『嵐が丘』 |
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
年 | 受賞者 | 候補者 |
---|---|---|
2020 | クロエ・ジャオ – 『ノマドランド』 |
トマス・ヴィンターベア – 『アナザーラウンド』 デヴィッド・フィンチャー – 『Mank/マンク』 リー・アイザック・チョン – 『ミナリ』 エメラルド・フェネル – 『プロミシング・ヤング・ウーマン』 |
複数回受賞者
4回受賞
- ジョン・フォード(ノミネート 5回 / 1941年・1942年 2年連続受賞)
3回受賞
- ウィリアム・ワイラー(ノミネート 12回)
- フランク・キャプラ(ノミネート 6回)
2回受賞
- ビリー・ワイルダー(ノミネート 8回)
- デヴィッド・リーン(ノミネート 7回)
- フレッド・ジンネマン(ノミネート 7回)
- スティーヴン・スピルバーグ(ノミネート 7回)
- エリア・カザン(ノミネート 5回)
- ジョージ・スティーブンス(ノミネート 5回)
- ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ(ノミネート 4回 / 1949年・1950年 2年連続受賞)
- クリント・イーストウッド(ノミネート 4回)
- ミロス・フォアマン(ノミネート 3回)
- アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(ノミネート 3回/2014年・2015年 2年連続受賞)
- オリヴァー・ストーン(ノミネート 3回)
- ロバート・ワイズ(ノミネート 3回)
- フランク・ロイド(ノミネート 3回)
- レオ・マッケリー(ノミネート 3回)
- アン・リー(ノミネート 3回)
- ルイス・マイルストン(ノミネート 3回)
- フランク・ボーゼイジ(ノミネート 2回)
- アルフォンソ・キュアロン(ノミネート 2回)
参考文献
- ^ “Nominees for the 86th Academy Awards”. 映画芸術科学アカデミー. 2014年1月17日閲覧。
外部リンク
- Academy of Motion Picture Arts and Sciences - 映画芸術科学アカデミー公式サイト
- The Oscars - アカデミー賞授賞式公式サイト
- Oscar Legacy - アカデミー賞各年の概要(公式サイト)
- The Official Academy Awards Database - アカデミー賞公式データベース
- Academy Awards - インターネット・ムービー・データベース
- アカデミー賞 - allcinema